アサシン クリード リベレーション

登録日:2012/05/10 Thu 00:40:28
更新日:2023/09/30 Sat 12:22:16
所要時間:約 5 分で読めます






受け継がれる暗殺者の信条
エツィオ、最後の戦いが今始まる


アサシン クリード Ⅱアサシン クリード ブラザーフッドと続く、エツィオ三部作の完結作。
前作で好評だった復興システムや戦闘システムを更に発展させ、更にはアサシン教団として弟子を勧誘し、任務を行い成長させたり、特定の弟子に専用のクエストが用意されたりするなどの要素が加わった。
また、オンラインモードも新たなルールが追加されるなど、より楽しめるように工夫されている。今作でエツィオの物語は完結し、物語は2012年発売予定のアサシンクリード3へと受け継がれる。


<ストーリー>
宿敵ボルジア家を打ち倒し、イタリアに平和を取り戻したエツィオ。人生の目的であった「復讐」を遂げた今、彼は自問自答する。
『今の自分には何が残され、これから何をすべきなのか』今の彼にはそれに答えることは出来なかった。
数年後、エツィオは父が若い頃に探し求めていた、アサシンの英知が保存されているという先祖、アルタイルの書物庫の存在を知る。
『伝説のアサシンである彼の書物庫に行けば答えは見つかるかもしれない』そう考え聖地マシャフへと向かったエツィオ。
しかしマシャフの書物庫の扉は固く閉ざされていた。マシャフで得た手がかりを元に、書物庫の鍵を見つけるため、エツィオはコンスタンティノープルに向かう。



<登場人物>

■アサシン教団関係者
CV:関智一
おなじみ我らが主人公。今作では齢50を超えているが、その実力は衰えるどころか、むしろ更に強くなっている。そして技のエグさに磨きがかかった。でも息切れの声は正直苦しそう。
あるミッションでは吟遊詩人に化けて潜入するが、その際の日本語版の彼の歌は必聴。

  • ユスフ・タジム
CV:竹田雅則
コンスタンティノープルを取り仕切るマスターアサシン。気のいい男でエツィオが来てからは良き友人、良きライバルとして競い合う。
しかし終盤では……

  • スレイマン皇子
CV:置鮎龍太郎
17歳。アサシン教団と繋がっており、エツィオに将来大物になると言わしめるほどの聡明さとカリスマ性を持つ。その正体は後に壮麗帝と称され、オスマン帝国を最盛期に導いた、スレイマン大帝その人である。

  • アフメト皇子
CV:てらそままさき
パヤズィト2世の息子。王位継承権を持つ。タリク・バーレティに不信感を抱いている。

  • タリク・バーレティ
CV:大川透
オスマン帝国精鋭部隊「イェニチェリ」の隊長。何やら不穏な動きを見せているようだが……

CV:小西克幸
伝説のアサシンにして偉大なる先達。アサシン クリードも参照。
彼の残した秘宝を通じて、エツィオは彼の人生を追体験していく。
今作におけるもう一人の主役であり、今まで不明であったアサシン クリード後の彼の物語が語られることとなった。
その物語は印象的なものであり、シリーズをプレイしてきたプレイヤーにとっては非常に感慨深い結末となっている。

公式サイトには『エツィオの祖先』と書かれているがとんだ間違いである。この二人には血の繋がりはなく、共通する子孫にデズモンドがいるというのが正しい。(デズモンドから見るとエツィオは父方のご先祖様、アルタイルは母方のご先祖様)


■テンプル騎士団
  • マヌエル・パレオロゴス
ビザンチン帝国の王位継承者。帝国の復活のためにテンプル騎士団に恭順し、オスマン帝国の滅亡を企む。
……なのだが、そもそもテンプル騎士団との対立自体が今作では中心に据えられておらず、また前作・前々作のボルジア家のような強烈な個性も持っていないため、非常に影が薄い。


■その他
  • ソフィア・サルトル
CV:田中敦子
コンスタンティノープルで書店を経営するヴェネツィア人。貧しい人々に知識を伝えたいという思いでこの街に書店を作る。エツィオは彼女に一目惚れし良い関係を結ぶが、アサシンという自分の立場に悩み、そのことを打ち明けられないでいる。
アルブレヒト・デューラー作「若きヴェネツィアの女性の肖像」がモデルとなっている。

  • ドゥーチョ
またまた登場。何気にエツィオサーガ全部に登場している、ある意味美味しく、ある意味気の毒な男。
ソフィアを口説くがエツィオの顔を見るなり悲鳴をあげて逃げていく。その後、町中に何気なく登場する。何故か敵として認識される。そして攻撃しても無抵抗な上に、殺害しても何度でも復活する。おまけに撲殺するとトロフィーが手に入る。エツィオ根に持ちすぎだろ……。


■現代人
  • デズモンド・マイルズ
CV:東地宏樹
一応、主人公。
前作の衝撃のラストから昏睡状態に陥り、精神が崩壊しかけてしまっている。自身の精神を再構築するために、アニムスの中で旅をすることになる。
何故か色の黒いアジア人のような顔となり、シリーズをやってきた人にとっては違和感が半端ない。「誰だお前!?」
また彼自身の物語も展開するのはするのだが、今まで知り得た情報の再確認という感じが強く、正直なところ一番内容に乏しい。

  • 被験体16号/クレイ・カズマレク
CV:浅沼晋太郎
デズモンドの前にアブスターゴ社に拉致監禁されていた人物。
一作目から存在そのものは仄めかされていたが、アニムス内に記憶がデータとして残っている状態だったようである。
実際本人はすでに亡くなっており、人格だけがデータ上に存在している。そのような状態でもデズモンドを覚醒させるために協力してくれるいいヤツ。
エツィオをご先祖に持つという意味ではデズモンドの遠い親戚と言える。

  • ルーシー・スティルマン
アサシン教団のメンバー……だった女性。
前作ラストでジュノーに操られたデズモンドの手で腹部を刺されてしまい、生死不明状態。
それ以上に衝撃的なのは、実は彼女はアサシン教団を裏切ってテンプル騎士団側についていた二重スパイだったのである。
伏線として、前作で『鷹の目』を使うと敵対者が侵入した(赤い光で現される)形跡を見つけられる場面がある。が、ルーシー自身はデズモンド、レベッカ、ショーンたちに対して敵意を持っていないこともあって青い光(味方)だった。
ではなぜ裏切ったのかというと、上司に対する不信感に加えて16号ことクレイを助けられなかった罪悪感が彼女をそうさせてしまったようである。
そそのかしたのはヴィディック博士だが、あのおっさん、実は一作目から全部知ってた上でデズモンドたちを泳がせていたのである。食えないタヌキ親父め。

前作まで出ていたレベッカやショーンは昏睡状態のデズモンドに対して見ていることぐらいしかできないため、声は届いてくるが出番はごく僅か。Tips関連はクレイが書いてくれている。(という体になっている)
他に、「デズモンドなら大丈夫だろ」とやや投げやりな声をかける男性もいるようだが……


<新たな武器>
  • フックブレード
トルコのアサシンが開発した、鉤形の金具が追加されたアサシンブレード。高所への移動がスムーズに行える他、敵を投げたり乗り越えたり、屋根に貼られたロープを渡ったりと、用途は多岐にわたる。

  • 爆弾
シリーズ初登場の武器。ただ単に敵を倒すだけではなく、攻撃、支援、陽動など様々な効果を持たせることが出来、材料の組み合わせによってその性能も千差万別となる。


追記、修正はドゥーチョを10回殺害した後井戸に落とした人がお願いします。

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最終更新:2023年09月30日 12:22