登録日:2011/07/18 Mon 14:50:33
更新日:2025/04/16 Wed 02:03:38
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プロフィール
身長 170cm(ここから)
体重 53kg
生年月日 5月5日(ここまで漫画版GXで判明)
CV・
小林沙苗
人物評
男勝りでサバサバした性格。
「かわいい」より「二枚目」という言葉のほうが似合うタイプであり、そして
ツンデレの気がある。
仲間想いで優しいところもある。
周りからは男女問わずにかなりモテる(男では
万丈目、ボーイ、神田次男に好意をもたれている)が、
恋愛沙汰には興味はなく、「決闘に恋している」とか言ってしまう程の
デュエル脳。
どちらかというと女性にモテるタイプで、枕田ジュンコや浜口ももえといった取り巻きの女子生徒からは「様」付けで呼ばれている。
異常に男どもから支持を受けている万丈目サンダーとは対になっている気がしないでもない。
万丈目はにべもなく振った一方、内心では十代に恋心のようなものを抱いていたようである。
しかし、そこは彼女以上のデュエル脳の十代。見事にスルーされ結局成就はしなかった。というか、そもそも異性として認識されてたかすら怪しい。
まあ「惚れた腫れた」の話を抜きにすれば、ある意味似た物同士でお似合いのコンビではあったかもしれない。
兄の自重を知らない性格にはかなり悩まされているようだが、内心では実力も認めているようで、彼を尊敬し溺愛している
ブラコン。
劇中での活躍
【一期】
入学試験での十代と
クロノスのデュエルを観戦し、十代に興味を抱く。
当初は行方不明だった
吹雪を探していて、吹雪の親友である先輩の
丸藤亮と共に放課後話し合っていた。
待ち合わせ場所はアカデミアの灯台であり、度々夕方や夜に灯台で話し合うシーンが描かれるため、視聴者からは「灯台部」とネタにされた。
灯台部を無断欠席すると、バカイザーが「明日香が灯台に現れなかった!」と教師に訴えにくる。
黄金の卵パンをドローして大喜びしたり、
もけもけをデッキに入れたがったり、入浴シーンがあったり、声が高く可愛らしかったりと、この頃の彼女は可愛らしかった…
行方不明となっていた吹雪は洗脳状態から無事救い出されたが、シスコンの吹雪と万丈目のタッグにこれ以降明日香は度々振り回されることに。
オベリスク・ブルーの女王の名に相応しく、三幻魔の封印の鍵を守る役目の1人を担い、セブンスターズの1人・タイタンを倒すなど活躍を見せた。
だが、ここが彼女の全盛期だったのかもしれない…
【二期】
十代の不在時に、吹雪の手回しで危うく学園からアイドルデビューさせられそうになるが、デュエルで倒し断っている。
真面目な明日香と、すっかりその気になっている吹雪や万丈目の対比がシュール。
斎王の侵攻時は、ホワイトサンダーとなった
万丈目準に戦いを挑むが返り討ちにあい、光の結社の一員となってしまう。
その後は
斎王琢磨の忠実な右腕となり、万丈目以上の活躍で、完全に悪役キャラとなっていた。
普段の強気なのもいいが、白の結社時の他人を見下したような明日香も一部には大人気である。
この時は斎王から譲り受けた「白夜」デッキを使った。エースカードは「青氷の白夜龍」。
最後には十代との戦いに敗れ、正気を取り戻した。
【三期】
あまりにも凄まじすぎるキャラと超展開の大量導入により、
おっぱいがデカいだけの常識人である彼女はますます出番が減ってしまった。
留学生組との交流も特になく、三期中盤でのゾンビ化も免れたにも関わらず、これといった活躍もなかった。
ワニ背負った人に「
トゥモローガール」ととんでもない呼ばれ方をされていたのが数少ない語り草。
後半では吹雪の反対を振り切り異次元に旅立つが、あっさりブロンに捕えられて死亡。
後に別次元に飛ばされていた事が判明して帰ってくるも、本作は長らくヒロイン不在アニメと化す。
いや、ヒロインはいたと言うべきかもしれない。
凄く強烈なのが…
【四期】
研究生と海外留学のどちらの進路を選ぶかヤケにリアルな悩みを抱えていた。
十代と共に参加したペアデュエル大会では、十代のことを意識している様子が(珍しく)見られる。
結局十代にはっきりと想いを伝えることはなく、彼とのタッグデュエルを通じて学園から独立していく意思を固めた。
使用デッキ
