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アデル(MS)

登録日:2012/04/15(日) 19:52:25
更新日:2026/07/26 Sun 16:31:13
所要時間:約 15 分で読めます






アデル1、マックス・ハートウェイ
アデル2、アリーサ・ガンへイル
発進します…!




アデルとは『機動戦士ガンダムAGE』に登場するモビルスーツ(MS)。
第二部「アセム編」で初登場した。




【性能諸元】

型式番号 RGE-G1100
所属 地球連邦軍
開発 地球連邦軍
全高 18.0m
重量 42.4t
主動力 プラズマ圧縮炉
武装 ドッズライフル
ビームサーベル
シールド
ウェアシステム
主なパイロット マックス・ハートウェイ
アリーサ・ガンヘイル



【概要】

アデルとは、ジェノアスに替わる量産機としてガンダムAGE-1(主に2号機)で得られたデータを元に開発された、いわば簡易量産機。
司令官となったフリット・アスノが開発を推進した機体であり、第二部での地球連邦軍の量産型主力MSである。

AGE-1とほぼ同様の機構を持ち、Gウェア換装システムも引き続き搭載。
解析が進まないAGEシステムを持たない以外は「量産型ガンダム」と言って差し支えない性能を誇る。

頭部はバイザー型を採用しているが、内部にはガンダムと同様ツインアイ方式を採用(ソロンシティ戦で損傷した時などに垣間見える。)
ジェノアス同様に高い拡張性を持ち、劇中では数多くのバリエーションが登場する。

一般機のカラーリングは薄緑と白のツートン。
ディーヴァ所属機は青と白のツートンであり、胸部には識別番号が振ってある。
ロストロウラン基地では、後述のアデルマークⅡと同じ薄緑と灰緑のツートンに彩られた機体も少数ながら確認できる。


元々「ノーラ」で始動したガンダム開発計画の根本的な目的は、UEに対抗できる正面装備のアップデートであり、
最終目標は「ガンダムの簡易量産型を開発しジェノアスと替える」というものだった。

AGEシステムそのものが量産出来ないのだから当然なのだが、この開発が困難を極めた。
特にGウェアの制御システムの複雑さ。
ただでさえ換装は機体特性を別物に変えてしまうのに加え、それに使用される技術は殆どがオーバーテクノロジーである。
制御OSをマッドーナが模倣しようとしたが、ゆうにMS数機分のサイズになってしまった。
GウェアのテストパイロットXラウンダーであり、一般兵向けの調整に手間取ったのも大きい。

結局、正式配備に至るまでにAGE-1の完成してから25年もの月日を必要とした。
それでも管制系統は複雑であり、「訓練段階からアデルに特化したパイロットの方が有効に扱える」という考えから、
主に優秀な成績を挙げた新兵(アリーサやマックスなど)に与えられた。
彼らを通称"アデルドライバー"と呼ぶ。



【武装】

  • ドッズライフル
ガンダムAGE-1の物のマイナーチェンジ。
バレル部が改良され、精密射撃モードへの変形機構が省略された。

両腰部にそれぞれ一本ずづ格納されている。
アデルのウェア換装はAGE-1とは違い、腰部アーマーはそのまま残るため、換装してもビームサーベルを使用できる。(タイタスなんかは手で掴めるのか不明だが。)

AGE-1と同様の形状の大型実体シールド。

  • マーカーショット
模擬戦用の小型銃。
ディーヴァ所属機が標的のバルーンを射出するために使用した。



【換装形態】

アデルタイタス

タイタスウェアを装備したアデル。
本編に先駆け、HGアデル(一般機)のパッケージや取扱説明書にて存在が明かされていた。

アデルスパロー

スパローウェアを装備したアデル。
本編に先駆け、HGアデル(一般機)の(ry

アデル(Gバウンサー用バックパック装備)

Gバウンサーのバックパックを装備したアデル。
本編(ry

アデルキャノン

砲撃型ウェア「キャノンウェア」に換装したアデル。
両肩に巨大なドッズキャノンと3連装ミサイルランチャー、腰には予備のエネルギーパックを装備している。
劇中ではその豊富な火力を以て戦果を挙げていた。
ノートラム戦や、第三部のロストロウラン戦等に投入されている。

