仮面ライダーカブト(登場キャラクター)

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仮面ライダーカブト(登場キャラクター) - (2017/04/14 (金) 21:31:13) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/09/22(水) 08:38:15
更新日:2024/04/28 Sun 17:35:56
所要時間:約 8 分で読めます




俺は天道総司……天の道を行き、総てを司る男だ



仮面ライダーカブト』の主役ライダー。ライダー最強議論の際は必ず名前が挙がるほど強さに定評がある。
スペック上の数字は、シリーズの平均をやや下回る程度だが、〈クロックアップ〉や強化フォームで使用可能になる〈ハイパークロックアップ〉など、
カブト系ライダー特有のチート能力がそれを補って余りあるものと考えられている。
加えて、変身する天道総司がかなり強いため、カブトに“最強”の印象を持たせている。



【カブト】
スーツアクター:高岩成二

最初に起動したライダーシステム。
カブトゼクターをライダーベルトに装着して変身する赤いライダーで、
光を支配せし太陽の神”の二つ名を持つ。
天道総司が変身する。
戦い方はスマートで、的確に相手の攻撃を回避し、カウンターや連続攻撃を叩き込む。



◆マスクドフォーム


銀の装甲を装着している変身直後の形態。蛹モチーフ。
防御力や攻撃力はこの形態の方が高いが、クロックアップ出来ないため終盤では早々に脱ぎ捨てられてしまう事が多かった。
だが、第1話では頭脳プレイでこの形態のままクロックアップ中の成虫ワームを倒している。


◆ライダーフォーム
カブトゼクターの角を反対側に倒すことでキャストオフし、外装をパージした赤いライダー。
クロックアップと必殺技〈ライダーキック〉が使用可能になる。
キャストオフの際に流れる音声は『Change Beetle』。
マスクドフォーム状態では胸部装甲の内側に収まっていたカブトの角が、アゴの接続部を支点に上に上がってくる
(この構造をフィギュア等で再現すると頭が全く動かなくなる)。
ゼクターの角を戻して装甲を再び纏うプットオンも可能で、一部の装甲だけを纏う事もあった。

ライダーキック
カブトの必殺技。
ゼクター側面のボタンを左から順に3つ押し、『ONE』『TWO』『THREE』の音声の後、
ゼクターの角を一旦マスクドフォームの状態に戻し、再度倒すことで『RIDER KICK』の音声と共に発動する。
カブトの角に貯めたタキオン粒子を右足に集中させて放つ蹴りで、
天道はだいたい敵に背後を向け、襲ってきた所を上段回し蹴りのカウンターで仕止める。
終盤ではガタックキックホッパーに合わせてか普通の跳び蹴りにシフトしていった。
破壊力は19t。




【装備】
《カブトゼクター》
赤いカブトムシ型ゼクター。ライダーベルトに装着することで装着者を変身させる。
加賀美が使用許可を貰って召還するが、天道を資格者に選んだ。天道の前にも資格者が居たようだが、変身する前にワームに殺されている。
料理にうるさい天道が認めるほどの手際で麺を切ることも出来る。


《ライダーベルト》
ガタックと共通の変身ベルト(一部色が違う)。
天道は渋谷隕石の折り、自分の両親に擬態したワーム(ネイティブ)からベルトを受け取ったため、
部外者にも関わらずライダーシステム始動以前から持っていた。
劇場版ではハイパークロックアップで過去に戻った天道が、子供の頃の自分に託している。


《カブトクナイガン》
銃と斧の二通り使用できるカブトの主武装。
斧の刃の部分が鞘になっており、引き抜けばクナイ型の武器として使用できる。


◆必殺技
〈アバランチシュート〉
ガンモードで発動。
高出力のイオンビームを発射する。

〈アバランチブレイク〉
アックスモードで発動。
刃を超高温化し、標的を切り裂く。
主にマスクドフォーム時に使用する。

〈アバランチスラッシュ〉
クナイモードで発動。
刀身をからビーム刃を展開し、すれ違いざまに相手を両断する。
主にライダーフォーム時に使用する。


《ゼクトマイザー》
カブト型自立飛行爆弾マイザーボマーを発射する。
使用回数が極少ない超空気武装。
たぶん言われないと思い出さない。




【カブトエクステンダー】
カブト用のバイク。
当初のカブト適任者に渡されるはずだったが、加賀美が持ってるときにカブトゼクターと同じく天道に取られた。
劇場版では大気圏突入までこなした。
最高速度はライダーのバイクの中では『ちょっと速い』くらいの速度だが、クロックアップ可能なので実質の速度はもっと速い。


