本日の騎士ミロク

登録日:2012/03/14(水) 13:25:11
更新日:2020/11/06 Fri 14:08:42
所要時間:約 3 分で読めます





富士見ファンタジア文庫のライトノベル

著者:田口仙年堂
イラスト:高階聖人
巻数:10巻(完結)


※未読の方はこの先ストーリーのネタバレ注意





















◆ストーリー
3年前にジルサニアへ移住してきたミロクとその家族。
いつまでも血の気の多さ故定職に就けなかったミロクだが、バイト先の店長に勧められ王宮や国を守る騎士団に入団する。

ところが彼の所属する『赤目隊』は他の隊とは違っていて――?



◆登場人物
ミロク・シーレン
主人公。赤目隊に入隊した16歳の少年。馬鹿だがの腕前はかなりのもので、騎士団に入った理由のメインでもある。普段の仕事はジュジュ(後述)のパシり。
正体はオウガン帝国の第3王子。現在の王及びその裏に潜む陰謀から逃れ、彼らからオウガンを救うため亡命した。

ジェルメーヌ・ジルサニア/ジュジュ
ジルサニアの王女である14歳の少女。彼女の左手は国のゴーレム技術を使った宝物庫であり、宝剣などが納められている。
役割は演説と国のシンボルとして振る舞うこと(ただし一部の人間の前では素性であるガサツな面を強く見せる)、前述の宝物庫を守ること。赤目隊は彼女の私設部隊であり、他の人間には隊を動かす権限が存在しない。
普段は乱暴だが優しい性格。赤目隊のメンバーはことごとく元・犯罪者や他国の関係者だが、彼らの能力を信用して近くに置いている。
なぜか庶民的なものを好んでいるらしく、身分を隠してミロクたちと同じ学校に通っている。

ビスマルク
ウサギの姿をした赤目隊隊長。ジュジュのタイムキーパーをしている。かつては人間だったがある時ウサギになったらしい。
経歴に謎が多く本人も話したがらないが、相当な戦歴を持っているようだ。

アーニィ・クライトン
赤目隊に所属する17歳の少女。大食いで足技を得意とする。
ジルサニアの隣国ホラキアで生まれたが育ちはジルサニア。母親はかつて武術でホラキア王家に相当する地位を得ていたが、そのことによる問題も少なからずあったようでジルサニア騎士団に入団、現在に至る。

フェリサ
赤目隊に所属する19歳の少女。無口でぼーっとしたキャラだがやるときはやる。目がかなり良い。
狩人の一族の出身であり、獲物が少なくなってからは得意の弓矢毒物暗殺を生業としていた。
ある時ジュジュを暗殺しようとして失敗し捕まるも、本人から暗殺のための情報や弓の技術を買われて以降はジュジュの護衛や化粧を仕事としている。

トーラット・ルグ
赤目隊に所属する20代半ばの男性。妻がいる。掃除が好きでお茶を淹れるのも上手い。
優れたゴーレム技師で人体構造に詳しい。だが本人は虚弱に近いため白兵戦を苦手としている。戦闘時は主に自身のゴーレム「クロトポリカ」を使用する。
かつて大犯罪を犯したようだが、ジュジュに罪を許してもらう形で騎士団に入団した。

ディアート・カーリン
元『黒鎖隊』隊員の青年。大変な女好き。
オウガン帝国と結託しジルサニアを裏切るようにジュジュの暗殺計画に荷担するも失敗、その後ジュジュによって赤目隊に編入する。





追記・修正は剣でミロクに勝ってからお願いします。

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最終更新:2020年11月06日 14:08