アデルスタークス

突撃型ウェア「スタークスウェア」に換装した形態。
元々スタークスウェアはAGE-1用に設計が提示されたが実際にビルディングされなかった幻のウェアで、アーカイブに保存されていたデータをたまたま開発陣が発見、アデル用として製造に至った。

その特徴は両肩に設置された巨大なブースターが生み出す絶大な推進力。
主武装であるバーニア内蔵のビームランス「ルートレイバーランス」との併用によって重騎兵の如き超高速の突撃によるヒット&アウェイ戦法を得意とする。
…というか、武装がルートレイバーランスのみなのでそれしか出来ない。
また、推進力に全振りした分運動性には難があり、すれ違い様に攻撃を受ける危険を孕んでいる。

本編には登場せず、『UNKNOWN SOLDIERS』に登場。
建設中のコロニーに進軍するXラウンダーが操縦していると思しきゼダスに対してデーヴァから別部隊に転属したマックスとアリーサ(とその同僚)が搭乗、「Xラウンダーでも避けられないくらい加速して突撃する」脳筋戦術によって見事撃破に成功した。



【劇中の活躍】

ディーヴァのウルフ隊にアセム・アスノが着任した際には2機が配備され、
一番機はマックス・ハートウェイ少尉、二番機はアリーサ・ガンヘイル曹長がそれぞれ搭乗。

コロニー出港時にヴェイガンの襲撃を受け、初めての実戦を経験する。
戸惑いながらも、ウルフオブライトのサポートもあり何とか切り抜ける。

その後もビッグリング攻防戦に参戦し損傷しつつも生き残る。

コロニー「ソロンシティ」でディーヴァに乗艦していたフリットの指示により、
二機ともタイタスウェアを装備してウルフらを救出しに出撃するが……(タイタスの項目参照)

また、コロニー「ノートラム」へ向かう最中、デシル・ガレットと倒された仲間の仇討ちに来たマジシャンズ8のメンバー三人の襲撃を受ける。
その時は、アリーサ機がスパローウェア装備で地味に出撃していた。(スパローの項目参照)

ウルフやアセムの活躍もあり何とか退ける。
ぶっちゃけノーマル状態の方が敵を撃墜している気がするが、きっと気のせいであろう。

その後のノートラムの攻防戦にも参加。
その終盤、戦死したウルフの指揮権を引き継いだフリットに従ってヴェイガンの移動要塞ダウネスの推進部の破壊に向かう。

迎撃に現れた直衛部隊を連携で撃破していき、フリットが推進部を破壊するまでの時間を稼ぐ。
上手く行ったかと思いきや、ヴェイガンは「たかが要塞一つ!MSで押し出してやる!」したため失敗。
その後、ダズのドラドLによる捨て身の猛攻でガンダムAGE-1フラットは損傷し後退したが、目立った損傷がなかった本機は戦闘を継続した。


一方、一般機の方はというと、コロニー「トルディア」に現れたゼハート・ガレットゼダスRと交戦するが、技量差から敗れる。

が、ビッグリング攻防戦では、フリットの指揮によりジェノアスⅡやシャルドール改との連携を駆使してマジシャンズ8を完封。
AGE-1フラットと共にデシルのクロノスをフルボッコにする活躍を見せた。
もちろん撃破された機体も少なくなかったが。

ノートラム攻防戦ではアデルキャノンが登場。ダウネスへ向かうAGE-1フラットを支援した。

一年後、地球連邦大統領オルフェノアを抹殺すべく現れたゼイダルスやドラドを迎撃するが、一撃も当てられないまま一方的に撃破されてしまった。


●第三部

デビューから25年以上経ち、可変機構を搭載した新型量産機「クランシェ」の登場もあり旧式と化した本機だが、
オリバーノーツやロストロウランなどでは現役で活躍している姿もみられる。

ロストロウラン配備機の一部はキャノンウェアやタイタスウェア、Gバウンサーのバックパックを装備。アデルマークⅡと同じカラーリングが施された機体も確認できる。
また、飛行可能なヴェイガン機に対抗するべくウェイボードに乗った機体も見られた。
この時のアデルタイタスは、ウェイボードに掴まって飛んでるだけという何がしたいのかイマイチ分かりにくい組み合わせで、ファンの間で妙な人気がある。



