登録日:2012/11/12 Mon 20:06:36
更新日:2025/04/13 Sun 12:18:16
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ハチの仲間は、実に様々な生活を過ごす種類が見られる。
毎日各地で蜜や花粉を集めるもの、大きな巣で女王の為に働くもの、さらには強力な
毒や牙を持って他の昆虫やハチに猛威をふるうもの等々。
しかし、中にはその一生の一部を他の生物の体の内外で過ごし、そしてそれを食べながら成長していくという生活をするハチも存在する。
それらを総称して寄生バチと呼び、中でも動物に寄生するものの多くは寄生蜂下目(Parasitica)というグループの中に含まれている。
◎概要
寄生バチが「寄生」を行うのは、基本的には卵から幼虫までの頃。大きくなると翅が生え、ごく普通の見慣れたハチの姿となって空を飛ぶ。
だが、そこに至るまで、その生活は
他の生物を生きたまま食い尽くす
という形を過ごすのである。
彼らのグループは大きく分けて、植物に産卵するものと動物に産卵するものに分かれている。
植物に産卵するものの場合、鋭く繊細な産卵管を器用に用い、表皮の下の組織内部に卵が挿入される。
そこで生まれた幼虫が食べる事も出来る揺りかごの中で大きく成長を遂げる一方、寄生された植物はその部分だけ大きく膨れ上がってしまう。
植物の枝や葉の所に実とも違う妙な膨らみを見つける方も多いかもしれないが、あれが所謂虫こぶと呼ばれるものである。
一方、動物に寄生するものも同様に、メスが宿主となる動物やその卵に自分の卵を産みつける。
こちらの場合も植物同様、幼虫はそのまま宿主の体を食べて成長する。
産みつける時は、宿主の免疫機構によって卵が排除されないように免疫を回避する工夫をしているようである。
具体的にどのような工夫をしているかは現在のところ不明であるが、人工的に卵をうみつけてもうまく寄生しないケースがあるようだ。
あまりに暴れすぎると宿主が死んでしまい、自分自身も巻き添えを食らってしまうので大きくなる段階では殺すと言う事はしない。
いわば踊り食いの状態を維持しつつづけるのである。
だが、一旦成長してしまうと状況は一変する。もう住処に用は無いと言わんばかりに態度を変え、宿主を殺して蛹になり、そして羽化に至るのである。
一見ごく普通のアゲハチョウの幼虫が蛹になり、そしていよいよ大空へ向かってはばたくという段階で、
その殻を破って出てくるのは見慣れぬ一匹のハチ…そういう体験をした人もいるかもしれない。
こういう場合の寄生を、ずばり「捕食寄生」と呼ぶ。
自分が育てている昆虫で寄生バチの幼虫を発見した時は、うまく摘出することで助けられる場合もある。
このような生活をする寄生バチだが、その種類は膨大な数にのぼる事が分かっており、
現在では
あらゆる昆虫・植物が、寄生バチの宿主にされている
と考えられている。
人間には寄生しないのでご安心を。
宿主に合うならどこまでも、という具合に彼らの追跡本能もたくましい。
例えばツチバチはクワガタムシに寄生する為に材木や地中を掘り進み、ミズバチは水中の砂利に住むカワゲラを仕留める為に激流の中へ飛び込むという具合である。
勿論、こんな過酷な事をするが故に卵を産み付けるや否や、そのまま最期を迎える事も珍しくない。
昆虫としては寿命が短い方であり、成虫になると1日しか生きられない物も多い。
それでも、我が子の可愛さを思えばなんのその。卵さえ産み付ければ寄生バチの勝利なのである。
ただし、寄生するという事は、何らかの理由で宿主が食べられたり、病死する事があれば、その運命を共にするという事でもある。
単にくっついているだけのような彼らだが、実際に生き残るのは中々難しいのだ。
