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ポケットモンスター X・Y

登録日:2013/10/17 Thu 11:32:47
更新日:2026/08/20 Thu 21:46:43
所要時間:約 11 分で読めます





ポケットモンスター X・Y』(Pokémon X /Y)とは、『ポケットモンスター』シリーズの作品の一つである。


概要

2013年1月8日に配信されたニンダイPokémon Direct 2013.1.8』でお披露目となり、ニンテンドー3DS向け作品として2013年10月12日に、シリーズ初の世界同時発売となった。
(実際は海外で何日も前からフラゲされたが……)

パッケージに描かれているポケモンはXがゼルネアス、Yがイベルタル
第五世代の作品と異なり、パッケージとポケモンのイメージは統一されているので安心しよう。

タイトルの由来はX軸とY軸。
ゲームフリークの増田順一曰く「言葉が違っても、文化が違っても、価値観が違っても、住む環境が違っても、交わるところはきっとある」という意味。
(「うごく社長が訊く『ポケットモンスターX・Y』」より)

今回はフランスをモデルにした「カロス地方」を舞台に68種+αの新ポケモンが登場する。
近年のシリーズと比較してかなり少ないが、後述のメガシンカも合わせると妥当とも言える。
なお、カロスとは古代ギリシャ語で「美しい」を意味する。

対応するアニメに関しては『ポケットモンスター XY(アニメ)』を参照。
ポケモンバラエティ番組も『ポケモンゲットTV』に変更。出演者は『ポケモンスマッシュ!』から一新された。

なお前世代までは新ポケモンが100匹以上追加されてきたが、今世代以降は70匹前後にまで抑えられている。

◆ストーリー

カロス地方に引っ越したばかりの主人公は、プラターヌ博士の頼みでお隣さんをはじめとする子供たちと共にポケモン図鑑完成の旅に出る。
やがて露わになるメガシンカの秘密と、フレア団と名乗る謎の組織の陰謀に巻き込まれて……


御三家


くさタイプ
ハリマロン(→ハリボーグ→ブリガロン)
ハリネズミと栗をモチーフにしたポケモン。

ほのおタイプ
フォッコ(→テールナー→マフォクシー)
キツネをモチーフにしたポケモン。

みずタイプ
ケツマロケロマツ(→ゲコガシラ→ゲッコウガ)
カエルをモチーフにしたポケモン。

本作はいずれもレベル5の時点で一致技を使える。
そして本作ではさらにストーリーを進めるとカントー御三家が貰える。

新要素、変更点など

  • グラフィックの変更
今回は基本的にグラフィックが3DCGに移行している。分かりやすく言うとポケモンコロシアムバトレボみたいな感じ。
フィールドグラフィックでも太った少年が踊ったり、女性NPCの座り方にバリエーションがあったり、座った状態で本を読んだり、首だけ振り向いたり、今までには出来なかった細かい動作が可能になった。
一部のベンチに座ったときやイベント発生時にはカメラアングルも大きく変わる。
これによりゲーム開始時の主人公がチビキャラ化する部分が扉を通り抜けるような演出に変更された。
一応[ケモン図鑑のアイコンなどでドット絵も使われている。

  • ゲームサウンドの変更
ハードが3DSに移ったことでかなり高音質になった。
オーケストレーションを使ったサウンドが多く、全体的にスタイリッシュな雰囲気を漂わせる曲調が多い。
テクノ調など、従来のイメージを一新するような楽曲が多い。
ポケパルレのミニゲームは第五世代の音源のようだが
本作で新規に作られた音楽や効果音は例えば「図鑑完成」など一部が次回作以降も引き続き使用されている。
ポケモンの鳴き声も一部修正が入り、リザードンやサイドンなどほとんど同じだったものが区別可能となったほか、電子音ながらも生物感のあるものに変わったものが多い。

