レーシングラグーン

登録日:2010/05/04 Tue 01:24:16
更新日:2025/04/20 Sun 22:06:42
所要時間:約 30 分(ネタバレ部分込みなら 50 分)で読めちまうのさ…




!!WARNING!!WARNING !! WARNING!!WARNING !! WARNING!!WARNING !! ※このゲームはフィクションです。実在の人物・団体・施設・事件とは一切関係ありません。※ ※実際の運転は交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう。※


―10年前


横浜にとびきり速い男がいた


そいつは第3京浜の多摩川コーナーを


5速全開で抜けてったんだ


一緒に走っていたヤツら、


口を揃えてこう言ったね


「アイツは、クレイジードライバー


命知らずの大馬鹿野郎だ」ってね…


お と ぎ ば な し は 終 わ り さ … 俺達の物語は、はじまったばかりなんだ…

『レーシングラグーン(Racing Lagoon)』はスクウェアが1999年に発売したPS専用ゲームソフトである。

概要

1999年6月30日発売(当初は5月27日だったが延期された)。
ジャンルはハイスピード・ドライィングRPG……タイトルロゴにもちゃんと「HIGH SPEED DRIVING RPG」って書いてあるからな……

そしてこのRPGの意味はRacing Poem Game……
そうさ……普通のRPGなんかじゃねえのさ……

プロデューサーはサガシリーズの生みの親にしてFFにも関わる「河津神」こと河津秋敏、シナリオライターは鳥山求、BGMはのちに夫妻となる松枝賀子(作曲)・江口貴勅(編曲)、
ゲームデザイナーはのちにFF11にも参加した藤田司と、余談で語るが『バハムートラグーン』の陣営そのままの、今では実現困難な豪華スタッフが結集している……
それくらい力を入れて開発……そして発売されたからか、「RPGだと思ってプレイしたらただのレースゲームだった」なんて書いた雑誌が
スクウェアから新作ゲームの情報を貰えなくなった事が遠因になって廃刊に追い込まれた騒動でも有名さ……

キャラクター造形のブッ飛び具合や「ラグーン語」と呼ばれる独特なセリフ回しによるネタ人気もあるが、ただのFool Gameじゃない……きっちり練り込まれた陰鬱ながら骨太なシナリオ、
JAZZやTECHNO FUSIONを中心とした秀逸なBGMなどを真面目に評価する声も多く、23年後になって海外で翻訳版を出した猛者すら現れるなど、一種のCULT的作品として扱われているんだ……
実際、他ゲームやアニメでパロディ要素として組み込まれる*1事も多いしな……

一方で……色々あるのか、本作は2002年のPs One Books版以来長らく移植はおろかゲームアーカイブスでの配信も行われていない*2……
そのせいか……幻の作品としても一部で有名なのさ……

基本システム

舞台は架空の近未来都市YOKOHAMA。
個性豊か過ぎる走り屋と共に、10年前の横浜最速伝説の謎を中心にして話が進む。

本作はシンボルエンカウント制を採用している。
街中で自車を走らせ、他車にPASSING(ヘッドライトを点灯させる)する/されるとエンカウント。
エンカウント地点に対応したコースで1vs1のレースバトルが始まる。

勝った場合、敵車のエンジン・シャーシ・ボディのどれか1つをGET REWARDS(追い剥ぎ)できる。
これを繰り返して自車をTUNE-UPしていくのが走りの基本なんだって山田が言っていたのさ……
当然、こっちが負けると逆にパーツを奪われる……自業自得ってやつだ……

奪えるパーツはやたらと多彩で組み合わせにもほとんど制限がないため、他ゲーではできないようなTUNE-UPが可能。
例えば「150kgの軽量化をした軽ワゴン車のシャーシ」に「ツインターボ5組、ツインチャージャー1組、ツインスクロールターボ1組を装着した排気量7000CC弱のV8エンジン」を搭載し、「CカーエアロのYOKOHAMA市営バスのボディ」を乗せるといったCRAAAZYなTUNE-UPもできる。
……俺は……おすすめしないがな……

またエンジン・シャーシ・ボディは走りを繰り返すことで基本性能が上がったりパーツ枠を追加できるようになる。
まるでRPGみたいだな……

それと素の状態で基本的な表示が揃っているため、先輩が付けてくれているカーナビに意味がほとんど無いことも有名。
機能の割にやたら重たい(45kg…だと…!?……例えるなら……29型ブラウン管テレビ並みじゃねぇか……)のでまずはこれを外そう……話はそれからさ……

レース時車の挙動が独特で「ちょっと方向キーを入れたら壁に突っ込んだ」「まっすぐ走ることすら難しい」なんてよく報告されているが、事実というか仕様である。
コツさえわかればそれなりに走りやすいんだがな……

操作性のイメージとしてはチョロQなどの非リアル志向のレースゲームに近く、細かいことを考えて走るとかえって遅くなる。

他のレースゲームと特に大きく異なるのは「きつめのコーナーにはアクセル全開で突っ込みハンドルを切ったらサイドブレーキを引きテールを振って強引に曲がる」という点だろう。
このシステムのおかげで容易にドリフトができる。丁度慣れてきた辺りでイベント戦の舞台となるヘアピンだらけのHOLY ROAD(箱根七曲り)はテンションが上がること請け合いである。
……とりあえず基本はBRAKEを使わずSIDE BRAKEを使うこと……話はそれからさ……

