アメリカで作られた作者公認の大失敗作。だが、これがきっかけで「神と神」以降の新シリーズが生まれた。
映画版前後編は大成功作。それぞれ
藤原竜也が「クズの役」で、松山ケンイチが俳優として大成するきっかけになった。この作品をベースにした
Lが主役のスピンオフ映画も公開され、内容的には賛否あれども興行的には成功した。
2016年にはこの映画版から10年後を描いた完全新作『Light up the NEW world』が公開されたが、主にストーリー面で酷評される事態に。
TVドラマ版はキャラ改変が多く物議を醸したが、月役の窪田正孝に関しては概ね好評。
舞台や人物設定をアメリカに移したNetFlix版は不評で「『Light up the NEW world』の方がまだマシ」という声も。
アニメ版主演のラサール石井が自ら制作・主演した舞台版は成功作。だがドラマ版は視聴率が低かった上に映画版も失敗。これ以前に公開された映画は原作者が激怒した。
失敗作。日本テレビでTVドラマが制作されるも原作ファンを完全に無視した設定変更の嵐により大不評。
失敗?但し昭和版・平成版の2バージョンがある。
香港・韓国の海賊版バージョンではなく、ハリウッドがきちんと許可を取って製作した。ハリウッド版の評判だが、うん。
TBS系で三浦春馬主演でドラマ化。フレームレートをわざと落として撮影されており、1作目は評判が良かったのだが、2作目の評判は伸び悩んだ。
作中で
USBメモリから起動するOSが使われたことから、現実でもUSBブートOSが静かなブームとなった。
映画史に残る大失敗作。
そのあまりの酷さは現在でも「デビルマソ」と呼ばれ語り草となるほどで、現在まで続く漫画・アニメ実写化アレルギーの全ての元凶。
あまりの出来の酷さにレンタルビデオ店では怖いもの見たさに本作のDVDを借りる人が多く、回転率のいい作品になっている。
実写化などで問題作が登場する度に比較対象にされることもしばしば。
詳細は項目参照。
本物のクロマティに文句をつけられたが、原作キャラクターの再現度は概ね高くファンからは好評。ただし、メカ沢の声が武田真治なのはどちらかといえば不評。
ウエンツ瑛士、哀川翔主演。スポンサーがつかなかったため製作費がほとんど下りず、画面を真っ暗にしてセットやエキストラのしょぼさをごまかしていた。それもあってか話題にすらならず。
実写ドラマ化ではなく、本当に新日本プロレスにタイガーマスク(二世準拠ではあるが、選手名は単に「タイガーマスク」)が参戦した。
数々の空中殺法、トリックなしでトップロープにあっさり立ってしまう身体能力、そして何より「強い強い、タイガーマスク」だけではなく「アイツの正体は一体…?」をタイガーマスク公式・新日双方がうまく煽った正直「佐山聡選手と同一人物である」のを隠す気があったのかは非常に疑わしいが…ことにより、最後は漫画・アニメ連動なのを忘れられるほどの人気者に。佐山選手がマスクを脱ぎ、原作側がいったん区切りにした後も2代目・3代目が登場し、漫画コラボの枠にとどまらない伝説のレスラーになった。
そして現在、4代目タイガーマスクが今度もまた原典同様「素顔本名不詳、虎の覆面のレスラー」として活躍中。
また新日本プロレスにとっても、この時の経験が後に…(アニメの項に続く)。
堂本版は大成功作。原作から改変された部分は甚大だったが、ミステリーとしてのシナリオ・演出やキャスト陣の好演もあり大人気を博した。
その後も役者を変えて放送されてるが、4代目の山田版がまずまずの評判。
金田一少年の後番。人気はさすがに金田一少年には及ばなかったものの成功作。
TOKIOの松岡昌宏の出世作。
原作は「超頭脳シルバーウルフ」。しかし、トンデモ科学満載な点は共通するものの、基本的にオーパーツ等を巡る頭脳戦だった原作から少年探偵物へとほぼ原形をとどめないアレンジをされている。だが成功作。
大成功作。反町隆史の名を世に知らしめた名作で主題歌もヒット。
AKIRA主演の2012年のリメイク版はネタ的に好評。
大人気漫画の実写化であり、話題にはなったもののやはり賛否両論。酷いという声もあれば、これはこれで楽しめるという意見もある。
コナンを始めとした子役の台詞はアニメ版声優による吹き替え、太っていない
