基礎・連結からくり

からくりについて

獣狩はからくりを駆使することで獣との戦いを有利にする。
基礎からくりは全部で6種あり、その内の4つを装備して自由に設置できる。
基礎からくり単体でも役に立つが、特定の順番で積み上げることで強力な連結からくりへと変化する。

からくりキャンセル

からくり設置はほとんどの武器攻撃モーションを回避よりも早いタイミングでキャンセルでき、
からくりキャンセルでバックステップしている間は長時間無敵が発生する。
(バックステップは移動や攻撃でキャンセルして即時に動けるが、無敵は切れる)

基礎からくり

チュートリアルで解放。
その場に箱を積み上げる。消費する糸は1つ。
とっさの盾としても使える…と言いたいところだが、匣にぶつかった程度で怯む獣は少ない。
主に獣狩の足場・ジャンプ攻撃の踏み台や、連結して「壁」として利用する。
三段重ねの匣から繰り出すジャンプ攻撃は強力な物が多い。
匣を用いる連結からくりは長時間の防壁・1発無敵になれる糸纏・属性ダメージを軽減する灯篭と多岐に渡り、
ガードのない本作において防御面を安定させてくれる。
消費が少ないのでキャンセルに向く。

匣を使用する連結からくり

壁(匣のみ)、変転の灯篭(匣+羽)、糸張り壁(匣+発)、
鎖罠(匣+杭)、天つ糸纏い(匣+結)

ハナヤドシを狩猟すると解放。
踏むと前方に跳躍するバネ仕掛けを設置する。消費する糸は2つ。
踏んだ瞬間からかなり長めの無敵時間が発生するため攻撃回避に役立つ。
跳躍中に攻撃も可能なので踏んだ無敵で回避からの即攻撃にも移りやすい。
序盤にちょっとした崖を跳んで渡るのにも使える。

発を使用する連結からくり

仕掛け槌(発のみ)、炸裂玉(発+火)、
糸張り壁(発+匣)、銛撃ち(発+杭)

ヤマウガチを狩猟すると解放。
武器に炎を纏わせるかがり火を設置する。消費する糸は1つ。
炎を纏った武器で攻撃し続けると炎上の状態異常が狙えるが、しっかり使い続けて狩猟中1回発動できる程度。
2つ重ねて置けば匣と同じ登って落下攻撃に変わる。
近寄ると攻撃が暴発するためマルチプレイで置きまくるのは控えよう。
3月のアプデで範囲がかなり縮小され、発と隣合わせに置くと発に吸い込まれるほど判定が縮んだ。
意識して踏みに行かないと発動しないぐらいになったので危険度はだいぶ下がった。
糸消費が1つなのでからくりキャンセルでは匣と使い分けできる。
自分で置いた匣が邪魔だと感じるなら火の方が素早く攻撃に移りやすい。
飛び上がらず、その場ですぐにコンボを継続できる点も、匣には無い利点。

火を使用する連結からくり

閃光花火(火のみ)、炸裂玉(火+発)、
癒やし釜(火+結)、轟雷砲(火+結)、独楽(火+羽)

ツノバシリを狩猟すると解放。
空を飛ぶことができる回転する羽を設置する。消費する糸は3つ。
上昇で高所に登ったり、空中でも使えるのでゆっくり降下して落下死を防いだり移動に便利。
獣の攻撃は上空には当たりにくいものがそれなりに多いため回避にも使える。
羽を使った落下攻撃も武器によっては有用。
糸コストが重いのがネック。

羽を使用する連結からくり

癒やし香(羽のみ)、変転の灯篭(羽+匣)、
連弩(羽+杭)、独楽(羽+火)

踏むと前方に杭を射出し、刺さった場所まで自分ごと跳んでいくからくり。消費する糸は2つ。
地形はもちろん獣にも杭は突き刺さり飛んでいける。
匣を積むより高い崖を素早く登れる他、空中でも使えるので高所から着地する直前に杭を出して踏めば落下死しない。
これ単体の使い勝手はあまり良くないが面白い動きができ、作れる連結からくりも強力。
槌など一部の武器は派生攻撃が強力。

杭を使用する連結からくり

連弩(杭+羽)、鎖罠(杭+匣)、
杭打ち(杭のみ)、銛撃ち(杭+発)

