登録日:2011/07/18 Mon 14:50:33
更新日:2025/06/23 Mon 10:26:10
所要時間:約 4 分で読めます
概要
プロフィール
身長 |
170cm |
体重 |
53kg |
誕生日 |
5月5日 |
星座 |
牡牛座 |
CV |
小林沙苗 |
※:ただし、これらの設定は漫画版にて公開されたものであり、アニメ版では身長などの設定は不明であるという点に注意。
人物評
男勝りでサバサバした性格、下手な男より男前と視聴者には言われがち。
仲間思いで優しいところもあるが、「かわいい」より「二枚目」「麗人」という言葉のほうが似合うタイプであり、
ツンデレの気がある。
優等生であることもあって自分から問題を持ち込んだり、行動するということは少なく、他人に暴力を振るったり、攻撃する描写もない。
一方でデュエルになると、相手のだらしない対応にやや厳しい対応やあたりの強い面を見せるため(大体男前と言われがちなのがこのあたりの言動)、割と十代と同レベルのデュエル馬鹿と言えるのかもしれない(なので下記のデュエルに恋してるも断る言い訳などではなく本心である)。
真崎杏子の座を継ぐ「遊戯王の
メインヒロインは不遇」第2号。
しかし受け継いだのは不遇だけではなく、もはや爆乳の領域に達してるおっぱいに、細い腰、艶かしい太もも。それらのグラマーなスタイルを
99%活かしたノースリーブ、ミニスカートという
高橋先生がデザインしたアカデミア制服であろう。
これに
指ぬきグローブという男前グッズを組み合わせる事で明日香というキャラデザの完成度が高まっている。
兄・吹雪のお調子者な性格にはかなり悩まされているようだが、内心では実力を認めていて、彼を尊敬し敬愛している
ブラコン。
才色兼備で周りからは男女問わずにかなりモテる(男では
万丈目、ボーイ、神田次男に好意をもたれている)。
しかし本人は恋愛沙汰には興味はなく、
「決闘に恋している」と言ってしまう程の
デュエル脳。
どちらかというと女性にモテるタイプで、枕田ジュンコや浜口ももえといった取り巻きの女子生徒からは「様」付けで呼ばれている。
異常に男どもから支持を受けている万丈目サンダーとは対になっている気がしないでもない。
万丈目はにべもなく振った一方、内心では十代に恋心のようなものを抱いていたようである。
だが、そこは彼女以上のデュエル脳の十代。見事にスルーされ結局成就はしなかった。
十代には前世からの恋人がいたから……というか、そもそも明日香は異性として認識されていたのかすら怪しい。
4期のペアデュエル終了後、十代に告白しかけたが結局何も言わず、「良いライバルでいましょう」と握手を交わして別れている。
十代が去った後に涙を拭っているが、デュエル脳の二人らしい終わり方だったと言えるだろう。
明日香はペアデュエルを通して自分の気持ちの迷いに区切りを付け、海外留学を決意する。
青春時代に終わりを告げ、精神的に自立して子供から大人へと成長していく様子が窺えた。
GXは3年半という長尺で
濃い個性的な新キャラクターが続々登場したため、初期キャラクターの明日香は徐々に影が薄くなっていった感は否めない。
下記の活躍をみればわかるが、「天上院明日香」というキャラの掘り下げは1期でほとんど終わってしまっており(キャラクターとしての目的も完遂しているので、深掘りする要素もない)、元々一年で終わる予定だった作風のしわ寄せを食らった形である。
3期以降は
早乙女レイや
ユベルといったヒロイン枠のキャラクターがレギュラーとなり、3期後半はストーリーの都合で明日香が消え、結局最後まで活躍する場面がほとんどなく、ヒロインとしての存在感も薄くなってしまったのは残念なところである。
劇中での活躍
【一期】
入学試験での十代と
クロノスのデュエルを観戦し、十代に興味を抱く。
十代との初デュエルもクロノスの策略によるものである。
当初は行方不明だった
吹雪を探していて、吹雪の親友である先輩の
丸藤亮と共に放課後話し合っていた。
待ち合わせ場所はアカデミアの灯台であり、度々夕方や夜に灯台で話し合うシーンが描かれるため、視聴者からは「灯台部」とネタにされた。
灯台部を無断欠席すると、バカイザーが「明日香が灯台に現れなかった!」と教師に訴えにくる。
この頃のカイザーとは(視聴者と第三者目線で)いい雰囲気であった他、吹雪を探しているブラコンというキャラ付をしていたこともあり、後に見られる男前描写は少なかった。
黄金の卵パンをドローして大喜びしたり、
もけもけをデッキに入れたがったり、入浴シーンがあったり、声が高く可愛らしかったりと、この頃の彼女は可愛らしかった…
