ラオシャンロン

登録日:2009/05/26 Tue 22:30:43
更新日:2025/03/05 Wed 08:33:39
所要時間:約 5 分で読めます




モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。

原種別名-老山龍、大龍

亜種別名-岩山龍

戦闘曲「動く霊峰」
   「勇者のためのマーチ」
   「英雄の証」


頑丈な甲殻と頭部の先に一本の角を持ち、体の割に頭は小さく体の半分は長い首と尾が占める大型の古龍種。
名前は別名である「老山龍」の中国語読みから。

体長は80m以上と、モンスターハンターに登場する全てのモンスターの中でトップクラスの大きさである。その大きさ故に、自分の縄張りを徘徊するだけで災害レベルの被害をもたらす程。まさに生きた災厄。

しかし3シリーズ以降は体長が100mを超えるジエン・モーランダレン・モーラン、400m以上という生物史上最大の全長を誇るダラ・アマデュラ、更に200m以上かつ背中がフィールドになるほどの体格を誇るゾラ・マグダラオス等のライバルが多数出現し、単純に巨大であるというアイデンティティは失いつつある。

体が大きい為、生きたまま素材を剥ぎ取ることもできる。鱗からまれに生成される「龍薬石」といわれる物質は生薬として珍重されている。
また体からは古代に使われていたであろう武器が見付かる事も。

ラオシャンロンの成長過程は完全に謎に包まれており、その巨体がどうやって生まれるかは定かでない。
仮説の一つとして地中の岩石を取り込むことでその巨体を形成しているという説がある。この仮説によると原種と亜種の色の違いは取り込んだ岩石の成分に由来するものらしい。
いくつかの状況証拠はあるため有力な説ではあるが現在でも仮説の域を出ない説である。
この仮説の出現により地下のラオシャンロンを呼び覚ますとしてアイルーの爆弾発掘の危険性が指摘された。


移動速度は遅く向こうから攻撃してくることは殆どないのでこちらからダメージを与え続けることができるが、体力が一般的なモンスターの約5倍以上に達するため、生半可な攻撃では砦が破壊されてしまう。
ただし他のモンスターと違い、体力をある程度減らせば「撃退」ができる。

亜種は蒼白色だが、ゲーム中では灰色にしか見えない。が、武器は真っ青。
加工屋がよく研磨してくれているのだろう。

ラオシャンロンが徘徊するのは、縄張りを見回るためだけでなく「何か」から逃げているためとの噂もある。

主な攻撃

  • 歩き
歩く。
脚に当たると吹っ飛ばされる。

  • ダウン下敷き
ダメージを与え続けていると、時たま怯んだ後にダウンする。
頭・腹にいるとつぶされる。
この腹プレス以外の攻撃には、龍属性がついている。

  • 尻尾
キャンプに戻ろうとしてこの尻尾に当たると、大抵複数回当たり、ネコでキャンプに運ばれる場合が多いため(火事場発動プレイヤーは特に)、素直にモドリ玉を使う方がいい。
だが、この尻尾を通り抜けてこそラオ戦だと思うのは、間違っていない。

  • 立ち噛みつき
ハンターが高い所にいる時に使用。
端にいればあたらない。

  • バインドボイス【大】
硬直時間がかなり長い。高級耳栓で無効化できるが、飛び降りる際にやられると空中で吹っ飛ばされる(これは無効化できない)。

  • 風圧【大】
歩く度に脚の周囲に風圧が発生する。


戦闘場所は「砦」
エリア1ではガンナーしか攻撃できない。エリア2~4には登れる所があり、そこから背中に飛び乗れる。
また討伐はエリア5のみ可能。
なのであまり上手く足止めし過ぎるとエリア5に着く前に時間切れとなり撃退になってしまう事も

弱点は龍と火。
弱点部位は背中の鞍のような部分(飛び乗れる場所)の真下にある「体内」という部位。名前の通り体内に埋没しており貫通弾でしか狙えないので貫通弾の装填数が多いボウガンや貫通弓を用意しよう。
しかしガンナーでしか狙えないので剣士の弱点は腹になる。

