寿ホール

登録日:2012/07/20 Fri 01:21:21
更新日:2024/08/21 Wed 04:53:30
所要時間:約 6 分で読めます




寿ホールとは、声優の寿美菜子がボケた際に発生する落とし穴のことである。

金朋語録やまきいづみ時空みたいなもん。たぶん。


【命名の経緯】
寿嬢は元々の大人びた容姿や普段の物腰もあり、ラジオ等では共演者のフォローやまとめ役として活躍するものと思われていた。



…が、いざ蓋を開けてみると大方の予想に反して独特の感性からなる天然ボケ無自覚な毒舌を繰り出す人物であると判明する。

こうした言動の数々を、「目を離したらスパーンと消える感じ」「落とし穴みたい」という理由から沢城みゆき寿ホールと命名されたのである。
最近では「寿が発する不思議な空間」的な意味でも用いられる(というか当の本人がそういう意味だと思っている)。

また、発祥の地である「うみものらじお」では、実に149個もの寿ホールが発生していたことが最終回で明らかになった。(スタッフ調べ)

一説によると深夜の生放送で眠くなってくるとホール発生率が格段に上がるらしく、スフィアのメンバーはこれを[クピポタイム]と呼んでいるらしい。


【傾向と対策】
アニメやラジオでの出演が増えるに従い、共演した声優たちも寿ホールに対抗する術を模索しているようである。

以下その一例


●とにかくつっこむ
ある意味トークの基本に則った対処法。
しかし前述のように深夜になるとホールの生成率も格段に増すため、常に警戒を怠らない集中力とツッコミの瞬発力が求められる。

阿澄佳奈や儀武ゆう子、普段はボケ倒す日笠陽子もこれに当たる。


●乗っかってみる
自身もボケることによって際限なく笑いを生み出すスパイラル。その様相は、かの笑い飯のダブルボケを彷彿とさせる。
ひたすらボケ続けるセンスと持久力が必須な上、トークの収拾がつかなくなるのが玉に瑕。

悠木碧のほか、時にsphere(スフィア)のメンバーが被せてくることも。


【ホールいろいろ】(※一部抜粋)
●(ボケた阿澄に対して)
何とも思いませんでした

記念すべき寿ホール第1号にして、代名詞ともいうべき発言。言われた方も爆笑していた。
たまに共演者にネタにされることも。


●(阿澄の誕生日に化粧品をプレゼントして)
「キレイになりますよ阿澄さん! これから!

上から目線ってレベルじゃない。
後に「何を言っているんだ…」と振り返っている。


●(親戚がブラザートムだというメールに対して)
「おめでとうございます」

何があった。
すごいっちゃすごいが、別にめでたくはない。


●(中山きんに君のモノマネ)
「俺は美菜子だ!」

実は誕生日が同じなのだとか。
ちなみに「俺の筋肉!」と続くらしい。


●アフレコ現場に入るなりレッドブルをがぶ飲みする。(杉田智和談)
●レッドブルを飲んで「がんもどき」のセリフの練習をする。(大沖談)

無料配布や6缶入りを見るとテンションが上がるとか。「楽しくなる飲み物」、「生活に欠かせない」とも。


●「ひとへん」(『人偏』を誤読して)
●「ごくに」(『酷似』をry)
●「ううん…」(『雨雲』ry)
●「ちんせい?」(『薫製』ry)
●「しんすい」(『潜水』ry)
●「きちちゅう!」(『中吉』ry)

ちょっと前まで現役Jk だったのが嘘のような発言の数々である。


●(戸松遥について)
「特になし」
「(興味は)ないかなあ」
「(いいところは)……ない」
馬鹿にしてんのか? お前馬鹿にしてんのか!?

等々

フルボッコである。
また、戸松に関するいい話の真っ最中に眼前のケーキに夢中になってガン無視していた。

気の置けない仲だからこそできるのだろう。…たぶん。


●(なりたいものについて)
「あれの飼育員になりたいと思いました……バウ

バクの言い間違い。
ネオジオンの可変MSはもちろん関係ない。


●(時代劇っぽいことをして)
「ここにおわす御方をどなたと心得る! それ『暴れん坊黄門』にござれるら!

色々とっ散らかりすぎて、もう何処からつっこんでいいのやら分からない。


●(高垣彩陽プロフィール)
「彩陽ちゃんは560年生まれで…」

S60年の見間違い。マジだったら1400歳をゆうに超えている。
どうでもいい情報だが、西暦560年は閏年だったりする。


●(オウムに覚えさせたい言葉について)
無機質

響きがステキとのことだが、高垣に「何か辛いことでもあるの?」と心配されていた。
ちょっと怖い。


●(織田信長について)
「鳴かぬなら、殺ってみよう

だから怖いって!!


●(豊崎、高垣に対して)
「私は平成生まれで、愛生ちゃん達は昭和生まれな訳で…」

字面だと分かりにくいが、微妙に馬鹿にしたニュアンスになってしまい、あの豊崎ですら「あたし帰る!!」と言ってしまうほどご立腹に…

また、昭和っぽい玩具に「紙風船」を挙げ、「自販機とかあったの?」と軽くディスったりとやはりズレている。


●Where is KOBE
スフィアのラジオにて作られた即興ご当地ソング。もはや伝説である。


●(『料理のさしすせそ』とは?)
サラミシソセロリ蕎麦

…あえて何も言うまい。


●(趣味について)
「イタリアンの食材店に行って、ドヤ顔で「これ知ってる~」とか言って帰ります

おい、買い物しろよ。



…とまあ、なかなかにフリーダムな言動が散見されるが、何も常時こんなちゃらんぽらんなワケではない。
生来の天然ぶりと共演者たちとの化学反応によるもので、本人は至って真面目にやっていることを補足しておく。(フォローになっていない気もするが)


【新たなるホール】
発生率は少ないものの、最近になって寿ホール以外にもスフィアメンバーの独特なボケもホールになりつつある。

以下一列

●豊崎ホール
「彦星様って牛でしょ?」
七夕についてのトークにて

●高垣ホール
「織り姫は人?」
まさかの豊崎ホールの発生にテンパって

●戸松ホール
「野望座席や…」
伊豆急行のアルファリゾート21の紹介中に発生。展望座席の間違いである。

今後さらなる発生はあるのだろうか…


【余談】
本人曰く「『うみものらじお』が私をおかしくした」とのことだが、
後に「大人っぽいと言われたりもするんですけど、普通にバカです」ともコメントしているので、遅かれ早かれこうなっていたのだろう。


Google先生で『寿ホール』と検索すると、ウエディングホールなんかもヒットする。
独り身には若干ダメージがあるので、あらかじめ覚悟を決めておこう。




「追記・修正したらドヤ顔でブラウザバックして帰ります」
みんなは正しい手順で戻ってね

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2024年08月21日 04:53