ポケモンをなでまくったりお菓子をあげたり一緒に遊んで楽しむ新要素。パルレとはフランス語で「お喋りする」という意味。
ただ遊ぶだけと侮ることなかれ、全ポケモンに別々のリアクションを設定するなど製作陣の変態性ポケモン愛を垣間見れる。どの子も超かわいい。
ここで高めた絆に応じて戦闘時に様々な特典が追加される(技をかわしやすくなる、経験値をより多くもらえるなど)

  • スパトレ
ミニゲーム形式で努力値を上げる新要素。
ガンバロメーターで努力値が見れる上、特定のアイテムで努力値リセットができるため育成に便利。

長らくあまりにも強かったドラゴンタイプかくとうタイプに強い新タイプ。
新ポケモンにフェアリータイプがいる他、既存のポケモンや技の中にも追加もしくは変更されたものが存在する。
その巻き添えを食らったあくタイプが後日環境から誰一人いなくなってしまうということをこの頃はまだ知らない……
弱点は前世代まで技範囲が狭かったどくとはがねで、この2タイプがより活躍しやすくなった。逆にフェアリータイプのポケモンはこの2タイプのポケモンに要警戒。

  • タイプ相性の変更
本作からフェアリータイプが追加された為か、タイプ相性が一部変更され、ゴーストとあく技がはがねタイプに対し効果今一つから等倍に変更された。

進化を超えた進化。
キーストーンと呼ばれる石を埋め込んだメガリングと(ポケモンの名前)ナイトと呼ばれる不思議な石とポケモンとの絆を使い一時的なパワーアップをする。
ただし1回の戦闘で1度しか使えない上、戦闘終了時元に戻る。
メガシンカしたポケモンは姿が変わるが普通の進化に比べ割と穏やかな変化。
このシステムで様々なポケモンが救済されたほか、新たな対戦環境のキーとなった。といっても今世代ではメガガルだらけだったが。

基礎ポイント第三世代以来分配されていなかったが、今作では戦闘に出たポケモンがもらえる経験値も、ポケモンの数で分配されなくなった。
その関係で今作では「がくしゅうそうち」はたいせつなものに分類され、オンにすると戦闘に出ていないポケモンも経験値を50%もらえる。
更に第五世代であったレベル差の補正も無く、オンのままストーリーを進めるとかなり難易度が下がるので、歯ごたえのあるバトルを楽しみたい人はオフにするのがおすすめ。
余談だが、今作の「がくしゅうそうち」は切り替えの有無以外は第一世代と同じである。
初代ではスイッチがないため、パソコンに移さない限り強制的に分配された。
第二世代~第五世代ではポケモンに持たせる道具であり、持っている対象にだけ分配された。
また本作以降はポケモンをゲットする度に経験値が入るようになった。

  • 着せ替え
ポケパルレと並んでグラフィック変更の恩恵を受けたであろう新要素。
主人公の髪型や服装、小物等をポケモンセンターなどで変更できる。
カロス地方のあちこちにブティックがあり、売り物のイメージは町ごとに異なる。
そのバリエーションは言わずもがな、女の子の方が圧倒的に多い。(男:102種、女:205種)
なお、残念ながら女装男装はできない。

  • ローラースケート
本作限定の新アイテム。縦横無尽に動き回る事が出来る。但し動かすにはスライドパッドで操作する必要がある。
ローラースケートを使っている間、スライドパッドを左右に動かす「スピン」、スライドパッドを進行方向とは逆の向きに強めに倒すと反転にスピードアップする「ターンダッシュ」といったトリック技が使える。

