「グローイングフォーム(仮面ライダークウガ)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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&font(#6495ED){登録日}:2012/09/12 Wed 01:51:45
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){「ゴセパデスドンクウガ!(それは、クウガのベルト!)」}
#center(){&font(#008cff){「桜子さん隠れてて!……着けてみる!!」}}
#center(){&font(#f09199){「嘘……ベルトが、五代くんの身体に吸い込まれた……」}}
&font(#afdfe4){グローイングフォーム}とは[[仮面ライダークウガ>仮面ライダークウガ(登場キャラクター)]]のフォームの一つ。
戦士クウガの&font(#afdfe4){未完成形態}である。
基本カラーは&font(#afdfe4){白}で、複眼とアマダムの色は&font(#ff3300){朱色}。
※玩具では更に解りやすくする為に&font(#ffb74c){橙}にされている。
また、全身の機能を司るコントロールクラウン(角)が短くなっているのが特徴。
司る属性は無し。
基本能力その他は、本来の完成形態である[[マイティフォーム>マイティフォーム(仮面ライダークウガ)]]の約半分程度となっている。
作中では&font(#afdfe4){グローイングフォーム}の名称は一切登場せず、クウガの変身者である[[五代雄介]]からは「&font(#afdfe4){白いクウガ}」と呼ばれていた。
*【基本スペック】
[[身長]]:190cm
体重:90kg
[[パンチ>パンチ(技)]]力:約1.5t
[[キック>キック(技)]]力:約5.0t
走力:100mを約10.4秒
ジャンプ力:約7.5m(ひと跳び)
※『[[仮面ライダー図鑑>仮面ライダー図鑑(Webサイト)]]』には「マイティフォームの半分程度」と%%えらくざっくりした%%記述のみ書かれているため、そこから計算。
放送当時はもうちょっと高めの数値で公開されていたことも。
#center(){&font(#afdfe4){心清く}}
#center(){&font(#afdfe4){体健やかなるもの}}
#center(){&font(#afdfe4){これを身につけよ}}
#center(){&font(#afdfe4){さらば}}
#center(){&font(#ff0000){戦士クウガ}&font(#000000){と}}
#center(){&font(#afdfe4){ならん}}
*【能力】
戦士クウガの未完成形態であり、完成形態&font(#ff0000){マイティフォーム}と3つの特殊形態を維持出来ない場合にこの姿になる。
五代雄介が最初に変身した姿であり、これは暴力に対する抵抗感から“戦う心構え”がまだ不十分であった為である。
この為、当初は未確認生命体第2号のNo.が与えられていた(後に4号の別形態として確認)。
未完成形態と言うだけあり、常人を遥かに超える怪力や感覚能力は持つものの、[[未確認生命体(グロンギ)>グロンギ族]]相手には通用しないレベルでしかなく苦戦を余儀なくされる。
能力のバランスは完成形態である&font(#ff0000){マイティフォーム}に似ているが上限は低く、
約半分程度のパワーしか発揮出来ないとされている。(能力バランスが似ていることからもマイティフォームの未完成形態であると解る。)
また、すぐに人間の姿に戻ってしまうのも特徴だが、これはエネルギーが不安定なのと、人間に最も近い姿だからである。
またコントロールクラウンが短いため、ただでさえ低いスペックが充分に引き出せない。
というのもコントロールクラウンは[[脳]]の組成を組み替える力を持ち、マイティなら全身のバランス、[[ドラゴン>ドラゴンフォーム(仮面ライダークウガ)]]なら反射神経、[[ペガサス>ペガサスフォーム(仮面ライダークウガ)]]なら感覚神経、[[タイタン>タイタンフォーム(仮面ライダークウガ)]]なら運動神経といった((いずれも超全集での表記))各フォームの力を引き出せる神経を発達させ、それを使いこなせるように脳の組成を組み替えている。
しかしグローイングはコントロールクラウンが未発達のため脳の組成を上手く変える事が出来ず、力が引き出せない。
雄介が戦士として戦う意志を持った事で完成形態&font(#ff0000){マイティフォーム}に変身出来るようになって以降は、
戦いの中で肉体や精神にダメージを負い、急激にエネルギーを消費した後に、この姿を経由して人間の姿に戻っていた。
