登録日:2009/11/16 Mon 00:01:31
更新日:2025/02/09 Sun 16:03:42
所要時間:約 10 分で読めます
___________
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
迅速の騎士
△△△△△△△△△△△
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『
モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンター3(トライ)』(MH3)。
別名:氷牙竜
戦闘曲:零下の白騎士
概要
また、氷属性を扱うモンスターでは数少ない、体内に冷気を生成する器官を持っている種であり、ブレスが環境に左右されにくい。
氷上で活動する為、全身に滑り止め用のスパイク状の棘が生えており、滑りやすい氷上でも駆け回ることができる。
攻撃の間隔が短く、行動を見極め辛い。
疲労時にエリア移動した場合は高確率でポポを捕食する為、なるべく妨害するように。
閃光玉は疲労時に使えばあまり暴れない。
こいつの下顎の裏側はちょっと蓮コラっぽく見える。…気のせいだと思いたい。
亜種
別名:風牙竜
MHP3/MH3Gには亜種も登場しており、生息地は砂原になっている。
生息地が砂漠地帯であることも勿論だが、MHRiseではせっかく砂原がフィールドにあるのにオファー無しでメインシリーズの登場作品に恵まれないという意味では、ドドブランゴ亜種とかなり立場が被っているのは偶然か否か。
ちなみに亜種の顔が真っ赤なのは獲物の血を擦り込んでいるからとかなんとか。
氷刃佩くベリオロス
MHW:Iに亜種とは別に登場した特殊個体。
イベントクエスト限定のモンスターであるが、大人の事情で通常個体より「歴戦の個体」(MH4Gの
極限状態のような強化個体のカテゴリ)が先に登場している。
各作品におけるベリオロス
MH3
初登場作品。
村では★5、街の下位は★3に君臨する。
ボルボロスや
ウラガンキン共々、ハンターの前に大きな壁として立ちはだかった。
MHP3
亜種が砂原にデビューした作品。
早くもアイコンが2代目になる…が、通常種はどこが顔なのか分かりにくいデザイン。
通常種は跳びかかりが横タックルと入れ替わったほか、風圧が無くなっており、MH3で猛威を振るっていた
ボルボロスや
ウラガンキンと同様に大幅な弱体化修正を受けてしまった。
MHXX
MH4から暫くメインシリーズでの登場機会が無かったが、MHXXで通常種がメインシリーズ復帰。
復帰に合わせてアイコンが刷新されており、MHP3時代よりハッキリとしたデザインになっている。
類似骨格のティガやナルガとのトリオが再び見られるようになった。
当時既にMHFで登場していた
雪山に加え、MH4のフィールド「氷海」にも姿を現すようになった。
MHW:I
MH3の代表枠として参戦。特殊個体もデビューした。
海竜はプロトタイプで断念しているし、
獣竜種は既に一通り揃っているしで、MH3でデビューした種の中でベリオロスに白羽の矢が立った形になる。
登場フィールドは新大陸にはこれまで無かった寒冷地帯の「渡りの凍て地」。
相変わらずせわしなく跳ね回る上に飛翔しながらブレスを吐いてから急降下してきたりと、それまでのモンスターとは段違いの機動力と攻撃性を備える。
オマケに肉質も固めで、ストーリー序盤の関門として立ちはだかる。キツいと思ったら素直に防具強化に走ろう。
MHRise
冷酷 冱てる辻風
不可侵の契 忘れたか
経帷子 幽天に舞い
裂帛 誅罰の息吹
3本目のPV(2021年1月のスペシャルプログラムで公開)で
ティガレックスと揃って参戦が確定。
登場フィールドはこれまでの例に漏れず寒冷地の「寒冷群島」。
ホットドリンクは要らないけど。
MHF
2015年冬のMHF-G9時代に通常種が
遷悠種としてデビュー。
攻撃パターンがMH3とMHP3のハイブリッドであるほか、攻撃のインフレの激しいMHFらしく、G級では怒濤の4段コンボ攻撃を繰り出してくる。
MHST
通常種と亜種が登場。
通常種の方はアユリアのオトモンとしても登場。「ヒョウガ」というニックネームが付けられており、
amiiboにもなっている。
