舞園さやか

登録日:2011/02/08(火) 16:50:21
更新日:2025/04/15 Tue 06:02:57
所要時間:約 12 分で読めます





舞園さやかです。
これからよろしくお願いします。


肩書き 超高校級のアイドル
身長 165cm
体重 49kg
胸囲 83cm


舞園(まいぞの)さやかとは、ゲーム『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の登場人物である。

概要


超高校級の「アイドル」として希望ヶ峰学園に入学した女の子。
国民的な5人組アイドルグループのセンターを務める、誰でも名前を知っているほどのトップアイドルである。

非常に真面目で責任感の強い努力家だが、空気が読めてユーモアも備えており、口調も丁寧で国民から愛されるアイドルの鑑のような性格。
人の心が勘で解るらしく、よく心を見抜いては「エスパーですから」と言って場を和ませてくれる。

主人公である苗木とは、同じ「根黒六中」に通う中学時代の同級生だった。
ただしクラスは違った上、舞園は当時から人気アイドルとして活躍していたため接点はほぼなく、苗木も一方的に意識しているだけだと思っていた。
しかし、学校に迷い込んできたツルを助けたというエピソードのお陰で実際は舞園も苗木のことを覚えており、希望ヶ峰学園のクラスメイトとなったことを機に意気投合。
コロシアイに巻き込まれるという状況下ではあるが、ギャルゲー顔負けのイベントの数々で相思相愛の気配を見せ始める。
彼女との交流で得られるスキルは「美声」。マシンガントークバトル時に相手の発言を破壊した時に与えるダメージが上昇する。

本編でも苗木の助手として大活躍。
正に王道、名コンビであった。




追記・修正お願いします。




そんな希望ゲーな訳ないよね…
うぷぷ…



※以下ネタバレ


















第一章「イキキル」の被害者。
公式ホームページや説明書等、ありとあらゆる所でメインヒロイン級の扱いを受けており、
多くの人がヒロイン、少しひねくれてもラスボスだろうと思われていた彼女が、
デスゲーム「コロシアイ学園生活」最初の被害者というまさかのポジションに多くのプレイヤーは度肝を抜かれた。
しかも、第一章の学級裁判ではさやかを殺害した犯人が桑田であることが判明するのだが、
その真相も「苗木に罪を擦り付ける算段を付けた上で桑田を呼び出し、彼を殺そうとして返り討ちに遭った」というのだから、これまたショッキングである。

彼女が桑田殺し…というよりも、誰かを殺して学園を脱出しようとした動機はモノクマから見せられたDVD。
このDVDは生徒全員に配られたもので、人によって内容は違えど「学園から脱出したい」と思わせるものであったが、
彼女の場合は「自分が所属していたアイドルグループの仲間が死に、活動を停止した」という内容であり、
これを見て「何があっても外に出て事実を確かめないといけない」と思いつめてしまった故の犯行であった。

というのも、彼女は子供の頃からアイドルに憧れを持ち、並大抵ならぬ努力を重ねるのみならず、
時には競合相手を蹴落とすなどの汚い手段を使ってまで、「トップアイドル」という夢を掴んだのである。
それ故に、ただでさえ学園に閉じ込められてからはアイドル活動が出来ず、内心焦りがあったところに、
DVDによって「仲間やグループがなくなっているかもしれない」という不安を煽られ、凶行を決意。
そうして準備を整えていざ桑田を殺そうとしたものの、彼に抵抗されて果たせなかったばかりか、
逆上した彼に返り討ちにされて殺される…という結末を迎えてしまったのだ。

その死体が発見されてからは、生前仲が良かったこともあって苗木は彼女の死の真相と犯人を探るが、
捜査が進み、徐々に真相が明らかになっていく中で、苗木は彼女が実はクロ(加害者)になるかもしれなかったことと、
その過程で自分を利用していたことに否が応にも気付いてしまい、一時は裁判から逃避しかけるほどであった。
しかし霧切の「舞園さんが残したメッセージはあなたが受け取らないといけない」という叱咤で立ち直り、
受け入れがたい真相を現実として受け止めた上で、舞園を殺したクロを突き止めることとなった。