その為、登場機会自体は非常に多く、エピソードによってはそれなりに見せ場もある為か原作ファンからも意外に人気が高い上に、造型化の機会も多い。
*【[[必殺技]]】
●&font(#afdfe4){グローイングキック}
未完成型の&font(#ff0000){マイティキック}。
パワーが低く、封印エネルギーを十分に流せない為か、不十分な形の刻印しか打ち込めない。
[[PS>PlayStation]]用ゲームでは前方回転が無い形態で使用されていたが、原作ではちゃんと“&font(#ff0000){強化型マイティキック}”の形で使用されていた。
劇中では一度しか使用されていないが、ヒーローの死と復活をテーマにしたエピソードであった事もあり番組を代表する名場面に挙げられることも多い(後述)。
*【[[処刑用BGM]](劇中未使用)】
●&font(#afdfe4){power of soul}
*【作中での活躍】
初登場となったのはEPISODE 1の『復活』。
[[パトカー>パトロールカー]]に取り付き[[長野県]]警察本部へとやって来た[[蜘蛛>クモ]]の様な怪人([[ズ・グムン・バ]])により虐殺に晒される人々を救う為に、
五代雄介がベルト(アークル)の見せたビジョンに従い、ベルトを装着する事で「変身」した。
しかし、前述の様にこの時には雄介が戦士(クウガ)の存在を理解しておらず半信半疑のままであった事もあり、
ビジョンの中の&font(#ff0000){赤い戦士}では無く、&font(#afdfe4){白い戦士}となってしまった。
ちなみに、この際にはズ・グムン・バから「今度は白か」「角が短くなったのか」と言われており(※[[グロンギ語]])、
グロンギとクウガの関係、クウガが未完成である事をうかがわせる隠し演出になっている。
……当然、ズ・グムン・バのパワーには終始劣勢であったが、必死の応戦により後に盟友となる[[一条薫]]の命を救う事が出来た雄介。
……だが、続いて出現した[[蝙蝠>コウモリ]]の様な怪人([[ズ・ゴオマ・グ]])には全く攻撃が通用せず、自分を守ろうとして重傷を負った一条の姿と、
未確認生命体の理不尽な暴力に晒され父親の命を奪われた少女(夏目実加)の涙を目の当たりにした雄介は人を守れる力を得る為に、&font(#ff0000){赤い戦士}になりたいと強く願うのであった。
ズ・グムン・バに必死で喰らいつき、殴りかかった腕だけが変身し、また殴ったらもう片方の腕が変身し、徐々に全身が変身していくプロセスは必見。
#center(){&font(#afdfe4){戦士の瞼の下}}
#center(){&font(#afdfe4){大いなる瞳現れても}}
#center(){&font(#afdfe4){汝涙する事なかれ}}
次にメインとなったのはEPISODE 19『霊石』。
致死性の胞子を操る第26号([[メ・ギノガ・デ]])との戦いにより倒され、死亡した雄介だったが霊石(アマダム)の神秘の力により復活。
……雄介が復活直後の白い戦士の姿のまま強化された26号に苦戦する一条らの応援に駆けつけ、そのままメ・ギノガ・デを倒した場面である。
&font(#994c00){杉田「2号か!?」}
&font(#0000ff){一条「白い4号です!」}
ギノガが強化されていたにも関わらず、力が足りないと思われていた&font(#afdfe4){グローイングフォーム}で立ち向かい圧倒……、
そして&font(#afdfe4){グローイングキック}の3連発でギノガを倒した場面は、クウガを代表する熱いシーンとして名高い。
&font(#0000ff){一条「遅いぞ、五代!」}
……なお、この際に放たれた&font(#afdfe4){グローイングキック}は3発目にして完璧な刻印を打ち込んでいるが、
3発目を放つ直前に気合いと共に&ruby(レッグコントロールオーブ){足首の宝珠}が&font(#afdfe4){白}から&font(#ff0000){赤}に変色しているため、&font(#ff0000){マイティキック}を打ち込んだと見るのが正解かも知れない。
#center(){&font(#afdfe4){ひとたび}}
#center(){&font(#afdfe4){身につければ}}
#center(){&font(#afdfe4){永遠に}}
#center(){&font(#afdfe4){汝と}}
#center(){&font(#afdfe4){共にありて}}
#center(){&font(#afdfe4){その力とならん}}
なお、ここで一条が訂正をかけたため、以降のエピソードでは2号は欠番となっている。
[[はずだったが……?>小説 仮面ライダークウガ]]
*【[[仮面ライダーディケイド]]】
「クウガの世界」にてダメージを受けた際の演出としてしばらくぶりに再登場。
