ジャスタウェイ

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ジャスタウェイ - (2023/11/11 (土) 11:13:14) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/09/02 Wed 21:02:36
更新日:2023/12/27 Wed 00:14:17
所要時間:約 5 分で読めます






ジャスタウェイはジャスタウェイであってジャスタウェイ以外の何物でもない。

それ以上でもそれ以下でもない。

以上。



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……以下、真面目な解説。

ジャスタウェイとは漫画『銀魂』に登場するアイテム。








1.『銀魂』に登場するアイテム


職のない浪人たちを雇っている「マムシの蛮蔵」という男が取り仕切る工場「マムシ工業」で生産されていたコケシのような何か。
外見は橙色の円柱に棒の手が2本付いていて、上部の半球型突起物に目・口が描かれただけというシンプルな物。なお基本的に目は死んでいる。<●>_<●>
ぱっと見猥褻物以外の何物でもない。
密偵として潜入していた山崎退からは「ただのガラクタ」「見てると労働意欲が失せる」と酷評された。

事故の影響で記憶喪失になった坂田銀時は一時マムシ工業で働いていて、凄まじい勢いでジャスタウェイを量産したことから「次期工場長」と期待されるほどだった。
また同じく記憶喪失になっていた近藤勲は、江戸一番のジャスタウェイ職人になることを目標にしていた。

その正体は、自分をリストラした幕府への復讐を目論む蛮蔵が量産していた強力な爆弾
山崎が2人を無理矢理連れて帰ろうとした矢先に製造中のジャスタウェイが爆発したことで、銀時らも真相を知ることになる。
項目冒頭の台詞も、実際にはこれを隠すための放言に過ぎなかった。


原作での出番らしい出番はこのエピソードくらいで、あとは土方十四郎が腕のついていないキーホルダー型のジャスタウェイを手榴弾として用いるシーンがある程度だった。

しかし、キャラクター(?)人気投票で19位を獲得するほどの人気(最新では22位)を得ており、貯金箱やストラップなどのグッズが実際に作られている。
ジャンプショップのジャスタウェイ貯金箱は売れ行き好調だとか。


アニメ版では、万事屋に色違いのものが置いてある場面が何度も見受けられる。
ただのアイテムのはずなのに意外に表情が豊かで、登場シーンによっては笑っていたりを流していたりする。
描きやすいデザインもあってか出番は原作よりもかなり増え、爆弾以外に料理具材や目覚まし時計、からくり家政婦の体内パーツや風鈴などとしても登場している。
他にも「ジャスタンク」というジャスタウェイを模した巨大戦車が登場し、股間部分にネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を搭載していた。

『よりぬき銀魂さん』の2クール目エンディングでは、エリザベスと共にまさかのメインに。
アニメDVDのジャケットにも、どこかに必ずいるので探してみよう。

スマホアプリなどのコラボを含むゲーム作品でも、投擲武器として度々登場している。
『銀魂でぃ〜えす・万事屋大騒動!』では、ジャスタウェイを組み立てるミニゲームがある。頭部や腕部のパーツを深く差し込みすぎると誤爆してしまう。


ちなみに、名前の由来は「Just Away(すぐに 逃げろ)」からといわれている。






また、2009年4月30日放送のアニメオリジナル話『裏の裏の裏は裏』(脚本:大和屋暁)にて、「チープインパクト」「ミドリノアキバオー」など、どっかで見たような名前の馬とともに、「ジャスタウェイ」なる馬が登場した。
後方から一気に捲って1着入線という派手な勝ちっぷりを見せた…かと思いきや進路妨害で降着になり、チープインパクトが繰り上がりで1着になるというオチに。

そして、その2年後……



2.日本の元競走馬、種牡馬

日本で生産・調教され、2010年代前半に活躍したGⅠ馬。
アニメ銀魂にも参加していた脚本家馬主であり、名前の元も上記のジャスタウェイから。
引退後は種牡馬入りしている。
詳細はジャスタウェイ(競走馬)の項目を参照。



3.特撮作品『烈車戦隊トッキュウジャー』のシャドー怪人闇装備

同作第37駅(脚本は競走馬ジャスタウェイの馬主である大和屋暁氏)に登場した怪人「管理人ナイト」(CV:志村新八こと阪口大助)が「ナイト系ジャスタウェイ」なる馬頭付き斧兼乗騎と共に登場

「そしてこれが我が愛馬ジャスタウェイです!」

さらに「私の末脚についてこられますかねえ?」だの「今のは進路妨害!審議!審議です!」だのやりたい放題っぷりで『銀魂』や競走馬ジャスタウェイを知るファンの腹筋を崩壊させた。

ナイトを騎乗させての高速移動によりトッキュウジャーを苦しめるも、最後は気配を消していたザラムにより取り上げられ、「牧場へ帰れ!」と宇宙の彼方へ投げ飛ばされてしまった。

「ジャスタウェイがファーラウェーイ!?」

“自慢の脚”を失い動揺するナイトはそのままハイパー五連結クラッシュを受け敗北、その直後に闇暴走を起こし巨大化するも、超超トッキュウダイオーとハイパーレッシャテイオーに圧倒され、そのままハイパーレッシャテイオージャイアントフラッシュを受けて爆発四散した。

ちなみにこの回の放送日は2014年11月23日。馬のジャスタウェイが出走したジャパンカップ(2014年11月30日、勝ち馬はエピファネイア)の一週間前の話である。

さらに余談だが実はこの件は脚本の大和屋氏はほぼノータッチだったらしく、「スタッフの悪ノリで何かジャスタウェイになってた」との事らしい。




追記・修正は追記・修正以外の何者でもない。それ以上でもそれ以下でもない。

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