登録日:2011/06/03 Fri 18:58:20
更新日:2025/04/08 Tue 22:35:58
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概要
所属は
アルドラ社。
元国軍出身の人物だが、それ以外の詳しい経歴は不明。しかし出撃した全ての作戦で圧倒的な戦果を収めている。
国家解体戦争前の国家の軍隊は各地で頻発するテロや暴動を全く抑え込めない有様だったが、そんな軍隊の出身者でありながら圧倒的な戦果を出すという彼は余程優秀だったのだろう。
因みに名前のスペルは「Jan」。ドイツ系企業であるアルドラ所属な事も相俟って、出身は東欧圏と思われる。
上記のような設定もあってどことなく古参の雰囲気が漂うが、4でのリンクスナンバーはNo.38と主人公「
アナトリアの傭兵」の1コ前であり、実は
リンクス戦争当時はむしろ新参者と言える。
続編の『fA』にも引き続きアルドラ系リンクスとして続投、カラードランクは13位。
【搭乗機体】
ブラインドボルド
直訳すると『盲目の禿頭』………
実はスペルが違うのである。
機体図面や
ロード画面で確認出来る限り、スペルは『BLIND B
O
LD』。これは『怖いもの知らず、無鉄砲』等を意味する。
『盲目の禿頭』なら『BLIND B
A
LD』となるので間違いである。
エンブレムはサングラス、またはアイマスクをかけたスキンヘッドの男が描かれている。ヤンは何故こんなややこしいエンブレムにしたのだろう……。
もし読みが同じなのを掛けたダジャレだとしたら、ヤンはお茶目な性格だったのかも知れない。
4、fA時共に機体名は変わっていないが、機体構成が大きく変更されているのが特徴。
AC4では、アルドラのHILBERT-G7をベースにEN兵装を満載した機体。
4では唯一、威力特化型
ハイレーザーライフル「VEGA」を装備している。弾数は少ないが、油断するとAPをゴッソリ持っていかれる。
右肩にも強力なハイレーザーキャノン「SIRIUS」を装備しており、破壊力は満点。これらにかかればGAの頑丈な兵器群など物の数ではなく、優秀なヒルベルトフレームの性能もあって圧倒的な戦果を出しているとの設定にも頷ける。
正面からの撃ち合いではかなり強いが、弱点は継戦能力の無さ。
fAはアルドラ初のフルフレーム機体であるSOLDNER-G8をベースにした機体に変更。
右肩にシリウス、左肩に汎用型レーダーという背部装備はそのまま引き継がれているが、
腕部にはアルドラの新作武器である軽量型
グレネードや
バズーカなどの実弾兵装を装備しており、機体はリンクス戦争時とは全くの別物になっている。
シリウスの破壊力は相変わらずだが、腕部装備は弾数が少なく経戦能力が更に下がっている。ネクスト戦ならまだしもミッションで使用すると弾が足りなくなること請け合い。
ゾルトナーも重量級としては非常に優秀という程の品ではないため、そういった意味では扱いの難しいアセンになっている。
高価格高級フレームだったヒルベルトから廉価版普及型フレームのゾルトナーに一変している理由ははっきりしない。
生産数の少ないヒルベルトを酷使した末に保守が追い付かなくなったのか、それとも唯一のアルドラリンクスとして、新作フレームの広告塔として活動しているのか、各自フロム脳を活用しよう。
【劇中での活躍】
そう……無いのである。
国軍出身=元正規軍人という渋い設定があるにもかかわらずストーリー本編には登場しない。
インテリオルがリンクス戦争本格化前に離脱、アルドラとしてもオリジナルであるシェリングを失っているため、もう一人のリンクスにしてネクスト戦力としては新米である彼は温存する判断を下したのだろう。
fAではアルドラ社に所属する唯一のリンクスとなったが、またしてもストーリーには出てこない。
説明文でも特に新情報が語られなかったため、相変わらず「元国軍兵士」以外のパーソナリティーは謎である。
4系は全体的に濃い面子が多いため、かなり影が薄い。
二次創作ではエンブレムと紛らわしい機体名の影響か、サングラスかけたスキンヘッドでよく描かれる。
盲目という設定の場合は、何らかの方法で疑似的に視力を回復させている事が多い。
追記・修正はサングラスにスキンヘッドの姿でお願いします。
最終更新:2025年04月08日 22:35