天上院吹雪

登録日:2011/03/10(木) 06:55:34
更新日:2024/03/13 Wed 04:51:22
所要時間:約 6 分で読めます








天上院吹雪とは『遊戯王デュエルモンスターズGX』の登場人物。
CV.遊佐浩二


本編開始時は既に行方不明になっており、
妹の天上院明日香が廃寮と化した特待生寮に入り浸っていることや、丸藤亮と灯台の下で良く会っていたことの原因は全てこの人にある。
昔は丸藤亮、天上院吹雪、 藤原優介 の特待生三人組でよく行動していたらしい。





ダークネス吹雪

天上院吹雪がダークネスに呑み込まれ、変貌を遂げた姿。通称『自重している方の吹雪さん』
1年目で主人公達の敵となる組織、「セブンスターズ」の一員で基本的に冷酷で残忍な性格。
一人称は「私」。

使用デッキは『真紅眼の黒竜』の進化系、真紅眼の闇竜を切札とする【ドラゴン族】のデッキを使う。
当時発売されていたストラクチャーデッキの宣伝だ!……とかは決して口にしてはならない。

劇中では「セブンスターズ」の一番手となり、遊城十代と対戦することになるが対戦相手が主人公だということで試合結果は言わずもがな。
十代と対戦した後は正気を取り戻し、妹と涙の再会を果たした。

その後は2年目の学園内での大会「ジェネックス」でヘルカイザーと化した丸藤亮の真意を確かめるために、
天上院吹雪がダークネスの力を利用しようとして、逆に呑み込まれる形で再登場。

3年目の後半にあたる4期ではダークネスの力の手がかりが知りたいという十代の頼みに応えて再び変身した。
この時は一人称が上記のどちらでもない「オレ」となっている。

ちなみにその回でダークネス吹雪が初めて使ったカード『レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン』はOCG化の際に
限定物だからかはしらないが……超絶強化を施され、【ドラゴン族】にはほぼ必須カードとなってしまった……
不遇の代表格でもあるレッドアイズがここまで進化するとは誰が予想したことか。
レッドアイズ本体は一切強化してないとか禁句



\フブキサンステキー!!/















-君の瞳に-
-何が見える?-




天~~~~~~





join!!


こちらがいつもの吹雪さんである……。
つまりは全く自重していない




する気がない



普段はアロハシャツにウクレレ片手に歩き廻るという、ハワイの日本人観光客のような恰好をしている。

ダークネスの頃とは余りにもキャラが違うのでおそらく視聴者は驚いたことであろう。
ちなみにこの容姿だからか当然女性からモテモテであり学園には彼のファンクラブが作られるほど。
保健教諭の鮎川先生もその一員となっている……本当に大丈夫なのかこの学園は!!



自称…ブリザードプリンス。
俗称…join、自重してない吹雪さん。



【本編での胸キュンな活躍】

この状態での吹雪さんは学園で何か面白い事があれば呼びもしないのに何処からともなく出てくる。まさに神出鬼没。


万丈目サンダーの色恋沙汰に勝手に首を突っ込みひっかき回した挙句万丈目の恋愛の師匠になってしまったり、
妹の明日香に対しては彼女のコスプレ姿を写真に撮り、その写真を勝手に明日香のファンクラブにばら蒔こうとしたり、
妹とブッキー&アスリンというとてつもなく恥ずかしい名前のアイドルユニットを組もうと画策したり、
卒業パーティで兄妹揃って貴族のような恰好をしたりするなど視聴者に沢山の笑いを与えてくれた。
この吹雪さんのはっちゃけっぷりはあのカイザー亮にすら「また、吹雪の悪い癖が・・・・・・」と頭を抱えるギャグシーンを披露させたほどである。

5話を見返すと彼の写真に「FUBUKI 10JOIN」と書かれているので、この人物設定は当時から決まっていたようだ。

コメディリリーフだからか鬱展開の3年目ではほとんど出番無し。在庫処理にしか見えない。
どこぞの空気といい勝負である。

ちなみに吹雪さんは2回留年してるので卒業は2つ年下の妹と同時期である……。




そしてあれが再び目立つのは4期。
ダークネス事件の際に数多くの生徒が取り込まれていく中、
過去にダークネスとの接触が何度もあった彼は、特別な力を持つ十代やヨハン・アンデルセンらと共にダークネスの元凶と対面する。

