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エネコロロ

登録日:2011/01/24 Mon 18:10:16
更新日:2026/10/08 Thu 11:02:21
所要時間:約 8 分で読めます





マイペースで じゆうきままな くらしを このむ

きのむくまま エサを たべたり ねむったり しているので 1にちの リズムが バラバラだ



■データ


全国図鑑No.301
分類:おすましポケモン
英語名:Delcatty
高さ:1.1m
重さ:32.6kg
タマゴグループ:陸上/妖精
性別比率:♂25♀75

タイプ:ノーマル
特性:メロメロボディ(接触技を使われると3割の確率で相手がメロメロ状態になる。フィールドで先頭にすると異性のポケモンが出現しやすくなる)
  /ノーマルスキン(繰り出す技のタイプが全てノーマルタイプになり、威力が1.2倍になる) ※威力強化はSM以降。
隠れ特性:ミラクルスキン(相手の変化技の命中率が50%を超える場合、命中率を50%にする)

HP:70
攻撃:65
防御:65
特攻:55
特防:55
素早さ:70→90 ※SMから
合計:400

努力値:HP+1、素早さ+1


■概要


エネコに「つきのいし」を使うと進化する。

首もとにマフラーのような装飾を持つ猫の姿をしたポケモン。

とても気まぐれかつマイペースな性格をしており、決まった住処を持たず自由気ままに生活している。ただし汚い場所だけは大嫌い。
また、夜行性なため夕暮れ時から活発に活動する。

あまり人にはなつかないが、その愛くるしい姿からペットとして人気が高い。
特に流行に敏感な女性に人気らしく、その毛並みの美しさを競いあっているらしい。

名前の由来はエノコログサ(ねこじゃらし)+寝転がると思われる。
(でもエノコログサのエノコロは犬ころのなまりだったりする)

■ゲームでのエネコロロ



初登場作品。
進化前のエネコは116番道路に1%という低確率で出現するレアポケモン。殿堂入り後は大量発生する事もある。
また、『ルビー・サファイア』ではピカチュウとの交換でエネコ(NN:ベル)をくれるトレーナーがヒワマキシティにいる。ただし個体値は全1桁台と壊滅している

ホウエン地方内ではピッピ・ピクシー的ポジションに近いポケモンで、「つきのいし」で進化する事、各地のNPCにペットのように愛されている、エネコ(の尻尾)を模して作られた「エネコのシッポ」というアイテムがある等、共通点は多い。
ただ、トレーナーが繰り出すポケモンとしてはそこまで見かける事はなく、だいすきクラブのような中年のおっさんが使ってくる程度。
ネームド枠のトレーナーだとミツルがエネコロロを使ったりはしていた。

エネコロロの進化に必要な「つきのいし」は『ルビー』と『エメラルド』版だとルナトーンが野生出現しない事から基本的に1個だけしか入手できない貴重品。
ホウエン地方内で他に使うポケモンはプリンだけだが、通信プレイが出来ない場合はよく考えてから使いたい。

なお、名前と見た目通りの猫ではあるが「ネコにこばん」は自力では覚えない*1。
「ねこだまし」も第三世代では覚えてくれない。猫なのに……

ダークポケモンとしては登場していないが、オーレ地方内ではモブやらネームドやらにちょくちょく使われている。
ネームド枠ではシャドー幹部のヴィーナスが一戦目に使用。「すてみタックル」やら「みずのはどう」等で攻撃してくるが、エネコロロなのでぶっちゃけ弱い。

シャドー幹部のラブリナがダークポケモンとなった個体を一戦目で使用する。
平均的ながらも序盤としてはそこそこ高い種族値である事に加え、ダーク技の「ダークラッシュ」がこの時点では中々の物理ダメージを叩き出してくる。「あまえる」で攻撃を下げると受けやすくなるのでオススメ。
リライブ後の技構成は「ひみつのちから」「でんげきは」「メロメロ」、そしてXD技の「てんしのキッス」。
石進化ポケモンという都合上、レベルアップで何も覚えられず、技の思い出しからもショボい技だけしか思い出せないためか初期技がそこそこ整えられている…が、結局はエネコロロなので序盤から進めるにつれて徐々に使うのがキツくなってくる。
別の技を覚えたいならわざマシンや教え技に頼らざるを得ないが、貴重なわざマシン等で強化してまで使い続けたいかと言われると…
「でんげきは」を「10まんボルト」に差し替える、ゴースト対策に「シャドーボール」を導入する、アゲトビレッジの教え技「こごえるかぜ」で敵2体の素早さダウンを狙うなどの選択肢はいくつかあるが「エネコロロが大好きで旅パで使いたい!」という人以外にはオススメできない。

