登録日:2009/11/16 Mon 16:42:53
更新日:2025/04/12 Sat 23:57:44
所要時間:約 18 分で読めます
- 種 族
- 古龍種
- 別 名
- 通常種:幻獣
- 戦闘曲
- MH2/MHP2:塔に現る幻
- MH4/MH4G:秘境の伝説
■概要
白く輝くたてがみに、頭には一本の角を持つ謎のモンスター。伝説上の生物「ユニコーン」のような姿をしている。
見た目は馬だが古龍種に属す。
これは古龍種の定義が「既存のどの生物にも当てはまらない特別な生物」であるため。
一説には草食種が進化したものだと言われている。
名前の由来は中国の伝説上の生物「麒麟」から。
後述のステップ攻撃から「
ドスケルビ」の通称を持つ。
雪山や沼地、時には塔や火山最深部など非常に広範囲で目撃されているが、依然としてその生態は謎に包まれている。普段は1体で行動するが極稀につがいを見せることがある。
見た目ではわからないが、体が蒼い個体が存在するらしく、その素材は重宝される。
古龍種であるが撃退は出来ず、そのクエスト内で討伐しないとクエスト失敗となる(
ヤマツカミもこれに当たる)。つまり普通のモンスター扱い。
ただしクエストの出現判定は他の古龍同様ランダムになっている。
例外的にMH4/MH4Gは元々出現モンスターがランダムな探索か、メインターゲットが明らかになっているギルドクエストとイベントクエストのどちらかしか無い。
原理は不明だが、その角には雷撃を自在に操る力があり、戦闘時には自らの体に雷撃を纏う事がある。怒り時は体に雷撃を纏い、ビリビリと音がなる。
素早く隙の無い動きと、強力な雷撃でハンターを追い詰める。
体力は少なめだが見かけによらず固く、角と頭以外は切れ味が悪いと弾かれてしまう。
他の大型モンスターと違い、角と頭以外の部位は「全身」という形でひとまとめにされている。
また怯み値は頭、角、全身で共用されている。
転倒の条件も、ハンターとキリンが同じ方に向いている時に怯ませる、という特殊な条件が設定されている。
クエストによって体格差が大きいのも特徴。下位ではハンターと同じぐらいと小さめだが、上位やG級ではハンターの倍程の大きさになる場合もある。
■主な攻撃
前足をゆっくりかいた後立ち止まる。他モンスターの威嚇より時間は短いが、動きっぱなしのキリンに対する数少ない安全な攻撃チャンスなので見逃さないように。
角を突き出しながら突進してくる。あまり痛くは無いが、予備動作が無く不意に使われると避けにくい厄介な攻撃。
前方に角を突き上げて攻撃する。突進後に派生する他、その場で使う事もある。
同時に雷撃を発生させるパターンもある。
自分の周りや前方に雷を複数回落として攻撃する。
複数のパターンがあり
・自分の前に3回or5回
・自分の前に直線状に6回
・自分の回りにキリンから見て前→左→右→後ろ→左前→右前→左後→右後と8回
・ハンターを狙って1回
基本的にこの動作中は攻撃出来ないが、予備動作によりある程度どのパターンか見極める事が可能な為、雷の落ちる場所を予測出来れば攻撃チャンスとなる。
ハンターを狙うパターンは全体的に隙が大きく、攻撃後はかなりの確率で威嚇に移行するので、攻撃のチャンス。
だが、狙われた場合(足元が白く光る)はすぐに回避するように。
MHWorldでは自分に雷を落とし、攻撃を強化する他、頭部以外の肉質を硬化させるようになった。
この落雷はキリンの攻撃の中でも最強クラスの威力を持つため、予備動作が見えたらすぐさま離れたい。
ジグザグにジャンプしながら移動する。通称「ケルビステップ」。
予備動作が無く厄介だが最初は必ず左からジャンプするので、時計回りに立ち回れば当たりにくい。
MHP2Gの村長上位とG級でのみ使用。
雷撃を落としながら突進してくる。通常の突進より威力とスピードもあり厄介だが、直前に前足をかく予備動作があり回避は容易。
