因幡 てゐ

【種族】妖怪兎
【能力】人間を幸運にする程度の能力
【強さ位置】弱グループ

【設定】

幻想郷の中で最も長く生きている部類の妖怪。
1200年以上前の稗田阿一の幻想郷縁起の頃から確認がとれている。

野生の兎のリーダー格
(求聞史紀 てゐの項)

兎を捕まえていたら妖怪兎に見つかって報復される等、直截妖獣に手を出さなくても被害を受けてしまう事もある。
(求聞史紀 妖獣の項 妖怪兎関連)

一見ただの獣。(てゐの項には、人型なことが特筆されている)
大抵は何らかの獣が元になっていて、姿も性格も能力もその獣の影響が強く見られる。
身体能力の違いから、正攻法では圧倒的に人間は不利である。
一般的に知性に欠ける事が多いので、人間が仕掛けた罠にまんまと嵌まる事が多い。
兎取りの仕掛けに引っ掛かっている事すらある。
(求聞史紀 妖獣の項 妖獣全般の解説)

ああ、兎肉は淡泊だからどんな味付けにも合うよ (香霖堂店主)
 兎肉は幻想郷では人気の高い食材の一つである。 *2 かくいう私も大好物。
兎を罠にかけても、中々妖怪兎は掛かっていないんだよね (匿名)
 流石に、妖怪兎となると智慧がある。
(求聞史紀 てゐの項 目撃報告例)

永遠亭には輝夜の能力&永琳の仕掛けによる「永遠の魔法」が掛かっていて
歴史になるような出来事は起きないようになっていたのだが、
てゐは永遠の魔法を突破して永遠亭に入り込み、
竹林の警備などを対価として兎に智慧を与える契約を永琳に持ち掛けた。
てゐが永遠亭に入ることが出来た理由は永琳にさえ未だに判っていない。

てゐは只の妖怪兎ではないことは明らかであった。地上の兎はてゐの言うことなら何でも聞いた。
本人を見ていると何の威厳も感じられないが、大量の兎を自由に操る姿はどことなく仙人を思わせる。

永琳「うふふ。残念ながら、私の言う事も聞いてくれないわ。」   
  「地上の兎達はてゐの命令しか聞かないの。」

「ここは見つかりません。てゐが月の使者を寄せ付けないようにしてくれているのですから」
(儚月抄 小説1話)

赤い瞳は地上の兎の何倍もの狂気が宿る

もう、兎の逃げ足の速いこと速いこと。兎の生態でも記事にしようと考えたのですけど、
あちこち飛び跳ねるもんだから狙いが定まらなくて・・・
(ゲーム文花帖 文のコメント)

花映塚EDで寝込んでうわ言を言っている。永琳の診察によるとメディからの毒は寝込む程強くなく、映姫の説教による精神的なショックが原因。寝込んでいるとは言っても意識はあり寝たふりのうわ言で人参ジュースを要求したが、気を失っているという前提で偽薬のうどん粉が用意されて涙目という展開に。
(花映塚 てゐED)
  • 妖獣は精神的に強いとされているので、気を失う程度ではないにしろ布団にこもる程度の精神的ショックを受けてるいることはマイナス要因と考えられる。

【能力概要】

幸運の程度は「四十葉のクローバー」くらい
(求聞史紀)

足元のクローバーが全て四つ葉のクローバーになったりしている
(花映塚)

竹林に迷った者が、たまに彼女の姿を見かける事がある。
彼女の姿を見ると必ず竹林から抜け出せると言われていた為、彼女は迷いの竹林の道案内役だと思われている。
実際は、彼女から貰った幸運をそんな所で使ってしまうのはもったいないのだが、人間は気が付かない。馬鹿だから。
(永夜抄)

【各種要素をふまえての強さ議論】

元ネタの因幡の素兎を考えると100万年以上生きる幻想郷屈指の大長寿妖怪兎。
ただし来歴が全て元ネタ通りであるとする明確な設定はない。
戦闘とは関係のない、所謂「格」や「地位」に関するプラス設定はたくさんあるが、直接戦闘に関わるプラス設定の方はあまりない。

幸運能力について「相手が人間の場合、能力で強化してしまうという性質がマイナス要素となるのでは?」という意見もあるが、
現在のところ、てゐの能力は本人の意思と無関係に発動してしまうのかは不明であり、
実際にてゐが対面した敵を自分の意思とは無関係に強化したという描写はない。

「一般妖怪より弱いとするマイナス設定が無いなら、一般妖怪レベルである普通グループ2に上げるべきでは?」という意見に対しては
花映塚で説教の精神的なショックで寝込んだことや、メディスンの毒で唯一、息切れを起こしたこと(原因が心毒性やパニック発作によるものかは不明)
また、三月精で毒と見抜けず、チョウセンアサガオの葉を僅か四分の一枚ほど食べただけで中毒(嘔吐)を引き起こしたことが挙げられている。
(※人間の場合、チョウセンアサガオで中毒症状があらわれるには体重50㎏の小柄な大人で5枚ほど必要とされる)

さらに、妖怪兎は普通の兎用の捕獲罠にかかることがあり、その際自力での脱出が出来ないことが判明している。
このことは知能や体力の低さを示すもので、咲夜や慧音など種族補正が大きく影響しているキャラが存在しているため
簡単には無視できないマイナス要因であると思われる。

以上のことから妖獣であるにもかかわらず、心身の弱さが指摘されているので普通2グループへの昇格は難しいのではと考えられる。


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最終更新:2010年09月06日 05:31
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