サクセスモード(パワプロ8)

登録日:2011/07/31 (日) 02:29:35
更新日:2025/02/13 Thu 16:53:23
所要時間:約 10 分で(付録込みで 20 分)読めます




パワプロ8のサクセスモード
それは、シリーズ最大の運が絡むシナリオだった…



この項目では「実況パワフルプロ野球8」のサクセスについての項目です。運要素については後述


〇シナリオ
プロ野球を目指す者が集まると言われる島ドリフ島ドラフ島
主人公はプロになるため先輩である白鳥を追いかけてこの島に来たのだった…

歴代シリーズを通じて珍種のサクセスとして君臨しており、今までの高校や社会人といった舞台ではなく架空の島でスタートする異色作。

5以降ナンバリングタイトルのサクセスは何らかのストーリーの関係性があったが、今作は神高の母の話くらいしか関連要素がない。

システムはドラフ島を歩き回り、島内部にある各球団のジムで同一チームのスタンプ3つを集めてからプロテストというのが一連の流れ。プロテストに不合格となっても、もう一度スタンプ集めからリスタート可能だが、矢部とパピヨン以外の仲間はチームから離れてしまうので注意。
もしくは、後述するセントラルタワーで2連勝すればクリアとなるが、こちらは突入後はもう後戻りができない。
なお条件未達成だとバッドエンドになるが、その内容が
パワポケ並に悲惨だったりする。

今回から後の作品でも必須要素になった友情タッグが導入。
ただし、8は特定の2人のパートナーを連れてかないと出来ない。


主な登場人物

◆仲間になる選手

↓各キャラの見方
  • 氏名(守備位置の正規/サブ・友情タッグ練習)

  • 矢部明雄(外・リフレッシュ)
お馴染み眼鏡の相棒。
今回は主人公に同行してプロになるため頑張るが、あおいちゃんに恋したりダメなところも相変わらず。

お馴染みライバルだが今回はジャイロボール取得イベントなどがあるためライバルよりも仲間といった感じ。
仲間になる投手では最強クラスな上、友情タッグもかなり強力で仲間に出来なかったらリセ案件なほど。

  • 猪狩進(捕・打撃/走)
守の弟。
今回は守とセットで仲間になるうえに友情タッグが2つ。
不動の捕手となるため今までより更に使える。
魔の広角打法イベントは健在。

7で人気を集めたため引き続き登場。変化球友情タッグ持ちの為投手なら是非抑えたい。
変化球投手作成には必須で前作と比べて性格は丸くなった。
今作は一度短気発動すると
MAX150km/h+パワーAになり、メスゴリラ剛腕選手として覚醒する。*1

お馴染み魔球マニア。こちらも変化球友情タッグに絡む。
今回もオリジナル変化球取得イベントは健在。
練習方法は独自だが9と比べてマシ。

  • パピヨン(投/遊二・速球)
セントラルタワーか神社(低確率)に行くと仲間になる覆面投手。
その正体は主人公の先輩である白鳥管太であり、神高から逃げる為に覆面をしている。
投手メインにサブポジション二塁手と遊撃手。
投手能力はスタミナ以外化け物・野手能力はミートB他Aのみとまさにチート仕様。*2
本作の 影の主人公 とも名高い。

  • 太田力(一・筋力)
主人公が街でスカウトした一塁手。
島の住人で体力と怪力を活かした力仕事をしている。
打者で唯一の パワーヒッター+パワーA180 だが
いくら怪力でも野球に関しては素人どころか全く知らないせいか、パワー以外は怪力が全く反映されてない。(守備とミートのみFで他全てG)にしても他サクセスでも見ないあまりに歪な能力だが。
守備Fな為一塁が彼の指定席になる。主人公はサブポジ獲得か主守備位置を違う場所にした方が良いかも。
パワーヒッター育成の際、古谷と共に必須となる。

  • 古谷正美(外・筋力)
太田に次ぐパワーを持つ強打者のヤンキー外野手。
なんと極亜久商業出身。
見た目と第一印象は最悪だが意外に結構なイイ人で。かつて高木に助けられた過去がある。
能力は太田の長所短所をマイルドにした感じ。