MHWorldで使用。
地面を青白く帯電させた後、嘶きと共に地面に平行するように雷を迸らせる大技。もう魔法だろ
極めて高い威力を持ち、雷耐性の低い防具はもちろん、歴戦の個体のそれに至っては雷耐性の高い防具+耐雷の装衣でも無事では済まない。
前兆が長めなので避けるのはそう難しくないが、怯ませてキャンセルさせることはできない。
MHFのHC個体が使用。予備動作中に表示される到着点(地面が青く光)まで一瞬で移動する技。元いた場所から到着点の間に攻撃判定が発生する。
MHFのHC個体が使用。後方を二回蹴り飛ばす。当たると吹き飛ばされる。
MHFのHC個体が使用。
キリンはただ歩いているだけだが、周りに6ヶ所×4回の落雷が発生する。落雷はパターンなので慣れれば接近出来る。
必ず馬蹴りに派生するので、うまく接近しても気をつけてないとこれに当たりやすい。
■狩猟方針
弱点は頭部の角。弱点属性は無く、僅かに火と水が効く程度。その為、基本的に武器は
無属性が有効。
状態異常は毒と眠り以外は効果なし。しかし、毒のダメージは非常に少ない為ほとんど効果無し。
また
閃光玉や罠も一切効かない。
部位破壊は出来ない為、角が折れたりもしない。
瀕死は分かりにくいが少し怒りにくくなる。
MH2G以前は上記の通りだが、MH4以降は頭部の角を部位破壊で折ることが可能になったり、瀕死時は足を引きずって逃げるモーションを取る等調整が行われている。
属性もとりあえず無属性一辺倒というわけでなく火属性が弱点となっている。
全体的に固いため、比較的柔らかい頭や角を狙いたいが、キリンは常に動き回っている。
狙うには危険な正面に立たなくてはならず狙いにくい為、基本的に雷撃後等の振り向き様に狙っていく事になる。
太刀や大剣はリーチが長く角を狙いやすいため、戦いやすい。ハンマーの溜め攻撃も弾かれない為、振り向き時に合わせて出すと効果的。
だが、前述通り上位やG級ではサイズが非常に大きくなる為、タイミングによっては頭や角に攻撃が届かなかったりする。
ガンナーは散弾を使えば、何故か弱点の角に弾が集中するため非常に有効。
体力が低い為、片手剣等による睡眠爆破も有効であるが、G級ではHPや全体防御率の関係で微妙。PTでやるならいいかもしれない。
張り付けない、素早い、弱点狙いにくいの三拍子を持つため、ランス、ガンランスの相性は悪い。
訓練所制覇のために、ランスでのキリン討伐に泣いた人は多いだろう。
■作品毎の主な活躍
□無印/MHG
無印時代は、定期配信のイベントクエストでのみ戦うことが出来た。
元々黒龍のような「幻のモンスター」のポジションであったが、討伐した後にセーブするとデータロストする致命的な不具合があり、イベントクエストは数回で配信停止に。
文字通りの「幻のモンスター」と化してしまった。
MHGに移行してからはデータが消失することは無くなった為、多くのハンターがこのシリーズから本格的に挑めるようになった。
ただし、この時代には防具が無く武器も片手剣、双剣、ヘビィボウガンの3種類しかない為狩りに行く旨味が現在と比べると薄いのが現状だった。
□MHP
無印時代は月額有料だったオンラインに接続しないと狩れないモンスターだったが、本作ではG級含めて狩れるようになっている。
しかしG級のキリンは2体同時クエストのみで単体クエストがなかったので、難易度は非常に高かった。
無印では少なかった武器だが、大剣とランスが追加されている。
そして、現在でも根強い人気のあるキリンシリーズの防具が追加されたのは今作からである。
□MH2~MHP2G、MHF
MH2では据え置き機ではオンラインに繋がなくても狩れるようになった初めての作品。
塔に姿を見せるもののクエストの出現がランダムとなっており、運が悪いとなかなか狩りに行けないことも。
MHP2GでG級クエストが登場し、ここでようやく単体クエストが追加されて狩る難易度は下がったと言える。
