*1 一応、JRA本部(中央競馬)や地方競馬全国協会(地方競馬)等に相談すれば窓口を広げる為にと受け入れ待ちの厩舎を手配してくれる、或いは競走馬購入を検討している時に誘いをかけてくるケースもある。
*2 地方と中央ではやはり中央の方が厳しい。地方の場合は年間所得500万円以上とそこそこの年収のサラリーマンでも条件を満たせるが、日々かかる馬の費用でとてもやっていけないであろう。
*3 軽微な交通違反(駐車違反、信号無視、運転中のスマホ使用、スピード違反)も懲役や禁固刑に該当するので注意。
*4 この条件だけでなく、反社会勢力と関係ない事さえ満たしていれば特に職業規定はなく、「海外の王族」のようなそもそも日本で働くことが稀な職業の方や「歌手」「引退したプロ野球選手」のようにタテマエ上は不安定な職業の方(と言ってもサブちゃんや欽ちゃん、大魔神やハマの番長が干されることは絶対にないだろうが…)、「競馬以外のギャンブルに関する会社のCEO」などが実際に競馬の馬主業を行っている
*5 上記の一般馬とは違い競走馬専用の競り市である。
*6 勿論、元競走馬か基準を満たす馬でなければならない。
*7 メジロ牧場の撤退による「指定した馬主さんに買い取ってもらう」、やしきたかじんが所有していたドンコルレオーネ号がなかなか勝てないので地方競馬の馬主に売却したなど結構実例は多い。
*8 競走馬は元々競技適性に全振りした様な馬ばかりなので虚弱体質が多く、一般の馬以上に管理が大変である。
*9 『ウイポ2025体験版』で最初に購入する馬、要するに最初にもらえるキャラに相当する競走馬ですら、1億円や3億円に達する馬がいるほど
*10 これでも「競走馬になれないレベルの駄馬は生まれない」、「引退後の世話に費用も手間もかからない」、「負傷時に治療費用を請求されない」等まだ緩和されているレベルである。
*11 サンデーサラブレッドクラブ
*12 シルクホースクラブ
*13 大樹レーシングクラブ
*14 ロードサラブレッドオーナーズ
*15 牡okの方のクラシック三冠ならシンボリルドルフ号、ディープインパクト号、コントレイル号と非一口馬主の馬には達成馬がいたが、牝馬三冠を無敗で達成は非一口の馬を含めても唯一。
*16 ノルマンディーサラブレッドレーシング。
*17 ノルマンディーサラブレッドレーシングは「一口馬主のシステム、ひいては競馬のシステムに触れてもらうのを優先する」「大レースを勝たなくてもいいから、出資した馬を応援してもらう」を優先する、としてそもそもセリで高額がつくような「明らかに強そうな馬」は避けて購入し、そのぶん安価に出資できるようにする方針だった。そのため、基本的に「とんでもなく強い」馬はいないものとされていた…が、デアリングタクトは1戦も落とさずに牝馬三権を達成する逸材だった。桜花賞の時に実際に言った出資者がいたとされる。
*18 「冠」名の通り最初につけることが多い(例えば「メジロ」アサマ、ティターン、そして黄金時代を築いたマックイーン、ライアン、パーマー、ドーベル…のメジロ牧場・メジロ商事や「エア」グルーヴ、シャカール、ジハード…の吉原オーナーなど)が、ゴールド、タップダンス、エスポワール…「シチー」の友駿ホースクラブのように最後につけるルール、さらには「とにかく含んでいればあとは毎回どうするか考える」で命名している馬主もいる。マンハッタン「カフェ」、イーグル「カフェ」、「カフェ」オリンポス、「カフェ」ファラオ…の西川オーナーなどが実例
*19 一応例外がないではないのだが、馬名決定のルールに「先行する馬が指定した成績を収めている場合は二度と、そうでない場合でも一定期間は既に登録されている名前と全く同じものは使えない」が存在するため。例として先述のゴールドシチー号は後で全く同名の馬が登録を通ったことがある