からくり解放ツリーで習得する。
踏むと前方へ糸に引っ張られるような特殊な結ジャンプや空中ジャンプ、
特殊スライディングができるようになる棒を設置する。消費する糸は3つ。
数回結ジャンプするか距離が離れると効果が切れる。
結ジャンプは様々な攻撃アクションのみならず回復アクションなどをキャンセルして出すことができる。
通常キャンセルできないタイミングでもキャンセルできるため、上手く使えば強力。

結ばれている状態だとスライディング(地滑り回避)が
棒を中心とした円移動になってしまいカメラが強制的に棒の方を向いてしまうため、
結ジャンプは便利だが円移動スライディングが使いづらいとの声が多い。

R3押し込みダッシュなら通常スライディングを使うことができる。

4月6日のアップデートで円移動スライディングが削除・差し替えになり、
抜刀中にR1+○で行動キャンセルして地滑り回避を行う結スライディングを出せるようになった。
結スライディングからは発と同じアクションが地上で出せる。

5月16日アップデートでR1ダッシュ地滑り回避がなぜか
結スライディングになってしまうように。

マルチプレイで踏んでしまって解除したい場合は
納刀して通常ジャンプ→回避ボタン
あるいは結ジャンプ→回避ボタン2連打
で即時外すことができる。

結を使用する連結からくり

癒やし釜(結+火)、轟雷砲(結+火)、天つ糸纏い(結+匣)

連結からくり

匣匣
匣匣
匣匣
匣、匣、匣を2列並べることで完成する、文字通りの壁。消費する糸は合計6。
ヤマウガチとの戦闘中、突進を仕掛けてくる時に閃く。
匣に比べるとはるかに強固な盾として働くからくり。
特定の突進系の攻撃をこれにぶつけると転倒させられる。
転倒はせずとも中断させて怯ませられる攻撃もあるのでとりあえずの妨害にも便利。
ただし、耐久値が設定されているようで、ある程度攻撃を受けた後に強力な突進攻撃を食らうと、
普段は跳ね返せるのに貫通してくる、なんてことも起こる。過信は禁物。
匣連打で良いとはいえコマンドが長く、成立後の展開もちょっとだけ遅い。
後述の糸張り壁を習得すると気になってくるだろう。
無闇に建てると視覚的に邪魔になりやすいことも気に留めておこう。

仕掛け槌

発
発
発
発、発、発で完成する大槌のからくり。消費する糸は合計6。
ツノバシリとの戦闘中、ツノバシリが石柱に登った時に閃く。
置いてから叩くまで少し時間がかかるが、当たれば怯ませやすい。
ダメージも序盤のうちは中々頼れるが、終盤では流石に物足りない威力。
どちらかと言えばダメージより怯ませる力に優れており、こちらは後半の獣にも通用する場面が多く、大技を怯ませて止めることもできる。
糸を大量消費するが場所をずらしつつ複数設置することで連続で怯ませ続けることもでき、複数連続設置で頭に何発も叩き込めばダウンさせることも。
ツノバシリの石柱に限らず一部の破壊可能な壁も壊せる。
ちなみに槌自体にも障害物判定があり、ある程度の獣の攻撃を弾くことができる。

癒やし香

羽
羽
羽
羽、羽、羽で完成する体力を回復するお香。消費する糸は合計9。
ジゴクザルとの戦闘中、体力が減ると閃く。
範囲内全員を回復できるのが魅力。
回復スピードの遅さや範囲の狭さがなんとも言えない効果量ではある。
そもそも回復アイテムの癒やし水の補給にあまり困らないため出番は少なめ。
効果量が低い代わりに自壊までの持続時間は45秒と癒し釜と比べて長め。獣に壊されることもない。
効果は重複しない(2つ同時に使用しても回復量は同じ速度)。

閃光花火

火火
火火
火火
火、火、火を2列並べると完成し、閃光を放つ花火を発射する。消費する糸は合計6。
ヒメトサカとの戦闘中、飛行し始めた時に閃く。
飛行中の獣に命中すると撃墜しダウンする。
鳥系の獣に非常に有効。効く相手なら何度でも決まる。
遠すぎたり、怒り移行モーション中など効かないタイミングもあるので見極めよう。
地上にいる獣にはほとんど効果がなく一瞬怯むだけになる。
4月6日のアプデで炸裂が早くなり使いやすくなった。

