ファントム3

登録日:2012/09/13 Thu 20:13:14
更新日:2023/03/05 Sun 17:54:04
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さて、狩りの時間だ!






ファントム3とは「機動戦士ガンダムAGE」のヴェイガンの部隊。

【概要】
第三部であるキオ篇から登場したヴェイガンの部隊で、その名のとおり隊長のゴドム・タイナム、グラット・オットー、デモン・ラージの三人からなる。

ファントムとは、砂漠地帯で獲物を待ち構え砂の中に引きずり込むことから幽霊部隊すなわち「ファントム」と連邦側がつけた呼称である。

砂漠専用MS「ゴメル」を駆り三体で獲物を囲み高速で移動する事で竜巻を起こしてその中で、敵を倒す「デルタ・アタック」を得意とする。

結局全滅するが、Xラウンダー部隊のマジシャンズ8より活躍があるとは言ってはいけない。


  • 構成員





きたぞ…ガンダムだっ!!


●デモン・ラージ

CV:小野友樹
性別:男性

搭乗機
ゴメル

ヴェイガンのMSパイロット。
部隊では最年少で、青い長髪と端正な顔つきの青年。
ゴドムたちを兄のように慕っていた。
劇中では、ロストロウランへ向かうディーヴァを待ち構え砂漠の中から攻撃し、不時着させることに成功する。
不時着している間に多数の無人MSや砲台を潜ませ襲撃を開始、デルタアタックで中盤まではガンダムAGE-3を追い込んではいたが、AGEシステムが導きだした新ウェアにより形勢は逆転、デモンは戦死してしまう。

亡骸は砂漠に埋葬され、生き残った二人は墓に弔い酒をかけながら弟分の仇を討つ為に雪辱を誓う。





囲めっ!叩けっ!ぶっ潰せ!!


●グラット・オットー

CV:松田健一郎
性別:男性

搭乗機
ゴメル
ダナジン(紫カラー)

手段を選ばず任務を遂行する、出っ歯と武骨な容姿が特徴のMSパイロット。
ディーヴァが宇宙に上がるのに合わせゼハート艦隊と共に宇宙に上がる。以降は宇宙でも使用できる紫カラーのダナジンに乗り換える。
サルガッソ宙域において因縁のガンダムAGE-3を発見、ディーヴァとビシディアンの戦闘に乱入する。
ゴドム機ともう一機のダナジンがガンダムAGE-3を拘束するもアセムAGE-2ダークハウンドによりゴドム機は電撃をくらい、もう一機はドッズランサーの投擲で撃破されてしまいAGEー3の拘束は解かれてしまう。

グラット機が食い下がるもアセムに攻撃を回避され逆にドッズランサーで撃破され、人一倍仲間想いだったのか弟分の仇を討てず無念のを浮かべ戦死してしまう。
ゴドム機はかろうじて動く状態であり、雪辱を果たす処かまた仲間を失う結果になってしまった。





見つけたぞ…ガンダムゥ!!


●ゴドム・タイナム

CV:真殿光昭
性別:男性

搭乗機
ゴメル
ダナジン(紫カラー)
グルドリン

ヴェイガンのMSパイロットでありファントム3のリーダー。
赤紫色の長髪と顔に刻まれた傷が特徴。
豪胆さと冷静を持ち合わせ、部下達への情も深い。
デモンに続いてグラットも失いただ一人残り、地球圏での最終決戦において、実に12話ぶりに再登場を果たす。
二人の恨みを晴らそうと意気込むも、自機が整備中だった為未完成のMS「グルドリン」で出撃、邪魔なクランシェシャルドール改を撃破しつつガンダムを見付け交戦に入るもセリック隊長のクランシェカスタムが邪魔をすることになる。
機体の特性を見破られ終始劣勢にたたされるも、仲間達を殺したガンダムへの狂気的な執念故か、アビスの一瞬の隙を付き、クランシェカスタムにアイアンクローをかますも零距離からビームバルカンやドッズライフルを食らい機体が爆発、衝撃でクランシェカスタムを吹き飛ばすも戦死してしまう。
これによりファントム3は全滅した。

しかし咬ませ扱いで死んだ2人と違い、グルドリンで視聴者の注目を集めた上にセリック隊長を巻き添えという大健闘で強い印象を残した。
まさしく「1クールのレギュラーより、1回の伝説」を体現した人。


三人ともMS操縦には自信があったのか、(宇宙でも)パイロットスーツやサイコメット・ミューセルを着用していなかった。
擬似Xラウンダーとなれるミューセルを使わずに機体の性能を引き出していたのだから、三人がどれだけの手練れだったかうかがえる。

特にリーダー格のゴドムは機種転換訓練もせずに癖が強いグルドリンを使いこなしていたところからも、相当の凄腕であったと思われる。



小説版においてはヴェイガンの怨霊返しをする亡霊部隊で、グラット機の爪のせいでガンダムAGE-3は捕獲されてしまう。

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最終更新:2023年03月05日 17:54