コーナーを曲がりきれない場合でも「壁や敵車にぶつかると滑り状態がリセットされる」という仕様を利用し、ドリフト状態でコーナーに突っ込み壁にテールのみを当てて立ち上がりを早くすれば、大体の場合フットブレーキを使いしっかり減速してスマートに曲がるよりタイムが良くなる。
……郷に入っては郷に従え……そういうことさ……

ちなみに直角カーブなどではドリフトがほぼ必須だが、普通のカーブならばちゃんとコース取りを意識しつつ減速してドリフトせずに曲がりきった方が速かったりする。
特に加速が遅いマシンでドリフトしようとすると速度が余計に落ちるので、地味にこれも重要になってくる。
走りを極めたいなら基礎も忘れてはいけない。

ラグーン語

本ゲームの特徴的な要素として、登場人物のほとんどが習得している「ラグーン語」なる独特の言語体系が挙げられる。
ただし、ひとくくりにラグーン語と言っても各人で微妙な特徴の違いがある。
特によく見かける英語混じりの台詞を基本とした主人公のダウナーなラグーン語が有名。
  • 三点リーダー二つ(……)の多用……いや、とにかくぶちこんでいると言った方がいいか……
    • ちなみに単独の「…」も使い分けられているのさ……
  • 妙なところで英単語が入る
    • 例:「ケッ、てめぇグッドラックだな!(訳:私の相手をせずに済んで良かったですね)」
  • 倒置法の多用
  • 各自独特な台詞廻しを使う
この辺りがラグーン語の大まかな特徴。
プレイしているうちにラグーン語が癖になっちまうwarriorもいるらしい……冗談じゃねえ……

シナリオ・グラフィック

架空とはいえ、実際の横浜をモデルにしているので実在の地名やコーナーが登場する。ある意味横浜の勉強になるかもしれないな……
よく横浜市はスクウェアに苦情を出さなかったものだ……さすがに中華街でドラッグレースはどうかとは思うがな……
かつて横浜に暴走族が多かった時があるので、それが本作品のモチーフであろうか?

走り屋という存在が多面的に描かれており、同じ走り屋作品でも世間を賑わせていた頭文字Dなどとは毛色が異なる作風になっている。
「走り屋によって/であるが故に、人生を狂わされた人間」の描写も成されており、 断じて走り屋賛美の物語ではない*3
何だったら中盤から後半に掛けて段々と死人が多発するわ、走り屋に対する怨嗟から実験計画のために走り屋を誘い出して10年近く地下牢に監禁するわ、「監禁によって人と呼べない姿に変わり果てた人間が主人公の目の前で走りへの想いを語り事切れる」なんてトラウマものの描写まである。シリアスを通り越してそこいらのホラーも真っ青な鬱ゲーである。

キャラクターはCGだが3Dを作り始めた頃の時代なので粗く、男キャラはみんな肩幅とかが凄い。
基本的なイメージとしては世紀末とかその派生ゲームみたいに考えても問題無いぜ……

しかし全キャラ妙にずっと動き続けたり、変な動きをやめなかったり、スルーッと滑るように動いたり、某キャラは目がクリっとしているという設定か何かからかずっと目がきょろきょろしていたりする
ちなみに革ジャン愛好家が多い印象を受けやすいが、意外にも皮ジャン比率はそこまで高くなかったりする。

<登場人物>

本作の登場人物はほぼ例外なく、走り屋か、何事も走りに繋げたりする走り脳な人物ばかりである。

Bay Lagoon Racing

新興港町:ベイラグーン埠頭を拠点とする、藤沢一輝が1997年に結成した新興チーム。
元はガソリンスタンドのバイト仲間で集まったが薄給すぎて難馬以外全員辞めている。

赤碕 翔(変更可能)

本作の主人公。
初期車は藤沢から譲り受けた86-Lev(E86型カローラレビン)。
過去の記憶は持たないミステリアスな人物。無口で飛び出す台詞もどことなくダウナーだが、内面は凄く饒舌。
台詞は……を多用する。「冗談じゃねぇ……」が口癖で、語尾によく「──さ」を付ける。
何事にも飽きやすく醒めた目線をした性格だが、藤沢に誘われ走り屋チーム、ベイラグーンレーシング(以下BLR)に参加する。

藤沢 一輝

BLRのリーダーであり、現横浜最速の男。
愛車はRS-2000tb(恐らく、DR30型スカイラインのシルエットフォーミュラがベース)。22歳。
台詞は演説型。年上の彼女がいる。凄くかっこいいけど多分ヒモ。
チュートリアルもしてくれるが、突然FFやサガフロに例えてきたり、しかもたとえとして妙だったり、バグのせいで説明がちぐはぐになってたりとどこかシュール。
ちなみに一番好きなガーディアンフォースはバハムートらしい。

難馬 恭司

BLRのNo.2。見た目からでは分からないが20歳。
愛車は青と黒ツートンのSevenーRX(FC型RXー7)。
ガソリンスタンドのアルバイト店員だが真面目な勤務で次期店長と目される。
数奇な過去の持ち主でもある。
主な台詞は「GS(Game Save)してけー」