行方不明となっていた吹雪は洗脳状態から無事救い出されたが、シスコンの吹雪とハジケリスト万丈目のタッグにこれ以降明日香は度々振り回されることに。
オベリスク・ブルーの女王の名に相応しく、三幻魔の封印の鍵を守る役目の1人を担い、セブンスターズの1人・タイタンを倒すなど活躍を見せた。
だが、ここが彼女の全盛期だったのかもしれない…
【二期】
十代の不在時に、吹雪の手回しで危うく学園からアイドルデビューさせられそうになるが、デュエルで倒し断っている。
真面目な明日香と、すっかりその気になっている吹雪や万丈目の対比がシュール。
斎王の侵攻時は、ホワイトサンダーとなった
万丈目準に戦いを挑むが返り討ちにあい、光の結社の一員となってしまう。
その後は
斎王琢磨の忠実な右腕となり、万丈目以上の活躍で、完全に悪役キャラとなっていた(とはいっても万丈目とは違い、洗脳させるためのデュエルなどは行っておらず、三沢のように変な方向に信奉してたわけでもない)。
普段の強気なのもいいが、白の結社時の他人を見下したような明日香も一部には大人気である。
この時は斎王から譲り受けた「白夜」デッキを使った。エースカードは「青氷の白夜龍」。
最後には十代との戦いに敗れ、正気を取り戻した。
ちなみに斎王に洗脳されるには「心の闇」が必要なのだが、明日香にはそういう描写はなかった。
【三期】
あまりにも凄まじすぎるキャラと超展開の大量導入により、
胸がデカいだけの常識人である明日香はますます出番が減ってしまった。
留学生組との交流も特になく、三期中盤でのゾンビ化も免れたにも関わらず、これといった活躍もなかった。
ワニ背負った人に「
トゥモローガール」ととんでもない呼ばれ方をされていたのが数少ない語り草。
後半では吹雪の反対を振り切り異世界へ旅立つ。しかしあっさりブロンに捕えられて死亡。
後に別次元に飛ばされていた事が判明して帰ってきたが、その間に
強烈なヤンデレボクっ娘ラスボスヒロインが本格的に登場して人気と話題と十代の愛を掻っ攫っていった…
【四期】
卒業まで残り半年。明日香の将来の夢はデュエルアカデミアの教師になることだと判明したが、
進路についてはアカデミアに残り研究生になるか、北米のデュエルカレッジへ留学するか選択を迫られるという、ヤケにリアルな悩みを抱えていた。
後輩たちが企画したペアデュエルパーティでは十代とペアになり、彼のことを意識している様子が(珍しく)見られた。
そして彼とのペアデュエルを通じて自分の進路を見つめ直し、アカデミアから独立して海外留学することを決める。
結局十代に自分の想いを伝えることはなく、「良いライバルでいましょう」と握手を交わして、彼とは別々の道を歩むことを決意した。
四期序盤で進路や十代との話が終わったため、中盤以降は出番が減って十代の仲間の一人という扱いになった。
最終回直前の卒業式では
翔と
万丈目と共に最優秀生徒に選ばれ、卒業生代表として見事なスピーチを披露。
卒業パーティでは兄の吹雪と二人でドレスアップして登場し、皆の注目を浴びて恥ずかしそうにしていた。
パーティ終了後、卒業祝いに来ていた留学生の
ヨハン、
オブライエンと共に、密かに旅立っていった十代に思いを馳せ、青春時代の終わりを感じるのだった…。
使用デッキ
・「サイバー・ガール」
フィギュアスケートやバレリーナなどをイメージした女性モンスター群。
しかし、モンスター名こそ「サイバー・○○」でほぼ統一されているものの、丸藤亮の「サイバー・ドラゴン」などとの兼ね合いもあってか、
所謂「カテゴリ」扱いではない。
一通りOCG化こそされているが、とりあえず戦士族である事以外にこれといったまとまりがないデッキのため、彼女の
ファンデッキ構築は至難を極める。
この頃の切り札は、3つの効果を持つ融合モンスター「サイバー・ブレイダー」。
アニメではそこそこの活躍だったが、OCGでも【トランス】のキーカードだったことからもわかるように、効果自体は侮れないカードだったりする。
もっとも、融合素材の貧弱さや効果の不安定さから、到底扱いやすいカードとは言い難いが。
その他には、「サイバー・チュチュ」が
アイドルカード的な立ち位置として登場頻度が高い。
・「サイバー・エンジェル」
一期の終盤から使用しだした儀式モンスター群。広義には、上記の「サイバー・ガール」に含まれるか。
弁天、韋駄天、荼吉尼といった仏教神をモチーフにしたカテゴリで、
リチュアや
影霊衣に先駆けてカテゴリ対応の儀式魔法という先駆的な存在でもあり、
何より明日香のカードで
ちゃんとしたファンデッキを組めそうなのがこれだけということもあって印象に残る。