  • 工藤晶(外・守備)
今作のイケメンチャラ男な外野手。
高校時代は森里のチームメイトだったが今は因縁を持っており、この因縁を解けば友情タッグが可能になる。
能力はCとDのみと平均的な能力。

  • 森里学(捕/三・守備)
工藤の元チームメイトで眼鏡の捕手兼三塁手。
能力は工藤と大差ない。
性格は工藤とは真逆の理論派。

  • 永瀬大河(二・無し)
病院で出会う不遇の二塁手。
何故ならわざわざ病院に行くか通院しないと加入出来ない。
打力以外の能力は高いが出会うことが少ない為、主人公が二塁手以外のポジションの際に必要なのに仲間にならないことが多々ある。友情タッグ練習もないのも×。
サブポジ取得イベントで重宝されるが、チャンス×持ちとやはり不遇。
逆にRTA(後述)だとわざと入院する選手が続出する

  • ミッキー(外/遊・走)
アメリカから来た俊足の外野手。
島の規則で外人は対象外なのだが野球を楽しむためにいる。
進と共に韋駄天育成には必須。

  • 大成功(投/一・基礎)
自由契約の末プロから追われた選手で、もう一度プロになるためドラフ島に来た投手兼内野手。
勿論名前は「だいせいこう」ではない。
上手く行けば威圧感が取得出来るがそれには全仲間キャラ中最も邪魔なカレンが必要。
能力も低い為、こいつが仲間になるくらいなら阿畑や工藤が欲しいところ…。
一応二刀流選手ではあるが、パピヨンと比べたら非情なまでの格差を感じるだろう。
コントロールだけ妙に高い(B155)のが泣ける。10超では更にマイナス能力二つ(負け運・寸前×)と酷い扱いになる

  • 小手崎優(二・無し)
ボッタクリの商人をしている二塁手。
ジムの得意練習を変えてくれるイベントがあるが能力は低く、友情タッグもない。

  • 高木幸男(捕/二・精神)
自称ID野球の申し子だが実際は口だけの元ヤンでオカルトファン。
打撃フォームが独特なのが特徴。
プラス要素のイベントはあるがマイナス要素のイベントがそれ以上に多かったり、友情タッグが使えないヨネとの組み合わせだったりいらない子。
守備位置の割に能力もかなり低い上に、頭でっかちで屁理屈が多い 控えめに言っても 評判の良くないキャラだが、あるプレイ方式では一変、なんと必須キャラになっている(後述)
それでも横着して伝説最強戦で捕手に起用したら、敵以上の厄災と化する事態まで

  • DJB-78(投・制球)
ダイジョーブ博士が作ったロボ投手。
投手能力は高いが変化球がフォークのみなのが弱点。
こいつがいればダイジョーブ博士が仲間になる。

  • 服部兄弟(個人により違う・全員友情タッグ練習は無し)
鏡餅や鍋など何かしらの物を被った12人兄弟。
仲間になるのは完全ランダム。
特定の組み合わせがいるとパワーアップするが、基本能力がFとEばかりと低く*3、捕手のジローのように能力の上がらないハズレ兄弟もいる。
全員仲間にすると平均的な投手能力のイチローが仲間になるが、こいつらを集めるなら別の事をした方がよほどマシ。
どうしてもセントラルタワーに使わざるを得ないなら、センターライン(捕二遊中)の起用は避けたいところ。

  • 市原ヨネ(一・精神)
ドラフ島の大富豪ゆりかの世話役でオカルトファンのババア。
野手能力は オールG と今作屈指のいらない子。
一応、左打ちかつ逆境○持ち。
デッドボール要員。

玉の輿目当てで島に来たが主人公に着くため野球選手と言い張るストーカーのデブ。
彼女システムがない今作だが歴代で最も邪魔なカレン。
得意練習は基礎△、オールG、そして、チケットを盗むなど
シリーズ随一最悪の仲間キャラ。
威圧感だけのブス。
体当たりを所持している。
色んな意味でデッドボール要員。