鈴木 由佳

BLRの紅一点。
彼女のイベントは結構スルーすることが可能で、イベント消化はむしろ苦行と称されることもある……良かったのか悪かったのか……
性格や口調も別に悪くはないが、あまり走り屋らしさはない。思慮深く、正統派のヒロインと言えるだろう。
だがモブキャラに可愛い顔の女が結構多い中、メインヒロインなのにカエル顔ともっぱらの評判だが、カエルに失礼な気がしてきた
愛車はMicro-GT(ミニ・クーパー)。
2ndNightで貰えるすべての回転域で加速が上昇する手作りマフラーを貰えたりするなど何気にレアパーツが多い。

山田 健三

赤碕と同時にBLRに参加。とてもシンプルな顔をしている。
BLRの最遅野郎と名も無き走り屋から馬鹿にされることが多いが、作中では一番車と走ることを楽しんでいる。
速度をあまり追求していないという点で、由佳と同じく本作では稀有な優良ドライバーだと思われる。
鈴木に粉掛けたり等の女好きな一面もあるが、その遅さとシンプルな顔のせいか余り上手くいってない。男は中身の時代じゃないのさ……。
そして嫌いなものの一つは自分の誕生日。誕生日は2/14……すなわち……。
愛車は青と黄色のツートンカラーのCVC1600(EK型シビック)。
やたらと装着された自作パーツはレア度だけは高いが基本的に性能は残念。
ただし彼も彼なりに男を見せることもあり、赤碕の為に自力で箱根の強豪たちを振り切ったりも…。

NIGHT RACERS 本牧

BLRのライバルで、本牧埠頭を拠点とする老舗チーム。NRとよく略される。
YOKOHAMAエリア最大の規模を誇るが、大所帯ゆえにメンバーの統制がとれていない面もあり最終的には主要メンバー離脱によって解散した可能性が示唆されている。

辻本 アキラ

本牧NRのリーダーで愛車は青紫のX1800(180SX)。
走り一筋で女には全く興味が無く真面目。
走り屋という前提はあるものの、作中一、二を争う良識派かつ常識人で責任感も強い。
走り屋を終始続けているものの、世間から爪弾きにされるのも当然という自覚もしっかりあるため、そこらを責められた時も言い返さず耐えている。
自分のチームで死人や裏切り者が出ているという状況下で「YOKOHAMAの走り屋は俺が守る!」「BLRも任せとけ」と啖呵を切る8th Nightは必見。
しかも有言実行通り山田や由佳の世話もする、もはや聖人の域である。
藤沢退場後は赤碕と横浜二大巨頭と呼ばれるようになる。

沢木 誠

NRのNo.2
体育会系の男で「3つのK(気合!気合!気合!)が走りに重要」と豪語するシーンは名場面。
そんな男らしい彼だったが……。
使用車は白のSil-14Q(S14型シルビア)。

石川兄弟

兄の圭介は紫髪で硬派(カタハと読む)、弟の真介はピンク髪で純情がプリントされてるTシャツを着ている。双子のように見えるが1歳差。
圭介がオレンジのGRA-Si(DC型インテグラ)、真介が緑のCVC(EK型シビック)。
作中で名前が出るのは兄のみ、弟の名前は攻略本で初めて明らかになった
兄は典型的な走り屋脳のヤンキーだが、弟の方はそうでもなく本当は気が弱く、教習所で張り合った山田と仲良かったりする。
名台詞「ケッ!てめぇグッドラックだな」はこいつらの台詞。
ちなみに「硬派」というのは間違いではないらしく、走り屋の世界に入ったのも辻本にチギられたのが理由であり、鈴木を誘拐するも特に手出しはしなかった模様。

元町Queen's

中華街を拠点とする女性のみで構成されたチーム。メンバーは全員Wagon660(ワゴンR)を愛車とする。
女性のみということもあり追っかけも多く、紹介がなければレースに参加できない。
なお沢木とのレースを控えた赤碕と接触した三原からの紹介で参加できるが、4日目まで三原と接触していない場合山田の紹介で参加できるようになる。

立河 唯

元町クイーンズのリーダー、横浜中華街でドラッグレース*6を開催している。車はピンクでエンジンをCelineのG-3S(VVT-i)に換装。
普段はチャイナドレスを着たサバサバな性格のお姉様だが、たまに女王様口調になる。
川崎とは暴走族仲間で旗持ちを担当していた過去がある。

三原 葉子

元町クイーンズの一人で、走り屋が集うファミレス「Johhey's本町店」の店員でもある。やたらに目線がCraaaazyすぎて危ない。
車は水色でエンジンをCVCのBB16-Rに換装。
NRのNo.2沢木に言い寄られており、10連勝の報酬としてデートを約束された。それを阻止させる為に赤碕をスカウトするが、どうやらまんざらでもない様子。

NorthYOKOHAMAの関係者たち

4thNightで解禁されるLANDMARKTOWERを中心としたMINATOMIRAI・YOKOHAMA STATION・今は無きTAKASHIMA WARFなど横浜市西区を中心に構成される街。大きな建物の下にあるPickUpシケイン(ナンパシケイン)が名物。
走り屋チームとしては桜木町GTと高島VRの2チームが存在するが、揃いも揃って直線番長の連中しかいない。