……しかし、こちらはマイティフォームをCGで色変更したものであり、オリジナルのグローイングフォームと異なりコントロールクラウンが長いままだったことが視聴者からツッコまれた。
『仮面ライダーオフィシャルデータファイル』では、「こちらの世界のクウガは角が長いままだった(要約)」と記述されていた。
2014年、クウガのプロデューサーを務めた高寺成紀氏が「アメイジングマイティのスーツはグローイングフォームの改造」と自身のツイッターで明かしており、当時使用したグローイングフォームのスーツが現存していなかったための措置だと思われる。
*【余談】
力が弱い未完成形態という事で、特撮ファンには平成のサナギマン(by『[[イナズマン]]』)と呼ばれていた。
ちなみに[[後の作品>仮面ライダーカブト]]で本当にサナギマンオマージュの形態が登場するが、それはまた別の話である。
#center(){&font(#afdfe4){ひとたび}}
#center(){&font(#afdfe4){編集すれば}}
#center(){&font(#afdfe4){永遠に}}
#center(){&font(#afdfe4){篭もりと}}
#center(){&font(#afdfe4){共にありて}}
#center(){&font(#afdfe4){その暇潰しとならん}}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,20)
}
#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 最高の弱フォーム。 キノコ戦がかっこいい。 -- 名無しさん (2013-08-31 15:12:12)
- グローイングのスペックに関して。本当にマイティの半分と、パンチキックはドラゴンペガサス並みでスピードジャンプはタイタン並みと、二通りの資料がある。しかもどちらも公式。どっちが正しいんだ!? -- 名無しさん (2013-09-13 18:17:50)
- 放映当時のだとドラゴン並の攻撃力にタイタンの走力でもマイティの半分程度の戦闘力って複数の書籍に書いてるからそっちのがオリジナルだと思う。 &br() -- 名無しさん (2013-09-13 17:33:43)
- がむしゃらな感じで一番好きかも。 -- 名無しさん (2013-12-14 17:56:52)
- 放送前に存在が伏せられていたフォームだな。装着変身ではマイティに同梱されてたけど、放送前はホビー雑誌でも「秘密のおまけが付いてるぞ」としか書かれてなかった。 -- 名無しさん (2013-12-14 18:02:30)
- この漸進性がクウガの魅力。 -- 名無しさん (2013-12-14 18:12:37)
- (0M0)コレハ!タダノジャクフォームデハナイ! -- 名無しさん (2013-12-14 20:14:23)
- 五代「変わった!」←かっこいい 映司「はい変わったー」←可愛い -- 名無しさん (2014-01-24 01:47:17)
- ウィザード特別編でこのフォームになったっけ? -- 名無しさん (2014-03-05 01:37:34)
- 3連続キックも凄いが全体重を乗せた顔面パンチが凄い痛そうだった。 -- 名無しさん (2014-07-07 14:53:39)
- 予告に一切映らなくて第1話で出たときに良い意味ですごいビックリした小学生だった俺 -- 名無しさん (2014-07-14 15:04:45)
- 次回作アギトの短角ギルス、龍騎の全ミラーライダーにあるとされるブランク体、電王プラットフォーム、Wのスカルクリスタルもこれに相当。 -- 名無しさん (2014-08-21 16:11:21)
- ギルスとスカルクリスタルはともかくあとは弱い、特に電王www -- 名無しさん (2015-10-10 22:42:47)
- 白い体に小さい角、オレンジの複眼が幼虫みたいだよね -- 名無しさん (2015-11-29 14:04:58)
- 2号=白い4号と知った瞬間、吼える杉田さん。「援護だ! 援護しろ!!」は今でも胸熱。個人的には、クウガと警察有志の共闘が始まった瞬間を象徴する場面だと思う -- 名無しさん (2016-01-22 20:39:11)
- クウガグローイングフォーム、龍騎ブランク体、電王プラットフォーム対ライオトルーパー、メイジ、黒影トルーパーを見てみたい -- 名無しさん (2016-02-26 00:48:29)
- 漫画版ではこの形態でグムンを倒しゴオマを撃退していた。変身者の技能で実力が左右されるフォームだと思う。 -- 名無しさん (2016-03-06 10:30:34)
- ↑4 むしろ蛹からの脱皮しかけのイメージじゃないかな(あっちは体色は白いし、外骨格も柔らかい) -- 名無しさん (2016-03-06 10:46:15)