目暮十三、メイントリックが原作以上に無理がある等突っ込みどころも多いが、やはり一番の問題は
コナンではなく新一が主人公(それも全作品)なところかもしれない。
確かにコナンより新一のほうが映像化しやすいと言われればそうなのだが、放送時間や内容を考えれば…。
なお、実写版のレギュラー放送は深夜枠だった為、原作やアニメでは制約されている性的描写もある大人向けとなっている。
大成功作。当初は全く期待されていなかったが、佐藤健をはじめとした役者の体当たりの演技で同時期のリメイクアニメ版より評価が高く大ヒット。
この好評を受け、京都編が2部構成で実写化された。作中屈指の人気キャラ・
志々雄真実は
藤原竜也が務め、またしてもクズの役で見事成功した。これ以降、
「実写化において信用していい言葉は『藤原竜也』の四文字だけ」と揶揄されるように。
2021年には原作の「人誅編」を基にした最終章2部作が公開された。
また、原作の方も実写映画製作決定をきっかけに第零幕と
キネマ版を連載。さらに京都編の際には志々雄を主役とする番外編「炎を統べる」を連載し、最終的には幻に終わったはずの北海道編が正式に続編として連載されることになった。
成功作。原作の大ファンである俳優、小栗旬が企画監修、当初の見込みをあっさり越える好調。鈴木亮平の出世作となった。続編「アブノーマル・クライシス」も好評。
大人気SFアニメ「
宇宙戦艦ヤマト」を実写化。主演は何と木村拓哉。ただし「キムタクがキムタク過ぎる以外は意外と悪くない出来」との声もあり、興行的には十分成功を収めている。
だが、ストーリーは端的に言えば今までの映画等の名場面とオリジナル設定を混ぜてごった煮にしたような寄せ集め感の拭えないもので、オリジナル設定の微妙さもあって原作ファンからは総叩きの憂き目に遭う。
宇宙戦艦ヤマトだと思わなければ、和製スペースオペラ的な作品で十分楽しめる……だろう。
TV版はメンバーの設定の違いやブラックスパイダーというレギュラーの敵組織の存在、ワイルド7と共に前線に出る草波や両国以外誰も死なない点など原作と違う部分もあるが日テレ月曜19時代の最高記録を更新。原作者も本作を気に入り、後に漫画版に主題歌の一節を逆輸入した。
映画版はガンアクション&バイクアクションそのものは力が入ったものだったが、飛葉の性格改変などが不評で興行的にも失敗。
舞台版と映画版があり、映画版は共同プロデューサーも兼任した水嶋ヒロ渾身の俳優復帰作だった……が、キャラクターや時代設定、舞台背景などが原作から大幅に改編された結果、批判を浴びて興行的に失敗し、黒歴史に。
興行的には成功。二宮和也が声を担当した殺せんせーが意外にハマっている。続編である「卒業編」も製作され、原作と同時に完結。
映画化。
『たのしい遠足』『3年B組珍八先生』『ハデー・ヘンドリックス物語』も含めた短編映画集が製作された。
まさかの松山ケンイチ主演。
「漫画とは違うものにして欲しい」という原作者の要望もあったとはいえ、キャラや舞台背景など各種設定の誰得改変が多く、監督や特殊造形プロデューサーのSNS上での舌禍もあり大炎上した。
ただ「デビルマンよりマシ」「残酷シーン(主に巨人の捕食シーン)がPG12とは思えないほどグロい」「キャスト陣の中では石原さとみ(ハンジ)が一番はまってた」という意見は比較的共通。
その後、原作で色々と衝撃的な事実が判明したため、これを聞かされてストーリーをまとめなければいけなかったのならばいくらか改変したくなる気持ちもわかると同情の声も出てきたとか……。
ちなみに改変は全て原作者の意向なのもあって、当の原作者本人は本作を大絶賛している。誰が呼んだか「原作者向けの実写化」。
ある意味原作者がファンを絶望させた実写化の中でも殆ど無い事例である。
発表時「サイコーとシュージンの配役を逆にしろ」という意見が圧倒的だったが、「モテキ」「るろうに剣心」のスタッフが制作していること・そもそも原作がジャンプ漫画の中では実写化しやすい部類に入ることから評価は比較的安定している他、原作を再構築してジャンプ三大原則の「友情・努力・勝利」を押し出した王道青春映画仕立てとなっていることも好評。サカナクションが担当した主題歌の新宝島も人気。
社会現象になった大成功作。TBSのTVドラマ版で初めてこの作品を知った方も多いのでは?