川崎 鉄史

旧東京急行東横線桜木町駅から高島町駅(2004年廃止。現在は地下化され横浜高速鉄道みなとみらい線)沿いのROUTE16を根城とする桜木町 GRAND TOURERSのリーダー。21歳。髭面の中年にしかみえないさ……。
愛車はZokkyAeroの赤紫のCancer(チェイサー)。
メンバーからは「総長」と呼ばれており、4th NightのNORTH YOKOHAMA開通時にしょっぱなからメンバーに通せんぼされ拉致同然にツラを貸すハメになる。
ゼロヨンでは馬力とパーツ構成の割りにインチキブーストを使って来る驚異の加速力を見せ、ぶっちぎりに速い。もちろん表向き実力者としてYOKOHAMA GPに出るが、ゼロヨン以外では遅いのはご愛敬。

桜木町GTのメンバー

桜木町GTの面々。デコもZokkyと言われる位デコが異様にデカい副総長をはじめ、なかなかの個性的なメンバー揃い。
4th NightでNorth Yokohamaに乗り込んで通せんぼしたりする割に、BayLagoonWarfに乗り込んで挨拶に来た際に漢字を間違えたり去り際に「裟婆羅(さばら)!!」と、横浜の調味料メーカーかと思えるようなことを言い出すなど割と天然が入っている。

フレディ・ロバーツ

海へダイビング is 敗北ネ!!」の人。
Freddie Roberts。高島VICTORY ROADのリーダーでアメリカ人。愛車はDangerV8(カマロ)。
ナンパシケインの有名人でもある。実際かなりモテモテらしい。
4thNightで高島埠頭で話しかける前に高島VRと話しかけると登場するが、この際にはノーアポイントメントと言う事で勝負してくれず、高島VRの面々とのチキンレースで勝利すると5thNightで初めて会える。
なおこのアポイントと言うのはナンパシケイン初回挑戦時の事で、フレディに割り込まれてパーフェクトをキメられた直後にパーフェクトを取ると勝負してくれる。
横浜GP予選にも出場するがチキンレースだけの男なので、まぁお察し下さい。

エセ外国人口調で話す滑稽な言動が目立つが……?

椎名姉妹

関西エリアで無敗を誇る、冷静沈着なドライビングが持ち味の姉・京香とステッカー狩りを趣味とする妹・遥のコンビ。
愛車はどちらも黒い32TypeR(R32GT-R)。ナンパシケインをツインドリフトで駆け抜けるほどの実力。
言い寄られる事も多く泣かせた男も多数(曰く「ツラが良くてもウデが悪いのはイヤ」)。桜木町GTの連中もナンパしに行ったが敢え無く撃沈した。
後に箱根DDと交流戦をやるが、京香は野性味あふれる男が趣味らしく、虎口の事を「探してた男って感じや」と好意を抱いた。遥曰く「姉ちゃん、趣味悪いわ」とヒいていた。


HAKONEの関係者たち

7th Nightで存在が示唆され、8th・9th Nightで深く関わる連中。
例の峠地帯を中心にした、「真っ直ぐ走るだけの楽な道」とは違うtechnicalな運転も極めた集団が集う。最大勢力は箱根Drift Dancers(DD)であり、メンバーの数も多く特にリーダーの実力は段違い。
元々は藤沢もここ出身であった。
走り屋としてだけでなく、人生哲学もしっかりした連中が案外多く 、赤碕とも最終的にボケとツッコミの関係になるネタ要素も備えつつ気のいい奴らが多い。

虎口 美春

箱根DD現リーダーで「箱根の皇帝」の継承者。
ライダーズジャケットを羽織り胸板を開けさせオールバックに一本結び筋肉マッチョ且つ強面と言う強者然とした人物。腕っ節も強く苺狩りの看板を拳一撃で真っ二つにした程。
その名の通りその実力はかなりのものであり、藤沢ですら箱根で彼に勝てなかった。
メンタルも強く「先に行くやつがいなくなったとき」にどうするかを知っている。
そして孤高を気取っているように見えるが意外と他人想いでもあり、彼の言葉はほとんどが他人へのアドバイスである*7
愛車はライトブルーのX1800だがYOKOHAMA GP決勝のみSeven-FD(FD型RX-7)になっている。

加東 源児

箱根DDのメンバー。7thNightで突如として赤碕らが集まるGSに殴り込んで来た、帽子を被った如何にも強そうなツラをした男。
あだ名は「3京の黒い悪魔」。箱根の走り屋なのに…?愛車は黒のSW2000(MR2)。こんなイカついツラして年齢は19歳。こんな19いてたまるか……

山崎 リョウ

箱根DDのNo.2。「おっ!!横浜ナンバーのチープなクルマ……!!」と言いながらとんでもない速さで近づく事で有名。
茶髪のロン毛にイヤリング、そして箱根DDのロゴ入りのレインボーヤシの木柄と言う派手な柄のTシャツで出て来る見た目と中身が一致したまさにチャラ男。
助手席には彼に釣り合うかわいい女しか載せない主義(体重45㎏以下バストDカップ以上)と称し「峠を攻めるにはバラストが大事だから厳しいヨ」とペラペラ勝手に喋る。
初見だとウザくてイラつく事請け合いなのさ……
愛車はワインレッドのCeline(セリカのFFの方)。

