登録日:2009/11/15(日) 00:12:20
更新日:2024/11/07 Thu 23:30:27
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ゴーマとは
ゼルダの伝説シリーズに登場するモンスター。
殆どの作品で大きな一つ目と硬い皮膚を持つカニ、あるいはクモに似た容姿をした怪物。
察しの通り、弱点は目である。
大抵はボスキャラとして現れ、作品を追うごとにだんだんと強くなっていく傾向が見られる。
シリーズの歴史
レベル6の
ダンジョンボス。
剣や爆弾、ロッドによる攻撃はまったく通用せず、矢で目を開いた瞬間を狙うしかない。
赤と青の二種類がいて、赤は一発、青は三発攻撃を当てる必要がある。
ゴーマの放つビームはマジカルシールドでも防げない。
中ボスとして他
ダンジョンにも登場する。
ナマズの大口の
中ボス。
左右にカニ歩きし、目を開くと弾を撃ってくる。
二体登場することもあるがザコと大差なく弱い。
竜の舞う
ダンジョンのボス。
見た目は夢島とほぼ同じだが、巨大なカニのようなハサミを持ち防御力が高くなっているほか歩きもジグザグ。
ハサミを持ち上げたら掴みかかってくる。捕まると地面に何度も叩きつけられて大ダメージを負ってしまう。
このハサミにはゴーマ本体と別に耐久力が設定されており、倒せば掴まれることはないが、代わりに腹部から大量の小さなゴーマを生み出すようになる。
まとわりつかれると移動速度が落ちるものの、基本的にハサミさえ対処できれば簡単に勝てる。
「
デクの樹サマの中」の
ダンジョンボス。
デクの樹サマに寄生しているが、その登場の仕方は
「ボス部屋の天井を這っており、リンク視点で見上げるとイベントシーンに移行、目玉のアップが映し出される」という、最初に戦うボスながらインパクト抜群のもの。
ビジュアルはカニっぽいハサミが随所に見られ、カニの前腕が肥大化したような巨大な前脚を脚代わりにして動き回り、尾のように生えた太い産卵管が特徴的。
3D化によって巨大感も出ており迫力満点…なのだが、ボス部屋の前にいる
デクナッツが攻略のヒントを漏らすのでそれほど強くは感じない。また、この情報を覚えていない人であれば「
パチンコで打つだけで倒せる」と勘違いして、「剣でないとダメージが無い」と気がつくのに遅くなるかもしれない。
デクナッツ「ゴーマさま、ゴーマんなさい…。なんちて♪」
攻撃方法は近接攻撃と天井に登っての産卵。卵が孵ると「幼生ゴーマ」が誕生する。
目玉が赤くなった時に
パチンコを撃つとダウンし、攻撃チャンス。天井でも目玉が赤くなる時があるので、注目し続けよう。
体力がとても低く、普通に斬りつけていても2セット、デクの棒を使えばダウン1回で倒せる。RTA勢なら
誇張でも何でもなく開幕から5秒で倒せる。
しかも地上にいる時はデクの実でひるませることもできる。よって、事前にデクの実を入手しておけばフリーパス同然の雑魚ボスに成り下がる。
最初のボスとはいえ…
こんなのに寄生されて死んだデクの樹サマ…余程寿命が近かったのか…。
また
ダンジョンの途中で幼生ゴーマの卵が天井に産みつけられている部屋がある。
リンクが真下を通ると突然孵って襲いかかってくるので心臓に悪い。
できれば孵化する前に
パチンコで破壊してしまおう。
ちなみにこの作品だと英語版の名称は「Queen Gohma」となっている。実はメスだったりするのか…?
