富嶽(戦国BASARA)

登録日:2013/09/11 (水) 02:33:46
更新日:2023/07/24 Mon 16:23:58
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戦国BASARA』シリーズに登場した要塞。
豊富な機巧技術を持つ長曾我部元親率いる長曾我部軍が建造した。

●ゲーム版

無印の【四国上陸戦】にステージギミックとして登場。
城壁の上にいくつかの大砲が設置されているいたって普通の簡易要塞。
マップ上方に設置され戦場中に砲撃を行ってくるが砲兵長を倒すことで止めることができ、砲撃を止めると特別恩賞を貰える。
タイムアタック時には無視するのも手。


●アニメ版

海上移動要塞・富嶽
上記のゲーム版をベースにデザインを大幅に変更。
巨大な台座の上に城が建ったような巨大要塞。遠目から見れば小さな島が動いているように見える。
城以外にも多くの建造物が設置されており小さな町のようでもある。

時代を先取りした巨大な内燃機関で動く。まぁ戦国ではよくあること。
前方に巨大な鬼瓦のような顔が付いており、その上から船首部分まで砲身が伸びた「十一尺巨砲」を有する。
海上を移動することは勿論、陸上走行すら可能というとんでもないスペックを誇る。

長曾我部軍の切り札であり、毛利もその存在を警戒し破壊または奪取を考えていた。
要塞富嶽…あれは良い物よ

  • 十一尺巨砲
前方に向けて設置された巨大大砲。名の通り約330cmと馬鹿みたいに口径がでかい。
射程も広く瀬戸内海から安土城を直接砲撃できる程。
照準は中央の城の下に設置された巨大レンズで行う。

○劇中の活躍
アニメ一期では海上移動はできるものの十一尺巨砲が未完成。
TV版では出番が無かったがOVAに登場。
船上で長曾我部対毛利の戦闘が行われ、その後安土城への砲撃支援を行った。この時無理に使ったため砲身が火を噴いていた。

二期では完成し長曾我部軍の主戦力となっていたが同盟を組んだ毛利・豊臣連合軍と交戦。
その際、秀吉パンチ一発で瀬戸海を吹き飛ばし更に地割れを起こしたことで動けなくなってしまい、
最期は元親もろともフルボッコにされ撃沈。
戻ってきた海水に飲まれてしまうが……



日輪
毛利が撃沈された富嶽を回収したもの。
十一尺巨砲をはじめとする建造物を排除し、大鳥居や「天陽の墜」の為に鏡を設置するという魔改造を施されもはや土台部分しか原型を留めていない。
後方に設置された円形のパーツのせいもあって見た目は遊園地。そのため一部で「ワクワク日輪ランド」と呼ばれている。
こちらも依然水陸両用である。

なお命名者は元就様。流石のネーミングセンス。

  • 天陽の墜
要塞上に円形に配置されたレールに100を超える無数の鏡を展開し反射させた日光を中央の社にある大鏡に集め、収束させた熱線を放ち対象物を攻撃する。
早い話がソーラ・システムであり、命中すれば対象は跡形も無く蒸発するというチート兵器。まぁ戦国ではry
……が、こればっかりは戦国時代から約1700年前の古代ギリシャでも同様の兵器が使われていたという説がある。
通称「アルキメデスの熱光線」である。劇中の威力を実現可能かどうかは別として、発想自体はそこまで突飛なものでもない。

威力は申し分無いが鏡の展開から照射までタイムラグがあるため回避される場面があった。
その特性上夜間は使用不可と思われる。
劇中の台詞からすると対秀吉用でもあるらしい。

「3」で登場した「照日大鏡」「明日大鏡」に似ている。

○劇中の活躍
毛利によって回収・改造され登場。
豊臣への反乱の際出撃し天陽の終を使用。その熱線で地面もろとも豊臣の兵を蒸発させた。

そのまま東へと進軍するが幸村率いる武田・島津軍と激突。
人間をやめた幸村に槍二本でその進行を止められ、更に爆熱して天陽の墜の鏡を全て破壊されそのまま大鏡をぶち抜かれ爆発し再び撃破された。



◎富嶽(正式名称不明)
アニメ二期最終回と劇場版で登場した長曾我部軍の富嶽。
上部の建造物が大きくなり大城塞となっている。
前方にある鬼の顔は変わらないが十一尺巨砲が二門に増設されており攻撃性能は向上していると思われる。
日輪を回収したものかは不明。

○劇中の活躍
無い。

一応出番はあるもののTV版では一瞬映っただけ。劇場版もアニキを送迎しただけで戦闘には参加しなかった為見せ場は無かった。
かっこいいのに……



そして……






海賊要塞 百鬼富嶽

ゲーム最新作『4』にステージとして登場。
アニメ版からデザインが逆輸入され、巨大な箱型の船体と正面に鬼の顔、巨大な大砲を備えたデザインとなっている。移動は両サイドにある巨大な外輪によって行う。
戦闘中はずっと海上を移動しているが滅茶苦茶速い。

内部は棘付天井や回転する刃等ギミックが多く、開始直後しか入れない動力炉もありちょっと手間がかかる。
雑賀衆の力も借りたらしく火器を使う敵兵がおり奥の方では孫市との戦闘もある。
ボスは元親だが、最初は『3』で登場した暁丸が出現。
更に暁丸のHPが半分になると船体一部と合体し「百鬼」という巨大ロボじみた物体へと変化。四本足による踏みつけや吸引、巨大ガトリング等を駆使して攻撃してくる。




浮遊要塞 天空日輪

同じく『4』にステージとして登場。
またしても長曾我部軍からパクった百鬼富嶽を毛利軍が魔改造して完成。
「浮遊要塞」の名に偽りはなく巨大なプロペラで本当に空を飛んでしまった

元が富嶽であるためステージの構造もほとんど同じだが、空を飛んだのをいいことにそこらへん中に設置した鏡によって常時熱線を照射してくる。
終いには通路の壁を鏡張りにして熱線を乱反射させるというハリウッド映画のようなことまでやらかした。

ボスのオクラを追いつめると床が開いてすぐ下に逃げるので追いかけてそのままぶっ倒そう。
ちなみに逃げる際オクラは自軍の兵諸共要塞を自爆させようとしたりするが制限時間以内に倒せばいいので問題はない。





◎番外編
『ミニ戦国BASARA弐 帰ってきた!長曾我部くんと毛利くん』に登場した要塞。
長曾我部くんの富嶽を毛利くんが勝手に改造し日輪にしたことから改造合戦になる。
  • 富嶽弐式
十一尺巨砲が二門になっており上記の富嶽に似ているが鬼瓦も二つなっている等微妙に差異がある。
  • 捨て駒増員版・日輪
日輪の上に兵士達が乗っけられ鏡と鳥居も増えている。
  • 超富嶽・男の海
十一尺巨砲と鬼瓦が四つになった。
  • 捨て駒増員大鳥居増設版・大日輪
中央に巨大な鳥居を取り付け、それを覆う程兵士を山盛りに配置した日輪。既に原型はない。
最後は自重で沈没し海の藻屑となった。


追記修正は瀬戸海を拳で干上がらせてからお願いします。

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最終更新:2023年07月24日 16:23