ガロニュート(冒険王ビィト)

登録日:2012/09/05(水) 17:59:11
更新日:2018/03/24 Sat 22:04:38
所要時間:約 6 分で読めます





…イイ!

何がイイって戦ってこれ以上痛快な瞬間は無いね

こっちは傷一つつかない状況からドスン!! と一発くらわして…

その時の相手の「こんなのってないよぉ…!」って顔見るとさあっ…!!

…最高 気分イイよ…!



ガロニュートとは、冒険王ビィトに登場する敵「魔人(ヴァンデル)」の1人。


【概要】

伝説級の存在とされる七ツ星魔人の1人で、
ビィトの宿敵とも言えるベルトーゼがまだ五ツ星だった頃(3年前)から七ツ星であった。

二つ名は「不動巨人」の異名を持ち、その異名通り肉体は大柄。全身に重いブロックを纏っているために防御力が非常に高い。
その代償として動きが鈍いが、後述の魔奥義でカバーしている。


【性格】

一人称が「ボク」だったりと見かけに反してかなり子供っぽく、相手の感情を逆撫でするような陰湿な言動と振る舞いが多い。
その性格は一言でいえば姑息な下種。他人を罠に陥れて一方的にいたぶることを何より好む典型的な卑劣漢。
「まともな者など誰一人として居ない」とよく言われる魔人達の間でさえかなり嫌われている。
また用意周到な性格で、ぬか喜びが一番嫌うなどプライドも高い。

趣味は人形作りらしく、短時間で精巧な物を作り上げるなど腕前もかなりのもの。
実際、「魔賓館に欲しい施設」にフィギュアショップを考案するほど入れ込んでおり、
投票の結果見事1位となったが、館長によると1人で大量の投票をしていたらしくボツになってしまった。


【作中での活躍】

グリニデ死亡後に世界中の七ツ星に送られた、
"ビィトを倒せば無条件に星を一つ授与する"という内容の封書を見て真っ先にビィトを倒そうとベカトルテに現れる。
ただ当初はここにビィトが居るとは思っておらず、
ゼノン戦士団の情報を集めていたら唯一ひっかかった『クルス』を対ビィト用の情報・材料集めとして確保することが元々の目的だった。
そのため暴力・恫喝行為を遠慮する気はこれっぽっちもなかったが、ベカトルテ自体はどうでも良かったとも思われる。

そして戦闘に入ると魔奥義"超重領域(グラビ・ゾーン)"によってビィト達を追い詰め、
ビィトにトドメを刺そうとしたところでロディーナのミスティ・サークレイによってマニヨン島に飛ばされた。*1

その後は奪い取ったマニヨン島城を、これまた他の魔人から奪ったビルドアントと言う魔物を使って改造。
その城に世界の七ツ星達(動けないベルトーゼを除く)を集め、公平にカードで順番を決めることに。

しかしここでもイカサマを働き、自分が一番になるようにした。

まんまと一番手となった彼は手始めに記憶を失ったクルスを誘拐。
そして自身の能力を利用し、ベカトルテに魔物と配下にした魔人を放って内側から門を破壊しようと試みる。

結果、街の中に入り込んだ魔物はビィト達によって全滅させられたが門の破壊には成功。
ビィト達はガロニュートの居城に乗り込まざるを得なくなる。

そしてビィト達がマニヨン島に着いてみれば中はやはり魔物だらけ。
しかしミルファとスレッドが居ることもあり、あまり苦戦もせずに最深部に到達。
遂にクルスを発見するも、ガロニュートの声を録音したコダマンボが不敵にこう伝えた。


おめでとう。ステージクリアだよ。

あれだけの数のモンスターを退け、全員生きて登ってくるなんてね。

約束だ…賞品のクルス君はお返しするよ。
死なない程度に、軽くこづいただけだから、心配しなくていい。

もっとも……すぐ死んじゃうんだけど……!


その言葉に空を見上げてみると、そこには何と太陽が2つ。しかも片方はどんどんこちらに近づいて来ていた。

その正体は"破滅の恒星"と言う魔物。
普段は太陽に擬態しており、攻撃の際は目標めがけて落下。
大爆発を起こしてその圧倒的な熱量と爆風によって全てを破壊すると言う、要は生きた核爆弾(※毒性無し)の様な代物。

当然人間の足で逃げ切れるはずもなく、ビィト戦士団は全滅。
そしてガロニュートは念願の八輝星に……なれなかった。
そう、ビィト戦士団は全員無事だったのだ。


破滅の恒星が迫る中、ガロニュートが置いていったテーブルに、
影が2つできている(=光源が2つある)ことに気付いたキッスが、あらゆるものから身を守るバリア、天撃の光陣を発動。
その上で全員が天力を振り絞り、破滅の恒星の爆発に耐えきったのだ。