DJB-78がいるか実験で失敗すると仲間になるレアキャラだが、能力はオールG。
ヨネやカレンと違い、特殊能力もない。
ロボとの友情タッグができるようになるだけ。
ネーム表記は「ダイジョーブ」。


◆その他キャラクター
  • アダム
突如ランキングを独占した選手で能力に偏りはあるが強い。
彼が仲間にならないことを知って落胆したプレイヤーは多数。
街の紅白試合最後に乱入し、負けたら大量のマイナス能力がつく。
ちなみに勝つか引き分けた場合、本人はランキング抹消どころか行方不明になる。
COMレベルは「ふつう」の為、ストレート狙いがおススメ。
パワプロ10超決定版ではランキング対象外の能力はGという設定が明らかになった。

  • 神高麟
島の全てを管理する人物だが、実際は野球界を支配するのが目標。セントラルタワーはその一環。
後の作品で息子と共に再登場したが考えは変わってなかった 。

  • 西園寺ゆりか
島の大富豪で見た目とは裏腹に年増の女。

通常クリアルート

各球団スタンプを3つ揃えて、最後のプロテストに合格すれば晴れてクリア+選手登録。
最後の月まで粘るならプロテストの内容はかなりラク。それよりは期限ギリギリまで粘り過ぎて、予期せぬイベントやらで時間切れ[[ゲームオーバー]]の方が危ない。
プロ入りした後日、好感度が最も高かった二名から切磋琢磨を誓う内容(同じくプロ入りした仲間)か、近況報告(不合格者)を見て主人公が改めて奮起する…*4
というあり得ないくらいのハッピーエンド。
但し、 ある一名のみ例外として…??
尤も、最終的には打者オールB〜Aがチラホラ・投手はどれか一つに難ありな能力に留まる。

セントラルタワー

多くのプレイヤーが挑戦を試みた今作最大の難関。
パピヨンを除く8人以上(自動的にパピヨン加入で9人になる)または、パピヨン含む9人以上で到達するとイベントが進行し、規定人数以下の場合門前払いされる。
2試合勝てばゲームクリアとなり、普通にプレイした場合よりかなり強い選手が作れるが、
一度でも負けるとバッドエンド。 引き分けでもダメ(延長は12回まで)。
確実に勝つために猪狩兄弟・ミッキー・太田・工藤・古谷・森里は欲しいところ。

主人公のチームをまんまコピーしたロボット。(パピヨンのみ少し弱い)
チームを強くすれば相手も強くなり、弱くすると2戦目で苦戦するハメに…

  • 2戦目…伝説最強チーム
歴代OB選手を全盛期のまま集めた最強チーム。能力の高さもさることながら、全員絶好調固定で絶好調時の仕様によりマイナス特殊能力も軒並み消されるため非常に手強い。
具体的に言うと
稲尾和久・平松政次・杉浦忠ら強力投手陣
長嶋茂雄と王貞治のONコンビにを筆頭にパワーAがズラリと並んだ打線
中軸には威圧感持ちが多くこちらのスタミナ消耗が激しい。

いやどうしろってんだこれ。スペック的には間違いなく歴代サクセス史上最上位に入るであろう。

この凄まじいチームに勝たないと選手登録すらできない為、勝つ為に西本聖や平松でデッドボールを狙う攻略法があったほど*5

開幕版で4番、決定版で5番を打つ小鶴誠に「誰だよ」となったとおもったらボコボコにされ、成績を見て腰を抜かした人も多いハズ。
決定版では二塁手にそらそうよの岡田彰布からオレ流落合博満に代わった*6
守備面に関しては案外ザルだったり、実はCPUレベルはパワフルではなく「つよい」でありミット移動が見えるのである程度以上の実力になると見た目よりは戦いやすいという意見も。
投手の起用法は特殊であり、先発の稲尾と2番手の平松は2イニング投げるが、5回以降に登板する投手は1イニングでの起用となり、決まったイニングを投げ終わった後に打順が回ると必ず代打が告げられる。