◎他のハチとの関わり
同じような生き方をするハチに、ジガバチを代表する「狩りバチ」と呼ばれるものがある。
こちらも捕えた昆虫の体表の上で卵が産まれ、幼虫は宿主を生きたままじわじわと食べ尽くすのだが、
こちらは親が鋭い針で餌となる昆虫に麻酔を注射し運動機能を奪い、それを自分の巣へと運ぶと言うどこか鳥のような行動をとる。
まず胸部を刺すことで胸部にある脚の筋肉を弛緩させ、動きが鈍ったところで頭部に麻酔を注射し、運動機能のみを完全な停止へと追い込む。
いきなり頭部を狙っても激しい抵抗を受ける可能性があり、刺す場所を間違えると相手が死ぬため、二段階の手順を踏むことで確実に目的を遂行出来るようにしている。
寄生バチと比べて産卵管がより高度で複雑化している事から、狩りバチは寄生バチから進化したのではないかとも言われている。
ハチと言えば毒針が有名だが、毒針を持つ一般的によく知られるハチは、この狩りバチからさらに進化した物であると考えられている。
またハチの幼虫が、成虫によって世話を受けないとまるで無力なのも寄生バチの幼虫生活の名残とも。
◎主な寄生バチの種類
図鑑などで紹介される事も多い、寄生バチの代表格。
年少時代に育てたアゲハチョウの蛹から、オレンジ色のハチが出て来てしまった事に
トラウマを負った方も多い事だろう。
このようなヒメバチの仲間は、主に
チョウのような蛹になる昆虫を中心に寄生する。
前述の「チョウの蛹の中から現れるハチ」というのは大概この仲間のようで、チョウが蛹になるや否や一気に食らい尽くし、蛹の内部を乗っ取る。
元々種類の多い昆虫達に寄生するという事から、ヒメバチの仲間は桁違いに多い。
現在の段階でも既に1万5千種、まだ学名が付いていなかったり未発見のものも含めると最大10万種もいると考えられている。
両方とも大きさ
1mm~3mmと、寄生バチの中でも極小サイズの昆虫。
主にチョウや
ガの幼虫に寄生し、ある程度育つと宿主を食い破って体外へ脱出。穴だらけになった屍の傍らで、大量の繭を作る。
数ある寄生バチでも特に
グロいとされる種類。
此方も大きさは0.4mm~0.7mmと極めて小さいハチ。
主にチョウの卵に寄生し、宿主にされた卵は真っ黒に変色してしまう。
なお、種類によってはチョウの卵の中で、タマゴバチが交尾を行うこともあるのだとか。
この場合、オスには羽が無く、卵の中で生涯を過ごす。
羽化したてのメスなら確実に出会えるという訳だが、中々えげつない方法である。
大きさ僅か0.18mmと、ゾウリムシよりも小さい世界最小の昆虫。
こちらも0.7mmと非常に小さいアザミウマという農業害虫の卵に寄生し成長する。
当然ながら顕微鏡を使わないと碌に見る事が出来ず、翅の形もまるでタンポポの綿のように独特なもので飛ぶと言うよりも空中に浮かぶと言った方が良いかもしれない。
脳細胞も4600個と少なく、ミツバチの85万個、ヒトの千数百億個と比べるとその少なさが分かるだろう。
因みに意外に種類も多く、現在5種類が見つかっている。
名前の通り
馬のようなしっぽをヒラヒラさせるハチ。
この部位は産卵管であり、なんと
自身の体長よりも長い。
カブトムシの如く、メスの蛹には既に長い産卵管が形成されており、一体どうやって脱皮しているのか気になる所である。
この長い産卵管を木の穴から差し込み、中にいるカミキリムシの蛹に突き刺して産卵する。
まるで天井裏に潜み、長い布と毒液で
暗殺を謀る
忍者である。
カミキリムシの匂いや体温によって、材の中の蛹を見つけると考えられているが、詳しい事は未だに分かっていない。
なお、産卵管は二本のU字型の鞘によって守られており、見た目とは裏腹にクネクネ動かす事が可能。