そもそも本作の最初で強制スナッチさせられるダーク・ヒメグマが終盤でも活躍できる即戦力の物理アタッカー枠として登場しているので既にあちらを起用済みなら、同タイプのこちらはまずお呼びがかからない事だろう。

アカネちゃんが強化版で使用する…のだが、序盤ノーマル最終進化形だからかエネコロロだけ貰える経験値が格段に少ない。

本作のエネコ系統はポケウォーカーのコース「ホウエンのはら」にしか出現しないため、本世代ではガンテツボール入りの個体は入手不可。

サナが使用。
終盤になってようやく繰り出してくるが能力値の低さや「がくしゅうそうち」によるパワープレイが容易なのもあり、印象には残り辛い。

リメイク前同様にミツルが使用。
ただし『ORAS』のミツルに関してはバトルシャトレーヌに勝利して廃人化するとチルタリスと共にリストラされる

概ね『ルビー・サファイア』に準拠しているため、ヒワマキシティの交換イベントもリメイク前と同様に存在。
ただしNPCが渡してくるエネコのNNは「ベルベル」へと変更。イッシュ地方にベルというキャラが登場したからだろうか。

野生出現せず。『ウルトラサン・ウルトラムーン』でも同様。

内定すら出来ず。

『ダイヤモンド・パール』に準拠しすぎたリメイク作品という事でか、第八世代で唯一内定を果たした作品。
シンオウ図鑑に載らず、ぜんこく図鑑枠へ追いやられているのはリメイク前と同じ。222番道路の大量発生で出現するが、ぜんこく図鑑後は地下大洞窟の「広めの空洞」にも出てくる。

2026年現在、エネコ系統をガンテツボールで捕まえたい場合は本作でないと実現不可能。
しかし肝心のガンテツボールはセブンネットの事前予約特典で配布された物(各種2個ずつ)でしか得られず、本作内ではそれ以外の入手手段が一切用意されていない。
そのため、ガンテツボール入りのエネコ系統を持っている人はかなりのオシャボ個体コレクターであると言える。ラブラブボールやムーンボールに入ったエネコを持ってる人が正直羨ましい…

またしても内定出来ず。

同じ猫ポケモンでもニャースは一般知名度の高さもあってかほぼ毎回内定しているが、
エネコはそもそもの知名度が低い上、ここ数年間は内定すら出来ない作品ばかり…
今後、エネコとエネコロロが日の目を見る時は来るのだろうか。

レンタルポケモン

【エメラルド】
型1:オボンのみ:さみしがりHA:ひみつのちから/だましうち/かげぶんしん/いやしのすず
型2:せんせいのツメ:ひかえめCS:れいとうビーム/10まんボルト/うたう/うそなき

型1の「ひみつのちから」はまひ効果の付いた「かいりき」となる。「だましうち」はゴースト対策に。「かげぶんしん」である程度回避を上げておけば戦況もこちら側が優位に立ちやすい。型2は特殊アタッカー型。当時はノーマルスキンなんてものは無いので一致技も当然無い。「うそなき」でダメージ量は増やせる。

【プラチナ・HGSS】
オボンのみ:いじっぱりHA:ひみつのちから/ねこだまし/だましうち/みやぶる

1周目からレンタル可能な最終進化形のうちの1体。
特性が「ノーマルスキン」なら「だましうち」も一致技となり、「みやぶる」のおかげでゴーストタイプでも止まらない。但しいわとはがねにはほぼ止まる。「ひみつのちから」はエメラルドとは異なり「のしかかり」となる。

■対戦でのエネコロロ


とにかく「弱い」。
序盤ノーマル最終進化形とはいえ、能力値が酷く、わざわざ石を使って進化したとは思えない程に低い種族値。
どれくらい弱いのかと初心者にでも分かりやすく言うと、御三家の第二形態(フシギソウやリザードなど)よりも合計種族値が低い。