アユリアが主要キャラクターの1人ということもあり、その姿を拝めるタイミングは早く、かなりの序盤。
「エットー洞窟」で力尽きたアユリアを介抱するところを、ナビルーと主人公ライダーが偶然通りかかったところでヒョウガとの初対面となる。
しかし肝心のオトモンのタマゴは終盤の「セリオン山」に行ける頃までお預け。
ちなみに通常種が成長することで習得するスキルには、ベリオ大剣の銘と同じ「アイシクルファング」があったりする。
亜種の方は一応下位個体も登場するが、
クルペッコで呼び寄せる場合は別として、終盤になって条件を満たした後に遭遇する場合があるという程度に影が薄い。
種固有の絆遺伝子で渡せるスキルは、通常種は氷属性全体攻撃の「アイスサイクロン」、亜種は3ターンの間相手の場にスリップダメージの竜巻を設置する「トラップサイクロン」。
絆技は特大のブレスを放って気流で竜巻を起こし、相手全体を攻撃する「グラウンドサイクロン」。
寒暖差で起きる気流を利用しているようだが、氷属性や火属性ならともかく他の属性はどのようにして気流を起こしているのだろうか…
MHXXで使われているデザインのアイコンがMHXXに先駆けて採用されている。
亜種はメインシリーズではMH4以降の登場作品が無いため、MHXXと同じデザインの亜種アイコンは地味に貴重。
MHST2
通常種、亜種が引き続き登場。
アユリアとヒョウガも続投しており、今度は共闘も出来る。
アユリアとヒョウガの出会いについても掘り下げられており、アユリアの故郷であるクアン村周辺を拠点とする間、何回かに分けてアユリアからヒョウガについて話を聞くことが出来る。
その内容からすると、ヒョウガはアユリアが幼い頃樹林で迷子になったときに出会った野生のベリオロスで、成長するまではアユリアは「もふたん」と呼んでいたことを恥ずかしそうに語ってくれる。
通常種はアユリアと別れたあたりからロロスカ地方に野生個体が現れるようになり、オトモンのタマゴも入手出来るようになる。帰巣条件も緩く、自慢の棘を火属性の攻撃で破壊して転倒させれば、あとはペイントボールの効果が切れないうちにトドメを刺すだけであっさり帰巣する。
一方亜種に出会えるのはまたもや終盤であり、寄り道をしないとその姿を見ることを無いままエンディングを迎えることになる。
通常種が得意とする氷属性はスキル封じに長けたスキルが多いので活躍の場があったのだが、今回のスキル封じは多くが耐性持ちであり、対人戦以外では思ったほどメリットが無い。
加えて、氷属性持ちのスピードタイプには
レイギエナという
ライバルの存在が立ちはだかっている。
MHNow
スマホアプリゲームの本作では実装当初はいなかったが、シーズン1で参戦。
寒いところにしかいないようなモンスターの為、季節限定モンスとなっておりフィールド(森林エリア)には冬の間しか姿を見せない。…当初はその予定だったがさすがに間が空きすぎるということから、現在は大連続狩猟で狩れるようになっている。(その際ベリオロス戦に限り、周りは雪が降っているフィールドになる)
巨体に見合わぬ素早い動きで飛び掛かってきて、冷気ブレスを使う強敵。…だが、両前脚と頭を部位破壊するとダウンしその後弱体化する。(尻尾も切ればリーチが短くなるので有利になる)如何に早く部位破壊出来るかが鍵となる。
マルチで強力な武器を担いだ人が集まれば、あれよあれよとダウンさせて部位破壊させまくる解体ショーが始まることも。というかそれが一番効率がいい攻略法でもあるのだが。
武器はレイギエナのものよりも攻撃力は低いが会心のついた氷属性武器。防具では氷属性強化や回避距離アップが付くので上手く活用したい。
主な攻撃
発見時と怒り移行時のみ使用。
効果範囲がやや広いが、耳栓があれば怖くない。
というか少し距離を離せば問題ない。
左、右、正面の3パターンがあり、左右の場合は結構痛い。
正面の場合は回避し辛い。
体勢を殆ど変えずに、
ナルガクルガのように尻尾をなぎ払う。
なぎ払い、真後から頭付近まで当たり判定があるが、振り回す方向と逆に尻尾を少し振る予備動作がある。
判定は一瞬である為、尻尾に向かって飛び込むように前転すれば回避可能。
通常種は当たると氷属性やられ。亜種はない。
真上に飛び上がり地表周辺を飛び回るが、風圧は発生しない。
この後に様々な攻撃に派生する。