死ぬとこの鞘は分離しやすいらしく、標本になっているウマノオバチの産卵管は枝分かれする事で益々馬のしっぽの様に見える。
最近では雑木林が荒れてきた事もあって数が減少し、絶滅危惧種に指定されている。
最近になってとんでもない能力が発見されたもの。
名称の通り
テントウムシの成虫を襲って卵を産むのだが、テントウムシサイズにまで
巨大化したこの幼虫は腹を突き破って外に出て繭を作る。
そしてその繭の上にテントウムシが覆いかぶさる。
まるでボディーガードのようなこの行動、実は体内にいる間に幼虫はテントウムシを洗脳し、行動を支配しているのである。
ちなみに成虫になるまでの3ヶ月間、宿主のテントウムシは腹を食い破られたまま飲まず食わずの状態で繭を守ることを強いられる。
テントウムシが何をしたっていうんだ…
尚、ハチが羽化した後で、稀に宿主のテントウムシが快復する事もあるらしい。
その羽化したハチによって、もう一度宿主にされる事もあるが。
青や緑のメタリックカラーが非常に美しいハチだが、なんとこちらは同類のハチに卵を産みつける。
しかも狙われるのは主にトックリバチのように泥や筒の中に巣を作る狩りバチ。
様々な昆虫を生きながら食べる彼らが、今度は標的の立場になるのである。
セイボウ科の様に「寄生バチや狩りバチを狙う寄生バチ」を高次寄生バチ、○次捕食寄生バチなどと呼ぶ。
一方で、中にはガの仲間に寄生するものもいるとか。これは寄生蜂下目とは違う分類である。
此方はチョウやガの幼虫……に寄生する、ヤドリバエの幼虫に寄生するハチ。
つまり、宿主に寄生した昆虫を専門に二次寄生するハチなのである。
その一生は大バクチに近く、チョウやガの幼虫が食べると思われる葉っぱの上に自分の卵を大量に産み付けるという物。
その後、その卵がヤドリバエに寄生されたチョウに葉っぱごと食べられると体内で孵化し、同じく体内にいるヤドリバエの幼虫に寄生して生活するのである。
なお、ハエに寄生されていないチョウの幼虫に食べられた場合、成長できずに死んでしまう。
生き残るには葉っぱに産み付けられた卵が孵化する前に食べられて、尚且つ既に寄生された昆虫である事という、二重の条件が必要なのである。
これなら宝くじに当たる確率の方がまだ高そうである。
ちなみにこの仲間は全てメスであり、
単為生殖する事が確認されている。
タマバチ科のハチで、
日本には外来種として現れた。
こちらは名前の通り、クリの新芽に寄生して虫こぶを作ってしまう厄介な害虫。
一時は耐性遺伝子を持ったクリのおかげで数が減少したものの、それに慣れてしまいまだ被害は大きい。
上記のクリタマバチを専門に寄生を行う
ハチ。
前述のアザミウマタマゴバチ同様コバチの仲間で、クリタマバチ対策の為に日本に持ち込まれた。
ただ、日本由来のクリマモリオナガコバチとの交雑が確認される等少々不安な一面も。
◎主な狩りバチの種類
いわば最も分かりやすい狩りバチであり、「これは見たことある」という人も多かろう。ミクロイドSのジガーの元ネタである。
通称アナバチともいわれるスリムな黒いハチで、イモムシに毒針を突き刺してマヒさせ、そのまま穴に運んで卵を産み付け子供の餌にする。
可愛い我が子の為なら地中に大穴を掘り、せっせと狩りする姿は涙ぐましい・・・。
ところが、偶に他の狩りバチの巣に侵入し、他の親バチが一生懸命運んだイモムシを盗み取ってしまうという狡猾な一面も見せる。
その際、他の狩りバチの卵や幼虫が付いてたなら邪魔だと言わんばかりに食い殺してしまう。容赦無いものである。
基本的に寄生バチは人間を刺さないが、ジガバチは警戒心が強く、むやみに近づいて興奮させるとびっくりして刺してくることがある。死にはしないが痛い。
ジガバチの近縁種。ファーブル昆虫記で有名になった狩りバチで、ゾウムシを狩る。
