品評会メンバー(トリビアの泉)

登録日:2014/03/29 (土) 21:13:33
更新日:2023/12/02 Sat 07:46:26
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かつてフジテレビで放送されていたバラエティ番組『トリビアの泉』において、
視聴者から寄せられた、人生にはまったく必要のない無駄な知識(=トリビア)を品評する人々のこと。

無駄な知識で感動できる喜び、すぐにでも他人に広めたくなるような知識を、出演者と視聴者が共有することを目的としているらしい。


◇―「品評会」のしくみ

視聴者から投稿されたトリビアにどれくらい感銘を受けたかを、品評会メンバーが各自スイッチを叩くことで表す。

感銘度の単位は「へぇ」とし、それぞれの持ち「へぇ」「20へぇ」
スペシャル時等の特殊な場合を除き、毎回5名の品評会メンバーが参加するため、最高で「100へぇ」を獲得することになる。

ゴールデン時代以降、5名の品評会メンバーは、基本的に品評会会長準レギュラー2~3人、ゲスト1~2人で構成される。
席順もほぼ固定されており、横一列に並ぶ品評会メンバーの席において、向かって一番右の席が品評会会長
その隣の右から2番目が準レギュラーであるビビる大木、中央がゲスト、左から2番目が準レギュラーゲスト、一番左が準レギュラーのものとなっている。

品評会会長タモリ



品評会メンバー


◇―タモリ

品評会会長
笑っていいとも!』や『ミュージックステーション』、『世にも奇妙な物語』など、数多くの長寿番組の司会者を務める人物。
古今東西さまざまなトリビアに触れてきた無駄な知識の探求者
ゴールデン時代開始から毎回出演。
品評会会長として、「80へぇ」を超えた場合の粗品の選定、『トリビアの種』における審査も担当している。

ネタによって「へぇ」数にかなりの開きがあり、二桁に満たない「低へぇ」時もあれば、「18へぇ」のような「高へぇ」までいくこともあるが彼が出演してから深夜時代より「高へぇ」に到達するトリビアの数は減少してしまった。
感動系の話はあまり好みではないようだが、逆に、割と「リアルな(生々しい)ネタ」の時は喜ぶ。他には仏教ネタ剣道ネタが好みのようだ。

感動屋嫌いであり、毎回かなりの「へぇ」数を叩き出すビビる大木によくツッコミを入れている。

「高橋語録」を密かに楽しんでいる。


◇―ビビる大木

お笑いコンビ元ビビるの芸人。
深夜時代からほぼ毎回出演しているレギュラーメンバー。

確認VTRに入る前から、他の追随を許さない怒涛の「へぇラッシュ」を叩き出し、あっという間に「高へぇ」に達する。紛れもなく感動屋の部類。
しかし、「満へぇ」を出すことはあまりなく、「19へぇ」で止めておくことも多い。

感動屋のため特定のネタを好む訳でもないようだが、強いて言えば芸能人ネタ「満へぇ」を出すことが多い。

番組のゴールデン進出が決まった時、深夜時代から出演していた大木は降板予定だったが、若手スタッフの強い慰留により、ゴールデン進出後も続投することになった。


◇―MEGUMI

イエローキャブに所属していたタレントで、かつてHカップの爆乳を売りにしていた元グラビアアイドル。
深夜時代長期に渡り出演していた準レギュラーだったが、ゴールデン時代後期に入ってからめっきり姿を見せなくなってしまった。

「素直なへぇ」をするのが特徴であり、他のメンバー全員が知っていて自分だけ知らなかったネタの時は、
周りが「0へぇ」の中、自分だけ「満へぇ」を出したことがある(「役不足は褒め言葉」尚、このトリビアは銀の脳を獲得した)。
とはいえ、全体的に「高へぇ」を出すことが多いことから、彼女もまた感動屋なのかもしれない。


◇―荒俣宏

番組開始からゴールデン時代終了まで、度々出演してきた準レギュラーの一人。
本業は作家で、代表作は『帝都物語』。また妹がかつて「志村みどり」名義で藤子不二雄のアシスタントだった事でも知られる。

お気に入りのネタにはかなりの「へぇ」を叩き出すこともあるが、基本的には高すぎず、低すぎずの「落ち着いたへぇ」をする。

他の品評会メンバーからは「先生」と呼ばれる。


◇―ベッキー

タレント。
番組開始からゴールデン時代終了まで、度々出演してきた準レギュラーの一人。

慎重派だが、ツボに入ると一気に「満へぇ」になることが多い。
幅広い分野のネタに対し反応しているため、もしかしたら感動屋なのかもしれない。
ちなみに、世代的な理由もあってか、時代の古いネタに対する反応は薄い。

プレゼンターである高橋克美に食い付くことも。


◇―小川仁志

雑誌『日経エンタテイメント!』編集長(当時)。
深夜時代準レギュラーであったが、ゴールデン時代に入ってからは出演しなくなってしまった。

品評会メンバーの中ではかなり落ち着いており、「高へぇ」になることは少ない。一桁に留まることも多い。

生物ネタは好みではないらしいが、昆虫ネタには大きな反応を示す(「水虫という虫がいる」)。


◇―はしのえみ

女優、タレント。
深夜時代準レギュラーゴールデン時代になってからもたまに出演していた。

自分の中の基準と照らし合わせてネタを品評しているようで、「斜に構えたへぇ」をするため、ネタによってへぇ数に開きがある。
深夜時代に99へぇまで到達したトリビアで彼女があと1へぇしていれば唯一の100へぇに到達していた。

◇―糸井重里

ゴールデン時代から出演。何度か出演する内に、いつの間にか準レギュラーになっていた。
出演した際の席は荒俣先生と同じく一番左。
本業はコピーライターでMOTHERシリーズの生みの親、サブの活動では『となりのトトロ』のお父さん・タツオ役として有名。

傾向は荒俣先生と似ており、お気に入りのネタには食い付くが、そうでない場合は高すぎず、低すぎずな「平均的なへぇ」


◇―哀川翔

俳優、タレント、歌手、レーシングドラ イバー等、多方面で活躍する人物。「Vシネマの帝王」としても有名。
ゴールデン時代に2回出演。

1回目の出演時には「的確なへぇ」を見せたが、2回目の時には感動屋の一面も見せた。
ザリガニネタ「満へぇ」を出す。


◇―竹内結子

女優。
準レギュラーとまではいかないが、ゲストの中では出演数が多い。

微笑んだり、コメントしながらへぇボタンを押したりする等、「上品なへぇ」が印象的。


◇―黒柳徹子

芸人界で恐れられている徹子の部屋でお馴染みの日本の放送史を代表する大物芸能人。
ゴールデン時代に一度だけ出演している。

ビビる大木と同等かそれ以上のかなりの感動屋であり、出演した回では「満へぇ」を連発した。
とにかくネタに興味津々で、「無邪気なへぇ」を連発する。




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最終更新:2023年12月02日 07:46