・「サイバー・ガール」
フィギュアスケートやバレリーナなどをイメージした女性モンスター群。
しかし、モンスター名こそ「サイバー・○○」でほぼ統一されているものの、丸藤亮の「サイバー・ドラゴン」などとの兼ね合いもあってか、
所謂「カテゴリ」扱いではない。
一通りOCG化こそされているが、とりあえず戦士族である事以外にこれといったまとまりがないデッキのため、彼女の
ファンデッキ構築は至難を極める。
この頃の切り札は、3つの効果を持つ融合モンスター「サイバー・ブレイダー」。
アニメではそこそこの活躍だったが、OCGでも【トランス】のキーカードだったことからもわかるように、効果自体は侮れないカードだったりする。
もっとも、融合素材の貧弱さや効果の不安定さから、到底扱いやすいカードとは言い難いが。
その他には、「サイバー・チュチュ」が
アイドルカード的な立ち位置として登場頻度が高い。
・「サイバー・エンジェル」
一期の終盤から使用しだした儀式モンスター群。広義には、上記の「サイバー・ガール」に含まれるか。
弁天、韋駄天、荼吉尼といった仏教神をモチーフにしたカテゴリで、
リチュアや
影霊衣に先駆けてカテゴリ対応の儀式魔法という先駆的な存在でもあり、
何より明日香のカードで
ちゃんとしたファンデッキを組めそうなのがこれだけということもあって印象に残る。
もっともOCG化が決定したのはGX本編から11年が経った2016年になってからであり、コレクターズパックにて三種類のサイバーエンジェルが収録。
なげーよホセ
効果に関しても微妙な調整こそされているもののアニメの再現がされており、これでようやくまともに明日香のデッキを組めるようになったといっていいだろう。
・「白夜」
二期で斎王から託されたモンスター。
「雪の妖精」「幻想の氷像」など、雪や氷をモチーフとしたモンスターで構成されているが、実は全員光属性だったりする。
「白夜城-ホワイトナイツ・フォート」と「雪の妖精」による、徹底した魔法・罠カード封じが持ち味であった。
使用したデュエルが1回だけということもあって、こちらもOCG化したのは二種のみだが、「青氷の白夜龍」(OCG化で水属性に)はそこそこ強力なモンスターだったりする。
十代戦で洗脳を解かれてからは使用していない(そもそもそれ以降明日香単独でのデュエルが無い)のだが、後述の漫画版の使用デッキは恐らくこれらのモンスターを意識しているのだろう。
その他、明日香を代表するカードとして通常罠「ドゥーブルパッセ」がある。
自分のモンスターへの攻撃をプレイヤーへの直接攻撃に変更、代わりに攻撃対象となっていた自分モンスターに直接攻撃させる(or攻撃力分のダメージを与える)、
つまり「モンスターへの攻撃を身を呈して明日香が庇い、反撃の糸口を作る」という非常に毅然としたスタイルのカード。
十代に「とんでもない女だ」と言わせるなど明日香の性格がよく表れており、明日香のカードと言えばモンスターでなくこれを挙げる視聴者も多い。
……が、このカードも長らくOCG化されず、アニメ終了の約6年後、アニメでの初回使用から10年近く経ってやっとこさ収録。
長らく待たされた分原作再現度は高めで、かつファンカードとしてならまあそこそこ程度には使える程度の強さなのは幸いではあるが。
漫画版遊戯王GX
ジュニアチャンピオンである万丈目に匹敵する強さを持ち合わせており、その実力は上位とみられる。
アニメ同様の爆乳と美脚であり、その美しい容姿と
おっぱいと長くて美しい脚から、ミスアカデミアに選ばれたり。
デュエルする相手が悪いのもあり、よくプラネットシリーズの噛ませ相手になる。
ME野郎に1Killを喰らったのは中々有名。
「オイオイこれじゃ・・・Meの勝ちじゃないか!」
使用デッキは【氷】。女性モンスターを中心にこおりタイプのモンスターが詰め込まれている。
切り札は1ターン天下こと「ブリザード・プリンセス」
漫画7巻の付属なので、比較的に入手は容易。
ここでも男勝りな性格を見せてくれる。
OCG化しなかったサイバー・エンジェルもオリカで収録されている。
だが、当時の儀式デッキの宿命かとにかく重い…
3の明日香(強気)ルートでは主人公は
奴隷と化す。
こちらのルートのデッキはさらに弱く、ガエルと氷結界を適当にぶちこんだ勝ちパターンの見つからないデッキを使う。
それなのに「あなたみたいなのがパートナーでも勝てたわ。感謝しなさい。」と言われる。