ぬか喜びを何より嫌うガロニュートはこのことに逆上し、体に纏っていたブロックを全て排出。
これにより、身軽になったことでパワーはそのままに今までとは桁違いのスピードを手に入れた。
一方ビィト戦士団は前述の通り破滅の恒星から逃れるために天力を振り絞ってしまっており、
光陣を発動したキッスは戦闘不能。才牙持ちの3人も長期戦が不可能な状態に。

ガロニュート自身の強さもあり、戦況は終始劣勢。
更にビィト達を苦しめるために人質のクルスを盾として使い、更に"超重領域"でビィト以外の動きを封じられてしまった。

だが、ここであらかじめ"超重領域"の範囲外に退避していたポアラが、
重力の及ばない上空で生成していた天撃の雹錐をガロニュートめがけて落下させる。

"超重領域"の範囲外で生成した雹錐を落とすことでその超重力の影響を受け、
凄まじい速度で落下するそれをガロニュートは辛うじて右腕ではね除けたものの、
その隙を突いたビィトにクルスを掴んでいた左腕を切り落とされ、"超重領域"を解除された。
そして行動可能になったスレッドとミルファによる攻撃で足止めを食らい、
トドメのゼノンウィンザードで半身を切断されたことで絶命する。


……かに思われたが、ロディーナの能力で彼女の部屋に飛ばされていた。
だが彼女はガロニュートを助けた訳ではなく(と言うか既に致命傷だった)、
そもそも彼が一番手になったのはロディーナの策略だったことが判明。
体が崩壊していく中、最期は散々彼女に罵倒された上で顔面を踏み砕かれて死亡した。


う、嘘だ…そ、そんな…がぁぁっ!




【戦闘面】

前述の通りブロックを纏っている間は防御力が高く、
特に両腕の盾の様な部分はエクセリオンブレードでも小さな傷しか付かない。
力も相当なもので、"超重領域"の力を受けた天撃の雹錐を片腕で破壊している。
その他に冥力を拳に纏わせ、弾丸の様に飛ばすこともできる。

能力

体に纏っているブロックに魔物を封じ込める能力を持ち、ブロックを砕くことで魔物を外に出す。
どんなサイズの魔物でも入る上、星が無ければ魔人を封じ込めることもできる。ブロックの中に入ると傷が治るらしい。
収容可能数は2000体ほど。

またブロックの状態では冥力を発さず、門の結界に阻まれない。
これを利用して腕の射出器でベカトルテの街中に飛ばし、内側から門を破っている。
このブロック自体は、魔物等を収納していない状態でもかなり重く、
このブロックを全部放出した状態がガロニュートの本気で、収納能力の代わりにスピードを失っていると言える。
本気を出した状態では速度も七ッ星に相応しいものになっている。

  • 超重領域(グラビ・ゾーン)

ボクは確かに、魔人の中でも動きの早い方じゃない…

でも、相手をボクよりノロくしちゃえばいい

それだけの話でしょ…?

ガロニュートの魔奥義。
自分を中心として周囲に身動きできなくなるほどの強い重力をかけるが、自分には影響しない。
ブロックを纏っているために動きが鈍い普段のガロニュートには欠かせない技であり、発動下では正に彼の独壇場となる。
当然ブロックを纏っていない状態でも発動可能であり、圧倒的な速度の差となる。

範囲に関しても範囲外からの遠距離攻撃を許してしまったものの、
周囲の広範囲を覆うために、余程の事が無い限りは余裕でパーティ全員に影響を与える(範囲外からの攻撃は初回でキッスが範囲を見切っていた為に可能だった)。

エクセリオンブレードなどの重力制御能力を持つ才牙の前には効果が薄れる。
また両腕が無いと発動できないため、腕を切り落とされたりすると途端に重力は途絶えてしまう。


【余談】

彼の前後には、濃いキャラと実力から人気を誇るグリニデ。
その閣下が"別格"と称するバロンとかなりの大物が登場しているため、
七ツ星として申し分無い強さを持つにも関わらずあまり強く見られないことが多い。

実際、本気になったガロニュートに正攻法では手も足も出なかったのだが、
皮肉にも作中での言及通りその性格が仇となって敗北したと言える。
ロディーナは七ッ星の能力と性格を把握しており、ビィト達が成長しながら勝利出来るように順番を選んでいるように思われる。
(今のところ意図は不明)

策略についても全て失敗したり、八輝星になるなら魔物いらないから全ての魔物を使ったなどの、
子供っぽい発言やあまり未来を考えていなさそうな発言から評価はしがたいが、
実際のところ彼の策略に対して、幸運(魔人による横槍)やギリギリの攻防で攻略しているため、策略家としても悪くはなかった。





追記・修正はブロックを全て排出してお願いします。


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