ちなみにMHP2までは塔での戦闘BGMは「塔に現る幻/キリン」だったが、MHP2G以降はMHFの下位/上位と同じ「秘境の伝説」に変更されている。
金銀夫妻のような他のモンスターと戦う際にもこのBGMが使われているのだが、曲調がよく合っているということからプレイヤーの中にはこれをキリンのBGMと呼ぶ人もいる。
一方MHFでは、
カプコンの設定ミスで
ラオシャンロン並の体力を持つキチガイじみた、通称ラオキリンorドスキリンが存在した。その存在は数々のハンターを絶望させたが、その後通常の体力に戻されている。
また、後年出現した特異個体は、歩きながら雷を撒き散らしたり、瞬間移動をしたりともはや別モンス化しており、めちゃくちゃやりたい放題だった。
とはいえ、MHFはある意味独自の魔境として歩んでいくことになった為、この程度などまだ序の口だったのかもしれない…。
それでもラオキリンのような存在はインパクトが強く、当時を知るハンター達の間で今でも語り草となっている。
MH2とMHFには、捕獲したモンスターを飼って戦わせるという「大闘技会」という要素があったのだが、
とあるモンスターの餌に
キリンの蒼角が設定されており、ハンター達の間で非常に物議を醸し出していた。
この設定が、10年程の時を経てお目にかかることになるとは、当時は知る由はなかったのだった…
□MH4
MH3シリーズでお休みしていたが、MH4で復活。
旅団★6の緊急クエストに一度だけ調査指令が出るだけで、以降はギルドクエストでしか戦えない。
キリンのギルドクエストの出現確率は低く、今作では正しく「幻獣」並みのレアモンスターである。
ギルドクエストということで未知の樹海で戦うことになるのだが、戦闘BGMは「秘境の伝説」が流れるようになっている。
非怒り時は胴体の肉質が柔らかくなっている点や角の部位破壊の追加等、様々なところで調整が入ったモンスターでもある。(怒り時になると肉質は従来通りの硬さになるが)
一方で後ろ蹴りの新モーションの登場で、これまでのように振り向き時を狙って戦うこちらに対してカウンターを仕掛けてきて痛い一発を与えてくることも。
強化されたとも言えるし、弱体化したとも言えなくもない。
ただ、乗り状態の登場もあって、過去作に比べると大分戦いやすくなったという声は多い。
剥ぎ取り回数はMHP2G以前では2回だったのが3回に増えた。剥ぎ取り2回はジャギィノスと同じなので流石にまずかったようだ
そしてまさかの亜種登場。こちらは通常種以上のレアモンスターである。
やはりこちらもギルドクエスト限定で、今のところ正確な出現条件は分かっていない。
手っ取り早くキリンさんと戦いたい場合は、既に該当するギルドクエストを持っている人に配布してもらうのがいいだろう。
ただし、上位以降からはHR8以上でないと受注できないが。
旅団☆6のクエストをクリアして以降、(イベクエを除き)ギルドクエストでしか出現しなくなるキリンさん。
そこで、有史が見つけ出したキリンのギルドクエストを出すための有効な方法をここに載せておく。
1.とりあえず、探索で希少生態確率を5まで上げる。単にゴールするだけで1上がるし、食事で探索術を付けておけば2上がる。下位でも可。
2.5になったら探索にレアの
ゴア・マガラが出現するまで通常のクエストを回す。オススメは旅団☆1のこんがり肉の納品クエ。出現したら一旦セーブ。
3.レアのゴア・マガラが出たらパパッと狩猟。その後は即ゴールしてギルクエを確認。出なかったらリセット、出たらオメデトウ。捕獲するとギルクエが出やすくなるらしい。
尤も、イベントクエストに関しては話が別である。
集会所上位 |
★★★★★★★ |
|
大連続狩猟クエスト |
ゼルダの伝説・力と知恵と勇気 |
目的地 |
|
メインターゲット |
報酬金 |
34500z |
闘技場 |
