アットウィキロゴ


基本情報



略歴

朱焔国出身、友好国であるシャルティア王国国立リストレア魔導学園留学生。
将来の里長である式守珠月の護衛として同道、雨竜とは護衛役が代々受け継ぐ名前なので、本名ではない。

学園では豊穣なる聖杯世代と呼ばれ、学園内外において多くの発見や討伐任務に従事、卒業を控えた頃に起きた魔導学園占拠事件も、皆と協力して事件解決に貢献する。
卒業後は里長となったる式守珠月に仕えるが、彼の学生時代の真の任務は、珠月に里長になる資質があるのかの監視役であり、彼の報告を受けたからこそ父である式守一颯はその地位を譲ることを決心した。

しかし、同盟国であるシャルティア国が突然侵略を開始する。
式守珠月の護衛を務める為決戦となった暁美ヶ原の戦いには参戦しなかったが、朱焔里の戦いの後、式守珠月を守りながら脱出し、そのままブレイアスに合流する。

そこから三ヶ月は水面下の活動に徹する。
反王国の動きは激しくなっていたが、それらは別々に行動していた為、各個撃破される危険性があった、そこで、それらの組織の元へ行き協力体制を敷くように説得して回った。
これにより、各地のブレイアス支部、民衆が中心となる反王国組織、交戦中のレミリアル国、一度は滅ぼされたがいまだ反抗勢力の多いギアノ国、朱焔国、そして次は自分たちに攻め込んでくるのかと戦々恐々しているキサス国、ビーコック国、そして国立リストレア魔導学園が反王国という一つの連合軍になりつつあった。
これらの行動は極秘裏に行われていた為、具体的な内容は残されていないが、遺産戦争において最も大きな転機となったのはこの三ヶ月だと多くの戦史家が認めている。

7974年1月、ゴルドラドの遺産を所持している国立リストレア魔導学園に対して、これらを没収することを目的にリクハルドを総指揮官とした王国軍が出陣。(魔導学園攻略戦
母校の危機を救うべく駆けつけると、最初は卒業生を危険な目にあわせたくないと考える教師と衝突するが、結果的に協力し、ゴルドラドの遺産を使いこなしてリクハルド指揮する王国軍を撃退し、学園からは同盟の証としてゴルドラドの遺産である「イルコア」を受け取った。

王国軍の中にはかつての卒業生であるシエルラナもいたが、ラナはこの戦いで落命、しかし彼らの知らない場所での戦いだったこともあり、その事実を知るのは先のこととなる。

ブレイアスは、戦果を上げ続けながら王国や王家に特別忠誠を誓っているわけではないルードルフを引き抜くため、オリヴィアの協力を仰ぎ水面下で引き抜きの準備を進めていた。

その後ブレイアスの任務としてゴルドラドの遺産である「カルザイアス」を発見するが、帰路の途中国立リストレア魔導学園に立ち寄って鑑定を頼んでいたタイミングで王国軍による二度目の学園攻略戦が始まり、なし崩し的に防衛戦に参戦する。
ラナを失った貴族組と、もはや和解はありえないほど互いに憎悪をぶつける戦いを繰り広げ、激闘の最中に「ノルスデッド」を破壊し王族のリクハルドを討つが、籠城戦の末学園は陥落、炎上する学園から脱出する。

7974年6月、ブレイアスは水面下で準備していた反王国連合軍による挙兵を決意、ブレイアスの乱が勃発する。
そのための拠点造りとして流民に対してゴルドラドの遺産であるミノスを使用するが、毒を撒く作戦だとは知らされずに衝撃を受ける。

拠点を手に入れると、各地から集結した軍勢を率いて王都を目指して北上し、王国軍との決戦となるアルブレッド渓谷の戦いに勝利する。
その直後に、反王国連合軍として連携して挙兵していた朱焔国再興部隊が勢いをつけ、式守珠月を迎えて本格的に国の再興に動き出したいと打診してきたため、一旦ブレイアスから離れて朱焔国に戻る。

しかし、自分たちが離脱している間にブレイアスシエルの大返しによって半壊、朱焔国の復興がある程度見えたこともあり、かつての学友たちを助けるべく再びブレイアスに合流、スメリア森の戦いを経て王都に迫るが、国王ボルニファースは既に暗殺され、今度はボナトゥーラによる恐怖政治が始まる。

フィルツからの密書によって、ボナトゥーラこそが遺産戦争をはじめたきっかけを作った男だったことを知ると、これを大義名分にするべく政変の時期を待った。
その間に、領地や爵位を没収された豊穣なる聖杯の貴族組もブレイアスにスカウトし、戦力を増強させていたが、ディアナが処刑されたことによりついに7976年2月聖杯の蜂起と呼ばれる政変を起こし、ボナトゥーラ一派を討って、セシルを国王とした新たな国造りを始めた。

朱焔国の再興が思いのほか早く進んだことから、国立リストレア魔導学園再建に手を貸す一方で、学園に残されていた痕跡から校長のカミルの生存と、彼が最後まで秘匿していたゴルドラドの遺産であるティメスガーナオルクガイナ、そしてゴルドラドがかつて存在した場所が世界樹に繋がる翡翠の森にあると知り、すべての深淵を覗きこむべくその地へと訪れる。

しかしそこにカミルが自分の儀式を邪魔されない為の時間稼ぎのため呼び寄せたルードルフが現れ、獅子王グレイファントの怨念によってシャルティア国を亡ぼすことしか考えられなくなった彼の前に敗北し、ティメスガーナ起動に必要な翡翠の数珠も奪われる。
シャルティア国の王都を射程に捉えて動き始めたティメスガーナの砲身の中で再びルードルフと戦い、衝撃で正気を取り戻したルードルフが自らの命を引き換えに魔力炉に飛び込むことでティメスガーナは止められた。

更に、娘のルチアを蘇生させようと世界の法則を変えようとした校長カミルと対峙するが、ゴルドラドの叡智をもってしても禁忌を変えることはできず、カミルは娘のもとへと旅立った。

一連の騒動のすべての元凶はゴルドラドの遺産であり、これはまだ人類が手にするべきものではなかったと結論を出したアステリアは、世界樹に存在するゴルドラドの遺産すべての原動力となる魔力の源である水晶の破壊を提案、これに賛同して協力した。

朱焔の里長の護衛を受け持つ一族である彼は、その後もひたすら珠月に付き従う。
シャルティア国との関係が良好だったこともあり、直接的に珠月が危険な目にあうことはなかったが、儀式に向かう途中の魔物や山賊退治といった形で彼女を護り続けた。
本来なら護衛の家系として子を残さなければならなかったが、本人は最後まで独身を貫き妹の子を養子として跡継ぎにした。
密かに珠月に懸想をしていたからではないかと人々は噂したが、その件に関して何も言い残していない。


関連項目


最終更新:2026年06月16日 22:49