超特殊能力(パワポケ)

登録日:2011/08/18(木) 03:52:09
更新日:2024/08/01 Thu 20:14:49
所要時間:約 4 分で読めます




超特殊能力とはパワプロクンポケットシリーズ特有の特殊能力であり、本家パワプロでは手に入らない強力な特殊能力である。本編の超能力バトルと区別するため「超特」と略される。
プラットフォームがGBAに移行した「3」からの登場で、アイコンも他とは違い黒地に白で漢字一文字が書かれている。
パスワードでの互換があればパワプロで使うことも可能。

元々「野球ができるときメモ」のようなコンセプトで始まったというパワポケだが、さらにこの彼女候補攻略に箔や正当性をつけるために作られた能力。
「グフフ、いやらしいですなオマエら!」と言われても、元々そういうコンセプトなんだから仕方ない
そのせいで彼女候補の好みや攻略のしやすさが評価に大きく影響してしまうというバイアスもかかりやすい。
10以降顕著になった能力バトルのことではない。攻略本などにも載っているれっきとした公式用語である。

全部で10種類あり、投手5種類、野手5種類。重複して持つことはできず、新たに取得した場合は古いものを破棄する。
これは「3」同様のパーツ売買制サクセスでも同様なので、超特獲得イベントがある場合は事前に売却しておくこと。

以下、超特殊能力の効果などの簡単な説明。

野手


 『闘気』 
  • 相手投手をピヨリ(混乱)やすくさせる。
  • 相手の失投率をアップさせる。
  • 威圧感などの相手投手のコントロールを下げることができる特殊能力と組み合わせて好球必打しよう。
  • ご覧のように投手の特殊能力「闘志」とは全くの別物。

 『奪力』 
  • 相手のスタミナ消費を3倍にする。
  • 粘り打ちなどの特殊能力と合わせて投手のスタミナをじわじわと削ってやろう。
  • 「チーム全員が奪力持ち」なんてものを作ろうものなら、凄まじい勢いで相手のスタミナが削れていくことに。盗塁◎もあればなお良し。
  • このスタミナ殺しがwi-fi対戦が実装された頃に猛威を振るってしまい、投手が絶倫を持っていないと使い物にならなくなってしまう事態を招いた。
  • シーズンを通してスタミナが持ち越されるペナントでは非常に強力。投手陣を壊滅させられる。

 『豪力』
  • パワーを+30。
  • パワーの限界値である255を超えることが可能。この場合も含めた最大値はパワー285。
  • この能力に加えてパワーヒッター、広角打法、悪球打ち、プルヒッターなどを一緒に習得させると四番として素晴らしい活躍が期待できるはず。
  • ホークス球団会長とかを再現する場合には是非狙いたい。

 『緊縛』
  • 相手投手の変化球のレベルを全て-2。
  • 変化球を主体としている投手には特に効果を発揮する。レベル3のそれなりに曲がるカーブもレベル1のションベンカーブになる。
  • 単純に変化球を打ちやすくなるため、自分で操作する分にはとても優秀。

 『神速』
  • 走力を+2。
  • 豪力と同じく限界値に上乗せが可能で、最大で走力15から17になる。
  • 内野安打◎、盗塁◎、走塁○などと組み合わせると驚異的。ダイヤモンドを駆ける稲妻になれます。
  • ただし守備時には影響されない。
  • 某関西弁のおっちゃんとかを再現する時は一考。
  • 野手専用の中では最も汎用性が高いと思われるが、そのせいか正規手段での入手が妙に難しい。特に6の彩。

投手


 『鉄腕』
  • 最高球速を+5キロ
  • この能力を習得すると、球速の上限である165キロを超えることができる。(170キロ)
  • これに加えてノビ◎やジャイロボールなどの特殊能力を習得すれば更に強力なストレートに。
  • 速すぎて再現選手には使い道がなかったが、2010年当時シンシナティ・レッズに所属していたA.チャップマンが169km/hをマークし、やっと再現選手での使い道が出来た。やがて現実がパワポケシリーズを超える日も近いかもしれない。
  • 沢村栄治や、サチェル・ペイジなどの伝説的な投手を作成したい時につけるのもいいだろう。
  • 後にパワプロシリーズに登場した「鉄腕」(投手調子安定の上位版)とは無関係。

 『呪縛』
  • 相手全走者の走力を-2。こちらも守備には反映されないほか、クイックと違い相手の特殊能力「盗塁」には影響しない。
  • クイック○を習得させればランナーの盗塁を高い確率で防げる。
  • 玲泉、恵理、梨子、紫杏など作品内でも人気の彼女候補からもらえることが多い能力。パワプロアプリコラボ組も2人いる。
  • ところで才葉さくらの呪縛って…あっ(察し)