舞園が苗木に近付いたのは、最初から人の好さそうな彼を利用しようとしていただけ…かどうかはプレイヤーの想像次第であり、
ゲームでも、彼女がどういうつもり・心境で苗木に近付いたのかは明かされることが無かったが、
通信簿イベント…つまり生徒の個別イベントを進めると、彼女から「身近に好きな人が居る」という事を告げられる他、
殺害を決意する発端となったDVDを見せられる前から苗木に積極的に接しているので、
事件で利用しようとしたのは事実だが、その前は純粋な好意で苗木と接していたと推測できる。
もちろん、事件によって舞園が死んでしまった以上、苗木たちにその心の内を知る術はないのだが、
事件の時の行動だけを見て、舞園を「悪女」と結論付けてしまうのは安直だろう。

また、結果的に彼女が桑田を殺そうとしたことで、「コロシアイ学園生活」の幕が切って落とされることとなったが、
この悪趣味な趣向を企てた黒幕は、後に「舞園がコロシアイの口火を切ることとなったのは予想外だった」と語っており、
ある程度は舞園の性格を知っていたであろう黒幕からしても、彼女が最初のクロになりかけたのは意外だったようだ。
加えて、生徒間で殺人が起こった場合、『学園裁判』によってクロを突き止めなければクロ以外の全員が「処刑」されることとなるが、
この詳細が明かされたのは最初の事件が起こった直後、つまり彼女が死んだ後であったため、
もしも彼女が生前にこのことを知っていれば、犯行を思いとどまっていた可能性もある。

さらに、結果的には苗木と共に事件の真相を追い、明かすこととなった霧切響子は、
彼女の死の真相が明かされ、クロとなった桑田が「処刑」されることとなった最初の『学級裁判』の後、
致命傷を受けた舞園が「犯人は桑田である」ことを示すダイイングメッセージを遺して逝ったことを振り返り、
彼女が断末魔に襲われながらダイイングメッセージを遺したのは、善意の苗木を利用したことへのせめてもの償いとして、
「苗木は無実だ」と自分の死体を発見した者たちに伝えようとしたのではないか、と推測している(前述した「彼女のメッセージ」はこれのこと)。
ただ、既に舞園が死んでしまっている以上、霧切の推測が正しいかどうかは誰にも分からず、
苗木もこれに「わからない」と返し、メッセージを遺した動機も「単に殺した相手への復讐だったかもしれない」としている。

その後、苗木は舞園の死を乗り越えるように霧切から慰められるが、
彼は「乗り越える」のではなく「どこまでも引きずっていく」ことを決意する。
第1章のラストシーンの霧切と苗木のやり取りは、苗木の視点で彼と舞園が過ごした時間を見てきたプレイヤーにとっては切ないもので、
苗木の「どこまでも引きずっていく」という決意が安易なものではないことを示している…。


苗木「エスパーだから…」

霧切「え…?」

苗木「冗談…ただの勘だよ…」

月刊少年エース掲載の漫画版でのこのシーンは涙なしでは見れないだろう。



公式でも優遇されており、集合以外の壁紙や、特典のテレフォンカード等にも彼女が採用されているが、
その場合、もれなく霧切響子(とモノクマ)と共に描かれている。
因みにこのテレフォンカードの彼女はグラビアアイドル顔負け―いやこの場合超高校級というべきか―のスタイルとポージングで、
開けた胸元から除く豊満な谷間はかなりエロい(一緒に描かれている霧切響子は絶対領域が強調されていて別の路線でエロい)。
モノクマ?別にどうでもいいや。


  • 余談
桑田と同じく開発最初期に製作された女性キャラクターで、それ故に桑田同様スタッフに飽きられており、
本編でも早々に退場したという、ある意味悲劇のヒロイン(別に飽きられたから最初に退場させられたわけではない)。
まだ「サイコポップ」より「学園ミステリー」の空気が強かった段階で作られたキャラクターだけあって設定も抑え気味で、
超高校級のアイドルという設定を除けば性格も外見も普通の(学園物の)ヒロインっぽいのもそれが理由なんだとか。

会話イベントのラストで気になっている人がいる、ということを匂わせている。
名指しこそされていないが、彼女の態度や今までの話の内容でそれがなのかは明白である。

明らかにヒロインっぽい容姿の舞園が退場した後は、霧切が事実上のヒロインとして物語が進んでいくため、
ファンの間では霧切と舞園がヒロインの座を争うという二次設定が付けられ、不毛な争いを繰り広げるという次創作がよく描かれている。
(どちらかが勝利する、苗木ハーレム、セレス朝日奈や某残念な人に横からカッさらわれるなど展開は多様)