演者のほとんどが20歳以上なので原作と同様に野球部員が喫煙するシーンもあるが、関川を演じた中尾明慶と岡田を演じた佐藤健は放送当時は未成年だった為、喫煙していない。
基礎設定を大きく変えた加山雄三版や平成になって作られた本木雅弘版、他にも宍戸錠版や隆大介版が存在する。また、先述の逆転裁判同様、宝塚歌劇でも上演された。
まさかの
歌舞伎化
また、IndeedのCMでも実写化されており、出演者の一部が過去のCMからの続投ながら評価は高い。
特に
本物のトナカイが演じる実写版チョッパーは色々な意味で必見。
さらに、Netflix制作の実写版が2023年に配信。一部登場キャラやシーンのカット、及び原作からの改変はあるものの手応えはかなり良い。
配信が開始されるやSNS等で話題となり、早くもシーズン2の制作が発表された。
また、ユニバーサルスタジオジャパンにて期間限定のプレミアショーが公演され2010年代以降のUSJの夏の風物詩となっている他、2023年にはアラバスタ編を題材としたアイスショーも公演された。
ハリウッド映画化されたが、原作とは違いコミカルな内容にしたためファンからは不評。続編はコミカルな要素を配したシリアスな内容に。
舞台化と舞台版主演続投のドラマ化。舞台上で自転車レースをどのように表現するのかが注目されたが、蓋を開けてみれば
「ハンドルを手に持ってその場で足踏みをする」というシュールなものだった。
その光景を実際に観た人は笑いをこらえるのが大変だったとか、逆に
「その手があったか!」と手を打ったとか言われている。あと、
御堂筋クンの演者の怪演っぷりが妙に好評。
その後、実写映画版も制作され、主演をKing & Princeの永瀬廉が務め、こちらは賛否両論ある評価。
深夜ドラマ化、そして失敗。アニメといいこれといい徹底的に映像化に恵まれない
作者なのである。
映画化。
話の出来うんぬんより「6人時代SMAPがメインキャラの映画」「中居正広の初主演映画」として有名に。
こちらも6人時代のSMAP出演で舞台化。その後東映アニメーション投資、新田真剣佑主演でハリウッド映画化されたが、「作り手の真摯さは伝わるがそもそも聖闘士星矢は真面目に作るべきものではない」といったレビューの通り評価は微妙で興行的にも惨敗。
視聴率的には失敗だが、評判はおおむね好評。
主題歌が不評な上、視聴率も悪く、しかも色々あったせいで
間違いなく再放送不可能になった。
旧アニメ版主演陣によるミュージカル化。ちなみにプロデューサーは舞台版セーラームーンも担当したレオリオの演者の元相方。
アニメ化もされた新川直史の漫画の映画化だが、単体映画としてはともかく原作漫画やアニメ版のファンからは「ほぼ恋愛映画」「主要人物の年齢上げや人物削減なと原作からの改変具合が酷い」と猛批判される出来に。
成功作。主演の菅田将暉を始め、主要キャスト陣をニチアサ特撮出身者と『ライチ☆光クラブ』の出演者で固めている。
ある意味では原作再現である舞台化。
福田雄一・小栗旬の『HK/変態仮面』コンビで紅桜篇をベースに映画化。製作発表当初から原作者が「キャスト全員銀魂と一緒に死んでもらう」と前代未聞の爆死を前提にした心中宣言を行ったこともあり、実写化に否定的なファンからも「もし失敗してもネタにはなる」とある意味生暖かい目で見守られていた。
だが、実際は世界観の完コピぶりや、これまでのキャリアやプライドをかなぐり捨てるかのようなキャスト陣の全力ぶり、原作やアニメ版に匹敵するぐらい攻めまくったパロディ・下ネタ・楽屋ネタなどが好評を博し、
まさかの大成功作に。続編やWebドラマ版も大好評。
なお、
マダオ役はアニメ版と同じく
立木文彦が演じている。
