連坊小路サトミ

登録日:2013/10/29 Sun 18:34:17
更新日:2020/09/11 Fri 23:45:52
所要時間:約 7 分で読めます




連坊小路サトミとは、革命機ヴァルヴレイヴの登場人物。


プロフィール

性別:男
所属:咲森学園
学年:3年生
学籍番号:A0371
部活:生徒会長
誕生日:8月14日
星座:獅子座
血液型:A型
身長:179cm

ジオールの咲森学園の生徒会長。連坊小路アキラの兄であるが、容姿は全く似ていない。
実務能力に長けたエリート気質で、咲森学園設立以降生徒会長に3年連続トップ当選という実績を持つ優等生である。同時に話す多数の人間の声を全て正確に聞き分けるという聖徳太子を思わせる特技を持つ。
生真面目でプライドが高く、公私問わず「私」を第一人称とするなど気取った口調で喋る。
しかし、本質は弱気な性格で、想定外の事態に直面すると挫折するマニュアル人間であり、気丈な女性にも強く出られず、特に二宮タカヒには頭が上がらない。
また、女性に免疫が無く、ショーコが服を脱ごうとしたり、七海リオンがあられもない姿になった際には顔を赤くして困りながら服装を正すよう指摘している場面もある。

学園内に引きこもっている妹のアキラを過保護というほど心配しており、暇を見つけては連絡を入れたりダンボールハウスに差し入れを持ち込んだりしている。しかし、アキラからは邪険に扱われている。 また、指南ショーコがアキラと仲良くしているところをみて、自分以外に心を開いていることに驚いており、ショーコがWIREDを使ってアキラと話しているところを静止する事もあった。このことから、アキラに対するショーコの影響力が強くなっていくことに苛立っていたようだ。
アキラに邪険に扱われるようになったのは、両親からの重圧や受験に苦悩していたサトミを助けたい一心で受験校であるジオール国立大学付属中学の入試問題をハッキングで手に入れ補導されたことが原因で、小・中学校時代に渡っていじめを受けていたアキラを助けず、保身のために見て見ぬふりをしていた事が原因である。

生徒会長という立場から学園独立後もリーダー格として他の生徒会メンバーと共に内政や指令室責任者などを担当していた。(独立する前はARUSに依存する弱気な姿勢を見せていた。)

櫻井アイナが亡くなってから、ドルシア軍の襲撃時にサンダーこと山田ライゾウが亡くなった親友のノブの敵を討つために無許可で銃を持ちだして戦おうとする彼に対して注意し、彼と口論になったり、アードライが降伏勧告をしているところを聞いてはライゾウが持っていた銃を取り、「ドルシア軍に命乞いをしろ!お前を人質にしてドルシア軍と交渉する!」とエルエルフに銃を向け、「断ったら?」という問いに「私は生徒会長の連坊小路サトミだ!学校の危機は私が解決してみせる!!」とエルエルフが妙な行動をさせないようにする場面も見られた。

七海リオンが提案した選挙に立候補し、総理大臣にはならなかったものの、官房長官に就任する事になった。

ドルシア軍のデリウス・バーテンベルク少将がいた艦隊の74%を撃墜した直後、カイン・ドレッセル率いるドルシアの小隊が襲撃し、エルエルフが作成した作戦マニュアルに書いてない想定外のことに頭を抱えていた事もあった。

イデアールから発射されたドリルがモジュール77を突き進み、毒ガスが放たれていく中、サトミは、ショーコにアキラを助けるようにお願いする。

月に到着後、サトミは地球降下作戦に参加するも、ドルシア軍からの通信の回線を開いてしまい、戦闘に巻き込まれてしまう。
アキラのヴァルヴレイヴⅥとハルトのヴァルヴレイヴⅠのインパクト・ブースターのお陰で助かるも、アキラのヴァルヴレイヴⅥと離れてしまう。サトミは過去の贖罪を果たすためにシャトルから離れてしまったアキラを救うためにエルエルフに懇願し、降下シャトルの軌道を変更させた。サトミはハルトによって助けられたアキラとなんとか和解するも、軌道がそれたためにドルシアの領内に着陸してしまった。