もっともOCG化が決定したのはGX本編から11年が経った2016年になってからであり、コレクターズパックにて三種類のサイバーエンジェルが収録。
なげーよホセ
効果に関しても微妙な調整こそされているもののアニメの再現がされており、これでようやくまともに明日香のデッキを組めるようになったといっていいだろう。
・「白夜」
二期で斎王から託されたモンスター。
「雪の妖精」「幻想の氷像」など、雪や氷をモチーフとしたモンスターで構成されているが、実は全員光属性だったりする。
「白夜城-ホワイトナイツ・フォート」と「雪の妖精」による、徹底した魔法・罠カード封じが持ち味であった。
使用したデュエルが1回だけということもあって、こちらもOCG化したのは二種のみだが、「青氷の白夜龍」(OCG化で水属性に)はそこそこ強力なモンスターだったりする。
十代戦で洗脳を解かれてからは使用していない(そもそもそれ以降明日香単独でのデュエルが無い)のだが、後述の漫画版の使用デッキは恐らくこれらのモンスターを意識しているのだろう。
その他、明日香を代表するカードとして通常罠「ドゥーブルパッセ」がある。
自分のモンスターへの攻撃をプレイヤーへの直接攻撃に変更、代わりに攻撃対象となっていた自分モンスターに直接攻撃させる(or攻撃力分のダメージを与える)、
つまり「モンスターへの攻撃を身を呈して明日香が庇い、反撃の糸口を作る」という非常に毅然としたスタイルのカード。
十代に「とんでもない女だ」と言わせるなど明日香の性格がよく表れており、明日香のカードと言えばモンスターでなくこれを挙げる視聴者も多い。
……が、このカードも長らくOCG化されず、アニメ終了の約6年後、アニメでの初回使用から10年近く経ってやっとこさ収録。
長らく待たされた分原作再現度は高めで、かつファンカードとしてならまあそこそこ程度には使える程度の強さなのは幸いではあるが。
漫画版遊戯王GX
ジュニアチャンピオンである万丈目に匹敵する強さを持ち合わせており、その実力は上位とみられる。
アニメ同様の爆乳と美脚であり、その美しい容姿と
おっぱいと長くて美しい脚から、ミスアカデミアに選ばれたり。
デュエルする相手が悪いのもあり、よくプラネットシリーズの噛ませ相手になる。
ME野郎に1Killを喰らったのは中々有名。
「オイオイこれじゃ・・・Meの勝ちじゃないか!」
使用デッキは【氷】。女性モンスターを中心にこおりタイプのモンスターが詰め込まれている。
切り札は1ターン天下こと「ブリザード・プリンセス」
漫画7巻の付属なので、比較的に入手は容易。
ここでも男勝りな性格を見せてくれる。
一応ヒロインなので毎回デュエリスト1に設定されてるほか、2や3では光の結社バージョンや下記の強気(というかドS)な性格のIFバージョンが用意されていた。
また、原作の主人公である十代相手よりもラブコメしてくれるため、こっちで明日香のファンになった人もいるのではないか?
OCG化しなかったサイバー・エンジェルも2以降はオリカで収録されている。
だが、当時の儀式デッキの宿命かとにかく重い…
基本的にタッグパートナーとしてはあまり強くない…というか、コンセプトが定まりづらい傾向にある。
パートナーとしての信頼度はCPUでも回しやすい単純な【戦士族】を使っている1のほうが安定している始末である。
1のパートナーデッキを改造することができないが、こちらが【戦士族】として合わせられれば適当に戦力を追加してくれるまともなパートナーとなっている。変な生贄召喚や融合をしないのも大きい。
2以降の明日香に限って言えばデッキを合わせるより、明日香に汎用カード持たせまくってこちらのサポートをさせるほうが安定するくらいにシナジーを合わせるのが困難であった。
3の明日香(強気)ルートでは主人公は
奴隷と化す。
こちらのルートのデッキはさらに弱く、ガエルと氷結界を適当にぶちこんだ勝ちパターンの見つからないデッキを使う。
それなのに「あなたみたいなのがパートナーでも勝てたわ。感謝しなさい。」と言われる。
其れ相応の実力があるのなら言われてもいいが、正直主人公がサポートしなければ勝てないようなデッキを使っておきながら大きい口をいわれるので、
人によってはイライラする人も多いだろう。
だが、感じる……
SPではなぜか半ばレズと化した取り巻き二人に襲われかけてる。
一方、過去2作とは異なり、《死者蘇生》が健在であること、儀式召喚の安定性が高まったこと、エクシーズ召喚やシンクロ召喚の登場で《韋駄天》が墓地の魔法カードを何でも回収するぶっ壊れカードとなったため、こちらがデッキを調整すれば死者蘇生や儀式サポートを使いまわして大量展開する女傑が出来上がる。