キリンの討伐と その他のターゲットの狩猟 |
制限時間 |
サブターゲット |
報酬金 |
0z |
50分 |
なし |
契約金 |
受注・参加条件 |
3500z |
HR4以上 |
まず1本目、2013年の年末にセブンイレブンで先行配信されていた
ゼルダの伝説シリーズのコラボクエストで2頭目に登場する。
受注・参加条件はHR4以上だが、3頭目が
ラージャンなのでソロだとちょっと厳しい。
集会所上位 |
★★★★★★ |
|
討伐クエスト |
かくもめでたきキリンかな |
目的地 |
|
メインターゲット |
報酬金 |
25500z |
塔の頂 |
キリンとキリン亜種の討伐 |
制限時間 |
サブターゲット |
報酬金 |
0z |
50分 |
なし |
契約金 |
受注・参加条件 |
2600z |
HR7以上 |
続けて2014年の年始には通常種と亜種の2頭クエストが配信された。こちらは強化個体である。
これらのイベントクエストを受信済であれば、ギルドクエストに拘る必要はなくなっている。
余談だが、見た目が馬なので、乗り状態になった際は非常に映える。はい、どうどうどう!と言いたくなること請け合い。
ただしかなり暴れるので、油断しているとあっさり振り落とされてしまうので難易度は高めとなっている。
ていうかナイフでザクザク刺しているのでそりゃ暴れるしどうどう!なんて言える立場じゃないんですけどね…
□MHX/MHXX
MHXシリーズでも無事続投。
グラフィックの向上により雷のエフェクトが非常にバチバチとド派手に光るようになり、神々しさと幻獣らしさがより際立つモンスターとなった。
本シリーズではおなじみの塔(久しぶりに雪山でも出現)だけでなく、新フィールドである古代林や遺群嶺にも出現する。
狩技の追加でハンター側もパワーアップを果たしているが、ノーモーション突進やG級ではピンポイント落雷を放ってくる等なかなかに油断のならない相手。
□MHWorld
MHWorldは古龍を作品のテーマにしているだけあるが、新顔に紛れつつ登場。
「陸珊瑚の台地」に出現する。
さらにグラフィックが進化したことで、なびくたてがみも非常に雄々しい。
雷を自身に落として強化を行い、落雷でハンター達を消し炭にしてくる。キリンと戦う際は耐雷の装衣は必須レベルである。
作中でも正式に別名が「幻獣」とされるようになった。
それに伴い、「キリンの皮」が「幻獣の皮」など、
日本語ロケールでは素材名が変えられている。
剥ぎ取り回数が更に増え4回になったり、「古龍の血」が剥ぎ取れなかったのが剥ぎ取り出来るようになるなど、従来では古龍なのに適用されていなかった仕様が適用されるようになった。
古龍の2頭同時はメタ的にいえば従来ではキリンじゃないと出来なかったが、スペック向上で他の古龍でも出来るようになったと言った方が正しいのかもしれないが。
メインストーリーに絡むことは無いものの、生態研究所の知的な生物学者から依頼される4本の捕獲クエストをクリアすると、下位で唯一討伐できる古龍としてクエストが受注できるようになる。
また、上位では「その雷鳴は天罰か、祝福か」というクエストが存在する。
上位 |
★★★★★★★★★ |
|
討伐クエスト |
その雷鳴は天罰か、祝福か |
目的地 |
|
メインターゲット |
報酬金 |
21600z |
陸珊瑚の台地 |
キリン(歴戦の個体)の討伐 |
制限時間 |
受注・参加条件 |
50分 |
HR50以上 ※MR未解放の場合初回のみHR49以上 |
歴戦の個体を相手することになり、なかなかの高難易度なクエストであるが、このクエストは扱いが少し特殊で、元々はHR49到達後に発生する「任務クエスト」であり、HR50の上限解放をするためには避けて通ることは出来なかった。