余談だが、今作で作った選手はペナントのドラフト候補になる。

+ 付録1:セントラルタワーから生還する為の基礎知識

①体力満タン
②守備編
③打撃編
④スタメン編成
⑤鬼畜テク打撃編
⑥その他

①まずは体力満タンに

仲間の調子は現体力に直結する。 (好感度ではない)あらかじめ街で泊まり(ジムでは全回復にならない)体調を万全にしよう。 特に友情タッグでよく組むキャラは疲れやすい 為確認。

②守備編:ゾーン勝負は厳禁!

調子絶好調は勿論、スタメンほぼ全員パワーA+パワーヒッター+チャンス4の(守備側にとって)悪夢の布陣。地味にマイナス能力が悉く打ち消しになったのもキツい。
少しでも隙を見せるとあっという間に爆発してスタミナが削られ更に炎上という悪循環に陥る。覚えておきたい点は以下。

  • 8のCOMは釣り球に弱い為、ボール行きの球を積極的に使う。
  • スローボールは絶対にストライクゾーン下を投げる。ギリギリ上だとあっさりスタンドインになりかねない。
  • 2ストライクまで追い詰めたら、敵ミートからかなり離れた位置への釣り球で決める。

少しでも甘い球ならあっさり入る為 四球覚悟 でやる。
ちなみにこの戦法なら1〜3点を許すのは確かだが猪狩は勿論、あおいや阿畑あたりが二人いればまずスタミナ切れによる炎上は起きない。
8〜9回まで逃げ切ったらパピヨンで抑えてフィニッシュ。
後はプレイヤーの精神力次第。欲張らずマイペースにカウントを刻もう。


③打撃編:ストレート+決め球を狙うべし

伝説最強の面子は最高140km/h後半が大半。
極端な速さではないしパワーB以上なら案外打ちやすい…が「つよい」では流石に直球だけ狙って勝てるほど甘くはない。各選手の決め球を打てるように練習しよう。
8の時代ならCOMはストライクゾーン9区分の位置目掛けて投げる為、慣れると投げた場所で大体球種がわかる。そこまで行けたらタワークリアは目前だろう。
ランナーを貯めて……は狙いにくい為、基本的には主人公・猪狩・パピヨン・太田・古谷の高パワーキャラの打線増やして長打一発狙いで。 つまり基本強振。1〜2回の稲尾と9回の(あまり能力の高くない)江夏は比較狙いやすい為慣らすと勝率が跳ね上がる。 贅沢を言えば3〜4回の平松でも安定して稼ぎたいが変化球中心のため稲尾に比べると打ちにくい。
余裕あるなら7人全員と一通り打ち合い、自分が得意・苦手な相手を把握すると更に安心。
稲尾と平松は下記の鬼畜テクニックも絡ませよう。
当たり前だが相手にアウトカウントをプレゼントするバントは基本なし。

④常套手段『酷使』

今作の仲間は強弱の差が激しい。
酷い方はカレン以外他パワプロじゃあり得ないくらいの酷さだし。ヨネとか博士とか高木とか。
逆に 今作の強キャラは二刀流枠だらけという凄まじさ であり、スタミナ切れの降板は勿体無い。高能力の選手は積極的に守備位置を変えて三人分くらいは務ませる。
二遊を守れるパピヨンは勿論、主人公(捕)時の猪狩進や猪狩守も三や左右あたりなら十分務まる。
場合によっては ピヨリ後のあおいもパワーAが継続する為起用維持もアリ。
注意点として『スタメン=野手』内で入れ替える 間違えても『投手』内での変更は厳禁。『投手』内で変えたら降板で再使用不可になる。

