登録日:2009/06/20(土) 01:38:39
更新日:2024/10/21 Mon 09:45:33
所要時間:約 3 分で読めます
恋愛漫画。
桂正和の電影少女に続く恋愛作品で、氏の一番のヒット作。
週刊少年ジャンプに97年〜00年まで掲載された。
単行本は全15巻。完全版は全12巻である。発行部数は約1000万部。
テレビアニメ化はされていないが、OVA化・ゲーム化・
実写化はされている。
【
あらすじ】
湾田高校に通う高校2年生瀬戸一貴は同じクラスの葦月伊織に1年生の頃から恋心を抱いていた。そんな彼に葦月と二人で「新入生ようこそパーティ」の実行委員をやるという幸運が訪れる。果たして一貴は……
このマンガの特徴を挙げるとしたら、何といってもエロいこと。
桂正和の描く女性の体のムッチリ感が素晴らしく、ジャンプにしてはかなりエロい。そのためエロ目的にこの漫画を読み始めた小中学生も少なくないという。
だが読んでみると、エロと恋に葛藤する主人公のリアルな心理描写、ヒロインとの微妙な距離感、主人公に垣間見える漢っぷりなど、エロいだけの
おっぱい漫画ではない名作である。
だが
やはりエロい。
【登場人物】
CV:
櫻井孝宏(2002年・2003年OVA)・野村勝人(2005年OVA・PS2ゲーム)
演:岡山天音
主人公。少年時の思い出から好きな人の前では、思いとは逆のベクトルに暴走する。
序盤はそのヘタレっぷりにドギマギさせられるが、物語が進むにつれ次第に成長していき、後半は漢に。
CV:佐久間紅美(2002年・2003年OVA)・
伊藤静(2005年OVA・PS2ゲーム)
演:白石聖
一貴のクラスメイトで演劇部員。将来は役者を目指しており、控えめな性格だが時折大胆とも思える行動も。
だがそれがいい
可愛い
ふわりん
おっぱい
CV:
仲西環(2002年・2003年OVA)・中世明日香(2005年OVA・PS2ゲーム)
演:柴田杏花
4年ぶりにアメリカから帰ってきた一貴の
幼なじみ。ボーイッシュで天真爛漫な性格であり造形技術が高い。
一貴をいつも励ましてくれる友達以上恋人未満な関係である。
ひんぬー
CV:
門脇舞以(2005年OVA・PS2ゲーム)
演:萩原みのり
一貴達の一つ後輩で彼氏がいたが海で出会った一貴にベタ惚れ。
ビッチ?と思いきや一途ないい子である。性格は積極的でエロい。
おっぱい
CV:小松里歌(PS2ゲーム)
演:加藤小夏
一貴が住むことになるアパートの隣人。ホクロがある以外容姿が伊織に瓜二つである。
性格は天然で子供っぽいが、実は一貴の1コ上。遠距離の彼氏がいる。
おっぱい
CV:
私市淳(2002年・2003年OVA)・こぶしのぶゆき(2005年OVA・PS2ゲーム)
演:伊島空
エロ大王。一貴の親友で彼にいつも恋愛について助言を提している。
女に目がないが、ナンパをしては連敗している。だが一貴のために罪を被ったりと漢な面も。自身に向けられる好意には疎い
また読者からは、ある意味
漢としての評価が高い
実の所、容姿は三枚目だが彼を慕う後輩達が多い
その漢気溢れる言動にヤラれた輩も数多く存在する
CV:
石田彰(2002年・2003年OVA)・
鈴木千尋(PS2ゲーム)
演:小越勇輝
男の娘。綺麗な顔立ちをしているが存在感のない男。一貴の恋の邪魔をするような行動をとる。というのも彼は
ある人が気になっており……。
武術を得意とする。
ツルペタ
ちなみに一貴の恋愛関係に関わってくる人物の名前は「I」から始まっている。
単行本の表紙はリアルなヒロインが描かれており、思わずハッとさせられる。
さらにジャンプ誌上では描かれなかった乳首が単行本ではわざわざ書き加えられている。桂先生ありがとう。
連載終盤の辺りでは、ジャンプが俗に言われる『暗黒期』だったが、
るろうに剣心と共にジャンプを支えた
ヒロイン達の「見るからに柔らかそうなおっぱい」もスバラシイが
思わずむしゃぶりつきたくなる「お尻」ももちろん筆舌尽くしがたい。
追記・編集よろしくね 瀬戸くん。
- 王様ゲームがクソエロかった思い出 -- 名無しさん (2020-08-14 10:18:54)
- 一貴は取り柄も長所もない、主人公補正だけが武器という等身大の主人公。三歩進んで二歩逆走しながら少しずつゴールへと向かっていき、寺谷のアドバイスだけが味方だったのが越苗からエルボーを教わり、いつの間にか自分の恋を応援する仲間が増えていく。そんな一貴を「変わらないで」とありのままを肯定するラストの伊織の言葉は、彼の全てが報われるといっていい -- 名無しさん (2022-05-17 09:18:37)
- 当時はまだウブだったので、こういうお色気要素の強い漫画でもストーリーをきちんと全部真面目に読んでいた。この漫画を読破したのは今でも大切な思い出。今だったら、きっとエロい箇所以外は全部飛ばし読みしてる。 -- 名無しさん (2024-01-09 21:45:12)
- 編集部の意向を呑んで得意のSF要素を封印したものの、桂先生は「じゃあ何を作品のウリにすればいいのか、デザインに凝ろうにも女子制服くらいしかないし」と大いに悩んだという。お尻を強調してたのも「当時生き残るためなら何でもやるしかなかった」という苦肉の策。それでもこの作品が一番のヒット作になったのは、桂先生の非凡な実力の賜物と言うほかない -- 名無しさん (2024-08-15 23:58:22)
- おっぱいとかひんぬーとか書いてあるけど明確に小さいのは麻生さんだけで、他は大きい設定じゃないの? それはそうと、一般的には幼馴染とマドンナとのポピュラーな三角関係に揺れる前半の方が評価高いけど、個人的には中盤(ていうか泉登場以降)の性衝動と純愛に揺れる描写がこの漫画の独自性だと思う。 -- 名無しさん (2024-10-21 09:45:33)
最終更新:2024年10月21日 09:45