余談だが、GX時代の女性キャラの3Dモデルやモーションは原作キャラのジュンコやともえを含めて明日香の
グラマーなモデリングを基に作られている。
お陰でデュエルになると急に乳が成長するキャラがいたりする。
例外は2からの追加キャラである「原麗華」とレイのみである(小学5年生バージョンもアカデミア生バージョンもわざわざモーションまで違う作り込みようとなっている)。
ちっぱい派はレイちゃんで我慢してください。
アカデミアレイは明日香モデルでないにしろそこそこ大きくされてる気がするが気のせいである。
ドローパンの好みは女性らしく甘いものと野菜となっており、肉や辛いもの、臭いものが苦手となっている。
エロい。
これに尽きる、特に腋と脚。
第一期22話「奪われた皇の鍵! 激突カイトVSシャーク」にて、ハートランド学園のシーンで背景のモブとして登場。
プールのシーンであり、水着姿でアキと会話していた。
クロウ、ジャック、カイトと共に過去作からのゲストとして再登場。
服装はGX時代のものをアレンジした形で制服の前を開けているのが特徴。
相変わらずの胸と腋と脚だが、今作ではリップを塗っているのか唇もセクシー。
融合次元にてアカデミアに追われる柚子と遭遇し、サイバー・エンジェルでアカデミアのデュエリスト三人を一蹴。
柚子を自分同様アカデミアから脱走してきたデュエリストと勘違いし、自身の所属する遊勝塾へと彼女を案内した。
アカデミアに属していた頃はデュエルで負けた相手をカード化することに関しては割り切っており、理想郷を作るためにエクシーズ次元への侵攻にも参加するつもりだった。
しかし侵攻の第一陣に参加した友人の少女からアカデミアの生徒達が逃げ惑う一般市民をゲーム感覚でカード化していたことを聞かされ、彼女に懇願される形で共に脱走。
この時点では心の片隅ではアカデミアやプロフェッサーを信じていたが、目の前で友人が容赦無くカード化されたことでアカデミアの実態を思い知らされることに。
絶体絶命のピンチを遊勝に救われ、以後は彼と共に遊勝塾を設立してアカデミアから脱走したデュエリストを保護している。
ユーリやデニスの襲来後、プロフェッサーを説得しようとする遊勝に同行する形でアカデミアへ。
潜入に成功し零児や素良と合流するもユーリに見つかってしまい、遊勝達を先に進ませるために彼とデュエルをすることに。
儀式モンスターや融合メタカードで奮戦するが、明日香に支給されるはずだった優等生デッキを使用するユーリに敗北してカード化されてしまった。
GXワールド追加と共に参戦。
他のメンツが(ほぼすべて)当時基準のカードを使う中、一人だけ9期のカードを大量投入したデッキを使ってくることで話題に。しかもご丁寧に【機械天使】のパーツはドロップと明日香のレベルアップ報酬で揃うのでプレイヤー側も9期パワーのデッキが使えてしまう。
上述したように本人のキャラデッキを再現するとなると9期の使用カードを使わざるを得ないのが理由であろうが…。
そのあまりの強さに、明日香を倒すために迷宮兄弟でロック欠けて儀式魔法を封じて倒す戦術ができたり、ランク戦が【機械天使】で埋め尽くされたりと凄まじい事態に。リンクス次元が儀式次元の侵攻受けてる
その後あまりの強さと入手の手軽さゆえにわずか3週間で制限をかけられるという事態になってしまう。対象は「サイバーエンジェル-荼吉尼」「機械天使の儀式」の2種。2020年4月現在でも両者は合わせて2枚までしか投入できない。
- 大きな大会を来月に控えた上で早めの対応がなされたこと
- 機械天使関連のカードは課金の一切絡まないドロップ入手であったこと
等、公式側からの懇切丁寧な規制理由の説明。明らかに他と比べ強力であったスキルの見直しも同時に行われた。
その為批判は少なかった。
ただし各テーマのキーカードや強力なパワーカードは、キャラレベル報酬の終盤やイベントの報酬など入手できる枚数が限られていることが多く、何故機械天使に限って「キーカードの複数入手を可能にしてしまったのか」という疑問の声も多かった。
ちなみにリンクスにおいてデッキのカードがほぼ全てドロップとレベルアップ報酬だけで入手できるのは他に【
裏サイバー】と【
アルカナフォース】と【
地縛神】くらいで、他は何かしら必要なカードをボックスまたはストラクチャーデッキから入手する必要がある。
しかもこれらはすべて【機械天使】登場後に実装されており、いかに当時においてこのデッキが異質だったかわかるだろう。
手札から儀式魔法、「機械天使の追記・修正」を発動!!!
最終更新:2025年06月23日 10:26