  • 裸眼立体視
3DSのツマミを操作すると戦闘画面が迫力の3D映像になる。殆ど使われなかった機能。

  • ボイスチャット
通信中にお喋りしながら対戦や交換ができる。これも殆ど使わなかった機能。

  • 新技
新技は前世代までと比べると数は多くないが
  • 「まもる」を貫通するゴーストの強力な物理技「ゴーストダイブ」
  • こおり技なのに相手のみずにも効果抜群になる「フリーズドライ
  • ダメージと共に相手の特攻を落とす「マジカルフレイム」
  • 威力が低い代わりに相手を確実にまひらせる「ほっぺすりすり」
  • ヌケニンでもなければ無効にならないバインド技「まとわりつく」
  • きのみを消費する事で使える「ゲップ」
  • ダメージと共に攻撃アップの「グロウパンチ」
  • フェアリーの主力技「ムーンフォース」「マジカルシャイン」
  • 無条件で相手の特攻をガクッと落とせる「かいでんぱ」
  • 相手のポケモンが場に出る度に、そのポケモンの素早さを落とす「ねばねばネット」
  • ダブルバトルで活躍する「アロマミスト」「じばそうさ」「そうでん」「たがやす」「たたみがえし」
など。
また各種フィールド技が初登場したのもこの世代。

  • 技の仕様変更
特に目立つのが特殊技の威力が軒並み落とされた事だろう。*1
これにより特殊アタッカーが動きにくくなった。ハピで止まります。
一方「コメットパンチ」も物理技なのにどさくさに紛れて威力が落とされた。

このほか、「なきごえ」などの音技が相手のみがわり状態を貫通するようになった。
また「めざめるパワー」の威力が60に固定され、「テクニシャン」使いも使いやすくなった。

  • 新道具
新たな道具は
  • 相手に弱点を突かれたら逆にパワーアップする「じゃくてんほけん
  • 変化技が出せない代わりに特防が上がる「とつげきチョッキ
  • 相手の技を受けたらこちらの耐久が上がる「アッキのみ」「タラプのみ」
  • 通常特性が2種類あるポケモンの特性を変更できる「とくせいカプセル」
などが登場した。

  • 新特性
新たな特性
  • 直接攻撃の威力が上がる「かたいツメ」
  • 能力ダウンで特攻がアップする「かちき」
  • キバ技の威力がアップする「がんじょうあご」
  • 弾技を受けない「ぼうだん」
  • きのみ食べたらさらに体力が回復する「ほおぶくろ」
  • 波動技の威力がアップする「メガランチャー」
など。

本作のわざマシンは遂に100の大台まで到達。追加されたのは新技「グロウパンチ」「マジカルシャイン」「ないしょばなし」のほか、「あくのはどう」が第四世代以来の復活。そしてそんなに需要無さそうなのに何故か追加された「しぜんのちから」である。
一方「テレキネシス」「サイドチェンジ」「ふるいたてる」「ついばむ」のわざマシンは本作で消滅した。*2

ひでんマシンはいつもの4種と「たきのぼり」の5種類である。

  • 対戦と育成環境
対戦関係ではXYだけで捕獲できる一般ポケモンの数が多く、フレンドサファリにより、出現ポケモンを増やせる。
それどころか、群れバトルやフレンドサファリで隠れ特性持ちが普通に出てくる。
しかも、ハクリューニョロゾヤミラミキュウコンなど前作で猛威を揮った奴からカントー御三家・ゴチミルといった前回の配布ポケモン、
メタモンコロモリといった隠し穴で入手難度が高かった奴まで均等な確率で出る。
加えて、本作で初登場の種は御三家含めて殆どの隠れ特性一般ポケが最初から解禁されている。
XYで入手できない隠れ特性は野生出現する種族がドラミドロ系統のみ、あとは化石ポケモンのガチゴラスアマルルガパンプジンも姿違いを含めれば一部未解禁。
御三家の隠れ特性が最初から解禁されていたのは今のところこの世代のみ。
ただし、他の世代のポケモンも含めると全てのポケモンがサファリに出現するわけではなく、エネコロロペラップなどストーリー中では出会うが隠れ特性は手に入らないポケモンもいる。
アズマオウキングドラサメハダーのような魚類系モチーフのポケモンはサファリに一切出現しない。
また、「がんじょうメレシーのような隠れ特性野生個体捕獲が鬼畜難易度の種族もたまにいる。