*20 一定期間が経てば同名の馬がすでにいても通る、の実例として「ミスターシービー」がいる。初代はパッとしない成績だった(それでも障害競走で4勝と十分上位に位置する戦績ではある)が、2代目はクラシック三冠を達成。結果的に区別する必要が無いほど2代目のほうが有名になった
*21 ディープインパクトなどの馬主で知られる金子真人氏・吉田照哉氏(いわゆる社台グループ。ただし以前は一部の馬主名義で「ダイナ」冠名を使用しており、オークス馬ダイナカール号や86年年度代表馬ダイナガリバー号などの例がある)がいるほか、「ロード」の冠名を使用するロードホースクラブ、「タイキ」冠名を使用する大樹レースホースなど一部を除けば多くのクラブ法人が使用していない
*22 山路秀則オーナーは預託先の調教師に合わせて「ナリタ」と「オースミ」を使い分けていた。「最強三冠馬」ナリタブライアン号と「最高齢のG1ホース」オースミダイナー号など
*23 西山正行・茂行オーナーはオーナーブリーダーとして自分で牡牝を交配させた馬が「ニシノ」・自分の牧場以外で生まれたのを購入した馬が「セイウン(「青雲の志」より。ビッグになるぞ!それにふさわしい人格も持つぞ!という志のこと)」とある種の標識として使っている。「セイウンスカイの血を残す」ための馬にセイウン~がおらず、ニシノミライ号以降みんなニシノ~なのも生まれの経緯から必ず前者に該当するためで、他…とも言いにくいがニシノフラワー号も西山牧場で産まれたからニシノ冠名・セイウンコウセイ号やセイウンはーデス号はよその牧場産まれなのでセイウン冠名。これでとんでもないポカが起きてしまったことも…後述。
*24 Dr.コパこと小林祥晃オーナーは、特にそれぞれ識別目的はないが「コパだからコパノ。コパノリッキーなど」「所有馬・ラブミーチャン号の活躍にあやかってラブミー」「風水用語の鬼門からキモン。キモンレッドなど」と3つの冠名を決めている
*25 通常「シンボリ」の冠名を使用しているシンボリ牧場がマティリアル号は将来海外で走らせることを念頭に置いて冠名をつけず、英単語からMaterial=マティリアルと命名した(つまり、もしかしたらシンボリマテリアルと名付けられてもおかしくなかった)。だが…?
*26 父のタニノギムレット号以上の強い馬になってほしい、として、谷水オーナーはギムレットよりも強いお酒から生まれた牝馬にウオッカと命名。そうしたらGⅠ7勝、うち5勝が牡牝混合競走と大活躍を見せたケースもある。今なお「(同期の)ダイワスカーレットとどちらかだろう」と史上最強牝馬に挙がる馬である
*27 セイウンワンダーは両親の名前の一部から取っているのだが、母馬から取った部分がよりにもよって冠名だったため、初めて重賞を勝利した際に間違って母馬の馬主の所にお祝いのメッセージが届いたそうな。
*28 深見敏男オーナー。ダービー馬、そして「大接戦ドゴーン!!」のディープスカイ号など。
*29 ディープブリランテ号など、すべてではなく先述のサトノダイヤモンド号、あるいはジェンティルドンナ号などGⅠor相当競走勝ち馬でも例外は多い
*30 里見社長だから「サトノ」ダイヤモンド、クラウン、アラジン…、西山社長だから「ニシノ」フラワー、ミライ、デイジー…、野田社長だから「ダノン」シャーク、スマッシュ、キングリー…名前がみづきだから「ミッキー」ロケット、アイル…、竹園(Takezono) 正繼(Masatsugu)だから「テイ(T.)エム(M.)」オペラオー、オーシャン、プリキュア…など。そして何と言っても北島三郎の「キタサン」ブラック。
