登録日:2012/05/25(金) 02:02:34
更新日:2024/03/05 Tue 16:47:27
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■プロト・スタークジェガン
型式番号:RGM-89S
全高:19.2m
本体重量:29.1t
ジェネレーター出力:1,870kw
スラスター総推力:78,500kg
センサー有効半径:20,700m
装甲材質:チタン合金セラミック複合材、ガンダリウム合金(一部)
武装:
マシンキャノン×2
ビームライフル
ハンドグレネード
ハイパーバズーカ
対艦ミサイルランチャー×2
大型ミサイル×4
核ミサイル×4
大型対艦ミサイル×4
パイロット:
アルバ・メルクルディ
メルツ・マーレス
ドリッド・ドライ
肩に対艦用のミサイルランチャーを装備し、高い火力を持たせている。
その側面にはアタッチメントが存在し、通常の大型ミサイルと
核ミサイルを選択して装着可能。
実は本機はこの核ミサイルの運用を前提としていて、開発されたのは
アクシズ・ショックが原因と言われている。とはいえ、記録上は実際に核が使われたことはない。
他にもビームライフルなど長距離以外の射程にも対応した武装も各種取り揃えている。
コクピットは対艦攻撃能力を存分に生かすべく複座式を採用。リニアシートは左右に並べられていて、右が火器管制用、左が機体制御用となっている。ちなみにアームレイカー式である。
当然、全天周モニターも拡張され、上側には長射程攻撃の際に必要な情報を表示する展開式の専用モニターが存在する。
装甲は胸を中心に一部がガンダリウム製に変更され、シールド無しでも十分な程の耐弾性を得ている。
背中には増えた重量を補う目的でスラスターユニットを装備。
ガンダリウム製の装甲のおかげで軽量化されたこともあり、むしろ機動力は改造前よりアップした。
○劇中の活躍
少数が造られ、運用試験が行われた。
うち1機はアルバとメルツが
テストパイロットとして搭乗し、ジャブローにて試験も兼ねた所属不明機による襲撃事件の調査中にドリッドの
ザクⅡと交戦。これを取り押さえるが彼は犯人ではなく、自分の村を守るために攻撃してきただけであった。
その後、犯人である「バーブレス」なる連中が現れると、これを迎撃すべくアルバはドリッドに負傷したメルツに代わって本機への搭乗を依頼。敵機の殲滅に成功する。
試験終了後は月で保管されていたが、
ネェル・アーガマの補充戦力として1機が配備、ピンボール作戦のため投入された。
この時は対艦ミサイルランチャーに代わって大型対艦ミサイルを装備していて、アルバとドリッドが乗り込んでいた。
■スタークジェガン
型式番号:RGM-89S
全高:19.2m
本体重量:28.4t
ジェネレーター出力:1,870kw
スラスター総推力:76,600kg
センサー有効半径:20,700m
装甲材質:チタン合金セラミック複合材
武装:
バルカンポッドシステム
ビームライフル
ハンドグレネード
ハイパーバズーカ
ビームサーベル×0~4
グレネードランチャー×0~4
3連装ミサイルポッド×2
大型ミサイル×4
核ミサイル×4
パイロット:地球連邦軍一般兵
プロト・スタークジェガンの制式採用機。別名「特務仕様」。
ジェガンD型のオプション装備として再設計した物で、バックユニットや脚部アーマーなどは取り外しが可能。
プロト機の度重なる改造の結果、存外に高い汎用性が評価され開発された。カテゴリーも対艦攻撃用のまま。
装甲は全てチタン合金製になっているが、重量はプロト機より少し軽い。
ミサイルポッドなど一部の装備は任意で分離できるようになっていて、バランスもオートで調整される。ちなみにこちらも核ミサイルは装備可能。
腕に
リゼルタイプのアーマーが追加されたのが最大の相違点で、この中にはビームサーベルやグレネードランチャーを収納可能。これ以外の武装はプロト機と同じ物が多い。
また、D型と同じくサイドスカートはビームサーベル、ビームライフル(
ジムⅡなどが装備していたタイプ)、ハンドグレネード、ライフル用Eパックの4種類から選択して装備可能。
なお本体への改造はなされておらず、プロト機に装備されていた胸部マシンキャノンはダミー弾へと変更されている。
○劇中の活躍
基本的にエースや指揮官用として運用されている。
宇宙海賊化したネオ・ジオン残党に襲われて窮地に陥っていた民間船とジムⅢの救援に現れ、敵機を瞬殺した。
その後、袖付きのガランシェールを襲撃した機体(前述の機体と同一かは不明)が
マリーダの
クシャトリヤと戦闘に突入。
ファンネル用に拡散弾を放つなど一般パイロットとの格の違いを見せつけ奮闘するも、善戦虚しく腹部をサーベルで割かれ撃破された。
■
ガンプラ
HGUCにて特務仕様の方が発売。
装備は一部が外せるだけで、D型が欲しい場合はエコーズ仕様とニコイチする必要がある。
■余談
- 元々はプロト機の方を「スタークジェガン」と呼んでいたのだが、「ガンダムUC」に特務仕様機が登場した際に現在の設定に変更された。
- 「スターク・ジェガン」と表記されることもある。
- UCのプロト機の装備が違うのは、新旧を共演させるにあたり、違いを明確化させるため。また、ミサイルはブースターっぽい見た目にすることでミスリードを誘うのが目的だったらしい。
- 当初、カトキ氏や設定制作担当の関西氏はプロト機が複座だということを知らなかった。
■ゲーム
◇Gジェネ
ZERO、Fではプロト機がスタークジェガン名義で登場。
豊富な実弾兵装を持ち、対ビーム防御を持つ機体や遠距離からの味方の支援に優れた性能を持つ。
この頃はビームサーベルが無く、接近されると結構厳しい。
WORLDではUC参戦に伴い特務仕様機が登場。
ビームサーベルを持っているので距離を問わず戦える安定した強さを獲得した。
戦闘シーンもアニメを再現したモーションなどで非常にかっこいい。
が、移動力と機体性能がジェガンと変わらず、シールド防御も出来ないのでOVAのように単機でクシャトリアと戦うというのはかなり無謀。
主力機のサポートとしては便利なので十分に育つまでは前に出し過ぎないように気をつけたい。
OVERWORLDではプロト機が復活。PS時代より武器は減っているが、ビームサーベルがあるので接近戦が出来るほか高威力の大型ミサイルを持つ。このミサイルの演出がどうみても核なのだが、設定的には核装備も考えられていたので間違ってはいない。属性はあくまで実弾なので勘違いしないように。
追記・修正はクシャトリヤに接近戦を挑みながらお願いします。
- プロトスタークがHGUCで出れば、ザク、サイサリスに続いてピカMSシリーズが揃うのに。 -- 名無しさん (2013-12-12 20:27:51)
- ガンバトシリーズでお世話になったプロトスタークのHGが出るまでは死ねない。 -- 名無しさん (2013-12-19 23:00:12)