木下 圭壱

箱根DDのメンバー。自称「HAKONEのドリフトキング」。丸サングラスに派手な柄シャツのどう見てもチンピラ風の見た目のクセして18歳。
愛車はシルバー/ネイビーツートンの86-Thunder(AE86型トレノ)だが、エンジンを20バルブ仕様のAE111型に換装してある分多少速い。

織田 真学

箱根DDの創設者にして先代箱根の皇帝。
横浜戦争にも参加し終焉を気にHAKONEに渡り3日で強豪たちをねじ伏せてみせた。
本編より前に引退したが余命宣告を受けたこともあり再び復帰、10年前を知っていたり理由は不明だがサトルの居場所を知っているなど重要人物。
かつては湾岸仕様のRS2000、本編では山吹色のEvo-2000(ランエボV)を愛車にしている。

高橋 九弐輝

HAKONE一の腕前と名高い整備士で、TUNE SHOP『WINDY』代表。昔は走り屋をやっていたらしく、愛車は小豆色のZeta2400(S30型フェアレディZ)。
虎口や織田などHAKONEの腕利きも御用達の為情報通でもあり、伝説に挑む赤碕の身を案じる。
何よりもクルマと仲間を愛し、義理人情に厚いまごう事なき好漢。……だが、 「晴れ舞台に挑むってのはウ○コするようなもんさ」 (注意:ゲーム内では伏字なし)など 下ネタを多用するのが玉に瑕。 赤碕の実力に何かを感じ、横浜GP決勝戦にて高橋自作のレーシングカーを提供しそれで挑む事に。(当初は藤沢に提供する筈だったが、彼は愛車に拘りたいからと拒否した)但しかなりクセの強い性能の為、そこで文句を言われる羽目に*9

HIGHWAY関係者たち

楠木 蒲生

首都高のチーム「C-1 ROAD STARS」の現リーダー。
祭りで踊れるのはしょせんMONKEY DANCE……」の名言で有名な、作中数多いネタキャラの中でも屈指のネタキャラ。初登場は9th NightでのBayLagoonTower。
愛車は金黒ツートンのAero-C仕様33TypeR(R33型GT-R)だがYOKOHAMA GP決勝のみRZ3000(A80型スープラ)になっている。青山やチームの女の子からガモウちゃんとも呼ばれる。
初っ端から横浜GPを「あんなお祭りRACE程度でうぬぼれるなよ」とフカしていた……が 初登場の横浜GP決勝時で、最下位固定。 結局MONKEY DANCEを踊る側になってるのさ……
やがてYOKOHAMA中の強者たちを集め「関東最速UNIT」を結成し、自身をリーダーと自称する。
むろん呼ばれた皆に鼻で笑われ加入を拒否された為、個人的な執着……もとい八つ当たりで赤碕に妨害を働いたりととかく嫌がらせを超えた行為を立て続けに行ってくる。
やたらにネタキャラが豊富なレーラグ内でさらに貫禄を見せつける作中屈指のネタ帝王

等々力 鳥司

『世田谷 ROAD STARS』…現在の『C-1 ROAD STARS』の元リーダーで首都高以外でもYOKOHAMA以外の関東一円の峠をはじめとした道路*11を制覇し『関東最速』と呼ばれた走り屋。
第3京浜の多摩川コーナーでDiabloZateに敗れ、冒頭にある「そいつは第3京浜の多摩川コーナーを5速全開で抜けてったんだ-」の語りから入る横浜最速伝説の当事者として伝聞を残した。
横羽線の大事故前にも参加し生き延びたが織田とは違い横浜戦争の真相や重要人物との面識はない模様。
走り屋は引退しているようだが時折走りたい衝動に駆られるようでSUVであるElephant(パジェロ5ドア)には中・大型ターボが装備されている。
なおスーツを着用しており劇中真っ当な職に就いていると推測できる数少ない走り屋。

村丘 信吾

大黒P.A.でジムカーナのUORを中心にやっている大黒WAVESのリーダー。ハゲた頭の怖い顔と袖が破れたデニムジャケットの恰好に熊本弁と鹿児島弁が混ざった博多弁が特徴の男。愛車は32Rのエンジンとシャシーで換装した白のAvenue(アベニール)*12
見た目は怖いと言ってもこれより怖いのはこの世界じゃゴロゴロいるのさ……が義理人情に厚く、BAY LAGOON TOWER付近で倒れていた矢吹を介抱して名前を付けたりするなど 作中屈指の善人

矢吹 天成

横浜GP予選で初登場する謎の走り屋。
台詞無し・顔表示無しという 名前と愛車しかわからない謎の存在 として現れる。
HIGHWAYのWANGANを根城とする湾岸GALEのリーダー。愛車は白赤ツートンのAero-C仕様33TypeR。
……がこの段階では大して強くない。
地味な存在としてこの段階では忘れられるが……。


BLOOD REDS(ブラッドレッズ)

湾岸GALEのメンバー3人組でどっかの映画に出て来るホッケーマスクの男みたいな仮面付けて不気味な発言で挑発して来る自称「血塗られた三人衆」トリオ。
愛車は、BLOODらしく赤で統一したSeven-RX・Seven-FD(FD型RX-7)・Dark2(マークII)。
暴力的な言動も宛ら、互いの車をぶつけ合いながらブロックしてくる地味に厄介なフォーメーションを仕掛けてくる。なお「ジェットスラロームアタック」との通称だったり「赤い三連星。それは呪われた血統の象徴なのだろうか。」とローディング画面で出て来るあたり元ネタは言うまでも無くこれに出て来る2話しか出て来なかったこいつら