*31 菱雅が屋号だから「ヒシ」スピード、アマゾン、ミラクル、アケボノ…、やまにんべんが屋号だから「ヤマニン」ゼファー、グローバル…など
*32 自宅に近い成田山のお寺から「ナリタ」ブライアン、タイシン、トップロード…、「明」石市生まれの「松」本さんだから「メイショウ」ドトウ、サムソン、マンボ、ダッサイ、ハリオ…など。元々関西圏出身の馬主さんは結構いるのも書き添えておく
*33 さくらコマースだから「サクラ」ユタカオー、スターオー、チヨノオー、ローレル、バクシンオー…など。ここはユタカオーやスターオー、さらに古くはサニーオーの活躍以来「オー」で終わる馬名の馬が多く、実質的にはサクラ○○オーでひとつの冠名と言える
*34 メジロ牧場・メジロ商事だから「メジロ」ティターン、アサマ、マックイーン、ライアン、ドーベル、ブライト…など
*35 一口馬主のクラブ法人でも大樹ファームだから「タイキ」ブリザード、フォーチュン、シャーロック…、ロードホースクラブだから「ロード」プラチナム、プリヴェイル、クエスト…。そしてもちろん、それぞれの距離クラスの史上最強馬候補・「タイキ」シャトルと「ロード」カナロア。
*36 馬主の兄が所有していたグリーン「グラス」から「グラス」ワンダー、ボンバー、ワールド…など。先述の野田オーナー・みづきオーナー(おふたりは実の夫婦)同様、審査さえokなら実は血縁者とは別枠で馬主免許を出してもらうこともできるのだ
*37 馬主が初めて所有した「ライン」シルバーから「ライン」クラフト、ミーティア、シュナイダー…など。
*38 アグネス・チャンにちなんで「アグネス」ワールド、デジタル、タキオン、フライト、フローラ…など
*39 「リーゼント」アイリス、ブルース、ロック…など。オーナーの三浦氏はベイスターズの選手時代にリーゼントヘアがひとつの象徴だったため
*40 キングカメハメハ、カネヒキリ、アパパネ、マカヒキ、ウリウリ…など
*41 ヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロス…など。かつては「マジン」の冠名を使用していた(マジンプロスパーなど)が、加奈子夫人の意向により「VICTORY」の「V」という意味合いでこちらを使用するようになった
*42 ボーダーオブライフ、フラワリングナイト、ワールドイズマイン、スノーハレーションなど。スノーハレーション以外いずれも東方Projectが由来。そもそも社長が東方の同人作家としても活動していた御仁
*43 オレハマッテルゼ、エガオヲミセテ、ロバノパンヤ、ヒコーキグモ、モチなど。彼が所有する馬たちは「オダギラー」と呼ばれる
*44 オツウ(『銀魂』)、カリボール(『イクシオンサーガDT』)、マジカルステージ(『おジャ魔女どれみ』。一部のギャグ回や人情回でリリーフ登板していた)など。ジャスコ(スーパーマーケットのことではなく、父名+「子」)、ヒヒーンなど例外はいる。そしてなにより、ジャスタウェイ(『銀魂』)が最も著名であろう
*45 ビターグラッセ、リトルココン、ハッピーミーク。すべて『ウマ娘』に登場する、実在のモデルが存在しないNPCウマ娘に由来。氏はアルクトス号を挙げて逆オファーを出すなど、ウマ娘プロジェクトにかなり好意的である
*46 正確には「馬主の1名義ごとに1デザイン」なので、同じ人物が複数の法人格で馬主権利を取得しているケースとかだと「1人に複数のデザインが割り当てられている」ケースはある。挙げたドリームジャーニー号とオルフェーヴル号/ディープインパクト号で違う(社台グループ内の別名義)のなどが該当。厳密には異なるがダノン冠名とミッキー冠名もある意味ではコレ(野田順弘オーナーとみづきオーナーは偶然の同姓ではなく実の夫妻)。