- 最後の文は希望であると同時に、どうあがいても人には戻れないってことだよな。小説版でアマダムが消えかけてたのは、五代がその存在を望まず、意思を具現化させる性質を持ってる霊石が形を保たない事で果たそうとしたと解釈したし -- 名無しさん (2017-03-26 21:18:05)
- 弱フォームであるがキック力の数値だけで見るとファイズ最強形態のブラスター以上らしい。 -- 名無しさん (2017-04-19 03:19:41)
- なんだかんだこういうタイプの弱いフォームって燃えるよね -- 名無しさん (2020-01-19 19:29:24)
- 反射神経って、医学的にはないぞ・・・ -- 名無しさん (2020-08-10 23:30:43)
- 超全集では約半分、仮面ライダー図鑑では半分程度とされているため、スペックの数値はすべて推測となる。 -- 名無しさん (2021-01-30 14:58:17)
- アメイジングマイティに改造されていたとはな...ディケイドで合成のみの出番だったのはスーツが現存してなかったからだったのか -- 名無しさん (2021-08-09 21:47:31)
- 25周年を機にまさか白い4号のスーツが新造されるとは… -- 名無しさん (2025-02-01 23:38:44)
- アメイジングマイティを取り巻く事情は錯綜してるしグローイング→アメイジングマイティに改造って話は実は間違いで普通にグローイングのスーツ残ってたって可能性ありそう。ディケイドでCG処理にしたのは一瞬の出番だから省略しただけと考えれば辻褄も合う -- 名無しさん (2025-02-01 23:57:40)
- オーズの頃のネットムービーの「ガチで探せ!君だけのライダー48」で当時の撮影用かはわからないけど状態のいいグローイングが登場してるんでスーツは実際残ってはいると思われる、しかしまあアメマのスーツ事情の謎は深まる一方だなぁ -- 名無しさん (2025-03-29 18:59:26)
#comment
#areaedit(end)
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&font(#6495ED){登録日}:2012/09/12 Wed 01:51:45
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます
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#center(){「ゴセパデスドンクウガ!(それは、クウガのベルト!)」}
#center(){&font(#008cff){「桜子さん隠れてて!……着けてみる!!」}}
#center(){&font(#f09199){「嘘……ベルトが、五代くんの身体に吸い込まれた……」}}
&font(#afdfe4){グローイングフォーム}とは[[仮面ライダークウガ>仮面ライダークウガ(登場キャラクター)]]のフォームの一つ。
戦士クウガの&font(#afdfe4){未完成形態}である。
基本カラーは&font(#afdfe4){白}で、複眼とアマダムの色は&font(#ff3300){朱色}。
※玩具では更に解りやすくする為に&font(#ffb74c){橙}にされている。
また、全身の機能を司るコントロールクラウン(角)が短くなっているのが特徴。
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基本能力その他は、本来の完成形態である[[マイティフォーム>マイティフォーム(仮面ライダークウガ)]]の約半分程度となっている。
作中では&font(#afdfe4){グローイングフォーム}の名称は一切登場せず、クウガの変身者である[[五代雄介]]からは「&font(#afdfe4){白いクウガ}」と呼ばれていた。
*【基本スペック】
[[身長]]:190cm
体重:90kg
[[パンチ>パンチ(技)]]力:約1.5t
[[キック>キック(技)]]力:約5.0t
走力:100mを約10.4秒
ジャンプ力:約7.5m(ひと跳び)
※走力は『[[仮面ライダー図鑑>仮面ライダー図鑑(Webサイト)]]』には「マイティフォームの半分程度」と&s(){えらくざっくりした}記述のみ書かれているため、そこから計算。
パンチ・キック・ジャンプ力は『オフィシャルパーフェクトファイル 24』から引用。
放送当時はもうちょっと高めの数値で公開されていたことも。
#center(){&font(#afdfe4){心清く}}
#center(){&font(#afdfe4){体健やかなるもの}}
#center(){&font(#afdfe4){これを身につけよ}}
#center(){&font(#afdfe4){さらば}}