変転の灯篭

匣
羽
匣
匣、羽、匣で完成する、属性攻撃の被ダメージを抑える灯篭。消費する糸は合計5。
スナツヅミとの戦闘中に閃く。
設置後、灯篭に獣の属性攻撃が当たると起動し、広範囲にその属性耐性を20上げる効果を発生させる。
攻撃が苛烈な獣との戦いが楽になる…かもしれない。
持続時間はおよそ3分~4分。獣の攻撃を受けても壊れず、自壊までの時間が早くなることもなさそう。

炸裂玉

発
火
発
発、火、発で完成する、時限式の爆弾。消費する糸は合計5。
カサヤドシとの戦闘中、コガサヤドシを呼び出した時に閃く。
時限式だが自分で殴ったり攻撃が当たると即起爆する。しつこい小獣を一掃するのに役立つ。
強制起爆すると威力が高くなる。
一部の壊せる壁を破壊するのにも使えたりするが、自分や味方も吹き飛ばすので注意。
幸い自爆ダメージはほぼ無いが爆発を食らうと炎上状態が蓄積するのでやり過ぎは禁物。
傘は自爆をパリィするマッチポンプが可能だが、オンラインで少しラグのある部屋の場合は失敗しやすい。

糸張り壁

匣
発
匣
匣、発、匣で完成する、持続が短い代わりに更に頑丈な壁。消費する糸は合計4。
カバネアラシとの戦闘中、回転突進攻撃の準備中に閃く。
通常の壁よりも素早く建てられる頑丈な防護壁。耐久度はかなり高く大半の攻撃を防げる。
強力になった反面、短時間で自壊してしまうのと弱い攻撃でも1発しか防げないのが欠点。
匣発匣が積み上がった瞬間から壁として跳ね返し判定が機能する。
自壊する前なら壁と同じくジャンプ台としても使える。

連弩

羽
杭
羽
羽、杭、羽で完成する、自動攻撃する弩。消費する糸は合計8。
クロマトイとの戦闘中、敵が飛行中に閃く。
初撃の怯みが強く、空中にいる獣に当てると怯ませて撃墜を狙える。
地上にいる獣でも怯みはする。
対空撃墜攻撃という点で閃光花火と共通する部分はあるが、こちらの方が遠距離まで届き攻撃力にも優れる一方、仰角の限界が浅めで近距離で飛行している敵には追従しきれない点で劣っている。
また、設置入力する→構築される→照準→発射→着弾して撃墜と、照準プロセスが挟まる点で即応性でも若干ラグがある。
飛行型の獣対策として優秀なからくりには違いないので、上記特性には注意して使いたい。

鎖罠

匣匣
杭杭
杭杭
杭、杭、匣を2列並べると完成する、獣を拘束する罠。消費する糸は合計10。
ラセツとの戦闘中、連続突進の準備中に閃く。
地面に設置されたからくりを獣が踏むことで発動し、無防備な隙を作ることができる。
飛行やジャンプで飛び越えた獣には発動しない。
初回は長時間止められるが、掛かるたびに効果時間が短くなってしまうのが欠点。

癒やし釜

火
結
火
火、結、火で完成し、周囲全員を回復する霧を撒く釜。消費する糸は合計5。
コハクヌシ・強との戦闘中に閃く。恐らく樹液まみれ状態になるのが条件?
毒などの状態異常も発症・蓄積中問わず1回だけ治療できる。気絶の蓄積も消せる模様。
瞬時に大きく回復できるので回復アイテムとして優秀。糸の消費も軽く使いやすい。
手を止めずに回復できるので、ダメージを受けているが獣がダウンした時など、攻める前に手早く置いておいてラッシュと回復を両立するといった使い方もできる。
強化することで癒やし香のような持続回復も発生させられる。
持続回復の継続時間は約15秒。癒し香と比べて短いが、こちらは範囲内にいなくても回復するのが強み。
4月6日のアプデで持続回復量が減少した。