*47 もっとも、「変に交代させるくらいなら、ずっと特定の騎手さんに依頼して関係者同士のコネとか馬にレースを教えるのを確保した方がおたがいいいだろう」という方針の馬主さんも結構いる。
*48 『ウマ娘 プリティーダービー』のメジロ冠名のウマ娘たちを思い出してほしい。みんなあの色が固有勝負服に入っているのはこれが由来。わかりやすいのはライアン、ブライト、ドーベル、ラモーヌあたりか
*49 松本オーナー。
*50 タニノギムレット・ウオッカ親子、タニノムーティエなど。
*51 先述のタイキシャトル、タイキブリザード。特に文字通りの海外にすら敵なしだったシャトル
*52 こっちはゴールドシップ自身が着用。顔に被ってた覆面みたいなアレのこと
*53 胴・袖それぞれに地色と柄色を決める
*54 「地色のみで無地」も選べるため、実質24種類
*55 枠色+白。1枠のみ白+水色
*56 17頭立て以上のレースで7枠か8枠に同馬主の馬3頭が入った場合には、最も外の騎手は8分割の染め分け帽を被る。
*57 一応設定前の新米馬主さん用のデフォルトデザイン的なものは用意されている
*58 「地方・中央交流戦の地方のみの馬主さん、国際招待競走の海外オンリーの馬主さん」の時は例外。このケースでは前者は交流戦用にJRA側が設定している柄のものを、後者は現地で使用しているデザインのものをそのまま、で出走する
*59 真っピンクではなく、横に白線が1本入る。
*60 大井所属の方の例として「(大井の)帝王」「鉄人」「長老閣下」的場文男騎手の「赤・胴白星散らし」
*61 宝塚記念馬・メイショウドトウ号の馬主である松本好雄氏の「私はオーナーたる責任として、最期を看取るまで面倒を見るつもりだった。実はそのための貯金だってとっくに十分ある」「でも、引退馬協会さんになら確かにドトウを譲って預かってもらってもいいでしょう」「もはやこの貯金も、必要とするのは私ではなくあなた方だ。どうぞ持ってお行きなさい」という話は象徴的だろう。ちなみに現在、メイショウドトウ号は引退馬協会の馬として預かり先の牧場(2022/8現在はノーザンレイク)の見学やTwitterで元気にレジェンド馬として活躍しており、松本オーナーの決断で再びファンの前に元気な姿を見せることができる道が開かれた
*62 例えば冠名で紹介した西山オーナー。「ニシノ・セイウン軍団の旗手」セイウンスカイは晩年はこの理由から西山牧場で過ごしていた
*63 JRAの公式制度でも使われている呼び方なので、公式用語である
*64 誘導馬は「競馬場で働いているから」として対象外のため、例えば天皇賞馬のビートブラック号(現在は京都競馬場誘導馬。結果的に唯一のGⅠ勝利の競馬場に帰ってきた形である)は制度上は功労馬となっていなかった。もちろん来場客の前に出てくるので、2023年に誘導場も引退するまで常に良いコンディションを維持できる体制にあった。2024年、乗馬教習のために教官役を務めていた際に転倒したことで死亡。
*65 当歳(満0歳)馬の群れのまとめ役(リードホースと呼ばれる)として今でも繁殖戦線で役割のあるメジロドーベル号は「助成制度上の功労馬」ではなく「本人が繁殖しないだけで、繁殖供用中」として扱われているようだ。現在の所属牧場のレイクヴィラファームの公式Twitterで当歳馬と一緒にいるドーベル、冬休みでゆっくりしたり身体測定に挑んだりするドーベル、たまには列の先頭を走るドーベルなど元気な様子が公開されている。
