ダブルオーガンダム

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ダブルオーガンダム - (2018/04/11 (水) 11:25:11) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/06/01(月) 01:41:40
更新日:2023/12/15 Fri 01:12:29
所要時間:約 7 分で読めます




目覚めてくれ、ダブルオー…。

ここには…!

オーガンダムと…!エクシアと……!

俺がいる!!!






00 GUNDAM

それは、ガンダムを駆逐するガンダム



機動戦士ガンダム00』に登場するMS。

型式番号:GN-0000
頭頂高:18.3m
本体重量:54.9t
装甲材質:Eカーボン
動力機関:ツインドライヴシステム(GNドライヴ×2)

武装:
GNソードⅡ×2
GNビームサーベル×2
GNシールド



国連軍に敗れ一時活動不能になったソレスタルビーイング(以下CB)が開発した新たなガンダムの一機。

イオリア・シュヘンベルグに託された『ツインドライヴシステム』を実装する、唯一の第四世代型の機体。

このシステムは二基の太陽炉を同調させることで圧倒的なGN粒子を生み出すもので、その粒子生産量は一基の太陽炉の2倍ではなく、2乗を誇る。
発生する粒子量が桁違いになったことに伴い、本機のGNコンデンサーは新たに新造された高性能のものが採用されている。

ツインドライヴに使用するGNドライヴには高い同調率が求められ、CBが保有していた4基の太陽炉を用いたマッチングテストでは、どの組み合わせも安定稼動域には達しなかった。

刹那の合流後、ガンダムエクシアオーガンダムの太陽炉を使用するも安定稼動領域(80%)に到らず、最終的にトランザムで強引に安定稼働領域に到達させ起動した。


システムで得られる莫大なGN粒子のおかげでアヘッドをも超える性能は有しているが、起動した後もツインドライヴの稼働が不安定だった為にトランザムの使用は不安視されていた。
結果的に、「追加武装を搭載する前の3.5世代を少しは上回るが、さしたる差はない」という程度で、本来想定していた性能には全く届いていない。

実際止むを得ずトランザムを使用した際には、一時的に性能が向上したものの、莫大なGN粒子の一斉開放に機体が耐え切れず、オーバーロードし敵機の眼前で機能停止した事もあった。
そしてアルケーガンダムガラッゾに対しては終始圧倒され、この戦局においてはこの状態での運用の限界に至ったと判断される。


■武装

  • GNソードⅡ
ガンダムエクシアのGNソードとは異なる変形機構を有し、刃の向きを変えるだけでソード・ライフルモードを切り替える新型装備。
連結機構があり、連結した形態は「GNツインランス」と呼ばれる。また、ビームを発振して大型ビームソードとしても使用できる。
ダブルオーライザーでの戦闘が主流になった後でも最終決戦直前までメイン武装として使われていたにも拘らず、
ダブルオーライザーが登場する大半のゲーム作品やプラモデルのパッケージでGNソードⅢに出番を奪われる不遇な武装である。*1

  • GNビームサーベル
従来のサーベルと基本的に変わりはないが、出力の調整によってビームダガーとしても使用可能。

  • GNシールド
大型のシールド。分割してGNドライヴバインダーに取り付けられる。先端部には伸縮式のブレイドを内蔵。



支援機であるオーライザーとドッキングすることで「ダブルオーライザー」となる。





■バリエーション

◆ダブルオーガンダムセブンソード

型式番号:GN-0000/7S
装備重量:10.2t

追加武装:
GNソードⅡロング
GNソードⅡショート
GNビームサーベル×2
GNバスターソードⅡ
GNカタール×2

ツインドライヴ完全稼働以前に刹那をマイスターに想定して考案された「近接戦闘用装備」。
コンセプトはエクシアに採用されていたセブンソードの強化兵装。

本装備は刹那の合流以前に設計・開発着手されたが、ツインドライヴ完全稼働の為にオーライザーの重要性が高まった為、」同時使用不可能な本装備は採用が見送られた。
この形態は「当初想定されたツインドライヴ搭載機の性能」に留まり、実際には開発者達の想定を凌駕していたツインドライヴの力を発揮したトランザムライザーはこの機体の能力すら超えるものとなった。

