登録日:2012/05/05 Sat 22:03:12
更新日:2024/07/28 Sun 12:44:38
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シャルドールは『
機動戦士ガンダムAGE』に登場するMS。
この項目では改修機のシャルドール改についても解説する。
■シャルドール
型式番号:CMS-B/67
全高:18.2m
重量:44.2t
マッドーナ工房にて独自製作されたMS。
他の量産MSと比べてとりたてて優れた性能はないものの、
Gエグゼスの母体になるなど、設計段階での素性の良さが見える機体である。
型式番号のBは「BATTLE」で戦闘用を意味する。
モビルスポーツにカテゴライズされるレース仕様のF(FORMULA)型もある。
頭部カメラは
ゴーグル型が基本だが、ムクレド機等、ツインアイ仕様の機体も存在する。
小説版の記述によるとムクレド・マッドーナが一から図面を起こしたものであり、
この機体を見たフリットは「これほどのMSを見たのは七年振り」と心からの称賛を贈った。
また、ウルフもレーサー時代に乗っていた。
工房内で暴れた
UE・
ゼダスを止めるためにフリットとウルフが搭乗したこともあったが、翻弄されてしまった。
しかしこれは機体のせいというより相手が悪すぎた。
基本的に武装はされていないが、工房の一部機体がドッズガンとシールドを
装備してアンバット攻略戦に参加している。
■シャルドールM
型式番号:CMS-B/67M
搭乗者:ムクレド・マッドーナ
モビルスーツの操縦スキルもあったらしいムクレド・マッドーナの、赤に染め上げられた専用カラーのシャルドール。
メガランチャーという超大型のビーム砲を装備している。
これは小説版では「フォルダーEZ7」(EZナンバーのデータは銀の杯条約以前のロストテクノロジーで
グルーデックから提供された)にあった技術の産物であるらしい。
アンバット攻略戦にて、ディーヴァを援護した。
後にメガランチャーは量産され、プラズマダイバーミサイルの砲台に転用されたりしている。
●関連機体
型式番号:WMS-GEX1
また、
Gエグゼス以外にも顧客の要望に合わせた改造型が無数に存在するらしい。(
Gエグゼスはその中でも例外的な存在だが)
■シャルドール改
型式番号:RGE-C350
搭乗者:地球連邦軍一般兵
第2部(
アセム編)に登場するシャルドールの改修機。
Gエグゼスを参考に開発された、シャルドールの軍用仕様。
地球連邦軍で正式採用されており、特に民間から徴兵されたパイロットが好んで使用するらしい。
肩部装甲にマウントラッチが追加され、各種サブウエポンを装備可能。
また姿勢制御バーニアが外側に移動したことで空間戦闘での運動性も向上している。
軍に採用されるに当たって、型式番号には連邦の制式
量産機であることを表すRGEナンバーが振られた。
反連邦勢力や
宇宙海賊にも流出しているらしく、外伝『
追憶のシド』では独自のカスタマイズが施された機体も存在する。
また、第七宇宙艦隊司令アダムス・ティネル直属の艦隊は全員シャルドール改を運用していた。
25年後もごく僅かな数だが運用が確認されており、対艦用としてなのかメガランチャーを装備していた。
■シャルドール ローグ
型式番号:BMS-003
シャルドールを
宇宙海賊ビシディアン向けにマッドーナ工房が改修したもので、他の海賊機と同様に黒い。顔は
ドクロっぽくなっている。
右腕はマニピュレーターからドッズバスターに変更されたが、他にもバリエーションがあるらしい。
「海賊」「片腕が銃」といったポイントから
紛れもないヤツを想像した人も多い。ヒューッ!
「追憶のシド」や本編の第三部から登場。
■シャルドール スカウト
型式番号:RGM-C350S
ヴェイガンの「見えざる傘」への対応策として威力偵察機に改造されたシャルドール。
武装や装甲を追加し、スラスターも改良されている。
実戦投入の結果、敵を捕捉することには成功しているが、戻って来れなかった機体も多かったという。
しかし
「自分が死んでもアスノ司令なら絶対仇を取ってくれる!」とばかりに志願者が続出。
多数の志願者と犠牲者を出したためネット上では
「フリット曇らせ機体」と呼ばれることも......
スペシャルエディションの
機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDENにも大破した当機がカメオ出演している。
■シャルドール(ゴート機)
搭乗者:ゴート
大型のビーム砲を5門装備しており、戦闘ではそれを用いて戦う。
また、地球圏での飛行を可能としている。
■シャルドールG
モビルスポーツ・レースの花形スターであったウルフのために開発されたシャルドールF型のカスタム機。
改造は
マッドーナ工房で行われた。
超人的な操縦技術を持つウルフ用にカスタマイズされており、規格ギリギリまで出力をあげ、かつ軽量化が施されている。
バックパックに取り付けられた姿勢制御用の水平翼が目を引く。
本機の開発には多数のメーカーがスポンサーとなっており、開発費用はシャルドール改をも超えていると言われている。
「G」とはGLITTERの意だが、そのほかにもかつて戦争を終結に導いた伝説の救世主にもあやかっているとのこと。
■
ガンプラ
シャルドールは残念ながら未発売。
シャルドール改はHGで発売。主なパーツは
Gエグゼスと共通となっている。サーベルラックの独特のギミックに注目。
シャルドールローグも改の金型流用キットとして発売。一部パーツが新規造形となっており、ドッズバスターとビームアックスが付属。
肩と脛の部分にはハードポイントが存在するも、MSVの展開が進めば使う予定もあったのだろうが(スカウトはこのハードポイントに装備を増設している)、今のところ有効活用されていない。
ピンバイスで3mm穴に広げて、ビルダーズパーツやビルドカスタムシリーズを付けてみてもいいかもしれない。
追記・修正お願いします。
- 何気にモノアイだったりする機体 -- 名無しさん (2013-10-31 18:38:04)
- シャルドール改はジムっぽい目が好き。 -- 名無しさん (2013-10-31 19:27:52)
- 地味ながらHGは格好良い。もっとバリエーション出れば面白かった -- 名無しさん (2014-01-15 00:11:16)
- シャドールの重複項目かと思った -- 名無しさん (2014-05-19 19:45:40)
- ジムっぽい量産メカとしてジェノアス系統と差別化できてて、そこが良い -- 名無しさん (2014-06-22 08:45:26)
最終更新:2024年07月28日 12:44