上記の銀魂と同じく監督が福田雄一のため一部の出演者はこちらにも出演している。実はアニメ化よりもだいぶ前に実写化は決まっていたのだが、長らく情報が解禁されないまま後から決まったアニメが先に放送されるという妙な展開になった。
原作では主人公がモノローグで喋るのを実写で再現するのは難しいためか多少は喋るなどいくつか変更点はあるものの銀魂と同じくギャグ漫画ベースのため評判はそれなりに良好。
原作の第264Χでは本作の実写版の宣伝も兼ねて
斉木楠雄がこの項目の冒頭に記述されている実写化の賛否両論について次々と触れているが、最終的に父の
斉木國春が賛否両論の実写化を繰り返す業界について全ては作品を良くする為とフォローしている。
第4部『
ダイヤモンドは砕けない』は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のタイトルで三池崇史監督、山﨑賢人主演、東宝とワーナー・ブラザース映画初の共同製作・配給で映画化。
製作発表当初から原作ファンによる壮絶な大バッシングに見舞われ、公開後もわずか1週でランキングのトップ10圏外となってしまい、続編は白紙となってしまっている。
一方で実際に映画を見たファンからは「コスプレ感とテンポの悪さを除けば思ってたほど悪くない」「CGのスタンドも含め、ちゃんと『ジョジョ』の世界観になってる」「キャスト陣の中で虹村兄弟(特に
億泰)がはまってた」「続編希望」などの好意的な評価も出てくるようになった。
そんなジョジョ4部のスピンオフ作品である『
岸辺露伴は動かない』がまさかのNHKで実写ドラマ化。2020年末に3夜連続で
富豪村~
くしゃがら~
D.N.Aの3エピソードが放映された。
脚本は
様々な特撮作品を手掛け、アニメ版ジョジョシリーズなど原作付き作品のシナリオ構成力が評価されている
小林靖子が担当しているだけあり、評価は高い。
演者の仕草や造形もジョジョの雰囲気十分と評判であり、全編に渡る露伴役の高橋一生の怪演ぶりはもちろん、原作絵から容姿は離れつつも生意気小僧っぷりが見事と評判になった富豪村の一究や、小説版登場キャラで視覚面の原作情報が少ない志士十五を熱演した森山未來などが話題となった。
他にも「『スタンド』という単語を使わず、当然
ヘブンズ・ドアー使用時にスタンド像も映さない」「特徴的な露伴の髪は一部をヘアバンドとして表現」「単発ゲストキャラだった編集の泉京花をヒロイン
という名の狂言回しに選出」といった映像化に合わせた変更点はあるものの、それらが逆に「漫画実写化としての取捨選択が見事」とおおむね好評。間違いなく成功作だろう。
人気の高さからか2021年末に第2弾、2022年末に第3弾が放映された。
第2弾では
六壁坂の1件を軸に、大胆にも
ザ・ラン~原作の
チープトリック編を前日談のシナリオに再構築して放映。
第3弾では
ホットサマー・マーサと
ジャンケン小僧のエピソードを再構成し、前後編として放映。
いずれも再現度としてもドラマとしても大好評で、はやくも「露伴先生が好奇心に負けた結果ひどい目に遭うのがジョジョファンの年末恒例になるんじゃないか」とまで期待されている。
あとやっぱり「ここは実写化では諦めて改変するだろうなと思ってた」。
ちなみに放送局がNHKだったためアニメ版バクマンと同じくジャンプ漫画なのに「少年ジャンプ」NG問題を抱えていたものの、元々『岸辺露伴は動かない』にはそこまでジャンプの名前は出てこないためそちらほど話題にはならなかった。
あとジャンケン小僧回には「(ピンクダークの少年の)実写化は許さない」なんてメタいネタがあったり。好評な本作だからこそ許されるネタだろう…
『
ピンポン』の曽利文彦監督、『暗殺教室』の山田涼介主演で映画化。