また、隠れ特性がメタモン有り・♂が隠れ特性でも遺伝が可能となり、フレンドサファリ産は2V確定、
伝説のポケモンをはじめとしたタマゴグループ未発見のポケモン、即ちトゲピーベイビィポケモンまでもが3V確定という奮発っぷり。
孵化の方も「あかいいと」の能力追加と育て屋の仕様により、厳選で5Vが最高6分の1の確率で簡単にできる。
つまり第5世代の乱数調整よりも孵化による対戦個体準備の難易度は大幅に上昇した。
流石にやりすぎたのかORAS以降は伝説のポケモンのみ3V確定となったようだが

育成に関してもバトルシャトーという再戦可能なトレーナーだけの集まる施設が存在し、経験値を稼ぎつつお金まで稼げる。
定期的にバトルシャトーへ通っておけばお金が貯まりやすく、ドーピングアイテムを大量に買い込んでも懐に余裕ができる。
ランダムだが経験値を大量にくれるトレーナーも現れるため、お急ぎでの育成も非常に簡単。

  • 様々な道具の入手しやすさ
戦闘背景から石などのアイテムを拾えたり、ランダム出現するおとなのおねえさんから無限にアイテムを貰えたり、
週一で実のなる木からきのみを拾えたり、一部に限られるとはいえアイテム収集の難易度も非常に低い。

全体的には今回から始める人にはかなり優しい仕様となっている。また、ストーリー面では初代を意識した要素もチラホラ見受けられる。


キャラクター

歴代で初めてキャラメイクが可能。
性別のほか、見た目の雰囲気(肌・髪・目の色の配色がそれぞれ異なる3種類)を選ぶ。髪と目の色は後に変更できるようになる。
年齢は不明だが、DPt以前より高めと思われる雰囲気。
プラターヌ博士に指名されたことから始まる旅で様々な事件に巻き込まれる。
友達からはニックネームで呼ばれる(ニックネームは自分で決められる)。

カルムが男の子、セレナが女の子。
4人の友達の中では比較的従来のライバルポジションに近い立ち位置。
主人公のお隣さん。見た目は選ばなかった方の性別の主人公を若干変更したもの。
親の影響で実力の高いポケモントレーナー。

元気いっぱいの女の子。本人曰くパズルが得意。
戦闘時の登場モーションは可愛いのだが、2度しかお目にかかれない。
ミアレシティのジムリーダーシトロンとその妹のユリーカと仲が良い。

小柄で真面目な性格の男の子。ポケモン図鑑完成を目指している。
ミアレシティに家があり、そこには姉が居る。
小柄なためか、戦闘時はモンスターボールを思いっきり投げる。

ダンスが得意な男の子(ダンスデブ)。バトル中もポケモンの動きを見てしまうとか。
バニプッチが描かれた黒いTシャツを着ている。男主人公ならブティックで同じTシャツを購入可能。

ポケモン図鑑完成の旅をお願いしたポケモン博士
メガシンカの研究をしている。趣味はカフェ巡り。
珍しく最初の町にいない。
シナリオの途中で主人公に初代御三家とメガストーンを渡す。
主人公と勝負をする事もあり、手持ちはカントー御三家の3匹。

ミアレ出版に勤めるジャーナリスト。
ハクダンシティのジムリーダーであるビオラの姉。
主人公に「がくしゅうそうち」をくれる。

カロス地方が誇る大女優。羽が生えているような真っ白な衣装が特徴。
実力のあるトレーナーには興味を示すことも。
実はカロスリーグのチャンピオン

プラターヌ博士の友人で、ホロキャスターの開発者。
争いのない美しい世界を理想としている真面目な人物だが…。
フレア団の関連人物。

ハブネークを縦に伸ばしたような大男。名前は「エーゼット」と読む。
主人公の前に現れ、意味深な言葉を投げかけるが…。

シャラシティのジムリーダーにして、メガシンカの秘密を握る人物。
かくとうタイプの使い手で、ルカリオを2匹連れている。
ローラスケーターとしても有名で、ジム戦以外に主人公とはシナリオ上で2回戦う。
彼女のルカリオの1匹は主人公に興味がある様子で…。

