北川イオリ

登録日:2013/12/06(金) 21:07:17
更新日:2023/05/29 Mon 18:50:08
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北川イオリとは、革命機ヴァルヴレイヴの登場人物。
CV:安野希世乃

概要

ジオールの咲森学園の生徒。2年生。生徒会に所属しており、副会長を務めている。
生徒会長連坊小路サトミを盲信しており、恋焦がれるほど慕っているため、彼を巡って二宮タカヒと軋轢が生じることがある。

第1期では特に目立っていなかったが、七海リオンが提案した選挙に立候補して出馬し、新生ジオールの内閣設立に伴い、法務大臣に就任したことが判明。

第2期では指南ショーコらとモジュール77に残り、地球降下作戦に向かったメンバーを見送った。
時縞ハルトら地球降下作戦のメンバーが月に帰還した後、ドルシアに強制連行されていた父・北川ミツトシ(CV:千葉進歩)と再会を果たし、その再会をお互いに喜んでいたが、新生ジオール主催のサミットでドルシア軍が流木野サキを利用してヴァルヴレイヴのパイロットの秘密を暴いたのを目撃し、101人評議会のルーンの輸送艦ファントムでルーンを奪われて死亡する父を見たため、ハルトたちヴァルヴレイヴのパイロットに不信感を持つようになる(ルーンを奪われて死亡する父の姿を見たイオリは絶叫し、悲しみに飲まれていた)。

ARUSとドルシアの連合軍の攻撃から逃れるためにモジュール77を脱出する際、ARUSの裏取引を迫られ、ハルトに対して脱出艇にドルシア軍の兵士がいるという嘘の情報を流し、ハルトを呼び寄せたあと、他の生徒たちにハルトを押さえつけさせ、「化け物」呼ばわりしてショーコの静止を振り切り、銃でハルトの心臓を撃ち貫くも死ななかったハルトをみて驚愕してしまった(この事がきっかけでハルトはショーコに裏切られる事になる)。

その後、ショーコとともにARUSと裏取引に応じてハルトとエルエルフ・カルルスタインの身柄を敵に引き渡したが、その取引が罠であることが判明し、敵の攻撃を受けそうになるが、犬塚キューマのヴァルヴレイヴⅤに助けられ、ショーコとともにモジュール77を脱出した。

その後もハルト達のことを罵り、最終回まで七海リオンに諭されるまで拒絶し続けていた。
そして結婚式においてはサキ達と一緒に出席し、涙を流す姿をみせていることからパイロット側との和解はした模様。

ショーコのあまりの外道ぶりのせいで影に隠れがちだが、彼女もまた非難されて有り余る存在である。
確かに父親に死なれてしまったことには同情の余地は十分にあるが、そのやり場の無い怒りを寄りにも寄って守ってくれている相手にぶつけているのは釈明の余地がない。
しかも付け込まれるように敵国の裏取引に応じ、結果ハルトとショーコの確執、引いては生徒とパイロット側との確執を生み出し、そのことを(少なくとも劇中においては)悪びれもせずただ非難するだけで、言い分すら耳を貸さなかった。
そしてその非道を罰されることもなくのうのうと生き延び幸せになっているのである。

そんな理由から、最終的にショーコと二分する形で同作品における非難の的なっている。


(front)アンタも黒い翼が生えちまったようだな


尚、父はヴァルヴレイヴの研究をしていたジオールの研究員であり、イオリもヴァルヴレイヴのパイロットになるために遺伝子とルーンを調整された1人であるが、ジオール軍の国家機密であったため、本人はこの事実を全く知らなかった。

北川ミツトシという名前は第18話でドルシアに連行されたジオール人のリストに載っていた。

父と再会した時にお互い喜んでいたことから親子関係は良好であったようだ。


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最終更新:2023年05月29日 18:50