ノーマルタイプらしく技は豊富だがこの能力値だと宝の持ち腐れ。
そもそも技を使う前に落ちる可能性が高い。

一応、第四世代から入手した専用特性「ノーマルスキン」のおかげで電気技が効かない地面タイプに「でんじは」を当てたり、
「はかいこうせん」や「きりふだ」等の特別なデメリットを持つ物を除けば唯一の威力100超えのノーマル特殊技を放てるという個性を持つが…

「でんじは」はゴーストに当たらなくなるという欠点もあり、
わざわざこいつを使ってまで地面タイプを麻痺させるぐらいならギャラドスやナットレイ等の元々地面に強い「でんじは」持ちにやらせたほうがずっと良い。
他のポケモンへの対策を考えればなおさらである。
というか命中率を考慮しても「へびにらみ」持ちにやらせたほうがマシ。

ノーマル技の威力も素の特攻が低いためほとんど無意味。
サブウェポンも「めざめるパワー」と「しぜんのめぐみ」を除いて全てノーマル化するため、ゴーストや岩、鋼タイプにはほぼ何も出来ないと欠点だらけ。
ノーマルで特殊火力が欲しいなら素直にポリゴン系列などを使ったほうがいい。

ちなみに『「どくどく」などの補助技やめざパはゴーストに無効化される』という、
ガセが第五世代中期まで放置され続けていたポケモンでもある。
あまりに使われなさすぎて誰も検証してくれなかったのだろう…。

もう一方の特性「メロメロボディ」も異性にしか効果がないため不安定。
加えて紙耐久…というか低種族値故に相手の攻撃を受け続けるのも厳しいものがある。

第五世代で隠れ特性として「ミラクルスキン」が解禁されたが、普通に殴れば倒せるエネコロロに補助技を放つことはほとんど無く、こちらもほぼ死に特性。これでも他の特性と比べるとまだマシな方なのが悲しい。


そして、第六世代XYにおいて、

遂に「地面タイプを麻痺させる」「高威力ノーマル特殊技持ち」という2つのアイデンティティすら失われてしまった。

前者は「へびにらみ」の命中100%化により、アーボックら多数の蛇ポケや天候パにも混ぜられ素でガブより素早い新ポケエレザードに劣り、
後者も威力140命中100の新技「ばくおんぱ」を使えるペラップやバクオングに劣ってしまう事に…
一応タマゴ技で「コスモパワー」、レベル技で新技の物理フェアリー技「じゃれつく」を習得したが、
この能力値でどうドラゴンなどを相手取ればよいものなのだろうか…

このまま放置されると思われたが、SMになってついに種族値のテコ入れが行われ、素早さが20上昇した。
さらにノーマルスキンの仕様が変更され、1.2倍の威力補正効果も加わるようになり、やっと強化らしい強化がなされることとなった。
これにより「じゃれつく」も命中率に不安は残るものの、威力自体は「おんがえし」を超えるようになった。
ノーマルタイプなので技範囲の狭さには悩まされるし、「でんじは」の命中率が下がったのも痛いが、活躍の機会は前より広がっただろう。
USUMでは教え技で「じだんだ」を修得したが、「じゃれつく」同様ノーマルスキンだと結局弱点を突けないので他の型で使うことになる。

BDSPでは特殊火力を引き上げる「わるだくみ」を習得。
貧弱な耐久と微妙な素早さでどう積むかという課題はあるが、
これを積んでからのノーマルスキン付き特殊技の威力は案外バカにならない。
もちろん、「バトンタッチ」の引き継ぎ候補技でもある。

とはいえ、未だに見た目以外の採用理由に乏しいのが現状である。
「バトンタッチ」や「てだすけ」等のサポート技が豊富な分他の埋葬ポケよりもいくらかマシだがそれでも他のポケモンの劣化である。
更にもっと言えば剣盾、SVと本編には2連続で内定を貰えず、そもそも戦いの舞台にすら立つことがなかなか叶わない。
「内定させても活躍は見込めない」と判断されてしまったのだろうか?
他の埋葬ポケ同様に今後の救済が願われるが…。