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#center(){&font(#afdfe4){ならん}}
*【能力】
戦士クウガの未完成形態であり、完成形態&font(#ff0000){マイティフォーム}と3つの特殊形態を維持出来ない場合にこの姿になる。
五代雄介が最初に変身した姿であり、これは暴力に対する抵抗感から“戦う心構え”がまだ不十分であった為である。
この為、当初は未確認生命体第2号のNo.が与えられていた(後に4号の別形態として確認)。
未完成形態と言うだけあり、常人を遥かに超える怪力や感覚能力は持つものの、[[未確認生命体(グロンギ)>グロンギ族]]相手には通用しないレベルでしかなく苦戦を余儀なくされる。
能力のバランスは完成形態である&font(#ff0000){マイティフォーム}に似ているが上限は低く、
約半分程度のパワーしか発揮出来ないとされている。(能力バランスが似ていることからもマイティフォームの未完成形態であると解る。)
また、すぐに人間の姿に戻ってしまうのも特徴だが、これはエネルギーが不安定なのと、人間に最も近い姿だからである。
またコントロールクラウンが短いため、ただでさえ低いスペックが充分に引き出せない。
というのもコントロールクラウンは[[脳]]の組成を組み替える力を持ち、マイティなら全身のバランス、[[ドラゴン>ドラゴンフォーム(仮面ライダークウガ)]]なら反射神経、[[ペガサス>ペガサスフォーム(仮面ライダークウガ)]]なら感覚神経、[[タイタン>タイタンフォーム(仮面ライダークウガ)]]なら運動神経といった((いずれも超全集での表記))各フォームの力を引き出せる神経を発達させ、それを使いこなせるように脳の組成を組み替えている。
しかしグローイングはコントロールクラウンが未発達のため脳の組成を上手く変える事が出来ず、力が引き出せない。
雄介が戦士として戦う意志を持った事で完成形態&font(#ff0000){マイティフォーム}に変身出来るようになって以降は、
戦いの中で肉体や精神にダメージを負い、急激にエネルギーを消費した後に、この姿を経由して人間の姿に戻っていた。
その為、登場機会自体は非常に多く、エピソードによってはそれなりに見せ場もある為か原作ファンからも意外に人気が高い上に、造型化の機会も多い。
*【[[必殺技]]】
●&font(#afdfe4){グローイングキック}
未完成型の&font(#ff0000){マイティキック}。
パワーが低く、封印エネルギーを十分に流せない為か、不十分な形の刻印しか打ち込めない。
[[PS>PlayStation]]用ゲームでは前方回転が無い形態で使用されていたが、原作ではちゃんと“&font(#ff0000){強化型マイティキック}”の形で使用されていた。
劇中では一度しか使用されていないが、ヒーローの死と復活をテーマにしたエピソードであった事もあり番組を代表する名場面に挙げられることも多い(後述)。
*【[[処刑用BGM]](劇中未使用)】
●&font(#afdfe4){power of soul}
*【作中での活躍】
初登場となったのはEPISODE 1の『復活』。
[[パトカー>パトロールカー]]に取り付き[[長野県]]警察本部へとやって来た[[蜘蛛>クモ]]の様な怪人([[ズ・グムン・バ]])により虐殺に晒される人々を救う為に、
五代雄介がベルト(アークル)の見せたビジョンに従い、ベルトを装着する事で「変身」した。
しかし、前述の様にこの時には雄介が戦士(クウガ)の存在を理解しておらず半信半疑のままであった事もあり、
ビジョンの中の&font(#ff0000){赤い戦士}では無く、&font(#afdfe4){白い戦士}となってしまった。
ちなみに、この際にはズ・グムン・バから「今度は白か」「角が短くなったのか」と言われており(※[[グロンギ語]])、
グロンギとクウガの関係、クウガが未完成である事をうかがわせる隠し演出になっている。
……当然、ズ・グムン・バのパワーには終始劣勢であったが、必死の応戦により後に盟友となる[[一条薫]]の命を救う事が出来た雄介。
……だが、続いて出現した[[蝙蝠>コウモリ]]の様な怪人([[ズ・ゴオマ・グ]])には全く攻撃が通用せず、自分を守ろうとして重傷を負った一条の姿と、
未確認生命体の理不尽な暴力に晒され父親の命を奪われた少女(夏目実加)の涙を目の当たりにした雄介は人を守れる力を得る為に、&font(#ff0000){赤い戦士}になりたいと強く願うのであった。
ズ・グムン・バに必死で喰らいつき、殴りかかった腕だけが変身し、また殴ったらもう片方の腕が変身し、徐々に全身が変身していくプロセスは必見。
#center(){&font(#afdfe4){戦士の瞼の下}}
#center(){&font(#afdfe4){大いなる瞳現れても}}