竜の島のボス。
竜の島に棲む竜・ヴァルーの尻尾にちょっかいをかけてヴァルーを暴れさせてリト族を苦しめた原因。
時オカ時代と打って変わって、マグマの中から現れたり、口から火を吹いたりなど大幅に強化されている。
デザインも一新され、単眼こそ同じだがサイズは上半身だけでも時オカ時代とは比べ物にならない程に巨大化した。
今作の雑魚モンスター「マグテイル」を彷彿とさせる部分が多々あり、全身を覆う分厚い甲殻に加えて
- ハサミのような巨大な顎
- 百足を彷彿とさせる無数の脚が生えた長い胴
- カニの鋏やカマキリの鎌を思わせる巨大な前脚
が目立つ。
なお下半身は溶岩内に浸かっているため戦闘だけでは全体像の把握は不可能。全身が見たい場合はカメラでフィギュアを作ってもらって初めて観賞できる。
攻撃パターンは口から吐く
火炎放射と前脚の叩きつけ。
弱点は例によって巨大な単眼だが事前に甲殻を破壊しないとまともにダメージが与えられないので、まず頭上の岩盤を3回落として甲殻を砕く作業が求められる。
今作の序盤では遠距離攻撃の出来る武器が少ないうえにライフも低く、極めつけには
ナビィやチャットのような攻略のヒントを直接教えてくれるキャラがいないので、苦戦したプレイヤーも多いだろう。
ちなみにボス部屋はヴァルーの座っている山の頂上の真下に位置しているので、天井から彼のシッポが伸びている。
天井も脆そうだし、ちょっとシッポを引っ張って暴れさせてみれば天井が落っこちてきてゴーマの硬い甲羅にダメージを与えられる。
もし目玉が露出すれば、カギつめロープでも当てれば怯み、攻撃できるだろう。
ガノン城まで進むと、ある部屋でリンク以外が白黒調になった空間で再戦することになる。
何度でも再戦出来るので、写し絵を撮るならここが便利。
武器が
マスターソードなので殻を破壊できればあっけなく倒せる。
時の神殿のボス。
見た目は鎧じみた甲殻に覆われた10本足の巨大なクモそのもの。背中に目立つ一つ目があるが、普段は鎧の目蓋で守られている。甲殻は固く剣では歯が立たない。
ちなみに
ダンジョンの途中にはザコ敵で「ゴーマベビー」と「幼生ゴーマ」がいる。
天井を這い回り、背中の目玉から撃つ熱線ビームで攻撃してくるのが基本パターン。
ビームはリンクの位置まで届くと円を描くように移動するため、円の中心にいればダメージを受けない。
このビームの間に目蓋を開くため、弓で撃てば墜落する。しかしそのままでダメージを与えられないので、墜落したゴーマのそばにある特大サイズの石像にコピーロッドをかけ、操って叩き潰そう。
ダメージを与えると産卵し、ゴーマベビーが孵化するが、逆に倒せば矢が補給できる。
ビームは炎攻撃に分類される為、ゾーラの服は着ない事。
3回攻撃すると力尽き、めでたくクリアだが…。
かと思われたが、その場に大量のゴーマベビーを引き連れた、シェルドゴーマの背中の目玉に足が生えたような虫が…。
巨大蜘蛛の怪物シェルドゴーマ、その正体は「ゴーマアイ」という目玉模様を持つ蜘蛛が、巨大な甲殻で武装した姿であった。
一応ゴーマアイも人間と同じぐらいのサイズの大蜘蛛ではあるのだが、本来ロクな攻撃手段がないのか甲殻が壊されて戦意が失せてしまったのか、この姿になった途端やる事はただ走って逃げ回るのみ。
ゴーマアイだけでなく、周りのゴーマベビーでさえ逃げ回るだけで何もしない。例え触れても大したダメージも受けない。
この光景に
ミドナすら呆れる始末…。
近づくと逃げるので、矢で撃つか、例の石像で叩き潰そう。
倒すと陰りの鏡の欠片が手に入る。
ミドナ曰く「こんな怪物を産み出す魔力があるのだから危険」。
単なるコメディ的な描写かと思いきや、あのような弱弱しい魔物すらもシェルドゴーマのような怪物と化す。
という陰りの鏡の持つ力の恐ろしさの一端を示している。
なお第一段階の強さは、世代的にも時オカと風タクの中間ほどか。
巨大魔獣の1種として登場。
初代ゼルダを踏襲しつつ本作オリジナルのデザインで、一つ目に蜘蛛と蟹を合わせたような姿をしている。
また目の両側に盾のような硬いパーツを持ち、これによるガードがほぼ完璧で通常攻撃はまず通らない。
初めて出会うシナリオで入手する弓矢でカウンターを返してやれば攻撃のチャンス。
シナリオでは大ジャンプで一気に味方本拠地へ乗り込んできたり、それ抜きでも巨大魔獣の中では移動速度がかなり速く巨獣複数に持ち込まれやすいため、放置していると危険な手合いだが、
弓矢が扱いやすくゴーマのビームも避けやすい&複数パターンあるため、各個撃破がうまく行けばカモにされやすい方。
・ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説
オクターヴォがマラカスに大地の力を与えることで生み出した四獣奏の一体。ハサミの部分がマラカスになっている。
画面最奥で蟹歩きしながら、糸で動きを封じ、眼からのビームで攻撃してくる。
また、草むらからは幼生ゴーマラカスが無数に発生し、襲いかかっている。
倒しと一度だけテンポアップして全快するしぶとさを見せる。
オクターヴォとの戦闘でもマラカスの力で幼体ゴーマラカスが召喚される。
炎の神殿のボス。単眼の付いた巨大な岩石の魔物となっている。
赤い岩でできた足を生やして移動し、足での突きや時間経過で爆発する岩を吐き出す攻撃を行う。
ユン坊の突撃で足を2本破壊すると本体が無防備となり攻撃するチャンスが生じる。
後半戦では天井に張り付き、リンクを囲んで閉じ込めるように爆弾岩を発射する。
実は飛ばしてくる爆発岩をモドレコで投げ返して気絶させ、その隙に懐に潜り込みトーレルーフで目玉のところに行くという方法もある。
+
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ネタバレ |
炎の神殿クリア後、大穴から行ける地底世界の一部で闊歩している姿が見られるようになり、再戦も可能。
攻撃方法は変わらず、天井張り付きがなくなっているためボス戦よりも倒しやすくなっている。
倒すと解放される宝箱からはゾナウエネルギー結晶100個分が手に入り(最初の1回のみ)、自身が落とす岩脚はハンマー系武器のスクラビルド素材になる。
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フィローネ湿原の巨大な裂け目に巣食うボス。なおかつ後述のブームを引き起こした元凶として登場。
本作では赤い甲殻と巨大な一つ目が特徴な、大グモの魔物という姿をしていて、なんとなくシェルドゴーマっぽさがある。
雑魚に幼生のゴーマベビーも登場する。
黒幕によって生み出されたカリモノの強大な魔物であり、裂け目を生み出した際には流行を追いかけるデクナッツ族の単純な気質につけ込み、異変解決を妨害。
その内容は自身が生み出した糸をデクナッツ達に「わたあめ」として食わせ、虜にすることで裂け目に対する危機感を鈍らせるというもの。
……実際はデクナッツ族の方が勝手に食べ方と味を見出し、勝手にハマっただけというのが厳密には正しい。
本来の侵略作戦がどのようなものであったかは不明だが、なんにせよ上で解説したボルドゴーマの起こした事件(項目参照)と驚くほどよく似ている。
目論見(?)通り、デクナッツ族は甘味を優先して裂け目による実害を全く理解しておらず、挙句裂け目を消して回るゼルダを投獄する有り様だった。
戦闘では壁に張り付き、クモの巣やゴーマベビーの卵をまき散らしたり、目玉から熱線を撃ってくるなどやはりシェルドゴーマ要素が強い。
時折地上にも降りてくるが、普通に叩いてもダメージを与えられないので、壁に張り付いているところで目玉を飛び道具で狙うか、脚のうち3本に生えている緑色の宝石に電気を流してダウンさせる必要がある。
類似するキャラクター
・To-605(アーマード・コア ヴァーディクトデイ)
ACVDに登場する「ヘンなの」こと謎の巨大兵器、いわゆるあんなもの枠の一つ。
巨大な単眼式センサーを搭載した胴体から2本の歩行脚が生えている姿から、
プレイヤーからは「ゴーマ」とか「メカゴーマ」とかの愛称を付けられている。
(その他にはシテヤンヨとも)
見た目こそゴーマだが胴体上部の砲で攻撃してくる他、時折ローリングアタックを仕掛けてくることもあり
パンジャンドラムと呼ばれる場合もある。
追記、修正しなくて、ゴーマんなさい。
- 時オカゴーマ、初見で倒すの10分ぐらいかかったなー -- 名無しさん (2014-01-30 22:58:28)
- 不思議の木の実のゴーマ様は巨大なハサミでリンク捕まえてたたきつける攻撃するわハサミ壊しても高速移動しながら -- 名無しさん (2014-01-31 07:45:05)
- GBの大地の章のゴーマ様が一番強かったと思う 。体力あるし素早いし攻撃力高いしで -- 名無しさん (2014-05-17 04:21:19)
- 風タクの格好良さはなかなかのもの -- 名無しさん (2014-08-19 16:19:16)
- スカイウォードのゴーマは? -- 名無しさん (2014-08-19 16:35:58)
