登録日:2010/05/26 Wed 11:46:56
更新日:2025/04/22 Tue 00:28:08
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【概要】
精密射撃兵装(簡単に言えば狙撃兵装)の製造を得意分野とする
BFFにおいて、優れたスナイパーである彼女の存在が同社の兵器開発方針を決めたとまで言われる優秀なリンクス。
ナンバーも5と正に五指に入り、BFFグループ最高のナンバーを持つ。
その圧倒的力量から『女帝』と呼ばれ、恐れられている。
性格は上の台詞から察してもらえるだろうが……超ド級のサディストである。
これでは「女帝」というより「女王様」である
主人公である
アナトリアの傭兵の事を
『いい的よあなた』だの
『役に立たない男…』などと散々に言葉攻めしてくる。
ある種のプレイヤーはこのSっ気台詞に憤然悶死狂気一歩手前まで陥ったそうな。
未使用音声では更に
『基本もできてないのね坊や』『ゆっくり傷めてあげる…』『ふん、クズね』『時代遅れなのよあなた』『卑しい男、鳴き(泣き?)もしないなんて』……と
言葉責めASMRもかくやという台詞が並ぶ。
と言うか実力者のおにゃのこレイヴン、リンクス達は今まで
ツンデレorデレデレだったのに対しここまでSっ気溢れていると言うのは初めてなのだ。
希有、そう、希有なのだ。
もっといじめてくだs
尚、デレないので期待しないように。
どれほど頑張ってもデレない。
大事な事なので(ry
しかしわからせてやる事は可能(後述)。
【搭乗機体】
プロメシュース
BFF社標準機体
047ANをベースとした遠距離戦向きの機体。
武装はBFFの強化版スナイパーライフルに重ライフル、そして距離重視のレーダー。背部や肩部に武装は装備していない。
瞬間火力も総火力も非常に頼りなく、機体データをコピーして実際に使ってみるとかなり扱いにくいことだろう。
特別素早くも頑丈でもない047ANベースにこの火力の低さが合わさり、シミュレーターで対戦しても正直順位の割にかなり弱いと言って良く、真面目に挑めば勿論の事、ナメてかかっても苦戦することはまず無いだろう。
本機を使いこなすには一発一発を決して無駄にせず、そして敵の弾丸は尽く躱せるようなセンスが必要になる。
CPU特有の驚異的なサイティング、それこそメアリーのような卓越した狙撃手としての能力があって初めて活かせるアセンのネクストと言えよう。
因みにACシリーズでは「ランク上位の女性スナイパー」は
どちらかと言えばスラッグガンの印象の方が強いロスヴァイセから連なる一種のお約束枠。
「ミッションでは特殊な補正(後述)のお陰で異常に手強い」のもロスヴァイセと同様である。
【ストーリー中の活躍】
Chapter4の終盤、『EMPRESS』にて、暗い棚氷の上で対決する。
氷が浮かぶ周囲の海は
アクアビットマンの涙で構成されている(大嘘)。ミッション名の意味はそのまま「女帝」である。
上記の通りシミュレーターでは大したことないメアリーだが本ミッションではかなり手強い。
というのも、交戦ステージ「サイオン湾定着氷」は一帯に高濃度のコジマ粒子が発生している。
このお陰でPAが自然に減衰して行く上に二度と回復しない。
一方メアリー女王様はOBを使おうがPAが減衰しなかったりする。
なんだこのチート。
女王様だからか。
けしからんもっといじめてくd(ry
加えてメアリー様の精密射撃の腕前は伊達で無く、放たれた弾は吸い込まれる様にプレイヤーにヒット。
PAが無い状態で高威力のBFFライフルや砂によって確実かつ手痛く削られていじめてくだsげふんげふん、一方的にやられてしまう事も多々有る。
更に厄介なことにこのステージでは自機のみロックオン距離に短縮ペナルティが生じるせいで、遠距離狙撃し続ける敵機に対して自分は反撃どころか捕捉すらできないという事態になりがち。
正に女王様に一方的に嬲られる下男の気分を味わわされるだろう。
対処法としては、やはり一気に距離を詰めて決してプロメシュースの傍を離れないこと。
薄暗いステージに濃紫カラーのネクストは見え辛いが、頑張って画面に収めて張り付いて攻撃し続ければ、防御力が低いフレームと狙撃に特化したBFF製FCSや武装群のお陰で接近戦に弱く瞬間火力も低いプロメシュース相手にダメージレースで勝つのは難しくない。
ガチタンで挑めば撃ち合いでダメージレースの果て、辛勝する事も出来る。
いっそブレード機で挑み、近付いてザックザクするのも手。
最終手段に近いが、
エイ=プールよろしく全身ASミサイル機体で挑むのも良い。
自動で敵機に誘導してくれるASミサイルには
ロック距離減衰の影響が無い上にプロメシュースにはフレアが装備されていないので、ひたすら飛び回りながらASミサイルを連射しまくれば楽チン。
勿論
凄まじい弾薬費のお陰で報酬には全く期待できないのでそれは注意すること。