自分たちだけがハッピーになれる世界を作るため暗躍する謎の組織。
発売前からしたっぱの真っ赤な髪とスーツとサングラス、シェーにしか見えない謎ポーズ(おそらくFのつもり)でファンの腹筋を襲った。
…のだが、その実態は歴代トップクラスに洒落にならない組織であった。


余談

本作は原点回帰を図っており、やたらと第一世代を意識したような演出が多い。

  • 序盤の町のすぐ近くにポケモンリーグ入口
  • その地方最大の都市を最初は素通りし、中盤になってから改めて訪れる
  • 最後のジムがある町からポケモンリーグに直行できる
  • 初代御三家と一緒に冒険ができる
  • ライバルの手持ちに初代イーブイの進化形がいる。
  • カビゴンとポケモンのふえ
  • 化石を狙う悪の組織
  • モブからラプラスを譲ってもらえる
  • 「ぼくの ポケモン ニックネームは セパルトラさ」
  • 初代準伝説である三鳥の登場
  • 殿堂入り後に入れるななしのどうくつにミュウツー
  • がくしゅうそうちの仕様
  • ポケモンリーグ内に悪の組織のボス(クラスの人物)がいる

他にもORASのリメイク伏線など、小ネタもあちこちに散りばめられている。
ミアレシティのタクシードライバーの1人がホウエン出身なんて普通にプレイしていたらまず気付かない。


一方でグラフィックとサウンドは大幅な刷新が行われ、次回作以降に継承された要素も多い。
カメラの視点を大きく変更する演出、着せ替え、手持ちのポケモンとの触れ合える要素などは本作で一気に導入されている。

また、BGMはピコピコサウンド以外の音がつかえるようになったため、音質・リズムに優れたものとなっている。
図鑑完成のBGMも本作から変更されている。
楽曲はテクノ調の傾向があり、以降のシリーズ本編作品の楽曲は多少の例外はあれど基本的にテクノのニュアンスと不可分となった。
BWまで使用されていた図鑑完成を評価するBGMは第二世代で採用され、BW2まで使用されてきた。
しかし本作からは図鑑完成のBGMがオーケストレーションによるファンファーレとなり、第七世代以降も引き続き使用されている。
ゲームクリア時のエンディングは「KISEKI」という曲名が付けられており、本編の楽曲としては珍しく曲名がエンドロールで挙げられるほか、各言語の歌詞付きとなっている。
このときは上画面にスタッフクレジット、下画面が歌詞表示となっており、3DSというハードを最大限に活かした演出となっている。

本作を含む第六世代は、第七世代までの世代*3でマイナーチェンジ版が出なかった唯一の世代となったが、SMのソースコードを解析した海外ユーザーによれば、ポケモンを捕まえたソフトに関するデータテーブルを調べた際、ORASとSMの間にカロス地方を舞台とする2作品分の予約領域が発見されたらしい。
『XZ』『YZ』という形でBW2やUSUMのような2バージョンのマイナーチェンジ版を出す予定だったようだが、何らかの理由でお蔵入りになったのだろうと推察される。
えいえんのはなのフラエッテや、なぜかアローラで本気を出したジガルデは本来、マイナーチェンジ版で回収する予定だったのだろう。
ORAS発売からSM発売までの2年間は、GB版のバーチャルコンソール移植、Pokemon GOのリリースに伴うナイアンテックへの協力など、通常のサイクルから外れたメインシリーズ関連*4のリリースが相次いだため、マイチェンを開発する余裕がなかったのかもしれない。

誰も遊ばないからかあまり話題になっていないが、スパトレにも配信トレーニングの没データがある。
全6コースありクチートジュペッタ、ハッサム、フーディンギャラドス、ミュウツー及びそのメガシンカのバルーンと対峙するものとなっている。海外プレイヤーによれば、報酬のほとんどはおいしいみずかサイコソーダだが、運が良ければあやしいパッチが貰えるとか……