  • GNソードⅡロング/ショート
GNソードⅡの刀身を換装したモデル。クリスタルセンサーの色はに変更されている。
ロングはライフルモードの射撃精度向上が図られ、フォアグリップが追加されている。
ショートはGNビームダガーを投擲しては物資を損耗させる刹那の悪癖に対応し、刀身自体がワイヤーアンカーとして射出・回収出来るようになっている。

  • GNバスターソードⅡ
フェレシュテが回収したGN-XⅡのGNバスターソードを解析して作られた大型実体剣。左肩GNドライヴにマウントされる。
各部のカバーを展開させる事により、表面に強固なGNフィールドを発生させる事が出来る。

  • GNカタール
クリアグリーンの刃を持つ小型のジャマダハル状実体剣。膝アーマーに懸架される。
刀身はGNコンデンサーを応用して作られた素材で構成されており、GN粒子を熱変換し、その熱を瞬時に切断対象へ転移させる事で耐熱限界を超えた温度での溶断が可能となる。
後に広く採用される新素材を初めて採用した装備であり、開発中に得られたデータは後にGNソードⅢ以降のGNソード系装備に使用されている。


◆ダブルオーガンダムセブンソード/G

型式番号:GN-0000GNHW/7SG

上記の「セブンソード」に新開発された『GNソードⅡブラスター』を追加し、GNバスターソードⅡにはGNドライヴ安定装置が新たに組み込まれている。
本体には今までの戦闘データを反映した改修が加えられ、基本性能の底上げがなされている。

GNソードⅡブラスターは剣としても使えるが、あくまで「」(GUN)としてカウントされる為、本装備を「セブンソード/G(スラッシュジー)」と呼称。
型式番号から、GNヘビーウェポンに分類される。

イノベイターとして覚醒した刹那とダブルオーのコンディション次第で威力と射程は無限大に拡張されるが、現状ではその真価を発揮する事は出来ない。

本機はGNコンデンサーによって稼動する為、粒子量は大きく制限され起動は不安定。
トランザムで射程距離を伸ばした状態で1000km先の標的を狙撃する、というトランザムの起動テストを行った際には僅か0.03秒しかトランザムすることができず、実戦で使い物になるものではなかった。
しかも、覚醒して以降成長を続ける刹那はその一瞬でも狙撃を成功させており、この機体では例え本来のコンディションになっても刹那の能力には追従不能だと再確認され、後継機の開発が急がれた。

◇ダブルオーガンダムセブンソード/Gインスペクション
イアン・ヴァスティの弟子であるシェリリン・ハイドが、趣味で赤いカラーリングを施したダブルオー。
データ上でのみ存在しているが、採用には至らなかった。
(※ソレスタルビーイングの機体カラーはマイスター毎に決まっており、刹那の機体は常にに決まっていた為)

シェリリンのお遊びでケルディムガンダムアリオスガンダムセラヴィーガンダムセラフィムガンダムの4機を同時に相手したが、イノベイターとしての刹那の戦闘データを再現したインスペクションは他のマイスター達の戦闘データを反映した四機を圧倒。
イノベイターとして覚醒した刹那の規格外さを改めて証明する事になった。



【プラモデルでの仕様】

コストパフォーマンスとプロポーションが良好な上に新型ポリキャップの採用で、「変態可動」と言われるほど可動範囲が広い。

GNソードⅡを付ける腰の部品がポロポロ取れたりする。

セブンソード/Gの方は普通のダブルオーに組み立てる事が出来る(ノーマルの膝やGNソードⅡのランナーも同梱されている為)。

勿論オーライザーと合体出来るのでダブルオーライザーセブンソード/Gに出来たりする(この設定は公式には無いのでオリガンの域になる)。

更にザンユニットとGNソードⅢの追加によりダブルオーザンライザーセブンソード/G+GNソードⅢにまで発展させる事も。
…実際の戦闘でこの究極のゴテゴテ全部載せ形態がまともに動けるかは不明であるが。


  • RG
ダブルオーライザーとして発売。詳細はダブルオーライザーの項目を参照。
後にセブンソードがプレミアムバンダイ限定で発売された。
/Gはアニメ放映10周年の一環として、インスペクションの限定販売が予定されている。


  • 1/100
設計上腰が回らないという致命的欠点があり、プロポーション自体もややゴツめでのっぺりした印象がある。


  • MG
ダブルオーライザーとして発売中。
粒子貯蔵タンク、通常のGNドライヴがあるのでTV版や劇場版どちらにでも組み立てる事が出来る。LEDは一つだけ付属する。
また、セブンソード/Gも発売された。