⑤禁忌の(?)常套手段『死球』

意外と(!?)重要かつ強力な戦法。
特に1〜2回の稲尾Hスライダー(→方向)3〜4回の平松カミソリ(←方向)が狙い目
稲尾は左打者・平松は右打者で特に当たりやすい為、スタメン起用を積極的に入れるのもあり。
HR狙いが殆ど無理な奴らは死球狙いで貢献させよう。
普段役立たずなヨネや高木(全員左打者)が輝く瞬間である。卑怯とは言うまいな
低能力+左打者は高木・ハチロー・ヨネの三人。

⑥その他

無論、最大の切り札は諦めない事。OB選手として出たら打撃練習や単純な凡打を捌けるよう守備練習をきちんとこなそう。
野村の肩がかなり弱い為走塁練習も重要。 特に一・三塁にいる際のホームイン+二塁への撹乱 はかなり安定する為練習オススメ。
オールA野手やら怪物投手がぞろぞろCTから出る割と悍ましい光景が出来た最強チームへ染めてしまおう。

シリーズ屈指の運要素

最初に触れたが今作は運が最も重要。
仲間を集める際にも運(友情タッグにも影響)。
同じチームのスタンプを集めることやジムを回るのも運。

運がよければなかなかの選手は作れるが、運が悪いと変化球投手を作りたいのにあおいと阿畑が仲間にならないとか、同じチームのスタンプが集まらないのにコーチのミスで2つ目のスタンプが消えたりと、運が悪いと大した選手は作れない。

このため、 8のサクセスは歴代最悪のサクセスと呼ぶファンもいる。

さらに、強い選手を作るなら2001のサクセスロードを駆使した方がいいことも低評価に拍車をかけてしまった。

一方伝説最強戦時のBGMがパワプロ屈指の人気曲*7である事や、八人集えばどんな劣悪なメンツでも良い即セントラルタワーに移行できる為、近年低能力縛りやタイムアタック(RTA)など 別の需要で注目 されている。

RTA解説

セントラルタワーは仲間が8人集まれば突入できるという点を利用して 新たに生まれた需要。
RTAではスピードクリアを目指すため主人公がロクに育たない上、セントラルタワーまでの道中で簡単に仲間に出来る寄せ集め連中で組んだチームで伝説最強に勝ちに行かないといけないのでかなりの実力が必要。
セントラルタワーまでの道中までもわざとケガをして病院へデスルーラするなど珍妙な光景が見られる。
ツールを使ったTASではお馴染みの体力空でもケガせず練習し続けたり、試合ではCPUにデッドボールを投げさせ続けるという人力プレイではまず不可能な方法で10分足らずでクリアされている。

+ 付録2:RTAを楽しむ+完走する為の豆知識
RTAでやる事は以下の通り。


わざと大怪我をして入院。CT近くに行く+永瀬を仲間にする。

街で矢部と遊び、太田と高木を仲間にする。

ひたすら基礎練習しながらジムを巡り、残り三人を集める。

8人揃ったらタワーに入りパピヨンと合流

パピヨンを『先発にして』タワー二戦をコールド勝ち。

①まずは会話スキップ

当たり前の話だが、初期設定でイベント簡略化を忘れずに。

②怪我をして入院

既に永瀬の解説で説明していたが、 永瀬は数少ない確定加入手段がある+更に病院は必ずタワー近くに固定する為、利用しない手はない。 怪我するためには体力ガン無視でひたすら変化球練習。コレがパワプロ8RTAの第二歩。
救急車の不適切使用はRTA内だけ

③主人公はひたすら基礎練習

主人公は投手一択。死球狙いなら左か両打でOK。
退院後は基礎練習をしジム巡りでひたすらスタミナかコントロール のみ 上げて前半戦に備える。
勿論能力上げる事自体が時間を使う行為だが、安定させたいならやる価値はある。
つまりやるもやらないも時短戦略。

④仲間について

通常プレイとRTA攻略ではお役立ち度が違うキャラも多い。
とは言え流石に全員を個々に語るとキリがない為、要点だけをかいつまんで取り上げる。


・100%確定:主人公(投)・矢部・パピヨン
・ほぼ必須:太田・永瀬・高木
  • 残り:古谷・森里・服部兄弟・オールGトリオ
  • 左打者:高木・ヨネ・ハチロー・主人公(任意)
・除外:紅白試合で相手になるキャラ・投手全般・ミッキー