本編では6thNightでBAY LAGOON TOWERに「矢吹の代わりに偵察しにきてやった」、9thNightでMARINE TOWERに「(本編で赤碕を不気味がって)逃げ出すヤツもいればおまえを歓迎するヤツだっている」と啖呵を切って登場しレースを仕掛けて来る。

なお9thで「これは断っておくが……これは余興だ。俺たちと本気で遊びたければ最高速STAGEのWANGANへ来い」と赤碕を挑発するが、これ以降出て来る事はなかった。公式ファンブックによればそのWANGANで3人とも事故死した。そりゃそんな走りをしていたら……。あと何も元ネタ通り2回登場しただけで退場する所までリスペクトしなくても……


雨村 耕造

首都高の伝説的チーム「TEAM595」の一人。愛車はSeven-FD。ステッカーの色は赤。
上半身裸でライダースジャケットを羽織っているが、年齢は還暦間近の59歳。眉間に刀傷があり、歴戦の猛者を感じさせる。
11thNightにて、他のメンバーと共にHighwayのC1周辺を流している。


森脇 銀次

「TEAM595」の一人。愛車はAero-C仕様のRZ3000。ステッカーの色は青。
緑髪に緑の服装という出で立ちであるが「白い彗星」の異名を取る天才ドライバーでF3000の元王者。
サーキットレース界のしがらみに嫌気が差して首都高に舞い戻った。「ココ(首都高)が大好き」と公言してはばからず、自分よりも速い走り屋を追い求めて走り続けている。


WHITE TIGER

「TEAM595」の一人で紅一点。愛車はCosmic(ユーノスコスモ。だが何故か名前はWhiteTigerになっている)。ステッカーの色は黒。
素性はおろか本名、年齢すらわからない謎めいた雰囲気の美女。
10年前に姿を消した「DiabloZeta」を捜し出すために走り続けている。


走り屋関連人物

川志摩 葵

藤沢と同居する恋人だが藤沢は昼間仕事をしている描写がないことから彼女のヒモと推測されることが多い。
年上の彼女だがそれにしても80年代のバブリーファッションをし、赤碕に劣らないポエマーなど何処か浮世離れしている描写が見られる。

謎の男

終盤10thNightに登場。赤碕達が北海道に赴いてまで探していた人物。北海道の山岳「Forget Hill」*13の山頂に世捨て人のようにひっそりと住んでいる。
何らかの事情により隠居生活を送っていたが赤碕を追跡していたDriveに居場所を察知され、赤碕にDISCを託したが逃亡の末シュナイダーに射殺された。
車は青のWR-2000(GC8型インプレッサ)。


青山 菜々子

資金難で活動休止中のチーム「横須賀 BLACK KNIGHTS」の元リーダー。20歳。
愛車は青のCeline(セリカGT-FOUR)。
かなり軽薄なノリの女であり、チームの活動資金を集めるためにUnOfficialRaceを開催し、積極的に赤碕を参加させ協力しようとする。

ハイデル・シュナイダー

Heidel Schneider。WON-TECの社長と共に度々姿を見せる謎の人物。
愛車はGermanyTURBO(ポルシェ・964ターボ)。
欧州レースの元チャンピオンという経歴からか、走り屋のレースを『ガキの走り』と称するなど走り屋を下に見る発言が度々見られる。
『簡単に』『一言』と言いながら、『私は不要な誤解や衝突を好まない。自己紹介を簡単に済ませるのは、効率の問題だ。我慢して聞いてもらいたい』
などとやたら持論を展開して結局は話が長くなると言う、割と面倒な性格をしている。
28歳とあるが、非常に大柄な男で性格と相まって28歳には見えない。その容姿からどことなくシュワちゃんっぽいとファンに言われる。

ジョン・トゥルース

Jhon Truth。Driverの1人でグレーの髪に口髭を蓄えたイギリス人のオジサマ風の姿をしているが何と40歳。この世界の人間って老けて見えるのになんでこんな若い奴ばかりなのさ……
愛車は黒のBackyard(ロータス・ヨーロッパ。だが何故か名前はNightmareになっている)にGT-3Sを積んでいる。
見た目通りの紳士的な男で、主にDriverのスカウトを担当していた。だが知り合いだったフレディには断られたりとツイていないオジサマ。

フォルツァ・ラッシュ

Forza Rush。逆立った赤い髪とオラオラ口調が特徴のイタリア人で24歳。トゥルースとコンビを組んで赤碕の監視とスカウトしている。
愛車は赤のScuderia12(フェラーリ・テスタロッサ)。見どころと言えば「ディスクを渡せ」と言う所とLastNightでバトル出来てRewardsのパーツがウマいところだけである。
彼の末路についてもトゥルース同様。

守衛兼運転手

WON-TECの守衛兼LimousineのDriver。LastNightで登場。厳格で杓子定規的な性格かと思いきやWON-TEC本社のLimousineの前で
待機している際に体操し出したり、何気にMARINE TOWERに行くと赤碕の事を「退屈してるかステッカー収集家と見込んで
トゥルースとラッシュとBATTLEする事を交渉する(しかも2人とも暇つぶしに乗り気)」と言う結構気が利く人。
と言うか「BayLagoonでバトルしやせんか?」→「(「……PASSさをえらんで」)ガッテンでやんす」、果てには
  • (赤碕がDriver達に眠らされ連れていかれた際に残された車を)「あ……あっしが運転してよござんすかい?
  • ラッシュ「好きにしろッ!
  • 身に余る光栄……(やっててよかったこの仕事)