◆マスクドモード
カブトのマスクドフォームに相当する形態。
コンソールを操作するとキャストオフする(カブトが同時にキャストオフすることも)。
410km/h


◆エクスモード
マスクドモードからキャストオフした状態。
前輪が左右二つに分かれて前が下がり、前方にカブトの角〈エクスアンカー〉が展開する。
エクスアンカーに乗った状態から放つライダーキックは〈エクステンダーキック〉と呼ばれる。
エクスアンカーを射出して相手を串刺しにしたり、光子ビームライトからパルスビームを撃ったりできる。
900km/h





【ハイパーフォーム】


ハイパーゼクターを用いて〈ハイパーキャストオフ〉する事で誕生するカブトの強化形態。
通称は“ハイパーカブト”。
通常のキャストオフとは違い、装甲をパージするのではなく全身の形状が変化する。
ハイパークロックアップすると、全身のアーマー〈カブテクター〉の胴体・背中・腕・足のパーツが開き、タキオンプレートが展開する。
また、その状態で飛行する事も可能である。


〈ハイパークロックアップ〉
クロックアップの上位能力。
ハイパーゼクター本体のスイッチを押すことで『Hyper Clock Up』の音声と共に発動。
クロックアップしたライダーやワームさえ止まって見える(正確には緩やかに動いている)。
終了時には『Hyper Clock Over』の音声が流れる。

また、ハイパークロックアップは時間流の操作により、過去や未来への移動が可能になっている。
実際に本編・劇場版と合わせて何度も時間を遡り歴史改変を行っている。これもカブトが最強と呼ばれる所以の一つ。
しかし、余りにも大きな改変は、タイムパラドックスで自身が消滅してしまう危険も伴う。
同じ歴史改変ものである仮面ライダー電王の設定で例えると、天道と言えど特異点ではないということか。
そのためか不明だが、天道は過去に戻って家族を助けることはしておらず、取り逃がしたワームを過去に戻って倒すことも数えるほどしかなかった。


〈ハイパーキック〉
ハイパーカブト単体での必殺技。
ハイパーゼクターのレバーを倒した後、通常のライダーキックと同様の操作を行い、発動する。
背面の推力を使った飛び蹴り。
媒体によってはハイパーライダーキックとも呼ばれ、ゼクターの音声は『RIDER KICK』のままだが、天道は「ハイパーキック」と呼称する。
破壊力は30t。




【ハイパーカブトの装備】
《ハイパーゼクター》
カブトゼクターと同じカブトムシ型のゼクター。
ベルトの左側に装着する。
角(レバー)を倒すことで強化変身〈ハイパーキャストオフ〉し、
ボディのスイッチを押せばクロックアップの上位〈ハイパークロックアップ〉を使用できる。
強化変身後に再び角を倒すことで『MAXIMUM RIDER POWER』の音声と共に必殺技準備状態になる。


《パーフェクトゼクター》
ハイパーカブトの主武装。ソードモード(画像左)とガンモード(画像右)の二形態に変形する。
ザビーゼクター、ドレイクゼクター、サソードゼクターを呼び出し、刀身に装着する事ができる。
これは強制であり、ザビーたちが変身中でも構わず没収される(当然、変身は解除される)。
刀身の付け根にはカブトザビードレイクサソードに対応した4つのボタンがあり、
刀身にゼクターを装着した状態で押すと『KABUTO POWER』『THEBEE POWER』『DRAKE POWER』『SASWORD POWER』という音声の後、それぞれの必殺技が発動する。
虫がくっつくため通称「止まり木」「虫取り棒」「昆虫採集剣」。