プレミアムバンダイ限定でトランザムライザーも発売。現在は販売を終了している。


【ゲームでの性能】

PSP版にコスト3000でダブルオーライザーが参戦。パイロットは刹那と沙慈・クロスロード


ゲスト機体として参戦。
エクシアとオーガンダムを設計すると生産登録される。
基本性能は高くトランザムも使えるが、最大ダメージはエクシアのセブンソードに劣る。


コスト3000でダブルオーガンダムとして参戦。
通常状態ではコスト相応の能力は発揮出来ないので、積極的に換装ゲージを回していく必要がある。
アシストにアリオスがいるが、すぐ破壊される上に誘導も弱いので拘束コンボ以外に使い道は薄い。
しかし、コスト不相応とはいえ生の状態でもGNビームサーベル投擲やメインCSと戦える武装が揃っているので、深追いしない事と無視に気を付ければ問題ない。

だがこの機体の神髄は時限付き換装でダブルオーライザーになれる事である。
武装が変化し強力なメインとCSが追加される。他の武装はかなり弱いのだが、それも補うほどのブースト性能が強化され、ガードも全方位バリアとなる。
カット不可能なほど動くBD格闘も非常に強力。
しかしライザー時に流れをモノにしなければ負けてしまう点を念頭に置いておきたい。
オーライザー装備を時限換装扱いにしたのは原作からすると「?」な仕様だが、ライザー非装備のダブルオーをゲームで動かせるという点は希少。

覚醒でトランザムライザー(GNソードⅢ)に換装、ブースト性能が格段に上昇する。
生の状態で覚醒してもトランザムライザーになり、少しブースト性能は落ちるものの換装ゲージもリロードされ続ける。
覚醒中に攻撃モーションに入っていない場合覚醒ゲージを消費し量子化するが、スキが大きくブーストも消費するため過信は禁物。
覚醒技はライザーソード。レバー入力で縦切り、横薙ぎが可能。

シリーズ2作目の『FULL BOOST』ではアシストにセラヴィーが追加。
前作で微妙だったライザーの武装は変更され、サーベル投擲が可能になったりツインランス投擲も強力に。
換装のリロード時間も改善されたので大幅に強化されたといえる。
覚醒技がレバーNで斬り払いになり、動作も早くなった。
ぶっちゃけ3000の中ではかなり弱かった前作とは代わり、そこそこの評価を得るに至る。

家庭版には後述のセブンソード/GがDLC参戦。

3作目の『マキシブースト』では耐久が少なくなると、何と永続でライザーになるように。
ガードすると耐え続ける事が可能なので場合によっては非常に有効。
低耐久で発動するドライブとも噛み合っており、インフレ環境を考慮しても、前作より若干良い位置に付いている。

そしてセブンソード/Gが参戦。
バリア武装持ちの為、耐久600とかなり低い。
そこそこ優秀なメインとCS、ガンダムデュナメスリペアによる狙撃とミサイルがかなり強い。
アンカー、高速移動斬り、エクシアのようなピョン格など格闘も揃っている。
飛び抜けた武装は無いが、多彩かつ全体的に良性能に纏まっており、手数や選択肢が豊富なのが特徴である。
原作通り、覚醒してもトランザムにはなれない。
覚醒技は乱舞、レバー後でワンセコンドトランザムして狙撃。

4作目の『マキシブースト ON』に於いては、ダブルオーは永続ライザーが没収され、ライザー時の格闘に変更が加えられている。
オーライザー非装備時の性能は強化されたが、それ以上に永続無しが大きな足枷となっている状態。
前作仕様で適度な位置であったところから大幅弱体化を喰らったため、無印『Extreme vs.』ばりに不遇な位置に逆戻りしている。

セブンソード/Gの方は耐久とバリア耐久が上昇。これに加え周りの環境の変化や立ち回りの確立により、評価はかなり上がっている。


序盤に登場。武装の数こそ少ないが、トランザムもあり、それなりに使える。ストーリーの関係もあり、優先的に改造すべき機体の一機。
因みにトランザムはリミッターが付いていると言う設定で、ENがあれば使い放題な上にデメリットはない。
そもそも、初出撃時のトランザムすら、本作ではイアンの入れ知恵だったりする。
刹那「了解!トランザム!



    レ-/L
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