ファーブル先生以前の学術では保存液を注射してるから腐らないんだ、と言われていたが、ファーブルの研究により、
神経節を寸分違わず刺し貫いて麻痺させていた(つまりゾウムシは巣に運ばれてる時点ではまだ生きている)ことが判明した。
ノッキングとか活〆という奴である。
此方もイモムシを狩るハチだが、枝上や壁面に泥で出来た巣を作るという職人技を持つ。
こうして出来た巣がお酒を入れる「とっくり」に似ていた事からこの名が付いた。
なお、巣の中の卵は細い糸で天井から釣り下げられており、生まれたばかりの幼虫が獲物の下敷きにされない様、脱出ロープとしての役割を持つ。
この為、人間が試験管内で幼虫を育てようとしても圧迫や空気の乾燥によって、たちまち死んでしまうという。
2010年、
愛媛県で発見された新種の狩りバチ。
主に竹筒内にイモムシを運ぶ。
これだけだと普通な感じに思えるが、なんとオスも鋭い針・・・のようなトゲを腹部先端に有し、カエルなど捕食者を攻撃する生態が確認された。
あくまで反撃用であり、毒こそ持たないが、刺されると非常に痛む。
オスのハチは攻撃性能を持たない役立たず、という常識を覆した世界初の事例である。
クモを専門に狩るベッコウバチの中でも最大種であり、同時にかの
オオスズメバチをも凌ぐ体長6cmを誇る
世界最大のハチ。
巨大なタランチュラを獲物とし、その毒牙をかわしながら神経節に毒針を打ち込んで捕獲する。その様子から「タランチュラホーク」と呼ばれる事も。
あくまで毒は対タランチュラに特化したものであるため、人間には重篤な被害は出さないが、体が大きい分凄まじく痛い。
その痛みは「電気ショックのよう」「痛すぎて嘔吐するほど」だといい、あらゆる昆虫の中でもトップクラスだとか。
ゴキブリを毒を用いて
ゾンビ化させ、
洗脳したまま幼虫が食いつくす。
その一生は狩りバチにも似ているが、ゴキブリが行動可能な洗脳状態であることから寄生バチの一つとしても数えられる事もある。詳細は項目参照。
◎生物農薬として
…ここまで書くと非常に恐ろしい存在のように思える寄生バチ。特に「植物」に寄生するハチは、農作物以外にも街路樹にも大きな被害を与える事もある。
だが、その一方で「動物」に寄生するハチ達の方は、実は非常に頼もしい存在である。
これらのハチが利用するチョウやガ、そして植物の寄生バチと言うのは、農業にとっては非常に厄介な存在であるのはご存じの通り。
イモムシや毛虫によって次々に野菜や果物が被害を受け、農薬をまいてもすぐにそれに対する耐性を身につけ、さらに強くなってしまう。
だが、実は植物側はこの時、空気中に寄生バチを呼び寄せる物質を作り、SOSを呼び掛けるのである。
それに応えて寄生バチが参上し、害虫を見事に死滅させてくれるのだ。
寄生する相手がいなくなると彼らも困るため絶滅させるようなことはないものの、それらの天敵として大量発生などを防ぐ役割を果たしている。
その能力を活かすべく、近年この寄生バチの研究が進んでいる。
温室やビニールハウス内で大繁殖している害虫達を一網打尽にしてくれる天敵として、
現在一部の動物への寄生ハチが「生物農薬」として販売されているのだ。
害虫が全滅すればそれに合わせて彼らも役目を終えるので、薬品のように作物や土壌に後々まで影響が残ると言う事がない。
また相手が相手なので害虫側も対抗手段が持てず、化学農薬と合わせればほぼ無敵の力を得る事が出来る。
しかし一方で動物という事もあり、なかなか思うような結果が出ないという欠点もある。
また先程の通り、管理をしっかりしないと生態系に影響を与えてしまう可能性も捨てがたい。
利点と欠点それぞれを見つつ、適切な対応を取るのが一番だろう。