閃光玉のチャンス
ホバリング後、前に乗りかかるように押しつぶし+風圧【小】が発生。
尻尾の判定が地味にウザい
ホバリングや三角飛び、急襲を行った後に滑空して斬りつける。
着地時に風圧【小】が発生する。
ホーミング性が高く範囲も広いため注意。しかし棘破壊をしていると落とし物をする。
エリアチェンジをした時、移動先のエリアにハンターがいると決まってかましてくる。ペイントボールを投げたなら、移動が止まった(≒着地した)ことを確認してからエリアに入りたい。
①通常種が使用。氷塊を吐き出し、着弾点に竜巻が発生。当たると雪だるま状態に。ホバリング中にも使用し、使用後は着地する。雪だるま状態になると氷耐性-30である為、追撃に注意。
②亜種が使用。目の前に
無属性の巨大竜巻を生み出す。G級だと溜めが入る。
この竜巻はしばらくその場に残り、喰らうと大ダメージかつ真上に吹っ飛ぶほどの強さで、クシャルダオラにも引けを取らない。
下記の竜巻急襲に繋げられるので注意。
③亜種が使用するG級行動。小型の竜巻を生み出す。こっちは溜めない。②と異なり1エリアで何個も出す。
自動で動く上、軌道が読めず、当たると大ダメージ・吹っ飛ぶと嫌な仕様。時間経過か何かにぶつかると消える。
しかし竜巻の発生時間がやたら長く、一度は必ず出現場所へ帰ってくるので、亜種の怯みと同時に当たることもある。
ただ、放たれた近辺しか動き回らないので、亜種を竜巻から遠ざけてしまえば脅威ではなくなる。遠目で見るとシュール。
右左斜め前に右往左往した後、左右ジグザグに跳ぶ(最大3回)。
跳びかかる方向の前足に密着していれば、すり抜けることが可能。
2回以上行った後は必ず威嚇する。
正面に行うパターンもあり、こちらは若干足を引きずるような予備動作がある。
壁に張り付いた後に壁を蹴り、突進する。
飛び上がり時に風圧【大】、着地時に風圧【小】が発生。
非常に出が速く、ホーミング性能が高い。
基本的に通常種のみ使用する。
MHP3で御披露目。MHFの
デュラガウアから教わってきた、横に方向転換してこちらにタックルしてくる。
予備動作はわかりやすいが、逆に
中途半端な予備動作のため回避タイミングが難しいことも。
亜種の場合タックルの後すぐに移動して隙をなくし、ブレスや飛びかかりに繋げることがある。初見では目の前から急に消えるように見えるが、慣れると頭への攻撃チャンスになる。
亜種の
必殺技。ブレスで発生した竜巻に飛び込み2~3回ほど旋回した後に突進してくる。
動き自体は滑空強襲と同じだがこちらの方が速い。
これの後は必ず威嚇か何かするので、チャンスを逃さないよう上手く避けたい。
狩猟方針
弱点属性は火、亜種は氷。
部位破壊は牙、左右翼の棘、尻尾切断。
左右どちらかの翼を破壊すると、破壊した側へ回り込む時に滑って隙ができるようになる。
両方破壊すると滑空急襲後に一回転して転ぶ+落とし物をする。
尻尾を切断すると尻尾なぎ払いの氷属性がなくなる。
疲労時にどのような攻め方をするかによって、討伐時間が大きく変化する。
特に翼を破壊すると様々な攻撃に支障が出る為、非常に戦いやすくなる。
なので討伐開始時に
落とし穴+タル爆弾で翼を破壊するのをオススメする。
MH3Gでは
爆破属性武器によって耳栓があれば出会い頭で翼を部位破壊できる。
武具
作成できる防具は、男性は軽快な剣士、女性は
キリン装備、オトモアイルーはナマハゲを彷彿させる。
G級装備はベリオロスの異名「零下の白騎士」にピッタリな見た目になり、特に女性用装備はポニーテールのような髪型も相まってくっころ度が高い。
スキルも回避性能やスタミナ等、機動性を重視した装備。
武器は優秀な氷属性武器。
亜種は
無属性で斬れ味に優れる。
また、イベント武器「
鉄砕牙」もこやつの素材を必要とする。
余談
氷刃佩くベリオロスは、英語ロケールでは"Frostfang Barioth"と表記されるため、MHW:IではFrostfangが氷刃佩くベリオロスを指すための語になっているが、同じくFrostfangでもMHST/MHST2ではアユリアのヒョウガを指す語になっている。
MHSTはMHWorld発売より前の2017年9月に3DS版が欧米で発売されているので、アユリアのヒョウガのほうが登場が先なのだが、偶然なのだろうか?