しかしながら、超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』のストーリーを開始してマスターランク(MR)が解放された場合、その時点でHR50未満であっても、任務クエストにクリアフラグが立つ。
また、アップデートにより追加された「歴戦王」の一番手を務めている。
□MHW:I
MHWorldの超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』(MHW:I)でも登場した…が…。(後述)
過去作のG級に相当するMRでは、首を大きく振るいながら角で2回薙ぎ払う攻撃が追加され、水平雷撃で雷をバンバン落としてくる等今作でも喰らったら即死クラスの攻撃を繰り出してくる。
そして大型アップデートにて追加された
ラージャンに関するクエストのムービーにて登場し、両者は激しく争うも
ラージャンに頭部を掴まれ角をへし折られるキリンを目にすることになる。その角をポリポリと齧って食べるとラージャンは毛が金色に染まるという、MH2(MHF)にて示唆されていた設定が初めて白日の下に晒されることとなった。
まあこの直後のとある人物の大立ち振る舞いのインパクトが強すぎてちょっと影が薄くなっている感があるんですけどね…
「縄張り争い」も追加されており、相手は当然ラージャン。キリンは雷を最大まで纏い角で突き刺そうとするものの、上記のムービーと同じように角をへし折られ地面に叩きつけられてしまう。
…ちなみにこの時キリンの頭部が部位破壊されるので、同時に部位破壊報酬や調査ポイントを獲得出来るのでちょっとお得。
□MHST
メインシリーズでの素早さの高さは、
MHSTでは
常時2回行動という型破りな形で表現されている。
それだけでも大変なのに、
怒り状態では更に行動回数が1回増える。
いかにもクリア後のエンドコンテンツに出てきそうな設定だが、実はストーリー中にイベントで「撃退」することになる通常種の個体でこれである。
クリア後のエンドコンテンツのほうでは、怒り時の行動回数追加がランダムになるものの、能力値が引き上げられており、場面によっては通常種を2頭同時に相手にすることすらある。
3DS版/スマホ版の初期バージョンでは通常種が古龍種唯一のオトモンであり、帰巣も発生する。
攻撃傾向は当然ながらスピードで、素早さも高い。
後にDLサブクエストで亜種も登場するようになった。
メインシリーズでも体力が低いのを反映してか、最大HPが草食種並みに伸びないのが不安要素。
なお、3DS版/スマホ版のタイトルアップデート第2弾の仕様では、亜種のタマゴがクリア後にタルジュ雪原の巣で低確率で出るようになっているが、同時に
クシャルダオラや
テオ・テスカトルも増えており、古龍種のオトモンは唯一ではなくなっている。
ちなみにオトモンは「伝承の儀」でスキルの付け替えが可能だが、モーションはなるべくメインシリーズに忠実であるため、ブレス系攻撃は角から放たれる。
通常種に
ラギアクルス亜種の「拡散豪雷ブレス」など雷属性のスキル、亜種にザボアザギルの「拡散凍結ブレス」を伝承するのであればまだ問題ないが、それ以外の属性だと説明しづらくなる。
□MHST2
常時
2回行動はオミットされ、形態変化中だけというMHST2の複数回行動持ちでは普通なパターンになった。
通常種はHPの低さが不安要素なのはそのまま、メインシリーズでの武器を弾く硬さが嘘だったかのように防御力がナーフされており、更に厳しい現実を突きつけられている。
また、スキル構成も雷属性攻撃というよりも状態異常のマヒに特化するようになった。……伝承の儀の縛りも緩くなったので、入れ替えも楽になっているが。
亜種はタイトルアップデート第3弾での登場であるが、続投により氷属性古龍の後輩である
イヴェルカーナとの共演を果たした。
タイトルアップデート組なためか、タマゴが見つかる条件も他の古龍は軒並み共闘探索でないと見つからないのに対し、クリア後にクアン村周辺のレアな巣で低確率で見つかることがあり、上位解放前からタマゴが見つかるネルギガンテの次に緩い。
