∞ジャスティスガンダム

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∞ジャスティスガンダム - (2019/10/11 (金) 20:23:41) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/03/27(土) 00:56:37
更新日:2024/04/02 Tue 00:00:22
所要時間:約 10 分で読めます





お前が欲しかったのは
本当にそんな世界か!力か!!


∞ジャスティスガンダムとは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するMS。
「∞」は「インフィニット」と読む。


型式番号:ZGMF-X19A
全高:18.90m
重量:79.67t
装甲材質:ヴァリアブルフェイズシフト装甲
動力機関:ハイパーデュートリオンエンジン

武装:
MA-M1911 高エネルギービームライフル
MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲×2
MMI-GAU26 17.5mmCIWS×4
MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル×2
MR-Q15A グリフォン ビームブレイド×2
MX2002 ビームキャリーシールド
(RQM55 シャイニングエッジ ビームブーメラン)
(EEQ8 グラップルスティンガー)

追加装備:
MS支援空中機動飛翔体「ファトゥム-01」
(MA-6J ハイパーフォルティス ビーム砲×2)
(MA-M02S ブレフィスラケルタ ビームサーベル×2)
(MR-Q17X グリフォン2 ビームブレイド)
(MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル)

特殊装備:
ニュートロンジャマーキャンセラー
デュートリオンビーム送電システム




クライン派が、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で失われたジャスティスガンダムのデータと、
ザフトの最新鋭機であるセカンドステージシリーズのデータをパク(ry…利用してファクトリー内で完成させた最新鋭高性能MS。
正規の系列機とは言い難いが、縦長の頭部センサーや背面の「ファトゥム-01」などその外観にジャスティスの面影を色濃く残している。
一方で全体的に細身になり、VPS装甲起動時の色はジャスティスの物に比べるとよりピンクに近くなっているなど変化がある。


ジャスティスから引き継がれたNジャマーキャンセラー搭載型核エンジンとセカンドステージ用のデュートリオン送電システムのハイブリッド機関「ハイパーデュートリオン」を搭載しており、非常に高い出力を誇る。
ただしクライン派やオーブ軍にはデュートリオンビーム送電装置が確認されておらず、エネルギー補給用ではなく単純に効率のいい駆動機関として採用されたものと思われる。

最初からアスラン・ザラ専用機として設計されており、近接戦闘・斬撃攻撃を重視した機体になっている。
またストライクフリーダムガンダムとの同時運用を考えた調整が加えられている。
ストライクフリーダム同様、内部フレームがPS装甲で作られていて関節部などが銀色に光り輝くことで余剰エネルギーを放出する。
ジャスティスに引き続き、発進シーンのバンクでは相変わらず足元だけ映される。

総合的なスペックでは同時期にロールアウトしたザフトの最新鋭機デスティニーガンダムレジェンドガンダムと同等である。

またミーティアも引き続き装備可能。
劇中では新たに用意された8号機を使用した。


□武装

  • MA-M1911 高エネルギービームライフル
ジャスティスとフリーダムの共通兵装だった『MA-M20 ルプス』を改修したもの。
サブグリップがなく取り回しが良いシンプルなモノとなっている。
非使用時には後腰部にマウントされる。

  • MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲
左右側頭部に搭載された小型機関砲。
ガズウートに装備されているものの改良型。

  • MMI-GAU26 17.5mmCIWS
胸部に4基内蔵された小口径機関砲。
上記の物と共に本機の近接防御を担っている。
先代機の頭部に装備された『サジットゥス』の直系。

  • MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル
両腰にマウントされるビームサーベル。
連結機能も引き続き採用されており、アスランは連結したアンビデクストラス・ハルバード形態を好んで使用していた。正義のカットを流用できry
シュペールとは仏語で「スーパー」の意味。

  • MR-Q15A グリフォン ビームブレイド
脛と爪先に取り付けたビーム発生デバイス。
糸ノコのようなビーム刃を形成し脚部自体を「ビームブレイド」へと変貌させる。
劇中ではデスティニーのビームブーメランを蹴り飛ばし、右脚を破壊した。


●MX-2002 ビームキャリーシールド
「ビームシールドデバイス」「ビームブーメラン」「ワイヤーアンカー」を内蔵する複合防盾兵装。
どちらかといえばウェポンラックにビームシールドを取り付けたものと言った方が近い。
そのためデスティニーの手持ちシールドに比べるとかなり大型。

  • RQM55 シャイニングエッジ ビームブーメラン
シールド外縁に設置された大型のビームブーメラン。
前系機のバッセルやインパルスガンダムのフラッシュエッジの系列モデル。
シールドに取り付けたままでもビームソードとして使用可能。