アデルマークⅡ

型式番号 RGE-G1500
所属 地球連邦軍
開発 地球連邦軍
全高 18.0m
重量 42.4t
主動力 プラズマ圧縮炉
武装 3連ドッズライフル
ビームサーベル
シールド
ウェアシステム
主なパイロット 地球連邦軍一般兵


第三部に登場。アデルを陸戦用に特化させた後継機。
灰緑と薄緑のミリタリーなツートンカラーが特徴。頭部アンテナの増設等細部が異なる他、脚部にローラー型ダッシュユニットを搭載しているので陸上での機動性が高い。
アデル同様、作戦に応じて四肢の換装が可能。

同時期に開発されたクランシェに比べると重力下で飛行能力がない事や機動力では劣る。
だが長期にわたって運用されているという信頼性の高さや、ウェア換装による汎用性の高さ、変形機構が無い事による整備性と操縦性の優秀さ、そして地上や地下での運用においてはクランシェよりも適している事もあり、現場のパイロットの評価は高くクランシェよりも量産規模が大きい。

後述する宇宙戦用と共にキオ編の時代の連邦軍の主力量産機と言っても良い機体となっている。
熟練パイロットが多いのか、ダナジンウロッゾ相手に中々活躍をしていた。

脚部を換装した宇宙用も存在している。
この機体は脚部のローラー型ダッシュユニットをスラスターへと換装している。カラーリングも藤納戸色と月白色のツートンへと変更された。
小説版やMOEではキャノンウェアを装備したアデルマークⅡキャノンが登場している。


【その他のバリエーション】

偵察型アデル・スパロー

小説版第3巻に登場。
各部にカメラとセンサーが増設されている。
作中では第501飛行隊のサーシャ・ヴレーモヴナ中尉とキム少尉が、ノートラムへと侵攻するダウネスを捕捉。データを収集しつつ追撃を振り切り、友軍に危機を伝えることに成功した。

強行偵察型アデル・スパロー

小説版第5巻(の回想シーン)に登場。
A.G.151年、暗礁宙域での調査任務にてAGE-2に随伴していたが、シドの猛攻に晒され全滅してしまった。
第4巻ではA.G.142年のクーデターの際、(アセム視点の)地の文で『新型の強行偵察型ユニット』なる存在に言及されており、本機のことを指しているとも取れる。
ここでは分けて記述したが、実際のところ上記の偵察型アデル・スパローと同一の機体を指している可能性も否めない。

砲撃型アデルマークⅡ

狙撃型アデルマークⅡ

どちらも小説版第4巻に登場。
キオがプレイするシミュレーターの味方戦力として言及された。それ以外の場面には登場しないためシミュレーター上のみの存在という可能性もある。

死守型アデル(アデルマークⅡタイタス)

小説版第5巻に登場。
タイタスウェアの堅牢さを活かし、巨大な防盾として拠点防衛を行うことを目的とした機体。
武装は対艦レールカノン。*1
最終決戦においてザナルドは無数のシド・スレイヴからセカンドムーンを守るべく孤軍奮闘しており、そこへキム・ジュンイ少佐率いる5機の死守型アデルが加勢。
セカンドムーンへと迫り来るプラズマダイバーミサイル(AGE-1のものではなく、シド・スレイヴから放たれたもの)を狙撃した。

強襲型アデル

小説版第5巻に登場…というより言及された。
巨大なブースターを備えていること以外の情報が一切ない。
最新決戦にてディグマゼノン砲の射線上から退避するため、ダークハウンドが本機用のブースターをバインダーにジョイントした。(いわばハイパーブースト機能の代わり。)

アデルマークⅡ突撃仕様

小説版第5巻に登場。
両肩に巨大なプラズマスラスターを装備している。
その名前と特徴はアデルスタークスを連想させるが、関係があるかは不明。
最終決戦にて、ヴェイガンギア・シドを止めるべく立ち向かうが撃墜されてしまった。


ガンプラ

AGにて一般機が登場。
HGでは一般機が先に発売され、続いてディーヴァカラーが発売された。
AGE-1ノーマルをベースとしたキットのため、そちらの余剰パーツが多数付属する。上記の通り、タイタス&スパローウェアや、Gバウンサーのバックパックも装備可能。

一般機はAG、HG共にかなり色が濃いので気になる人は塗装推奨。



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最終更新:2026年07月26日 16:31

*1 ビームスパイク等タイタスウェアの武装が健在かどうかまでは不明。