其れ相応の実力があるのなら言われてもいいが、正直主人公がサポートしなければ勝てないようなデッキを使っておきながら大きい口をいわれるので、
人によってはイライラする人も多いだろう。
だが、感じる……
余談だが、
女性モブキャラのポリゴンは彼女の
グラマーなポリゴンを基に作られている。
お陰でデュエルになると急に乳が成長するキャラがいたりする。
ちっぱい派はレイちゃんで我慢してください。
エロい。
これに尽きる、特に腋と脚。
第一期22話「奪われた皇の鍵! 激突カイトVSシャーク」にて、ハートランド学園のシーンで背景のモブとして登場。
プールのシーンであり、水着姿でアキと会話していた。
クロウ、ジャック、カイトと共に過去作からのゲストとして再登場。
服装はGX時代のものをアレンジした形で制服の前を開けているのが特徴。
相変わらずの胸と腋と脚だが、今作ではリップを塗っているのか唇もセクシー。
融合次元にてアカデミアに追われる柚子と遭遇し、サイバー・エンジェルでアカデミアのデュエリスト三人を一蹴。
柚子を自分同様アカデミアから脱走してきたデュエリストと勘違いし、自身の所属する遊勝塾へと彼女を案内した。
アカデミアに属していた頃はデュエルで負けた相手をカード化することに関しては割り切っており、理想郷を作るためにエクシーズ次元への侵攻にも参加するつもりだった。
しかし侵攻の第一陣に参加した友人の少女からアカデミアの生徒達が逃げ惑う一般市民をゲーム感覚でカード化していたことを聞かされ、彼女に懇願される形で共に脱走。
この時点では心の片隅ではアカデミアやプロフェッサーを信じていたが、目の前で友人が容赦無くカード化されたことでアカデミアの実態を思い知らされることに。
絶体絶命のピンチを遊勝に救われ、以後は彼と共に遊勝塾を設立してアカデミアから脱走したデュエリストを保護している。
ユーリやデニスの襲来後、プロフェッサーを説得しようとする遊勝に同行する形でアカデミアへ。
潜入に成功し零児や素良と合流するもユーリに見つかってしまい、遊勝達を先に進ませるために彼とデュエルをすることに。
儀式モンスターや融合メタカードで奮戦するが、明日香に支給されるはずだった優等生デッキを使用するユーリに敗北してカード化されてしまった。
GXワールド追加と共に参戦。
他のメンツが(ほぼすべて)当時基準のカードを使う中、一人だけ9期のカードを大量投入したデッキを使ってくることで話題に。しかもご丁寧に【機械天使】のパーツはドロップと明日香のレベルアップ報酬で揃うのでプレイヤー側も9期パワーのデッキが使えてしまう。
上述したように本人のキャラデッキを再現するとなると9期の使用カードを使わざるを得ないのが理由であろうが…。
そのあまりの強さに、明日香を倒すために迷宮兄弟でロック欠けて儀式魔法を封じて倒す戦術ができたり、ランク戦が【機械天使】で埋め尽くされたりと凄まじい事態に。リンクス次元が儀式次元の侵攻受けてる
その後あまりの強さと入手の手軽さゆえにわずか3週間で制限をかけられるという事態になってしまう。対象は「サイバーエンジェル-荼吉尼」「機械天使の儀式」の2種。2020年4月現在でも両者は合わせて2枚までしか投入できない。
- 大きな大会を来月に控えた上で早めの対応がなされたこと
- 機械天使関連のカードは課金の一切絡まないドロップ入手であったこと
等、公式側からの懇切丁寧な規制理由の説明。明らかに他と比べ強力であったスキルの見直しも同時に行われた。
その為批判は少なかった。
ただし各テーマのキーカードや強力なパワーカードは、キャラレベル報酬の終盤やイベントの報酬など入手できる枚数が限られていることが多く、何故機械天使に限って「キーカードの複数入手を可能にしてしまったのか」という疑問の声も多かった。
ちなみにリンクスにおいてデッキのカードがほぼ全てドロップとレベルアップ報酬だけで入手できるのは他に【
裏サイバー】と【
アルカナフォース】と【
地縛神】くらいで、他は何かしら必要なカードをボックスまたはストラクチャーデッキから入手する必要がある。
しかもこれらはすべて【機械天使】登場後に実装されており、いかに当時においてこのデッキが異質だったかわかるだろう。
手札から儀式魔法、「機械天使の追記・修正」を発動!!!
最終更新:2025年04月16日 02:03