着陸してからはエルエルフが立案したドルシア軍の輸送艦を奪取する作戦のもと、他の生徒たちと待機していたがドルシア軍に見つかってしまい、兵士たちに囲まれて窮地に立たされるものの、エルエルフが救援に来てくれたおかげで助かり、輸送艦を奪取することに成功した。

輸送艦を奪取したあと、野火マリエの死を目の当たりにしたサトミは悲しみに暮れていた。

その後はハルトとエルエルフが101人評議会のRUNE(ルーン)の輸送艦であるファントムを破壊しに行っている間、輸送艦で待機していたが、エルエルフから「時縞ハルトが負傷した」という嘘の知らせを受け、ヴァルヴレイヴに乗るように命じられて格納庫に向かい、乗ろうとするもタクミらヴァルヴレイヴの整備クルーに止められてしまった。

ドルシアの王党派からファントムが月に向かっているという知らせを受け、エルエルフが立案した月への帰還作戦のもと、タカヒたちとともに王都ドルシアナの博物館に向かい、博物館に展示されてあるロケットの発射準備をしていたがロケットで月に向かう事をカインに読まれたため、敵に囲まれてしまい、滑走路も破壊されてしまうもハルトたちの救援とエルエルフが跳ね橋をおろしてくれたおかげでシャトルの発射が可能になり、無事月のモジュール77に帰還した。

帰還してから、赤石ミドリからARUSが味方になってくれたことを聞いた後、新生ジオール主催のサミットに同席したが、ドルシア軍が流木野サキを利用してヴァルヴレイヴのパイロットの秘密を暴き、ARUSがファントムの中に入って多くの人々がルーンを奪われて死亡する映像を公開したため、ARUSの大統領のジェフリー・アンダーソンに危険生物に認定され、ARUSとドルシアの連合軍にモジュール77を追われてしまう。

生徒たちが虐殺される中、貴生川タクミ七海リオンの指示の下宇宙艇に乗ってマスドライバーでタカヒたちとともにモジュール77を脱出したものの敵に追いつかれ、攻撃を受けそうになるがサキが来たおかげで助かった。

サキとハルトの2人が戻ってきた後、ハルトから人とマギウスが共存できる国を作る宣言を聞き、難色を示しながらもハルトの意見に賛成した。
モジュール77奪還作戦の前、アキラの事を気遣ってお菓子を渡し、不器用ながらも激励の言葉をかけた。

モジュール77を奪還するために出撃したハルトたちを信じ、宇宙艇で作戦が成功することを祈っている中、アキラがモジュール77のシステムをハッキングすることに成功したことを知り、エルエルフがドルシアの総統であるアマデウス・K・ドルシアの正体を暴く瞬間の映像を目の当たりにし、ARUSとドルシアの同盟も終わりだと思って喜んでいた。しかし、101人評議会がマスコミを通じて真実を捻じ曲げたため、再び状況が不利になってしまったことに愕然とするが、それでも諦めずにハルト達を信じ続け、作戦に成功することを祈っていた。

モジュール77奪還作戦が終了して無事に生き残ったサトミはタカヒと結婚し、披露宴では生徒から祝福を受けていた。


地球降下作戦に参加した当初、戦いの中で弱気になることも多かったが、アキラを助けるために降下シャトルの軌道変更を頼んだり、モジュール77帰還作戦でドルシア軍に囲まれている時も弱気になっている生徒に対して諦めないように叱咤激励するなど、リーダーシップを発揮していた。
また、ハルトたちがヴァルヴレイヴに乗ったことでマギウス(カミツキ)になったことを知っても裏切るような真似はせず、ずっと彼らのことを気遣っていたことから大きく成長したことがわかる。


余談ではあるが、アキラに校舎から出るようにショーコにお願いした時にはアキラから「ミジンコお兄ちゃん」と呼ばれていた。
また、200年後の第三銀河帝国でサトミに酷似している男性が登場しており、同一人物であるかどうかは定かではないが、アキラの事を「教母様」と呼んでいることやサキに敬語を使っていることからサトミの子孫である可能性が高い。

ヴァルヴレイヴのキャラクター投票で一番お気に入りのキャラクター第20位になった。


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最終更新:2020年09月11日 23:45