グリス(ミニ四駆)

登録日:2010/07/01(木) 15:14:23
更新日:2018/04/09 Mon 12:12:40
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ミニ四駆の部品に塗る消耗品のひとつ。
ガンダムアレックスのパイロットではない。

ミニ四駆のギアやローラーの部分に軸受けの為に塗る潤滑剤で地味によく使う。
ミニ四駆のギアの摩擦の抵抗を少なくするために塗るので、定期的なグリスの手入れが必要。

ミニ四駆を購入すると1〜2台分使えるグリスが同梱されており、小学生の頃は何故塗るのか疑問に思いつつも購入するたびに使っていた事だろう。

グリスはミニ四駆レーサーにとって、とても貴重な整備用具として重宝されているのだ。





『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』のイタリア代表ロッソストラーダの選手であるカルロ様もグリスに対してはとても熱心に整備をしているようで、メンバーの一人であるゾーラがそれを怠っていた時は「グリスが固まってるじゃねぇか!」とブチ切れた。

グリスはミニ四駆にとっては血液にあたる。
こまめにグリスアップすることによってマシンの寿命が延びることもある。
だから、ゾーラのようにマシンの手入れを怠る奴はカルロ様に怒られて当然なのである。




■簡単なグリスの塗り方
①グリスを塗る前に一度ギアを空回りさせ、シャーシからでたカスを綿棒などで拭き取る
(いわゆる「慣らし運転(ブレイクイン)」。シャーシをスプレー缶の上にテープで固定して空回ししている絵を見たことがある人も多いだろう)

②綿棒に少しだけグリスを取り、ギアの軸受けに塗る。この時多く塗らないように注意。




■主なグリス
  • グリス
市販で売られているタミヤ規格ではないグリス。
全体的に持ちが良く、消耗の激しいプロペラシャフト受けやハトメ、メタル軸受けやフッ素コートスチールベアリングなどの滑り軸受けに適している。
ミニ四駆用ではないため、塗りすぎるとネチャネチャして抵抗が逆に強くなる。

  • 標準グリス
ミニ四駆に同梱されているグリス。使うとギアの抵抗が他のグリスよりも大きいが、日持ちが良い。
また夏場は温度で適度な緩さになったり、入手難易度が格段に低いので
公式大会上位常連の様なトップレーサーの中にも「夏は標準グリス」「むしろ標準グリスがあればいい」
というレーサーもかなり居たりする、実は侮れないグリスでもある。

  • セラミックグリス
タミヤが販売していたミニ四駆用のグリス。抵抗が少なく、日持ちも悪くないので大会に出場する人がよく使っていたらしい。

  • チタングリス
有機チタンを配合したグリス。潤滑性を高めていると言われてるが、チタン粒子を配合しているためギアが削られやすいとも言われている。尚、現在は生産中止で残りの在庫以外は販売されていない。

  • Fグリス
2008年頃から開発されたグリス。フッ素樹脂PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)の微粒子を配合しており、寒冷に強いらしく、セラミックグリスよりも性能が高い。
ギアの抵抗も少なくて好評なのだがその反面、日持ちが悪いらしく値段も高い。

  • セラグリスHG
Fグリスと同時期に開発されたセラミックグリスの後継品。高性能なボロンナイトライド微粒子を配合しており、抵抗係数はセラミックグリスの半分となっている、と箱書きにはある。それに加えて、セラミックグリスよりも日持ちが良いらしい。

  • スライドダンパー用グリス
二次ブーム期に前後スライドダンパーの発売に伴って売り出されたスライドダンパー用グリス。
ソフト・ミディアム・ハードの3種類が同梱されたお得なセットで、
好みやマシン・コースコンディション、はたまた気温変化による粘度の変更に柔軟に対応できた。
後述のHGスライドダンパーグリスセットの事を考慮すると、かなり時代を先取りしたパーツであったといえるが、
大量に作ったのか地味すぎて子供達の購買欲を刺激しなかったのか、2016年現在も当時の在庫をたまに見かける。

  • HG スライドダンパーグリスセット
三次ブームになり、公式の5レーンコースにはスライドダンパーの投入が必須となったタイミングで
タミヤが発売した新たなスライドダンパー用グリスセット。
エクストラハードとエクストラソフトの2種がセットとなっており、2種類の粘度から好きなものを選べるだけでなく、
自分でその2種類を混ぜ合わせて好みの粘度を作る事もできるなど、スライドダンパー用に特化しているとは言えかなり柔軟性に富んでいる。
好きな方ばかりを使い続け、片方ばかりが大量に余ってしまうのもよくある話。

  • セメダイン
グリスと入れ物も中身もそっくりだが用途はグリスと似て非なる物。
塗ったらそのミニ四駆は天寿をまっとうする

  • アロンアルファ
やはりグリスそっくりさんだが決して塗ってはいけない
元々は医療用品として開発されたものなので組み立て中に手を切った場合には使ってみるといいかもしれない。

  • ミシン油、CRC556
グリスと用途は同じものだが、ギアなどのプラスチック部品を侵してしまい最悪部品を粉々に破損してしまうため、絶対に使用してはならない。

  • モデルガン・エアソフトガン用オイル
一般的にはシリコーン、高級なものだとテフロンが配合されている。
プラスチックやゴムを多用した製品に使うものであるため、部品の劣化の心配はない。
元々少量・多頻度で使うもののため、日持ちは悪い。
なお、本物の銃用オイルはCRC556と同様の理由で使用してはならない。

  • モリブデングリス
モリブデン配合の黒いグリス。
金属製のギヤと相性が良い。
ただし、プラスチックの部品とは相性が悪く、最悪「刃こぼれ」しちゃう。
プロペラシャフトやドライブシャフト、ベアリングやセンターギヤシャフトに使おう。
元々はラジコン用。

  • 白色ワセリン
医療品、化粧品はたまた理科の実験の試薬として保湿に使われることが多いが、こちらもグリスとして使われてもいる
メーカーによっては少々固かったりする場合もあるので塗る時は温めるように。
余ったら唇やお肌に塗ろう。
お買い求めはお近くの薬局で。
ただし、チームメイトのおにゃのこのアナルに塗ってはならない。
別の意味でチームの結束が高まるかも知れんけど?


  • マーガリン
パンに塗って食べるものだが、何故かこちらもグリスとして使われてもいる。
ちなみに日持ちしないため、ミニ四駆のギアに塗らずにパンに塗って食べたほうが良いだろう。

  • バター
パンに塗るならマーガリンよりこっち。
あんなプラスチックを塗るなんてどうかしてるぜ!

  • ゴマ油
もう滑れば何でもいい。
ミニ四駆では無いが、ハイパーヨーヨーのメンテナンスには使用されたことがある(真似しないように)。


なんだこの項目は!?グリスが固まっていて、追記・修正が出来ないじゃねぇか!

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