といなせな口調で喋ってはお茶目さを見せる、かなり気さくな性格をしている。WON-TEC組イチの癒し系。地味にFANもいるとか。

ちなみにMARINE TOWERでトゥルースかラッシュと戦う選択肢の他に彼のLimousineとバトルする事が出来る。
しかもコイツなんとDiabloTuneのエンジンとシャシーを持つ1675kgありながら449.4馬力を発揮する地味に速いリムジンだったりする。
腕の方もヘタなWarriorより普通にいい。万能かよコイツ……

なお6thNightでも本社に黒服の守衛が出て来るが別人。こっちもこっちで一杯行きてぇとグチっており人間臭い。


横浜最速の男

中盤から登場する自らを「横浜最速」を名乗る男。
赤碕の問いかけにも殆ど答えないことに苛立ちを覚えていくが…
容姿は赤碕そのままだが青いジャケットを着用していることからファンからは『青碕』と呼ばれることも多い。

一般人

上原由美

ナンパシケインで5カ所パーフェクトを取ると出現する女性。20歳。ブスとは友人。
地味にフレディに連れられもするが何気に赤碕にも気はあり、父親に反対されてでも待ち伏せていた。
この世界の女性に珍しい、珍奇な行動を見せない本物の美人。由佳とはツラが月とスッポン。


ブス(名前不明)

ナンパシケインで3個以上ブービーを取るとやって来る虎口と瓜二つな顔眼光が鋭く濃い口紅を塗った女。流れる曲も暗い雰囲気で使われる「Nightmare」。出て来るゲームのジャンルが違うんじゃないのかって位怖い。
山田はこのナンパシケインブービー組なので顔を知られており、初回では地味にこっそり逃げ出している。なお、同じく初回には夜なべして作った手作りマフラー「DOSUKOI」を貰える。しかも説明欄は「『呪われたマフラー』装着することで何が起ころうとも当方は一切関知しない」と言う文言付き。

SPENCERのオーナー

SouthYokohamaでPARTS SHOP『SPENCER』のオーナー。元々は走り屋もやっていたらしい。序盤から買えるパーツを扱っている為走り屋初心者はお世話になるかもしれない。
赤碕曰く「一度もSALEしないのさ…」なドケチらしい。
なんと、 SouthYokohamaの一角にサーキット場を設けている 謎の経歴。サーキット場は普段テストコースとして解放されている他、期間限定の特殊レースまで扱っている。

GSの店長

SouthYokohamaにて難馬が勤めてるGS『Mirage』の店長。見た目はごく普通の中年親父。
難馬の働きぶりと人柄を評価し、次期店長に任命していた。
BLRが有名になれば自分達も客が入るからと応援している。
薄給ぶりに難馬以外のBLRメンバーが辞めたのは内緒だ。

村丘 吾朗

SouthYokohamaでBODY SHOP MURAOKAの店長を勤める昔気質なオヤジ。
別に彼に限らないが、違うリアエンジンでも対応したりバスを変形するなどとんでもない技術を持っている。
立ち退きにも抵抗しながら走り屋たちの愛車を整備し、南横浜の皆んなから「板金屋のオヤジ」と親しみと敬意を表して呼ばれてる。彼自身は「もっとイカしたネーミングが良い」と反発してるが。

河津 秋敏

ご存じ 「河津神」 でお馴染みのご本人。レーラグでも製作総指揮である。
何とゲーム内でも登場し、第三京浜のUORを何故か担当している。
更に サガ・フロンティア2付属レーラグ体験版のラスボス的存在。
外見が眼鏡かけた等々力さんにしか見えないのさ…。
愛車は「HighwayStar」(NSX)。
ちなみに「HighwayStar」は河津氏が初めて開発陣に携わったファミコンの1987年8月7日に発売したドライブゲームの名前から付いている。レーラグ開発時の愛車はメルセデス=ベンツC280だったが。