ゲームでは、チュートリアルとして彼女と1章で必ず会話イベントが起きるのだが、会話コンプ後もイベントが起きてしまう
そのせいで、1章被害者その2の江ノ島とクロの桑田、2章の被害者のある人物(会話パートを埋める機会が1章のみ)の会話を埋めるために、
彼女と何度も会話イベントを繰り返すという手間がかかってしまう欠点がある。
彼女との会話イベント自体は3回でコンプリートなので、無駄な手間がかかる点は批判されてしまった。彼女が悪いわけじゃないのに…。
(この点は2で大きな反省点として活かされることとなる。そういう点では彼女のおかげとも言えなくもない…か?)

作中、「アイドルになるためになんでもしてきました…嫌なことでも」と深刻な形相で語っているシーンがあるのだが、
そのシーンのせいで一部から「枕営業をしていた」などと言われたことがある(のちにスタッフから公式に否定された)。
まずファンの間では禁句。というか当たり前である。

1998年発売のプレイステーション用ソフト「東京魔人學園剣風帖」にも、現役高校生アイドルの「舞園さやか」というキャラが存在している。
シナリオライター曰く、これは全くの偶然。
魔人学園自体は触ったことがあるが、さやかが出てくる前に止めてしまったらしく、
名前も設定もかぶってるのを知ったのは後になってからとの事。
ほかのキャラはちゃんと名前などが他作品と被らないようにチェックしていたのだが、なぜか舞園さんだけが漏れてしまったらしい。
2ではこの事をネタにしたアイテムも存在している。


そして、『ダンガンロンパ1・2リロード』以降の移植版で追加されたおまけモード「スクールモード」では…
ネタバレ禁止の都合上書けないので、是非ともあなた自身の目で確かめてほしい。
続編とセットになっており、お値段も比較的お手頃なので是非とも買ってプレイしよう!
間違っても割れでプレイしたり、ネタバレサイトで済ませてはならない。


アニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-絶望編』第4話にて、舞園さんの写真集が出版されていたという事実が判明した。
表紙は白いビキニとパレオを着た舞園の姿で、かなりエロい
花村いわく、この写真集は「アーバン過ぎて瞬間的に売り切れた」らしい。そりゃそうだ。

ナンバリング3作目『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』のおまけモードである超高校級の才能育成計画ではバラエティタイプ。
音楽系の才能を持つ赤松楓澪田唯吹と仲が良く、西園寺日寄子からは敵視されている様子。
またコロシアイとは無縁の世界でも苗木誠とは親密な関係にある。
素のステータス自体はスピード寄りのバランス型といった数値だが、
仲良しマスで発言力(HP)と集中力(MP)がガッツリ伸びる 上、素早さ(SPD&DEX)と忍耐(RES)という重要ステータスも高め。
このためイベントマスを使ったステ振りに融通が聞きやすく、「集中吸収」でスキル枠を圧迫する必要もなく、おそらく全キャラで最も多彩なビルドが可能。
最高レアならそれらを確保しつつ幸運999(=通常攻撃が必中&耐性無視大ダメージ化)にも届かせやすい。
君は彼女をバランス型らしい何でも屋にしてもいいし、耐性無視の万能アタッカーにしても良いし、
絶対生きて立て直すタンクにしても良いし、アイドルらしく回復と補助に特化させてもいい。

『ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』では、
理想のアイドルを追求する中で、辺古山ペコの肌や春川魔姫のスタイル等、他の女子の魅力に注目している様子。
言子とは1度だけバラエティ番組で共演した事があり、自分とは対照的にもう芸能界には戻らないという彼女の決意には理解を示している。
ちなみに彼女の水着は、前述のアニメに登場した写真集で着ていたものである。


wiki篭もり「(追記・修正しないと…)」
舞園さやか「追記・修正してくれるんですか!ありがとうございます!」
wiki篭もり「え、いや、あはは…あれ?どうして解ったの?」
舞園さやか「エスパーですから。」
wiki篭もり「えっ…」
舞園さやか「冗談です。只の勘ですよ。」

舞園さやか「追記・修正よろしくお願いします。」

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最終更新:2025年04月15日 06:02