「寄生」と言うと、嫌な印象で捉えられる事が多い。だが、その能力は時に人間生活を支える重要な力になると言う事を忘れないで頂きたい。グロいけど
追記・修正は宿主を見つけてからお願いします。
- 実際に寄生バチが出てくるところ見たけど、かなりグロい…!! -- 名無しさん (2014-06-01 00:29:04)
- カブトムシの幼虫に寄生する奴もいるらしいね。蛹になったからわくわくしてたら変なハエみたいなのが出て来たっていう話を聞いた事がある。 -- 名無しさん (2014-06-05 22:18:17)
- 小学生の頃に理科で沢山のアゲハを育てたが、8割くらいはハチになっちゃったなあ。あのがっかり感といったら -- 名無しさん (2014-06-07 23:47:28)
- ファーブル昆虫記でゾウムシの神経節を正確に刺し貫いて気絶させて生きたまま巣に運ぶジガバチの話があったな -- 名無しさん (2014-06-08 00:09:54)
- ↑↑つまり8割が寄生されていたということなのか……恐ろしい話だ。というかそんな身近なんだな。生まれてこのかた見たことない。 -- 名無しさん (2014-06-08 00:11:30)
- アゲハは何匹か羽化させたけどまだ見たことは無いなあ -- 名無しさん (2014-06-08 01:00:26)
- 俺もアゲハを羽化させた事は何度かあるけど、小さいうちから虫かごで飼ってたせいか、寄生バチにやられた事は無かったな。単純に近所にいなかったのかも知れないけど -- 名無しさん (2014-07-22 22:40:53)
- 農家の方々には益虫の面が強いが、蝶愛好家の方々にはせっかく手塩にかけて育てた蝶の幼虫をダメにする害虫の一面がある。 -- 名無しさん (2014-07-22 22:45:09)
- 飼ってた幼虫を寄生バチにやられた人は、蛹から出てきたハチをどうするのかな。逃がすか? 幼虫の仇とばかりに殺すか? -- 名無しさん (2014-07-22 22:46:45)
- サウンドノベル「夜光虫」で、新種の寄生バチが人間に寄生する代物で、船員の一人が犠牲になるというシナリオがあった。 -- 名無しさん (2014-07-22 23:12:28)
- ↑2仇を討つのはやめといた方がいいと思う。刺されると結構痛いと聞いたことあるし。 -- 名無しさん (2014-07-22 23:38:41)
- まだ虫かごの中にいる状態なら、かごの隙間から殺虫剤かけてから、箸かピンセットで拾って、蠅叩きでとどめを刺すという手もあるけど。そんな手間をかけてまで仇を討ちたいと思うかな… -- 名無しさん (2014-07-22 23:50:14)
- 自分はアゲハの幼虫を手塩にかけて蛹にしたのにこいつが出たから頭にきてピンセットで捕獲して頭引っこ抜いた。 -- 名無しさん (2014-07-23 00:09:28)
- 「ハッピーピープル」って鬱グロ漫画で、本来寄生するクモが激減したから人間に寄生するように進化したハチの話はマジでグロい -- 名無しさん (2014-07-23 00:28:29)
- 寄生バチに限らないがハチって基本的に生命力が強い気がする。頭ブッコ抜いた寄生バチも首が無いまんま暫く飛び回ってたし。 -- 名無しさん (2014-07-23 17:51:11)
- うちのアゲハはハチじゃなくてハエに寄生されてばかりだなぁ……まぁ、どちらにせよ自分は逃がす派。生のヒメバチは一度見てみたくもある -- 名無しさん (2014-08-23 21:43:12)
- No.6しか思い浮かばない -- 名無しさん (2014-08-27 18:40:26)
- 俺もNo.6思い出した。 -- 名無しさん (2014-10-04 18:15:29)