□MHNow
MHNowでは2025年2月のイベントにて追加され、以降は作中では4体目の古龍として古龍迎撃戦で登場する。
現実世界では落雷によって停電を発生させ、それにより信号機が止まったことで車の大渋滞を引き起こしていた。
MHRiseでは超大型拡張コンテンツ『サンブレイク』含め登場していなかったものの、戦うフィールドは塔の秘境のような場所に変化している。
さらに体力を半分の第2段階まで削ると雷を纏い、戦闘BGMが「秘境の伝説 - Sunbreak ver.」に変化する。
MHR:Sに登場していないキリンにこのBGMが使われていて驚き、歓喜したハンターもいることだろう。
戦闘の方はMHWorldのMRで見られた行動を取ってくる。
中でも落雷はハンターをピンポイントに狙ってきて、距離が非常に開いていても的確に落としてくる。さらにこの落雷を喰らうと確率で麻痺になってしまい、かなり長い時間動けない。落雷を喰らう→麻痺で動けない→やっと動けるようになり起き上がろうとしたタイミングで落雷→ダウン…という理不尽なコンボとなることも多い。(キリンが他のハンターを狙ってかなり遠くに行ってしまっていても飛んでくることがある)攻撃力も高いのでワンパンになることも多いが、麻痺による理不尽なコンボやタイムロスを防ぐ為に麻痺耐性のスキルを積んでおくのも手。
第2段階に移行し雷を纏うと攻撃範囲の広い水平雷撃を使って来るが、スマホの画面なので全体を見渡しにくいのも厄介。古龍迎撃戦なのでマルチで多人数で狩るのがほとんどだと思うが、自分に向けられた攻撃を避けた…らその先に他のハンターを狙って放った雷撃が置かれていて事故死することもしばしば。
攻略法としてはとにかく早く頭部の角を破壊してしまうこと。角を破壊すれば雷纏いも解除され、しばらくダウンして攻撃の大チャンスなので常に頭を狙うことを心がけよう。
ちなみにMHNowでは大型モンスターに最大金冠/最小金冠の概念は無いが、ここのキリンは結構デカい。銀冠くらいありそうなサイズである。
■キリン装備
武器は当初は3種類しかなかったものの、現在は大剣、片手剣、双剣、狩猟笛、ランス、ガンランス、スラッシュアックス、操虫棍、ライトボウガン、ヘビィボウガンの10種類存在する。(オトモアイルー用の武器もある)
こやつから作成できる武器は、フルフルや
ラージャンから作成できるの物より攻撃力は低いが、雷属性が高いというもの。
雷属性が弱点なモンスター相手には無類の強さを発揮するだろう。
MHNowではスキルとして力の解放が付き、攻撃力や属性値も高くかなりの強武器。ただし他の古龍武器と同様作成難易度は非常に高い。
防具はランナーや属性強化、全耐性+(Xは何故かマイナス)が付く。また龍以外の耐性が高い。
MHXX以前でも何故か剣士用とガンナー用で見た目が変わらないのが特徴。
MHNowでは闘気活性や超会心、力の解放といった有用なスキルが付き、どの部位も装備を編成する上で腐るようなスキルが出にくい為、他の古龍の防具よりも優秀という声が多い。
そして語らなければならない点として
女性用装備は露出度が高く、非常にエロい為人気が高く知名度も高い。
モンハンを知らない人でも知っている場合が多く、
同人誌や企業イラストに引っ張りだこ。
しかし、人気の割に一式で使うにはスキルが微妙なため、使い続けるには愛が必要。中には一部を微妙に代えて運用する人もいる(胴をナルガXやコンガZ等)。
ただし属性強化の値が高いため属性強化重視の混合装備には度々使われたりする。
MH3ではキリンがいない為、エロ装備は
ベリオ装備に引き継がれた。
MH4でキリンさんが復活したため、新たなキリン装備に期待がかかる。
そしてMHXXでは
防具合成、
MHWorldでは『アイスボーン』のタイトルアップデート第1弾で、とうとう紳士待望の