アルの鎧を始めとした邦画とは思えないクオリティのCGや、本郷奏多、大泉洋、松雪泰子の演技を評価する声もある。
しかし、全体的には「登場人物の性格・設定などが原作から改変されている」「ホムンクルス側はともかく、キャスト陣のコスプレ感や美術の作り物感が否めない」
「脚本・演出も含め実写邦画のダメな所が全部詰まった印象」など、原作ファン・映画ファン双方から酷評される事態に。
そして
マスタング大佐役が長年ファンの間で期待されていた及川光博ではなかったことや公式Twitter上での監督への質疑応答、0巻を入場者特典とする商法も批判に拍車をかける一因に。
アニメ版とは異なり、日本テレビ系でドラマ化。失敗作。キャラ選出等で批判が上がる。殺陣もイマイチ。
上田晋也主演で3作作られているが賛否両論。また、第一弾放送日が3月11日だったため、タイトルの”天才”が”天災”を思わせて不謹慎だという声もあがった。
1966年のドラマ版と2004年の香取慎吾主演の映画版が存在。
ドラマ版はハットリくんの特徴的な顔をお面(しかも造形が異様に不気味)で表現するという斜め上の原作再現を行っている。
舞台化とミュージカル化。
『くん』の方は月曜ドラマランドにてドラマ化。所ジョージ、竹中正人、稲川淳二と錚々たるメンバーが出演した。一方でチビ太が女だったり、デカパンが痩せ型で服装も普通等、改変が多い。
『さん』の方は舞台化した他、2022年にSnow Man主演で実写映画化。特に後者は原作ファン・ジャニーズファン双方にも好評、まさかの大成功作に。
1998年に映画化。キャストは稲森いずみ、藤原紀香、内田有紀と当時の人気女優をかき集めたが、レオタード状の衣装はキャットウーマンのようなレザースーツに変更され、主役は瞳から愛へ。
挿入されたギャグも滑っており、興行的にも失敗。
1988年にも早見優、未唯、立花理佐を三姉妹に据えたドラマ版が放送されているほか、なんと森三中が演じるCM版も。
CM版は人選以外の再現度は高く、この仕事が縁で森三中は『ルパン三世vs.キャッツ・アイ』のプレミア発表会に三姉妹のコスプレで駆けつけた。
何と
ジャッキー・チェン主演で映画化。そのため原作のように銃撃戦はせず、カンフーアクションが主体となった上に何故かジャッキーが春麗のコスプレをするなど意味不明なシーンがあり評価は低い。
後にフランスで制作された『
シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(原題は「ニッキー・ラルソン」)はキャラの名前や設定こそローカライズしつつも、原作そっくりなビジュアルから評価が高い。
本国フランスでは商業的に成功し、後に日本でも吹き替え版を中心に公開。
フランスコメディの描写に好き嫌いは見られるものの原作再現度の高さはほぼ文句なしの好評。
それもそのはず、
監督と主演を兼業するフィリップ・ラショーが原作の超ガチヲタで、自身の肉体改造も含めたあらゆるところにこだわっている。
過去の実写化作品の失敗も当然把握しており、企画・プロットの承諾や脚本のチェックなど原作者にきちんとアポを取っている。
宝塚でも舞台化されており、こちらもクオリティーの高さから高評価。
現在、日本ではNetflixで実写ドラマ版が制作予定。
唐十郎主演の映画版と、舞台を21世紀に移した松山ケンイチ主演のドラマ版がある。
なお、ドラマ版は土曜9時の放送だったが、内容の問題から放送枠のスポンサー6社のうち5社が提供クレジットを自粛した為、
一社提供風のドラマとなっており、ほとんどのスポンサーはドラマ放送前後にCMが放送された。
三谷幸喜が手掛けており、『真田丸』サブキャスト総出演によるSPドラマ版と、松本幸四郎主演による歌舞伎版がある。