ダークネスの本体は親友の藤原優介にとり憑いており彼は藤原を救うためにデュエルを挑む。

藤原が使う「クリアー」のカードに苦戦しながらも何とか引き分けにまで持ち込む吹雪……
だがそれはダークネスが見せた幻想であり彼は敗北した……。

まあ、アニメ版クリアーシリーズは、そのほとんどがチート効果だったため、仕方ないと言えば仕方ない。
もう1つ言うと「幻想見せて敗北に追い込む」という、ラストターンまでの手の内を全部明かさせるなんてチート手段を取られたらそりゃ(主人公でもなけりゃ)負けるに決まっており、吹雪さんがどうのというより悪役のチートが原因と見るべきだろう。姑息な手を・・・・・・



このデュエル自体は名勝負なのだが、その後藤原は十代とヨハンに2人がかりでフルボッコにされ、
本体であるダークネスも十代相手にたった1時間で敗北した……これでは吹雪さんが余りに報われない。

吹雪の本編デュエルの結果は5戦戦って全敗である(相手が物語の都合上的な意味で悪過ぎたとも言えるが)。

まぁこれも遊戯王ではよくあることだからしょうがない。
とはいえ対戦相手が強者ばかりであり、視聴者目線では特に吹雪さんの格が落ちたという話も聞かないため格好はついているとも言える。
十代戦はセブンスターズの大物として立ちはだかり、ヘルカイザー戦、藤原戦は後に活かされる意味ある敗北と呼べるものであった。


【使用デッキ】
作中で主に使用しているのは上記の通り真紅眼の黒竜や真紅眼の闇竜をエースに据えたドラゴン族デッキ。
妹とのデュエルでネタデッキを使ったり他のデュエルが全てダークネス絡みだったせいで、ドラゴン族デッキが元々彼が使っていたものだと視聴者が確信できたのは3期になってから
黒竜は城之内と違い第2期以降のイラストのものを使用。
黒竜の雛に真紅眼の飛竜、リクルーターの軍隊竜と真紅眼を効率よく呼び出すためのモンスターが投入されている。
魔法、罠は真紅眼サポートである黒炎弾やレッドアイズバーンのほか、ドラゴン族サポートである超再生能力、巨竜の羽ばたきなどを使用。
OCGで大活躍のレダメも吹雪さんが使用したものだが、
アニメでは真紅眼の闇竜に魔法反射装甲・メタルプラスを装備するというレッドアイズメタルを意識した面倒な召喚条件だった。

明日香とのデュエルでのみ獣戦士族デッキを使用。
不屈闘士レイレイ、漆黒のパンサーウォリアーと高パワーのデメリット効果持ちモンスターを堅実に使いこなしている。
子のデュエルを見た一部ファンからは「レッドアイズはダークネスの力によるもので、吹雪さん本来のデッキは【獣戦士族】だったりするのでは?」なんて考察も出ている。
一方で究極のステージ衣装、スポットライトなど実に彼らしいド派手なカードも投入されていたりするわけだが……。



【漫画版遊戯王GX】
漫画版でも吹雪さんは吹雪さんで、相変わらず女の尻ばかり追いかけているようである。
この作品での自称はフブキング……アニメ版より色んなところが悪化してると言えなくもない。
しかし、飄々とした態度で、決闘中に、相手を自分のペースに引き込んだりと、実力は確か。アニメよりは割とクールでカッコいい。
ちなみにアカデミアでは「カイザー」丸藤亮と並んで「キング吹雪」と呼ばれていたのだが、本人がゴロの良さを気に入ってひっくり返したのが「フブキング」。

当初はアメリカ・アカデミアに留学しており、向こうでも連勝を重ねていたようだ。
……が、自称として口にしていた「フブキング」がアメリカチームで浸透しており、トラゴさんですら1回だけだが真顔で呼んでいた。

召喚デッキは風属性・鳥獣族メインの【スフィア】。
相手のモンスターを奪う、攻撃を跳ね返す、連続コンボで相手ターンに展開するなどかなりトリッキーな戦術を使う。
因みにこっちでは回想でデイビット、本編ではジェームズに勝ち、エド戦でもマッケンジーの介入が無ければ勝負はわからなかった。
また闇落ちした状態でも十代に圧勝している。


DTにおいてはエースモンスター召喚時などに

「うぉぉぉ! ダークネスの力が流れこんでくる!」

とか叫びだす。暖かい目で見てあげよう。どこぞの満足さんなんて不満足の見た目で大暴走するし。






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最終更新:2024年03月13日 04:51