メタ的に見れば、言うまでもなく、すべてのゼクターを買ってもらうための販促玩具なのだが、『カブト』の設定を鑑みれば、一応必然性のある武器といえる。

評議会とZECTは表面上は協力関係にあったが、かたや全人類をネイティブにしようと目論み、
かたやそんなネイティブの計画を阻止するために、様々な小細工を仕込むという水面下での対立があった。

パーフェクトゼクターは、いざネイティブが人類の敵に回った時、ライダーシステムを使えないようにするためのセーフティであったと推察される。
カブトとガタックは最初から資格者が決まっており、ホッパーは加賀美陸の私兵として、評議会に秘密で作られたため、危険性は少なかった。
しかし、他のゼクターは資格者が不特定な上、ネイティブなら誰でも扱えるために、いつ人類の敵に回るかわからなかったのである。

そのため、ゼクターを封じ、かつカブトの戦力を強化するための策として、このようなアイテムが作られたのではないか…と言われている。


◆必殺技
〈ハイパーブレイド〉
ソードモードの『KABUTO POWER』で発動。
巨大な光子の刃を放つ。
ガンモードでは〈ハイパーキャノン〉が発動するが劇中未使用。

〈ハイパースティング〉
ソードモードにザビーゼクターを装着し、『THEBEE POWER』で発動するザビーのライダースティングの強化技。
ガンモードでは〈ハイパーレーザー〉が発動するが劇中未使用。

〈ハイパーシューティング〉
ガンモードにドレイクゼクターを装着し、『DRAKE POWER』で発動するドレイクのライダーシューティングの強化技。
ソードモードでは〈ハイパーアックス〉が発動するが劇中未使用。

〈ハイパースラッシュ〉
ソードモードにサソードゼクターを装着し、『SASWORD POWER』で発動するサソードのライダースラッシュの強化技。
ガンモードでは〈ハイパーウェイブ〉が発動するが劇中未使用。

〈マキシマムハイパータイフーン〉
ザビー、ドレイク、サソード全てのゼクターを装着した状態で4つのボタン全てを押すと『ALL ZECTER COMBINE』の音声で発動する最強の必殺技。
カブトの角の形をした巨大な光子の剣を発生させて放つ斬撃。山を切り崩す程の威力。

〈マキシマムハイパーサイクロン〉
発動手順はタイフーンと同じ。
ガンモードで行う竜巻状のエネルギー放出で、最大射程はなんと100km
一般市民にとっては迷惑極まりない攻撃である。

クウガ「全くだ」
闇キバ「うむ」

発射時の演出がブルービートの「スーパーファイナルブロー」に似ている(おそらくオマージュであると思われる)。

但しマキシマムハイパータイフーンの「山を切り崩す程の威力。」とマキシマムハイパーサイクロンの「最大射程100km。」はソースが不明であり、不確かな情報である点に注意*1





スーツアクター:高岩成二、渡辺淳(ディケイド共闘時)

変身者は『カブトの世界』の住人・ソウジ。原典通りワームと戦っていたが、ある時を境にカブトゼクターのクロックアップシステムが暴走し、変身すら解除出来ず、永遠にクロックアップの世界を抜け出せない状態に陥っていた。龍騎の佐野さんくらい悲惨な人。

そんな状況にも関わらず世界を守り続け、誰もがうろたえるFFRを「ん?」の一言で済ましたり等精神的な強さは全ライダーでも最高クラス

変身者は不明だが全ライダーが共演した「オールライダー対大ショッカー」では1号2号、そしてこちらも太陽を冠する昭和のチートライダー、RXの三ライダーと共闘しガラガランダを倒した。
ガラガランダがあまりに気の毒になる面子である。

MOVIE大戦2010』では、開始早々に衝撃的な倒され方をする。


(OTO)『めいでんは言っていた。項目のログは取っておく様にと』

画像出典:仮面ライダーカブト
© 2006 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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