 『剛球』
  • 打者のパワーを-20。
  • 重い球と組み合わせるとなんとパワーを-35。例として、パワーA140の打者だったとしたらパワーC105まで下げることができる。
  • 重い球はストレートのみに効果があるが、剛球はストレート(スローボール)、変化球共に効果がある。

 『気迫』
  • 絶対にピヨリ(混乱)状態にならない。炎上するとマズい場合(ピンチ時の交代や終盤の抑えなど)にありがたい。
  • 野手の超特殊能力である「闘気」を無効。二つある相手の超特殊能力を無効化出来る超特殊能力(この効果はサクセスのごく一部と対戦でしか使わないだろうが・・・)の一つ。
  • 9まではこれだけなので、ぶっちゃけ弱い。ゆえに唯や小晴のような攻略のしやすい(チュートリアル的な)彼女が持つ定番の能力……だったのだが、10以降で一気に強化された。
  • 打者のミートを-2。威圧感と合わさると相手打者のミートを-4。15段階評価でこの減少量はすさまじく、仮にミートがBの12であるとすると、Dの8という並程度の大きさになってしまう。

 『絶倫』
  • スタミナの消費を半減する。
  • 野手の特殊能力「奪力」を相殺。二つある相手の超特殊能力を無効化出来る超特殊能力のもう一つ。欠点も同じ。
  • 効果自体はスタミナが減りにくくなるだけだが、スタミナAにもなればボタン連打で全力ストレートや変化球を投げまくっても試合終盤まで全力投球ができる。
    そう考えると非常に強力な特殊能力に思える。筆者は最も使いやすいと感じている超特殊能力。
  • 別に絶倫だからといってエロい意味はないし、絶倫をくれる彼女もあんまりエロくない。パワポケ自体はエロいし、これを取得するイベントは確実に本番行為なケースもあるが。
  • 奪力同様ペナントで真価を発揮し、使い減りしにくくなる。回復○と組み合わせれば完投明けでも結構元気。
  • このため俺のペナントだと飛躍的に登板数を増やせる。リリーフばかり集めて権藤権藤雨権藤の無双プレイが可能だが、一シーズン辺りの操作時間も飛躍的に増える。



これらの超特殊能力は表サクセスではお馴染みの彼女攻略で習得できる。
彼女イベントを終盤まで進めると各々のタイミングで大量の経験点と共に取得できる。
これの習得が確定したタイミングで「攻略成功」となり、エンディングアルバムの解放にもつながる。
言い換えれば野球や育成に興味がない層にとってもゴール地点になる能力。


闘気、気迫、豪力は比較的攻略が簡単な彼女から習得できる。逆に神速、絶倫、鉄腕は毎シリーズ攻略難易度が高め。(甲子園優勝が出来ないと超特殊能力消去、必要なランダムイベントが多いなど)


また、特定の彼女を攻略するともらえる野球超人伝は取得する超特殊能力を選択することもできる。ただし、野球超人伝をもらえる彼女候補は大抵の場合…攻略する過程で仲間評価などが下がり攻略難易度が高い、彼女候補がストーカー、ランダムイベントが多くて攻略に失敗しやすい、荒井紀香の存在…など他の彼女候補に比べて難易度が高めで色んな意味で上級者向け。紀香は夢に出てくるくらい怖い。
一方で超人伝で狙うのが一番簡単かつ安定するという作品もある。彼女(子持ちの人妻)…彼女?


裏サクセスでは特別難しいイベントを条件付きで攻略したり、ギャンブルの一番出にくい賞品だったり、怪物犇めくダンジョンの最下層で拾うなどして手に入れられる。
慣れてしまうと入手がめちゃくちゃ簡単になる(5、7、9)が、逆に入手手段のリスクの高さから諦める方がいいという作品もある(4)。

近年ではパワプロ本編でもこの名称が使われるようになった。
単に「特殊能力の上位互換」でしかないためここまでゲームバランスが危険な事になりかねない見違える効果はない。
もちろん習得に関していやらしいイベントもない。くやしいなぁ、くやしいなぁ。 泣けないなんて………くやしいよぉ。


追記・修正は超特殊能力を習得してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • パワプロクンポケット
  • パワポケ
  • 闘気
  • 豪力
  • 奪力
  • 神速
  • 緊縛
  • 鉄腕
  • 絶倫
  • 剛球
  • 呪縛
  • 気迫
  • 野球超人伝
  • 彼女攻略
  • 特殊能力
  • 超特殊能力
  • 野球しろよシリーズ
最終更新:2024年08月01日 20:14