大砲やバリスタ・撃龍槍が備え付けられている(エリア5)ので使うと幾分か楽になるが、これだけでは到底倒せない。でも部分破壊してひるませるのは楽しい。
大砲やバリスタの弾はベースキャンプにあるが、エリア5に運ぶ際の連絡通路にイーオスがいるため、大砲の弾を運ぶ際は注意。
しかし大砲は手間の割に威力が微妙なので無視してもいい。


部位破壊は角・頭・背中・左肩・右肩。
とある太刀の説明に大長老はこいつの尻尾を切り落とした事があると記述されているが、ゲーム中では不可能なので無闇に切りに行く価値はない。



ラオシャンロンから作られる武器は、攻撃は低いが龍属性値が高いのが特徴。

ヘビィボウガンにおいてはマイナス会心があるが、MHP2Gでは圧倒的な火力を誇る「老山龍砲・極」+弾のリロードが不必要になる「自動装填」=通称「ラオート」なる戦法が編み出された。

大体のプレイヤーがスキルは火事場(慣れれば被弾要素がほとんど無い為)、武器はガンナー(特にヘヴィボウガン)か双剣で行く。
この際に双剣が乱舞厨になるのは仕方ないと思う。


MHFでは剛種が出現した。主な違いは

  • 通常と比べて体力が約2倍
  • 通常よりかなり早い
  • 攻撃力がぐーんと上がった
  • エリア5より前で倒せる
etc…

ラオシャンロンが作業になってつまらないと思った人は、是非挑戦してみてほしい(多分絶望する)


長い事メインシリーズからは姿を消していたが、MHXXで電撃復活。
基本的なクエストの流れは変わっていないが、長くてダレると不評だった砦が全2エリアに圧縮されており全体的なテンポは向上している。
また、防衛設備もかなりパワーアップしており、適宜これらを使っていかないと適正レベルの装備でも普通に砦を粉砕されてクエスト失敗になることも多々ある。
特にイベントで配信された強化個体については究極強化のガチ装備を用意しても、かなりの難関でありメインシリーズのラオシャンロンとしては恐らく最強クラスの個体である。
何気にG級に原種ラオシャンロンが登場するのは初。


余談だが、Xlink Kaiやアドホックパーティーで深夜に沢山クエストをやったあとにラオシャンロンやシェンガオレンのクエストを行うと、プレイヤーに「寝落ち」と呼ばれる行動が見られる(それで失敗する)。

紅玉や天鱗(無印やGでは逆鱗も)を取るためにこいつのクエを繰り返し、無我の境地に達しそうになったハンターが全国に何人いることか…。


また、『ぽかぽかアイルー村G』ではG級クエストのラスボスとして立ち塞がる。
本作には砦がないため海岸に出現する。非常時でもないのにお散歩中のラオを武装して襲撃するアイルーって…

攻撃方法は歩行中に地面を揺らしてヤシの実を落とす攻撃と尻尾による凪ぎ払い。
ヤシの実は一定間隔で落ち続けるが当たってもそこまで痛くはない。しかし凪ぎ払いはごく稀にしか繰り出さないものの直撃すれば即死しかねないダメージ+吹き飛び大。無論そこにヤシの実が落ちれば…
尚このラオシャンロンは道中の爆弾以外では一切ダメージを与えられない。
以上のことからこの作品ではそれなりの強敵。

余談だがコイツから取れる老山龍の大爪は売却すると3000Pと雷狼竜の甲殻と並んで最高額。
大雷光虫が非常に厄介なジンオウガと違い慣れてしまえばいい金策になることも。



火事場+2でバンバン追記・修正だぁー!
(岩が落ちてくる)
ヒュー……

\ゴッ!/


【力尽きました】

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最終更新:2025年03月05日 08:33