MHW:Iでは通常種の弓の銘がなぜか「アイシクルブリザード」になっている。
ベリオ弓といえば「エーデルバイス」がよく知られているが、
何らかの理由で既存のベリオ弓の銘を使わず別の銘にするとなったときに、
同名のランスがMHP2Gに存在したのが忘れ去られたのだろうか…
- イラストレーションズ2では現在のヴォルデモート顔に落ち着く前の白虎顔や兎顔(後のウルクスス)の没デザインが見られる。 -- 名無しさん (2013-10-06 07:57:46)
- 4はこいつがいなくなってしまったせいで氷属性大剣が希少になってしまった・・・まさか素材高官にすら出てこないだなんて -- 名無しさん (2013-10-16 07:27:44)
- ↑素材交換には上位から出るよ(交換するのは上位のガララの素材)。まあ氷属性大剣はマグロを除くと上位終盤まで出てこないからねぇ……ちなみに、マグロ以外の大剣はクシャとキリンの2本っぽい。 -- 名無しさん (2013-10-16 10:16:52)
- もし出るならこいつの希少種は火山にでも住むのかな -- 名無しさん (2014-03-30 17:29:20)
- よくナルガと比較されるけど、強さはナルガ>ベリオかな。部位破壊前ならベリオの方が強いと思うけど、破壊した途端に恐ろしく弱体化するからな。特に棘なんか。 -- 名無しさん (2014-07-10 21:31:06)
- 3Gのグラシュバリエの性能がカプコンもう一段階強化出来るようにするの忘れただろと言いたくなるくらいの絶妙な弱さ -- 名無しさん (2014-07-10 22:41:49)
- G級の防具が好きだ。肌の露出が無く、凛とした美しい純白の姿に惹かれる。 -- 名無しさん (2014-07-19 13:40:28)
- 原種は防具もハントも好きなんだが如何せん亜種が…。小型竜巻だけでもオミットしてくれれば良モンスなんだがな…。 -- 名無しさん (2014-10-15 21:25:20)
- MHF参戦決定よ -- 名無しさん (2015-10-30 17:58:42)
- XX参戦おめ -- 名無しさん (2016-10-28 11:03:42)
- 良モンスだと思う。油断するとあ -- 名無しさん (2021-03-22 22:06:45)
- (続き)あっさりやられるけど、一つ一つ覚えればガンガン処理できるし、ジンオウガ(原種のみな!)と同じくちゃんと隙とのメリハリがある -- 名無しさん (2021-03-22 22:07:38)
- コイツの白騎士みたいな防具好き、また出して欲しい -- 名無しさん (2021-04-02 15:16:30)
- 部位破壊するとしっかり弱体化するのいいよね -- 名無しさん (2022-07-06 18:33:43)
- 同骨格のナルガやティガより強いと思う…特に部位破壊するまではかなり手強い -- 名無しさん (2023-03-10 13:41:15)
- モンハンじゃこいつに限らないけど雪山と砂漠って生息地違い過ぎて、もう「亜種」じゃなくて「姿が似てるだけの別種」なんじゃ? -- 名無しさん (2023-04-30 15:34:35)
最終更新:2025年02月09日 16:03