- ファーブル昆虫記にて狩り蜂の項目立ててほしい、 -- abe (2015-01-28 00:43:30)
- 一応益虫なんだよね。 -- 名無しさん (2015-05-26 23:53:02)
- あまり日本でばら撒かんで欲しいね。生態系が崩れる。 -- 名無しさん (2015-08-17 14:15:02)
- キャベツとか一部の植物はイモムシに食われると体内で寄生蜂に気づかれやすくなるにおいを出す物質に変化するらし -- 名無しさん (2015-08-21 19:40:57)
- アゲハチョウの幼虫と寄生蜂が同時に蛹から出てきて鉢合わせし、その場で殺し合いを始めた。40分後に先生が両方逃がした -- 名無しさん (2016-01-06 22:33:12)
- ↑ 状況がよくわからん。蛹から幼虫が出てくることはありえないし幼虫がハチを襲うことはまずない。逃げようとしたのならわかるが。ハチもハチでせっかくのご飯を殺そうとするはずがない。創作か妄想? -- 名無しさん (2016-08-08 16:05:46)
- 小学校のころクラスメイトが手伝ってくれず1人で一生懸命育てたアゲハ…そろそろ成虫になるぞ!と思ったら出てきたのはコイツ。前もってこのハチの存在は本で知ってはいたけど泣きました -- 名無しさん (2017-03-07 01:46:47)
- ↑自分も中学の時同じような経験あったわ…手塩にかけて育てたのにコイツが出てきたから頭にきてマチ針で串刺しにしたわ…親にそれ言ったら何故か寄生蜂の方が同情されたけど -- 名無しさん (2017-05-11 20:58:11)
- こないだ草むしりしてたらジガバチがイモムシを運んで埋めるのを偶然見れた。イモムシは見るたびにつぶすイタチごっこで憎らしかったけど初めて同情したわ、まあそれ以上にジガバチに感謝したけど -- 名無しさん (2017-05-11 21:13:46)
- おや…トランセルのようすが…? -- 名無しさん (2018-06-05 12:25:05)
- なお、つべによると頭部以外への寄生なら早期にピンセットで駆除できれば無事羽化するらしい -- 名無しさん (2021-05-12 22:17:41)
- 植物のマタタビは寄生された虫コブ部分の方が香りが強くなるため高値がつく。傷口を補修しようとして体液(?)がたくさん送られてくるんだろうな。 -- 名無しさん (2022-08-19 08:26:35)
- 大学の授業でもしかすると動物の中で一番種が多いかもと言ってたな。単純換算で今いる昆虫全部にそれぞれ寄生するハチがいて、さらにそいつ等に寄生するハチがいて…て感じで。あとはぶっちゃけそこまで分類研究が進んでいないから結構な頻度で新種報告があるとも -- 名無しさん (2022-08-19 09:31:17)
- 寄生バチっていうと幼虫に寄生してから蛹になって…ってイメージ強いから育てるとしたら卵からだな、って思ったら種類によっちゃ卵の段階から寄生されるんだとか…自然って厳しいな -- 名無しさん (2022-08-19 22:54:00)
- ↑3マタタビアブラムシに寄生されたマタタビの実(ボコボコ)は木天寥(もくてんりょう)という生薬になるが寄生されてない実(ツルツル)は薬にはならないそうな -- 名無しさん (2024-01-21 20:32:05)
- あれ?オオセイボウがいませんな? -- 名無しさん (2024-06-11 14:57:06)
- たがみよしひさの初期作で変異したアオムシコマユバチが人間にも寄生し始める噺が…… -- 名無しさん (2024-06-28 20:41:19)
最終更新:2025年04月13日 12:18