  • EEQ08 グラップルスティンガー
シールドに内蔵されたハサミ状のクローとワイヤーで構成された武装。
シールド発振器の下から射出され目標を捕獲・牽引する。
FINAL PLUSのOPとHDリマスター版で使用された。
ボンボン版ではデスティニーのアロンダイトを落とし、決着の決め手となった。


●MS支援空中機動飛翔体「ファトゥム-01」
前系機の装備「ファトゥム-00」を機動力や格闘攻撃に比重を置いて強化したもの。
「背部スラスター機能」や「サブフライトシステム機能」に加え、
機体底面にグリップが付きハングライダーのようにぶら下がることが出来るようになった。
また、接続時は折り畳まれる機首は大型の対装甲ナイフとなっており、分離時には前へ向けられる。

これによりファトゥムー00と比べてより鋭角的なフォルムとなり、
更に機体各部にビームブレイドを取り付け突撃兵器として強化された。
要するに「とんでもない火力のものすごいサブフライトシステム」である。
突撃時の威力は凄まじく戦艦の機関部を軽々と貫通するほど。

  • MA-6J ハイパーフォルティス ビーム砲/MA-M02S ブレフィスラケルタ ビームサーベル
機首周辺に2基装備されたマルチウェポン。
名前から分かる通り前系機のものを強化した高出力ビーム砲。
また突撃時に砲身を回転させ折り畳む事で砲門の反対側からビームサーベルを発振可能。

  • MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル
機首部底面に設置されたビームラム。
上記のビーム砲と共に突撃用のビームスパイクとして機能する。

  • MR-Q17X グリフォン2 ビームブレイド
両翼に装備された大型ビームブレイド。
ガイアガンダムのものと同型。


……と全身のあちこちにビームサーベルが仕込んでいる、ハリネズミのような機体である。
相方のストライクフリーダムの武装過多に注目されるが、こちらも大概である。



□劇中の活躍
ラクス・クラインを乗せてキラのストライクフリーダムと共に地球に降下。
アークエンジェルに収容され、アスランに渡される。

すぐさまアスランが搭乗、デスティニーと交戦し、撤退に追い込む活躍を見せる。

宇宙に上がってからはレクイエム及びメサイア攻略に参戦。廃棄コロニー中継ポイントをミーティアで斬り裂いた。

その後、向かってきたルナマリアのインパルスガンダムをやすやすと半壊させ、
それに怒り狂い突撃してきたシンのデスティニーを戦闘不能まで大破させて月面に叩きつけ、
かつての乗艦ミネルバの機関部に容赦なくファトゥムをブチ込み行動不能にした。

その後、レクイエム発射口にもファトゥムをぶち込み破壊する。
前作では自爆によって跡形も残らなかった前機だが、今作ではファトゥム損失のみに留まっている。




□余談
本編登場前にデザインが公開された際、公式ホームページでは「ナイトジャスティスガンダム」という名前で紹介されていた。
その後、一緒に紹介されていた「スーパーフリーダムガンダム」が諸事情により「ストライクフリーダムガンダム」へと改名されると同時に、こちらも現在の「∞ジャスティスガンダム」へと改名された。
その他、動力機関の設定に関してもストフリ同様に設定が二転三転しているが、元々ストフリのような「量産型を基にカスタマイズした」、「ドラグーンの世代」、「推進システム」といった複雑な設定が少なかったことから大きな設定変更は為されていない。
現在の名前に変わった際、公式ホームページで「一部媒体で別の名前で紹介されていましたが…」という文言が追加されたが、前述通り、その一部媒体とは他ならぬ公式ホームページである。なぜ普通に「名前が変更されました」と言えなかったのだろうか…



□ガンプラ
HG,1/100,MGで発売。どれもなかなか出来が良く、MGは地味に変態可動。
MG化が決まったイージス以外で、アスランの乗機では唯一MG化した機体だったりする。
ガンプラを題材としたガンダムビルドダイバーズRe:RISEには、
本機をベースとした改造機のナイトジャスティスガンダムジャスティスナイトが登場する。
名前の通り騎士(ナイト)をテーマに改造された∞ジャスティスだが、別に騎士要素が無い∞ジャスティスをわざわざベースにしているあたり、
前述のナイトジャスティスという名前も含めての改造ガンプラであるのは確定的に明らかである。


□ゲームでの活躍
●連ザ
連ザUの最高コストで登場。変形による最高クラスのブースト速度を持つ格闘寄り万能機。
特筆すべきはサブ射撃のリフター射出。ジャスティスよりもかなり強化されていて、凄まじく誘導が強い。
当たると相手を遠くに追いやることができ、強制的に片追いが可能。
また前格闘のリフターラム攻撃はアホみたいに判定が強く、ほぼどの格闘でも潰せる