■ポケモンGOでのエネコロロ


進化前のエネコはなかなか出現しない割とレアなポケモン。
カワイイ系ポケモンのピックアップイベントなんかで出現率が引き上げられたりするので見逃さないようにしたい。

エネコロロは本作でもやはり貧弱な種族値だが、スーパーリーグ基準で見れば悪くはない。
技方面では、なんとノーマルタイプの技を一切覚えない。
本編だと「ノーマルスキン」でなんでもかんでもノーマル化するのとはある種対照的である。

では何を覚えるのかというと、ノーマルアタックは「あまえる」「しねんのずつき」「だましうち」、
スペシャルアタックは「じゃれつく」「チャームボイス」「ワイルドボルト」と、フェアリー寄りの構成となっている。
技自体は悪くないので、スーパーリーグ用のフェアリーアタッカーとしてはまあまあ戦える。
単純火力で言えばピクシーなどのフェアリーポケモンに劣るものの、意表を突くという点では一興か。
エネコロロが何を使うか把握している人なんてほとんどいなさそうだし。


■その他の作品でのエネコロロ


ポケダンシリーズでは『救助隊』で主人公orパートナー候補にいる勝ち組。
性別の概念がないため『メロメロ』がほとんどのポケモン*2を問答無用で行動不能にできる本作においては、
自力レベル技&特性のメロメロボディで「メロメロ」をまき散らしていく最強主人公候補。
連続技がやたら強い&PP管理が本編以上に重要なポケダンシリーズにおいては、タイプ一致&PPが多めの連続技である「おうふくビンタ」もかなり強い。「しっぽをふる」と連結させれば超火力になること間違いなし。
さらに「うたう」で眠り状態にしたり、ノーマルタイプ故の技範囲を活かして技マシンで「あなをほる」「シャドーボール」「れいとうビーム」「10まんボルト」などを覚えさせてもいいなどやたら多才。
さらに、一部のダンジョンで敵として出現した時のこいつは、
「うたう」と「メロメロボディ」でこっちを拘束しながら洒落にならん威力の「おうふくビンタ」で撲殺してくる要注意ポケだったりするため、ポケダン恒例のリベンジには成功している。
あえて難点をあげるとしたら心理テストのパターン的に少し主人公にするのが難しいのと、仲間にしたい場合はクリア後ダンジョンのしあわせのとうでしか仲間にならない点か。
流石にリメイク版である『救助隊DX』では「メロメロ」の行動不能確率が5割に落ちたことで少し弱くなったが、それでも優秀な技範囲と行動不能技を併せ持つ強ポケである。
ちなみに「ノーマルスキン」が解禁されているが、すごわざ「ごりおし」がない限りゴーストタイプで詰みかねないためか主人公・パートナー個体は「メロメロボディ」固定。

『探検隊』では「メロメロボディ」が1階層ごとに有効/無効が切り替わるようになり弱体化したものの*3、それ以上にノーマルスキンの効果が凄まじく立派な強ポケにのし上がった。
というのも探検隊においては、タイプ一致では本編同様5割増しなのに対し、タイプ不一致の技で相手の弱点を突いても4割増しであり、タイプ一致の技のほうがダメージが大きい。
そしてノーマルスキンは技だけでなく飛び道具及び通常攻撃にも適用される。
…要するにありとあらゆる攻撃がタイプ一致により強化されるわけだ。まさに暴力。
ついでに言えば通常攻撃回数が増えたりマップが最初から全て見えたりHPの自然回復が早かったりと賢さグループも優秀。
基本的にポケダンシリーズでは女主人公の候補であるため、まごうことなき強ポケである。
ただし岩/鋼複合(ボスゴドラ系・トリデプス系・ダイノーズ)やゴーストタイプのポケモンには苦戦を強いられるので注意。

加えて、アニメではハルカが、ポケスペではルビーがと主役の手持ちにも収まっている。
やっぱりかわいいは正義。



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最終更新:2026年10月08日 11:02

*1 GCソフト『ポケモンボックス ルビー&サファイア』で条件を満たすと「ネコにこばん」を覚えたエネコが生まれるタマゴが1個貰える。

*2 特性・どんかん持ちのポケモンはメロメロにはならない

*3 奇数階で♂のポケモンが、偶数階で♀のポケモンがそれぞれ出現するため、自身と同じ性別のポケモンが出る階層ではメロメロボディは発動しない。