銛撃ち

杭杭
発発
発発
発、発、杭を2列並べると完成する、銛を撃ち込んで拘束するからくり。消費する糸は合計12。
アマテラスとの戦闘中、怒り状態で飛行中の強力な攻撃を止めるべく閃く。
もし仕掛け槌や連弩などでチャージや大技を阻止し続けた場合、閃かないまま討伐してしまう可能性があるので注意。
完成すると自動で狙いを定めて発射し、命中すれば動きを少し止めることができる。
飛行中の獣であれば撃墜してダウンを奪える。
地上の獣でも短時間だが拘束可能。強力だが消費が重いのが難点。
鎖罠と同じく連続して使うと耐性がついて効きにくくなるので注意。

杭打ち

杭
杭
獣にしがみついていて、獣が動いていない時に杭、杭で発動する特殊な連結からくり。消費する糸は合計4。
ストーリーのアマテラス戦後、ムービー中に閃く。
しがみついた場所に大きな杭を打ち込み、防御を弱める。
杭を打った場所だけではなく、全身の防御力が弱まる。
持続時間は約2分*1

しがみついたまま杭の爆発に巻き込まれると吹っ飛ばされる。
正確にはしがみついた獣狩がいると爆発判定が追加される。
これを利用して壊せる壁に杭を打ち込み、
爆発するまで近くにしがみついていることで壁を壊せる。
なんなら糸消費は仕掛け槌や炸裂玉より少ない。

轟雷砲

結結
火火
結結
結、火、結を2列並べると完成し、強力な砲撃を放つ。消費する糸は合計14。
アラガネとの戦闘中に閃く。
完成すると設置時の方向へ水平に砲撃を放ち何かに当たるか一定距離で爆発を起こす。
強力だが向きを合わせてくれず、発射までに時間がかかるため当てにくい。
傾斜や段差があると目の前で引っかかって爆発することも。
完成時は上向きで、前方に倒れ込んでから発射するため
匣などを挟むと射角を真上や斜めで止められる。さらに当てにくい
ヒットすると確定で怯ませられるため、ダウン復帰のタイミングに合わせて当たるように置き、追加ダメージを与えつつ拘束時間を延長したりできる。
また砲そのものもそこそこ耐久がある。ヤマウガチの突進程度なら壁同様に跳ね返せ、そのまま弾の追加ダメージも見込める。
4月6日のアプデで弾の当たり判定が大きくなり当てやすくなった。また、最初の2~3回のヒット時には獣が転倒するようになった。(それ以降はアプデ前と同様の怯みになる)

天つ糸纏い

匣匣
結結
匣匣
匣、結、匣を2列並べると完成する、くぐるとバリアを得るからくり。消費する糸は合計10。
シラヌイとの戦闘中に閃く。
完成した幕をくぐることで被ダメージを1回無効化するバリアを纏う。
ダメージだけでなく吹き飛ばしや怯みも無効化するためゴリ押しにも使える。
設置された天つ糸纏いのからくりが残っているかぎり消えたバリアも再度纏い直せる。
纏ったバリアは壁と同様の跳ね返し判定がある。
マルチプレイ時に味方がダウンした際に纏うとかなり救援しやすくなる。
4月6日アプデで作り方が変わり糸消費が合計4減り使いやすくなった。
幕本体の耐久も高かったが、残念ながら調整されて壊れやすくなった。

独楽

羽
火
羽
4月6日アップデートで追加された。
羽、火、羽で完成する、大きな独楽を撃ち出すからくり。消費する糸は合計7。
同日追加された新しい獣「ムラクモ」との戦いで閃く。
スキルツリーにからくりの強化が追加されているため忘れずに強化しておこう。

発射された独楽は壁や獣に当たると跳ね返り、ある程度追尾して獣に向かう。
獣に当たればダメージを与えて怯みを狙える。
発射直後、壁や独楽同士の衝突時にオレンジ色に発光し攻撃の威力が上昇する。
そのため洞窟などの狭い狩場やマルチで複数人で使用した場合には高い効果が期待できる。
持続時間約12秒で回転が弱まり止まって壊れる。
5月16日のアップデートで獣を怯ませる効果が初撃のみになるよう弱体調整された。

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最終更新:2024年11月11日 16:12

*1 Ver.1.2.0以前は約1分45秒