重ね着装備が登場。
自分好みのスキル構成とキリン装備の見た目を
両立する事が可能になった。
実装から集会エリアがキリンで溢れかえるまであっという間だったのは言うまでもない。
さて前述した通りキリン装備は
同人誌等に引っ張りだこだが、
カプコンは許可のない2次創作を全面的に禁止している。
しかも有償だろうが無償だろうが関係ない、イラストを描いてただネットにUPすることすら許していない(因に確認済み)。さすがカプコン。
その為、世に出回っているキリン装備の同人誌の大半は本来作ってはいけないものなので、作る側も買う側も気を付けて取引しよう。
追記・修正は、キリンを散弾以外で狩れるようになったらお願いします。
- キリン装備はモンハン同人誌のエース -- 名無しさん (2013-09-20 22:46:25)
- ゲリョスとは仲良し(装備の必要素材的な意味で) -- あ (2013-10-22 10:51:23)
- キリンって鱗で覆われてるの?毛で覆われてるの? -- 名無しさん (2014-01-02 18:23:15)
- 毛じゃろ -- 名無しさん (2014-02-11 12:21:24)
- なお、4だと散弾が強化つけても弱いので地味にめんどい。 -- 名無しさん (2014-03-07 11:20:56)
- 無印時代のキリンは受注するとデータが消えるなど色々と不具合があったらしい。当時はパッチも無く代用イベントの報酬素材でのみ拝むことができた。また防具が追加されたのもMH2からだったはず -- 名無しさん (2014-03-07 12:25:08)
- 伝説と違って凶暴で攻撃的な生き物なのに、何故か他の古龍のように雑魚がいなくならない -- 名無しさん (2014-03-07 12:27:12)
- キリンさん、雑魚モンスに舐められてるっすよ! -- 名無しさん (2014-09-01 17:12:55)
- ↑3 防具追加されたのは無印Pからだね。当時は全耐性が高いうえに防御力も高く、剣士は斬れ味+1、ガンナーは貫通弾強化が発動するという略最強防具だった。欠点は寒さ倍加が発動する程度でしかもそもそも無印Pの時は寒いエリアなんて殆ど無い上にホットドリンク飲めばいいだけで実質弱点無しだった。但し作成難易度が当時としては最高クラスでもあったのだが。 -- 名無しさん (2014-11-06 03:46:09)
- あるちゅ先生とうとうキリンが返ってきましたよ・・・ -- 名無しさん (2014-11-06 07:45:22)
- 基本的に頭に向かって通常弾撃ち込んでれば終わる -- 名無しさん (2014-11-06 09:30:47)
- イベキリン二頭をソロで同士うち狙ったら15分で沈んで笑った 同士討ち結構ダメ入るんだな -- 名無しさん (2015-01-22 15:22:50)
- 刺身…いや、大和煮も良いな……角も食えるか? -- 名無しさん (2015-01-22 16:14:34)
- ラオキリンはMHFGに復活したとしても倒せないレベルじゃないというのが恐ろしい。 -- 名無しさん (2015-02-18 00:57:27)
- 4がモンハンシリーズ初プレイだったのに、ギルクエでキリン亜種は3500匹以上狩ってしまったなぁ。んで、キリンは亜種を狩りすぎて、原種が苦手になった。不意の麻痺からの即死コンボやめてください(笑) -- 名無しさん (2016-01-10 12:24:48)
- 雷斬破だかを強化しようとして立髪だかが出ず只管狩り続けた思い出……結局キリン装備5セット出来る位素材が取れた -- 名無しさん (2016-02-09 21:57:47)
- 違反コメントを削除 -- 名無しさん (2019-08-28 17:31:34)
最終更新:2025年04月12日 23:57