当初企画されていたハリウッド版の頓挫に伴い、『
図書館戦争』の佐藤信介監督×福士蒼汰主演で「死神代行篇」をベースに映画化。作品としては賛否が割れているが、アクションシーンと虚を始めとしたCG造形に関しては評価されている。
ロックミュージカル版はTVアニメ放送中の間に定期的に毎年公演される程好評。
Vシネマ版と連ドラ版が存在。連ドラ版をベースにした劇場版も作られ、こちらは商業的には成功。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う最初の緊急事態宣言が解除されて以降、客足が低迷していた映画館に観客が戻ってくるきっかけを作った作品となった。
しかし、その直後主演の一人が…。
『電人ザボーガー』の井口昇監督によって実写映画化。
不評気味だったアニメ化とは打って変わり、思春期の少年少女のリアルを演技派俳優によって忠実に再現し、高い評価を得た。
スマホゲー『
モンスターストライク』のコラボの際に実写CM化。戸愚呂兄弟がオリジナルの「戸愚呂・姉(演:椿鬼奴)」を加えての映像化。
「
戸愚呂・弟」は大道具であったが、ピース又吉直樹演ずる「
戸愚呂・兄」がハマり役過ぎると好評であった。
また2022年夏に「普通の」実写化企画がアナウンス。こちらは事前プロモーションの時点ですでにコスプレ感が漂うもので、原作ファンはもちろん出演俳優さんのファンからも生暖かく見られているようだ。
舞台化。演者はそれなりにハマっており、評判も上々。
なお、大ブームに伴い度々実写映画化の話題も挙がるのだが、今後どうなるかは未知数である。
歌舞伎俳優の尾上松也が八神課長を演じた。ちなみに演者はドラマの主演はこれが初。
なんと主役は佐藤二朗演じる大鉄。
星くんがガチの宇宙人、桜が中学生ではなく高校生、金鉄がほぼほぼ坂田利夫師匠ご本人そのまま等改変箇所はあるものの、原作序盤のカオスさを再現出来ており高評価。
なお諸事情で撮影が中断している間にロケ地として借りていた住宅の取り壊し期日を迎えてしまい、予定通りに解体されるというまさかの事態があったが、
ファンは「原作の作風を考えればどうとでもなる」と動じず…というより、順子役の水野美紀の「解体されました。家、なくなりました。」という報告に笑いを誘われた人の方が多かった。
主演は実写映画の「賭ケグルイ」や「君の膵臓を食べたい」でも主演を務めた浜辺美波で、2020年12月に公開された。
出荷の期限を原作の12歳から16歳に変更されており、公開前は「無理に設定を変えなきゃいけないなら実写化しないでほしい」と不安や批判の声が大きかった。
実際に公開されてからは、北川景子と渡辺直美の演技は高評価されており、好意的に見る人も多い。
その一方で主役三人の役者の年が離れているせいで見ていて違和感がある、尺の都合でカットされている部分が少々多めなど否定的な意見もあり、人によって賛否が分かれている様子。
2020年に映画版が公開。
コロナ禍による公開延期や二度に渡るキャストのスキャンダル(内一件は公開直前に発覚)に見舞われながらも、無事公開された。
Netflixにて実写ドラマ化。2020年にシーズン1、2022年にシーズン2が配信された。
いずれもNetflix内の視聴者数ランキングで上位に食い込む程の人気となり、特にシーズン2では初登場ランク1位を獲得。冗談抜きで
世界レベルのメガヒットを達成した大成功作である。
ちなみに劇中に出てくる「無人の渋谷スクランブル交差点」は、ビル以外の「地下鉄入口・道路・信号機」といった「ガワ」を本物そっくりに作った野外セットに3DCG製の背景を合成することで撮影された。
また、シーズン2第1話のカーチェイスシーンは、
名古屋市のデカい公道を封鎖して撮影されたものである。