#center(){&font(#afdfe4){汝涙する事なかれ}}
次にメインとなったのはEPISODE 19『霊石』。
致死性の胞子を操る第26号([[メ・ギノガ・デ]])との戦いにより倒され、死亡した雄介だったが霊石(アマダム)の神秘の力により復活。
……雄介が復活直後の白い戦士の姿のまま強化された26号に苦戦する一条らの応援に駆けつけ、そのままメ・ギノガ・デを倒した場面である。
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そして&font(#afdfe4){グローイングキック}の3連発でギノガを倒した場面は、クウガを代表する熱いシーンとして名高い。
&font(#0000ff){一条「遅いぞ、五代!」}
……なお、この際に放たれた&font(#afdfe4){グローイングキック}は3発目にして完璧な刻印を打ち込んでいるが、
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#center(){&font(#afdfe4){その力とならん}}
なお、ここで一条が訂正をかけたため、以降のエピソードでは2号は欠番となっている。
[[はずだったが……?>小説 仮面ライダークウガ]]
*【[[仮面ライダーディケイド]]】
「クウガの世界」にてダメージを受けた際の演出としてしばらくぶりに再登場。
……しかし、こちらはマイティフォームをCGで色変更したものであり、オリジナルのグローイングフォームと異なりコントロールクラウンが長いままだったことが視聴者からツッコまれた。
『仮面ライダーオフィシャルデータファイル』では、「こちらの世界のクウガは角が長いままだった(要約)」と記述されていた。
2014年、クウガのプロデューサーを務めた高寺成紀氏が「アメイジングマイティのスーツはグローイングフォームの改造」と自身のツイッターで明かしており、当時使用したグローイングフォームのスーツが現存していなかったための措置だと思われる。
*【余談】
力が弱い未完成形態という事で、特撮ファンには平成のサナギマン(by『[[イナズマン]]』)と呼ばれていた。
ちなみに[[後の作品>仮面ライダーカブト]]で本当にサナギマンオマージュの形態が登場するが、それはまた別の話である。
#center(){&font(#afdfe4){ひとたび}}
#center(){&font(#afdfe4){編集すれば}}
#center(){&font(#afdfe4){永遠に}}
#center(){&font(#afdfe4){篭もりと}}
#center(){&font(#afdfe4){共にありて}}
#center(){&font(#afdfe4){その暇潰しとならん}}
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,20)
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#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}
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- 最高の弱フォーム。 キノコ戦がかっこいい。 -- 名無しさん (2013-08-31 15:12:12)
- グローイングのスペックに関して。本当にマイティの半分と、パンチキックはドラゴンペガサス並みでスピードジャンプはタイタン並みと、二通りの資料がある。しかもどちらも公式。どっちが正しいんだ!? -- 名無しさん (2013-09-13 18:17:50)
- 放映当時のだとドラゴン並の攻撃力にタイタンの走力でもマイティの半分程度の戦闘力って複数の書籍に書いてるからそっちのがオリジナルだと思う。 &br() -- 名無しさん (2013-09-13 17:33:43)
- がむしゃらな感じで一番好きかも。 -- 名無しさん (2013-12-14 17:56:52)
- 放送前に存在が伏せられていたフォームだな。装着変身ではマイティに同梱されてたけど、放送前はホビー雑誌でも「秘密のおまけが付いてるぞ」としか書かれてなかった。 -- 名無しさん (2013-12-14 18:02:30)
- この漸進性がクウガの魅力。 -- 名無しさん (2013-12-14 18:12:37)
- (0M0)コレハ!タダノジャクフォームデハナイ! -- 名無しさん (2013-12-14 20:14:23)
- 五代「変わった!」←かっこいい 映司「はい変わったー」←可愛い -- 名無しさん (2014-01-24 01:47:17)
- ウィザード特別編でこのフォームになったっけ? -- 名無しさん (2014-03-05 01:37:34)