第8世代以降、本作に登場したポケモン達、及び本作の影はやや薄くなっていた。

具体的に言うと
  • 世界観設定としては残されているが、ゲームシステム上はメガシンカが廃止された*5
  • アニメポケットモンスターの集大成ポケモンワールドチャンピオンシップスマスターズトーナメントにおいてカロス出身者が二人出場する快挙を果たすもその二人ともサトシの最終戦を戦うとほぼ決まっていたダンデとトーナメントで当たるという負け確定の試合をすることとなった上に、大敗。カルネに至ってはサトシから「絶対に(決勝に勝ち進んで)ダンデさんとバトルする」と決勝の相手にすらされていなかったうえに、ゴリランダーに4タテされる*6・4体差をつけて勝利したダンデから「今回は運が良かっただけ」と聞き方によっては嫌味にもなる挨拶をされている。
  • カロス御三家が誰一人第8世代の作品に登場していない*7
  • イッシュ地方と共に第9世代本編までのポケモンシリーズのSwitch作品に登場していないポケモンがいる(トリミアン)*8
  • 第9世代本編作品である『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』にてゼルネアス・イベルタル・ジガルデが全員リストラ*9*10

といった感じである。ゲッコウガギルガルドの弱体化もあってSwitch作品では向かい風が続いていたが、2024年2月のポケモンプレゼンツでミアレシティを題材にしたゲームPokémon LEGENDS Z-Aが発表。カロス地方が再び舞台化されることが決まり、本作及びカロス地方が注目を浴びることになった*11
その後の続報では主人公が拠点とするホテルの自称3000歳のオーナーが相棒として特殊な姿のフラエッテを連れていたり、ミアレシティNo.1の凄腕探偵兼ポケモントレーナーとして成長した元ストリートチルドレンの少女が敏腕を振るっていたりと、XYの後の時系列が描写される。詳しいことは本編をプレイして確かめよう。


追記・修正はメガシンカしながらお願いします。


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最終更新:2026年08月20日 21:46

*1 但し「はかいこうせん」「きあいだま」「サイコキネシス」「しおふき」「ソーラービーム」「ふんか」など威力が落とされなかった特殊技もある。

*2 「ふるいたてる」は次作で、「サイドチェンジ」は『剣盾』で、「ついばむ」は『BDSP』で一時的に復活した。「テレキネシス」のみわざマシンとして復活する事なく『ピカブイ』で技ごと消滅した。

*3 第八世代以降はマイナーチェンジ版は出ない代わりにDLCの追加コンテンツでストーリーを拡張するシステムになっている。

*4 実現は結局もう1世代跨ぎになってしまったが、『Pokemon GO』は本編との連動がリリース当初から計画されていた作品であり、一般的な外伝作品とは立ち位置が多少異なる

*5 加えてサトシゲッコウガがアニメ諸共削除された

*6 サトシ戦での描写からドラパルトのドラゴンテールで削りを入れ、ゴリランダーで総攻撃を仕掛けていた可能性も示唆されているが、逆を言えばドラパルトを仕留めるのに5体を消耗したともとれるため、あんまりである

*7 イッシュ御三家はツタージャ系統・ポカブ系統は登場していないものの、ミジュマル系統がポケモン LEZENDS アルセウスに参戦している。それ以外の御三家はダイパリメイクか剣盾に登場できている

*8 本編に登場していない面々も多数いる第4世代までのポケモンはBDSPですべて登場し、アローラ組はピカブイに登場しているアローララッタ系統以外全員本編作品に登場している

*9 同作品で禁止伝説がリストラされたのはこの世代の面々のみ

*10 一致火力に特性を上乗せする・タイプ相性を変化させて数値以上の防御力を獲得する等、テラスタルとの相性が良すぎたため、仕方がないと言えば仕方がない。ジガルデに至ってはひこうタイプにも通用するじめん技持っているわけだし・・・

*11 紹介動画の中にはかのトリミアンやキーストーンも映っていた