●Gジェネ
WORLDまでは格闘寄り万能機。射程が1〜5まで穴がなく扱い易い。
OWではビームライフルがなくなった代わりにファトゥム-01(射程4~6)が追加された事により、如何なる間合いでも格闘をブチ込む格闘オバケと化した。
しかし、テンションシステムのおかげでアスランとの相性がOWまでは微妙だった。

そのためOW以前の作品では他のテンションが上がりやすいパイロットやガンダムファイターを乗せたほうが活躍出来る。

なお、OWではパイロットのアビリティを全て射程アップに注ぎ込むとファトゥム-01が圧巻の射程9になり、
ファンネル相手に格闘するというわけのわからない事になる。


●A.C.E.R
性能はそこそこ。
↑△連打がオモシロい。テンションがすぐ溜まる。


●ガンダムExtreme VS

コスト2500で参戦。
格闘を得意とする設定に反し、射撃寄り万能機体。
格闘機体と誤解して突っ込むと痛い目を見る。

黒本という格闘寄り万能機体の存在&BRのリロードの遅さから微妙な機体扱いされるが、
アップデートによりリロード速度とCSチャージ速度が上昇したため使いやすくはなった。
しかしこの機体の真の価値はもっと別にある。


近づかず、近づかれずを基本戦略にし、近づかれた場合は判定の良い横格で吹っ飛ばすか、BRやブメで距離を取ろう。
使いやすくなったとはいえ、近距離戦の行動パターンが少ないので間違っても自分から格闘寄り機体に格闘を振ってはいけない。
下手をすればカウンターからフルコンをお見舞いされる。
前格迎撃も出来なくはないが、BD格に化けやすいことと発生が遅いので可能性は限りなく低い。
サブ迎撃かブメ迎撃の方が実用的。

…全体的にこの機体は、良く言えば弱点がなく万能、悪く言えば何においても中途半端な性能である。
さらに上記のアスランネタもあり、悲しくもネタ機体扱いされることも少なくないのが現状である…。

…が!
アプデで全体的に強化され、機動力向上、ブメ強化、高い攻撃力の覚醒中特格など、
2500上位クラスの性能を得た。というか今や強機体の一角である。

スーパーロボット大戦Z
合体攻撃を除いた最強武装が僅か気力110で使用可能、燃費が良く高威力のビームサーベルとファトゥム-01が魅力。
さらにビームライフルとミーティア・フルバースト(合体攻撃)除いた全ての武装が移動後使用可能なのが特徴。
欠点としては、上記の合体攻撃しかALL武器がなく3機の小隊制の今作では運用がやや不利な点
(しかし逆に再攻撃や援護攻撃とは非常に相性が良い)。
また再加入がかなり終盤になってしまい、アスランが乗り換える前のセイバーガンダムと運用方法が全く異なるため
特殊技能の習得をやり直す羽目になってしまうのが難点。

第2次スーパーロボット大戦Z
小隊制でなくなった為使い易くなった。気力制限も低めの武装や全体的に燃費は良い。
破界篇では登場しないエターナルとの合体攻撃の代わりにストライクフリーダムとの合体攻撃が追加された。再世篇ではエターナル復帰に伴いそちらとの合体攻撃も復活。
なかなか火力は良いがアスランが熱血までしか無いので最終ダメージはキラとシン両名より低いものの、新たに追加された覚醒で手数が稼げる。
アスランのスキルと機体性能のおかげで対次元獣用のメイン盾。援護防御L2を最初から修得してるのも非常に大きい。

第3次スーパーロボット大戦Z
時獄篇ではNPC。天獄篇では召喚武装に降格…。

スーパーロボット大戦UX
なぜかハイパーフォルティスが武装からリストラされて、近接特化機体になってしまった。
直線型のMAP兵器が追加されたが、これを除くと最大射程は僅か4。
さらに今まで低燃費だったビームサーベルは20、しかし射程は1のまま。
全体的に燃費もさほどよくないため、組ませるユニットはよく考える必要がある。

スーパーロボット大戦V
単独ユニットに戻った。
長射程武器も合体攻撃もあるとはいえ、再攻撃の必要技量が厳しくなったり、SEEDスキルが弱体化したり、アスランのABが命中強化だったり、ガミラスが指揮系統中枢と数の暴力で攻めてきたり…と仕様に恵まれていない感はある。
ちなみに、焔龍號に似ていることをシナリオ上で突っ込まれた(フリーダムに対してのヴィルキスのようにモデルにしているというわけではなく、単に似ているというだけである)。



この・・・
馬鹿野郎!!


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