- 3連続キックも凄いが全体重を乗せた顔面パンチが凄い痛そうだった。 -- 名無しさん (2014-07-07 14:53:39)
- 予告に一切映らなくて第1話で出たときに良い意味ですごいビックリした小学生だった俺 -- 名無しさん (2014-07-14 15:04:45)
- 次回作アギトの短角ギルス、龍騎の全ミラーライダーにあるとされるブランク体、電王プラットフォーム、Wのスカルクリスタルもこれに相当。 -- 名無しさん (2014-08-21 16:11:21)
- ギルスとスカルクリスタルはともかくあとは弱い、特に電王www -- 名無しさん (2015-10-10 22:42:47)
- 白い体に小さい角、オレンジの複眼が幼虫みたいだよね -- 名無しさん (2015-11-29 14:04:58)
- 2号=白い4号と知った瞬間、吼える杉田さん。「援護だ! 援護しろ!!」は今でも胸熱。個人的には、クウガと警察有志の共闘が始まった瞬間を象徴する場面だと思う -- 名無しさん (2016-01-22 20:39:11)
- クウガグローイングフォーム、龍騎ブランク体、電王プラットフォーム対ライオトルーパー、メイジ、黒影トルーパーを見てみたい -- 名無しさん (2016-02-26 00:48:29)
- 漫画版ではこの形態でグムンを倒しゴオマを撃退していた。変身者の技能で実力が左右されるフォームだと思う。 -- 名無しさん (2016-03-06 10:30:34)
- ↑4 むしろ蛹からの脱皮しかけのイメージじゃないかな(あっちは体色は白いし、外骨格も柔らかい) -- 名無しさん (2016-03-06 10:46:15)
- 最後の文は希望であると同時に、どうあがいても人には戻れないってことだよな。小説版でアマダムが消えかけてたのは、五代がその存在を望まず、意思を具現化させる性質を持ってる霊石が形を保たない事で果たそうとしたと解釈したし -- 名無しさん (2017-03-26 21:18:05)
- 弱フォームであるがキック力の数値だけで見るとファイズ最強形態のブラスター以上らしい。 -- 名無しさん (2017-04-19 03:19:41)
- なんだかんだこういうタイプの弱いフォームって燃えるよね -- 名無しさん (2020-01-19 19:29:24)
- 反射神経って、医学的にはないぞ・・・ -- 名無しさん (2020-08-10 23:30:43)
- 超全集では約半分、仮面ライダー図鑑では半分程度とされているため、スペックの数値はすべて推測となる。 -- 名無しさん (2021-01-30 14:58:17)
- アメイジングマイティに改造されていたとはな...ディケイドで合成のみの出番だったのはスーツが現存してなかったからだったのか -- 名無しさん (2021-08-09 21:47:31)
- 25周年を機にまさか白い4号のスーツが新造されるとは… -- 名無しさん (2025-02-01 23:38:44)
- アメイジングマイティを取り巻く事情は錯綜してるしグローイング→アメイジングマイティに改造って話は実は間違いで普通にグローイングのスーツ残ってたって可能性ありそう。ディケイドでCG処理にしたのは一瞬の出番だから省略しただけと考えれば辻褄も合う -- 名無しさん (2025-02-01 23:57:40)
- オーズの頃のネットムービーの「ガチで探せ!君だけのライダー48」で当時の撮影用かはわからないけど状態のいいグローイングが登場してるんでスーツは実際残ってはいると思われる、しかしまあアメマのスーツ事情の謎は深まる一方だなぁ -- 名無しさん (2025-03-29 18:59:26)
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- ジャンプ力:約7.5m(ひと跳び)
- ※『[[仮面ライダー図鑑>仮面ライダー図鑑(Webサイト)]]』には「マイティフォームの半分程度」と%%えらくざっくりした%%記述のみ書かれているため、そこから計算。
- 放送当時はもうちょっと高めの数値で公開されていたことも。
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- ジャンプ力:約7.5m(ひと跳び)
- ※走力は『[[仮面ライダー図鑑>仮面ライダー図鑑(Webサイト)]]』には「マイティフォームの半分程度」と&s(){えらくざっくりした}記述のみ書かれているため、そこから計算。
- パンチ・キック・ジャンプ力は『オフィシャルパーフェクトファイル 24』から引用。
- 放送当時はもうちょっと高めの数値で公開されていたことも。
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