*66 例えばナイスネイチャ号は35歳没、ウイニングチケット号は33歳没(どちらも厳密には異なるが、事実上の老衰死)。人間換算で90~100歳(※馬の年齢は3倍すると概ね人間に換算できる)なので特に長生きしたケースではあるが、他の存命馬でも例えばタニノギムレット号が25歳、元気を通り越して牧場スタッフが頭を抱えるハチャメチャに暴れ野郎(悪癖として柵や桶などをキックで破壊する、スタッフの帽子を取ってしまうなどとにかく悪戯好き。しかもギム爺に悪気はなく、ストレスによるものでもない可能性が高い)…など基本的に20年以上は普通に存命で過ごしている。もちろんエルコンドルパサー号やナリタブライアン号のように、予後不良以外で早世した馬もいるが…
*67 あくまでも「体質的に競走馬になれない、は産まれない」だけで、気性・知能的な問題から競走馬試験に通らなかった馬は普通にいる。あの癖馬の専門家・池添謙一をして「この子の父母ともにお手馬だから、で乗せてもらったことありますけど、正直(落ちたのも)そうだろうなと思った」「馬というよりバカな犬みたいな性格でしたね…」とまで言われてしまったスイープトウショウの2015(父オルフェーヴル)などが著名。もっとも主戦騎手の武豊に「なんでこんな頭おかしいのが(競走馬試験)通ったんですか?」と言われたのにGⅠ複数勝利のエアシャカール号みたいなのもいるが…
*68 桜花賞を着差をつけられないほどのぶっちぎりで、優駿牝馬を8馬身差で勝利するもケガで戦線離脱。治った後、無理に現役続行を試みた結果急死。ちなみに本来取るべきチョイスだったとされる「ケガで現役続行を諦め、繁殖入りしたら一大血統になった」馬は世紀の種牡馬・キングカメハメハ、あるいは史上最強牝馬候補の一角・ダイワスカーレットを出したアグネスタキオンなど結構いる
*69 毎月1~2回重賞に出る過酷なローテーションの結果、92年有馬記念で骨折。闘病したもののそのまま死亡。人間側でもいろいろ不義理があったこともあり、この年主戦騎手を務めていた田原成貴が(遠回しにではあったが)馬主を批判する騒ぎも起きた。後に馬主は金銭関係ほかで、田原も調教師転身後に薬物乱用で逮捕されており、馬主はもちろん(※先述のように欠格条項に該当する)騎手の方もこちらはこちらで触れない方が良い名前になってしまった。騎手時代はマヤノトップガンとか他にもいい馬を担当していたのに…。なおその後、田原はなんやかんやあって東京スポーツ専属の競馬評論家として社会復帰することに成功しており、現在は元騎手目線の展開予想などで人気を博しつつある。
*70 バースデー募金のウマ娘3800万円事件が有名だが、それ以前からブログが「ナイスネイチャ号自身の語り」形式で更新されることがあるなど引退馬協会の預かり馬を代表する存在だった。ちなみに協会のスタッフさんも「ウマ娘って言うのがあって、ネイチャも出てる」「これでネイチャを知ったファンが急増している」「あと他にタイキシャトルとかも出てる」と結構しっかりとご存じとのこと。死没後は明確に「ナイスネイチャメモリアル」「引退馬全体への募金」として継続が発表され、またしてもとんでもない金額が集まった。
*71 七夕賞勝利など、とにかく福島…というか東北での競馬と縁が深かったため、現地では人気がぶっちぎりに高い。2位に倍以上の得票差を付けて七夕賞でメモリアルレース開催決定とか
*72 勝ち鞍として92年神戸新聞杯など。ライスシャワー号の菊花賞でミホノブルボン号を抑えてハナに立ったあの馬。元々繁殖入りを考慮されていなかったこともあり、そのまま屠殺される予定だったとか…。その後は主婦、そして預かり先の乗馬クラブで可愛がられて余生を過ごし、彼女が高齢になった後は先述の引退馬協会と事実上共有する形に変更してフォロー。気が付くと1992年クラシック組の重賞馬としては最も長生きし、文字通り自分で立ち上がれなくなるまで生きた生涯であった。2022年1月、33歳没。