余談

  • 本作で特に有名な事柄としては、徳間書店の「PlayStation Magazine」での事件が悪い意味で有名。
    プレマガ末期半年で編集長が「業界の裏側が見える編集長日記」と題して色々書いていたが、事もあろうに「メーカー公称の"ハイスピードドライビングRPG"ではなく、単なるレースゲームとしか思えず残念で、本誌はRPG紹介にページを割く編集方針なので、このゲームの紹介にページを割く訳にはいかない事を申し訳無く思う」と書いてしまいスクウェアが激怒。編集長の方針で「RPG・SLGの紹介・攻略」に特化していたところに、この件で本作翌月発売の『聖剣伝説LOM』の素材提供を拒否されたことで(諸々の事情で情報発信速度が遅かったことや他紙の追い上げなどで)唯でさえピンチだったプレマガにトドメをさす形になり、年末に廃刊となってしまった。
  • 当時レーラグの宣伝として『Monster-R』と言うレーシングカーが2台あった。青い方はゲーム内でも登場している。白と青の二つあったが片方はレース中で大破した*18
  • 企画当初は『バハムート ラグーン』の続編としてスタートしており、ラッシュとトゥルースがいるのはその名残。
  • 今は無きデジキューブから出版されていた攻略本やファンブック『GALE A MOMENT』、サウンドトラックなど関連商品がいくつかあるが、何れもプレミア価格が付いている。特にサントラはCraaazyな値が付いている。
  • 本作のセーブデータがあると聖剣伝説LOMで特殊なイベントが発生し、「最速のホイール」と言う指輪のアイテムが手に入る(リマスター版では無条件で手に入るようになっている)。
  • 2014年10月30日にスクウェア・エニックスのサイト上で「伝説が蘇る…」というメッセージとカウントダウンだけが表示されたページが登場して「続編か?」と界隈が沸き立ったが、当の11月7日13時に発表されたのは、同じスクエニがリリース予定だったスマホゲー「疾走、ヤンキー魂。」とのコラボだった。「Yankee Soul …… ……FUNKY GAME …… ……覚めちまったこの時代に …… ……熱いのは …… 俺たちの Flick&Swipe…… 」序に当のYankee Soulも2年足らずでTHE ENDになっちまったさ……。もちろん「スクエニよぉ……スクエニよぉ……」だの「スクエニはApologizeしなければならない」などなど怨嗟の声があがった事は言うまでもない。
  • 「RTA in Japan Online 2020」で本作がプレイされた際には、Twitchのコメント欄やTwitterのリアルタイム実況ツイートがラグーン語で溢れかえっちまって、ニュースにまでなっちまった……冗談じゃねぇ……。



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最終更新:2025年04月20日 22:06

*1 自社の「FF14」のエイプリルフール企画に使われた他、元気の「峠の伝説(このパロネタだけのために「横浜」山の手コースが追加された)」・「首都高バトル(2025年版では 仕様になった)」、果てはFGOの水着カミーラにポケットモンスター X・Yのローラースケートのハヤオ等々、幅広い範囲でラグーン語を中心にパロディネタになってるのが確認されているのさ……。

*2 主な理由は3つのM(「無謀な危険運転を賛美しかねない描写」「無秩序極まりない犯罪描写」「無許可で実車に似せたクルマを出したこと」)らしい……あと、最近では「いわゆる闇バイトを想起させる描写も理由では?」という意見も聞かれる。

*3 開発スタッフの中に親戚が事故死した者がいたこともあり、冒頭の注意事項のように危険運転を肯定するようなゲームには絶対しないよう心掛けたという。

*4 しかも口止め料で貰えるのがHighwayStar用のCA30。それ普通に積めば速いだろお前……

*5 攻略本より判明。搭乗車種はDiabloTUNEのHighwayStar(NSX)。

*6 厳密には直線コースではなく、クランク状のコース。

*7 当初は『箱根の帝王』の肩書きだけ継ぐつもりだったが、慕う奴が多くて無碍にできず箱根DDの頭も兼任することになった。良い奴である。勿論織田は喜んで引き渡した。

*8 一応彼の名誉のためにフォローすると、コースと物語とシステム上の理由からここで素で驚くほど遅いのはゲームバランスの都合もあると思われる。後述の状態を見るに設定上でもアレなのは間違いないが。

*9 加速性能が著しく悪く、マシン性能でゴリ押ししたプレイではかなり辛い。逆にコーナーで減速したりして丁寧に対応すれば最高速の高さもあって扱いやすいのだが。解析によると『全出場者のマシン性能を均一にした結果』が性能に出ているとのこと。

*10 明言されてないが、虎口が「何を企んでるか知らんが、俺を倒さない限りHAKONEから抜け出させん=この先せめて自分以上の実力を付けてから行け」と力試しする。故に虎口へDiabloの話をしたのは間違いないだろう。

*11 書かれているだけで東京(C-1、湾岸、東名、奥多摩)・埼玉(正丸、川越、狭山)・千葉(幕張、波乗り(※九十九里有料道路)、中央ふ頭)・群馬(碓氷・赤城・榛名)とある。群馬の妙義とYOKOHAMA以外の神奈川と茨城と栃木はどこへ行った?って聞くのはgaucheなのさ……

*12 R33型GT-Rのパーツを流用したステージア260RSが元ネタと思われる。

*13 英文法では命令文になり『丘を忘れろ』となるのさ……。と思いきや、ボス戦直前のアイキャッチではきちんと「Forgetten Hill」になってる。どういうこっちゃ?

*14 明確な殺意ありでしかも無関係な人間を狙った無差別殺人だから、自首しても間違いなく死刑になるだろうが。

*15 ちなみにシュナイダーに対しての評価は「復讐こそ果たしたが、世界を救うとかそんな崇高な気分にはならない」と顧みるくらいだから、こんな酷評になるのも致し方ない。

*16 走り屋抹殺が目的の川志摩兄妹と違い、過程を許容する極悪人ではあるが走り屋の性能底上げの目的は彼的には本当だったらしく二重の意味で川志摩サトルに騙されている

*17 設定上はそうだが、実際はあの時期の難馬やBLT脱出時の辻本の方が速い。……そう突っ込むのは野暮なのさ……。

*18 更にそれをチューニングした会社も宣伝されたが、最終的には……。詳細は「検索してはいけない」級に闇が深く悲惨なので割愛する。