- シェルドゴーマはあれだ。もともと目玉の模様した蜘蛛が陰りの鏡が欠片だけであの怪物が誕生したからミドナはその魔力に危険視したって事だろうよ。 -- 名無しさん (2015-01-23 10:48:19)
- 傲慢なゴーマ -- 名無しさん (2015-01-23 13:07:07)
- 他のゼルダの伝説関連の記事についてもいえるがゼルダ無双とかのhikakuteki について書かれてないな -- 名無しさん (2015-04-07 18:27:26)
- ミス 比較的最近の作品について書かれていないな -- 名無しさん (2015-04-07 18:27:57)
- 時オカゴーマは散々なレベルの弱さだけど一応、動きを見つつ特定のタイミングを待つ→ダンジョンアイテムで隙を作る→ダウンしたところを剣で攻撃→それを3~4回繰り返す、というボス攻略のお手本になってるよね。やっぱり弱いけど -- 名無しさん (2016-02-01 20:24:55)
- 大地の汽笛の洞窟の中ボスみたいなのもゴーマだよね? -- 名無しさん (2016-02-26 18:44:31)
- ↑あいつの名前は「ダイテクタ」らしいからゴーマというよりテクタイトかと -- 名無しさん (2016-04-05 18:04:23)
- 時岡ゴーマはゲーム下手な初心者とかを考えると妥当な強さ。画面暗いし操作も慣れていなければまぁクソ雑魚いという反応は出来ない -- 名無しさん (2016-05-22 18:06:59)
- ↑対象年齢も低いだろうし、あくまでも初プレイでの最初のボスだからね -- 名無しさん (2016-07-28 17:24:02)
- 時オカの動画でたまに見る「お前に割り算の楽しさを教えてやろう」コメント好き -- 名無しさん (2016-11-08 01:29:31)
- 弱かろうが体内にあんなのいたらやばいだろうよ -- 名無しさん (2018-04-24 20:45:24)
- 一番弱いのは夢島ゴーマ。なにせ戦わずに済むルートがある -- 名無しさん (2019-04-10 12:14:54)
- 初めて時オカのゴーマと戦った時はトラウマになった。ゲーム下手な子供だったから対処法がわからず、幼生ゴーマに恐れおののき、苦労して倒したらボロボロに朽ち果てたから、メチャクチャ怖かった。弱いなんて全く感じなかった。 -- 名無しさん (2019-06-21 13:17:05)
- ↑2 しかも夢島ゴーマって、オカリナ吹いたら強制的に目開くからな。リメイク版でもこの仕様のまま -- 名無しさん (2019-09-22 01:37:23)
- 植物への寄生能力と自身の強さは関連性がないような気がするけど… -- 名無しさん (2019-09-22 01:40:23)
- ゼルダ無双のゴーマはゴーマとは思えないほど強いよな 彼が真価を発揮するのはほかの巨獣と一緒にこられるパターン 特に移動速度が速いナルドブレアやジークロックあたりや、攻撃範囲が広いガノン、封印されしもの、ファントガノン、ガノンあたりとこられると大苦戦必須 -- 名無しさん (2019-10-22 00:54:13)
- こんなのに寄生されて死んだデクの樹サマ>実際の寄生虫だって体内から出りゃ雑魚だが体内にいれば普通にやばい。そういう事だ -- 名無しさん (2019-10-23 19:35:35)
- コメントに既にあるけども、時オカゴーマは初見、それもゲーム慣れしてない人だとやはり恐ろしいだろうなと思う。ゲーム慣れしてて攻略法をわかっていれば雑魚同然であるが、(プレイヤー視点では)不気味な樹の不気味な体内で、その奥の大きな虫・・・恐怖が重なって強さ以上の恐ろしさがあるだろうか -- 名無しさん (2020-01-28 19:03:08)
- 風タクのゴーマは最初倒し方わからなくて一回ゲームオーバーになったことがある…尻尾にカギつめロープひっかけたらあんなことが起こるなんて思わなかったもので -- 名無しさん (2020-05-26 14:11:50)
- 実は地底にもいるボルドゴーマ。倒すと岩をスクラビルド出来る -- 名無しさん (2023-05-23 09:23:06)
- 「石どこだ...。石よこせ...」 -- 名無しさん (2023-05-23 09:28:14)
- カービィのウィスピーウッズ並に登板回数の多いボス -- 名無しさん (2024-10-13 06:21:18)
最終更新:2024年11月07日 23:30