また、ある程度のダメージを受けると増援として
ジョシュア・オブライエンが助けに来てくれる。
自分で一定以上プロメシュースにダメージを与えていると来てくれないので、いっそ最初から任せきりにするつもりで死なない程度にわざとダメージを受けるのも手である。
大抵の場合
放っておけばジョシュアが倒してくれるのでジョシュアが来たら物陰に隠れていればそれで終わる。
ただしこれはノーマルモードのみ。ハードでは来てくれないので自力で何とかする必要が出て来る。
未使用音声には「さぁ私はどこかしら?」「ふん、気付いたのね」という台詞があり、隠れ潜みながら一方的に狙撃するのを楽しんでいた様子が垣間見える。
また「くっ…離れられない…!」「私がこんな…嘘、でしょ…」といった状況不利に動揺するかのような台詞の他、
『AC4』ではメアリー以外にもまま見られるが「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーっ!!」「う゛あ゛あ゛あ゛ーーっ!!」といった終始クールで余裕のある態度を崩さなかったゲーム内台詞からは考えられないような汚い絶叫、
「はぁっ!!」「ふんっ!!」「てやぁーっ!!」といった狙撃機で戦っている割に、徒手格闘でもしているかのような気合の入った掛け声も確認されている。
【余談】
「メアリー・シェリー」の元ネタは小説“Frankenstein: or The Modern Prometheus”(邦題:フランケンシュタイン、すなわち現代のプロメシュース)、即ち『フランケンシュタイン』の作者の名前でもある。
恐らく機体名もこれに由来するものと思われる。
BFFは本作において彼女の撃破後、本社艦クイーンズランスも撃沈され、それを機に一気に崩壊する。
しかしそれでもBFFの重鎮、王小龍は健在のまま次作にも居る。
付け加えれば、次作においてBFFはGAの庇護を受けて再興した。
そしてGAはアナトリアの傭兵のバック…ジジィ、お前何をした。
もしかしたらと思う人はエーレンベルクに現れるジジィを逃げ出してもとっつき続けよう。いや寧ろ排除しよう。
メアリーの辞世の句は
「なんで…? 私の優性は…」。
「優勢」ではなく「
優性」、つまりは「自身に発現した能力」。
彼女が失われる筈が無い、勝利を齎してくれる要因と確信していたのは「有利な状況」ではなく
「血統に起因する優れた力」だったのだろう。
「優性遺伝」とはあくまで
「発現しやすい方の形質」であって
「優れた能力を持っている方」ではない。
しかし「リンクス」とは後天的には獲得不可能な能力であり、メアリーはその中でも特に優秀なリンクス、「類稀な天才」の自負があったのは想像に難くない。
事実、未使用音声の中にはおそらくは「粗製リンクス」であるアナトリアの傭兵に向けられているであろう
「お前のような野良犬が、許されるとでも?」「死になさい、雑種が」「イライラする。野良犬が」「何なの? 雑種如きに」と、こちらを雑種呼ばわりする台詞がいくつもあり、実力と同じくらい「血筋」への非常に強いプライドを窺わせる様子がある。
へぇ…調子にのって追記・修正にきたのね
- すごく泣かせたい -- 名無しさん (2013-10-24 00:34:57)
- ライフルと砂しか無いはずなのに何故かこっちのAPがギャリギャリ削られていく不思議。 -- 名無しさん (2013-10-24 09:49:42)
- 昨日からリンクスデビューしたが全然勝てない。所詮俺には水底が似合いか -- 名無しさん (2014-10-31 19:01:27)
- 慌てるな…いずれ操作に慣れるだろう -- 名無しさん (2014-11-30 21:37:06)
- 数少ないfAで死亡扱いを明言されてるキャラの一人 -- 名無しさん (2015-01-04 06:28:20)
- 下手くそなのが悪いとはいえ、敵の居場所がわからないわ削られまくるわで焦りまくる中でいい的呼ばわりされたときはコントローラー投げたくなりました(#^ω^)ピキピキでも腕の立つスナイパーであることは確か。機体もナイス。あと絶対美人。Mじゃない人、煽り耐性のない人、キレやすい人は的扱いされる前に腕バズ(ローディー先生の武器腕)で一気にぶっ潰すべし。 -- 名無しさん (2018-02-19 18:59:07)
- メアリーの「いい的よ、あなた」に対して王小龍の「良い的だぞ、貴様」…メアリーもあの爺が仕込んだ可能性が? -- 名無しさん (2023-07-16 09:19:28)
- ↑AC4時代からメアリーを表に立てて暗躍してたそうだし、ネクスト操縦技術の指南にも関わってそう。「メアリーの狙撃戦術がBFFの方針を決定づけた」って設定も、突き詰めればそうなるように王小龍が誘導した可能性も…(フロム脳) -- 名無しさん (2023-07-16 09:59:28)
最終更新:2025年04月22日 00:28