登録日:2009/10/04(日) 18:02:53
更新日:2024/01/09 Tue 16:57:25
所要時間:約 4 分で読めます
幼い頃、魔法使いに憧れて川原でホウキにまたがり空を飛ぶ練習をしていた。
そんなある日ホウキではなく掃除機に乗って空を飛ぶ魔法使いに出会う。
それから幾年月経ち、優は青年へと成長し極平凡な
男子校生活を過ごしていた。
しかし、そんな彼の生活は偶々拾った飴玉で一変する。
飴玉の名前は、
「しゅぷれ~むキャンディ」
それは歳を取らせたり、若返らせたりできる魔法の飴玉だった。
その飴玉を見た優はある活用法を思いつく。
いつも遠くから眺めている
女子校。
女子生徒達と遊ぶ子供達。
羨ましいと思った。
でも、思うだけだった。
しかし、この飴玉があれば、
こうして、優は女の子達とスペシャルでストロベリーな人生へと変わるのだった。
予約特典に
サクラノ詩の第一章がプレイできるCD-ROMが付いている。
上記の様なストーリーだが、プロローグからシリアス全開な話だったりする。
プロローグ
主人公・斗南優は小学生の頃、飼育係をしており
ウサギの世話を率先して引き受けていた。
一匹だけ自分に懐かない
ウサギ「シラユキ」の世話には苦労しつつも、優本人はシラユキのことを好いていた。
だがあるとき、些細なきっかけからクラスメイトにシラユキが殺されるという事件が発生。
これに逆上した優は、クラスメイトに暴力を振るってしまう。
そのことを先生を含むクラス中に糾弾され、にもかかわらずシラユキを殺したクラスメイトが、
何の罰も受けなかったことで人間に対して絶望し、優人との関わりを避けるようになる。
この時、人間嫌いで殺人さえ躊躇しないもう一つの人格『彼』が生まれたのだった。
他にも
オタクだからこそ解るコアなネタやパロネタが豊富で、そして前作
H2Oの
黒歴史と言われたマジカル音羽を出す等やりたい放題。
しかも、最終的には何故か解らんがクトゥルー神話の話が出てきたりする。
とにかく予想外な展開が多い事からよく地雷扱いされる。
だが一部ルートはしっかりしており、最後までやりきった人には……まぁ地雷か。
基本的にルート別の完成度の差が激しく、
でもって「何処に王道な部分があるんだ?」と根本的な部分で首を傾げたくなる作品でもある。
登場キャラクター
メインキャラクター
主人公
自称“見た目も性格もキモイ”だが、実はルックス良しだったりする。
声:芹園みや 作画:梱枝りこ
掃除機にまたがる魔法使い。
笑顔でめっさ怒る。
声:
かわしまりの 作画:深森
面倒見の良い巨乳ねーさん。
「私は処女だぁっ!!!」
声:神村ひな 作画:狗神煌
√次第でキャラ崩壊。二度美味しいヒロイン。
「うのーん、うのんのーん」
声:楠鈴音 作画:梱枝りこ
優の
幼なじみ。
最初はやや現実チックな幼馴染みだが、後半はやっぱギャルゲ。
思考回路が腹筋崩壊、てかまんま優にそっくり。
「ででででですからよよよよろしけれけれければばばばばいいいっちょにはいっりましぇんかぁ~っ!?」
「うきゃきゃー!!」「私のバッキャローーー!!」
声:野神奈々 作画:梱枝りこ
金髪ツインテの妹キャラ。
うへー♪ でヴェェェェェェー! なギロチン大冒険物語的√。
勉強はできるのにヤバいくらいアホの子。
「ウヘ──────────♪」
声:
松永雪希 作画:karory
愛嬌たっぷりのロリお嬢様。
後にゴスロリメイド属性が付加。
「ふはい?」
「お変態ーーっ!!!!」
声:金松由花 作画:狗神煌
ハロウィーンなロリ死神。鎌が本体。
ただの
クーデレではない。
サブキャラクター
優の父で想部の初代部長。滅茶苦茶若く見える。
生粋のオタクで、優に「話しかけて機嫌が悪い相手はツンデレと思え」
「道を歩いて反対方向から来る人の肩がぶつかったらフラグがたったと思え」「ヤンデレ喫茶」等々の知識を植え付けた。
基本は空気な父親が出ると珍しいタイプ。
声:芹園みや
優の母親。こちらも若く見える。
OP 飛べない魔法使い(Vo.やなぎなぎ)
『夢見る魔法 飛べるはずはないけど
それでも君は 想いのまま駆けてく』
ピアノ独奏、渇いたドラムの音が印象的な曲。
挿入歌 好きだよ
『繋いでたその手の温もり 忘れることが出来るわけがない』
涙腺破壊兵器。ピアノイントロが印象的な切ない歌。
生徒会の一存の原画担当者・狗神煌が参加している。
原画担当者が合計四人もいるのにパッと見違いがほとんど解らない。
どんだけ絵柄が似ているんだよ……。
追記・修正よろしくね。
最終更新:2024年01月09日 16:57