RTAで選り好みする余裕など無い為、オールGも服部兄弟もとにかく使う。 但し投手は切る。
相変わらず強いパピヨンを『先発にして』コールド勝ちを狙うのがRTA攻略の鍵。
勿論スタミナ切れの危険性が通常プレイとは比べものにならない……がそうなる前に終わらせたら良いという至極単純なプレイである。*8

矢部は日数が経つと能力が上がる為、自信が無いなら多少時間をかけるがひたすら休んで日程をずらすのもアリ。

ほぼ必須:太田・高木・永瀬
永瀬は①で説明した通り。確定で仲間になる為利用しない手はない。
矢部と遊ぶだけで高確率で仲間になる(二人とも35%)太田と高木もほぼ必須。貴重な強打者太田は通常プレイは勿論、RTAでも大活躍する為多少時間かけても仲間にする価値あり。

高木:通常プレイとRTAで扱いが変わるキャラその2。
高木は加入率が高く、 捕手はホントに不足する 為使われる事が多い。更に左打者故に死球狙いがしやすい。 能力が低いがかと言って高木を外すと尋常ではない制約がかかる。
捕手適性なしのキャラに捕を任せると、一球投げる度にスタミナ-5が勝手に加算される =大雑把に言うと 投手のスタミナ消費が2〜3倍になる。
②運要素が強い森里に賭けるしかない。
③森里ほどではないが、ジローも運任せ。
④猪狩進は守がいないと加入しない為、RTAではまず使えない。

………実を言うと、守備力の低さで頻繁にエラーやパスボールをかますとんでもない難点もあるが。 *9
RTA攻略では基本的に確定枠三人とこの三人を主軸になる。残り三人枠は古谷・森里が当たり枠で服部兄弟でもマシな方。オールGすら使わざるを得ない。

出たらラッキー:古谷・森里
アテには出来ないがこの二人を仲間に出来たらかなりありがたい。古谷はパワーB(=絶好調でパワーA相当+三振男消去)+外野を守れる為点が溜まりやすい。街に初めて入る際に加入したらラッキー。
森里は進程ではないが、それでも高木やジローに比べたら安心して捕を任せられる。キャッチャー○によるスタミナ消費減もありがたく、 RTAクリア難易度が激減すると言って良い。 但し加入は遊びに行くではなくジムに入る時のみ。故に記録狙いなら加入しづらい。

試合加入につきRTAでは非推奨:
猪狩守(と進)・工藤・阿畑・DJB-78
街の紅白試合に勝たないと仲間にならない。
しかも誰が出るかはわからないし、そもそも誰一人出ない事もある。それ以前に勝てるかどうかすら怪しい。通常育成では大変有難い彼らだが、残念ながらRTAでは悪手。

番外:服部兄弟・ミッキー
基本的にニ名以外は即加入でスタメン入り。RTAでは選り好みする余裕など無い為空き枠を服部兄弟に頼らざるを得ない……但し 被っても大丈夫な外野手かつ左打者のハチロー(外・折り紙兜) は下手な仲間よりありがたい事も。通常プレイでも覚えたら良いかも
逆にヤバいのはジュウロー(投・鍋)・ロクロー(遊・ブ○ッケン帽子。仲間にするとかえって難易度が上がる為厳禁。
RTA走者は彼らの帽子を覚え、加入と拒否を決める珍妙な技術も必要である。
ミッキーはあまりに高い走力が裏目に出て、 塁に出ると牽制が頻繁にされる 為RTAでは賛否が別れる。

厳禁:主人公とパピヨン以外の投手全般
前半のコピー戦はスタコンしか鍛えてない主人公コピーを炎上させるのが常套手段。他の投手がいた場合彼らに入れ替えられてしまう。
人数不足だとつい加入したくなるが、主人公のコピーがKOしたら交代するのを防ぐ。

⑤4回までが生死の境目

RTAをやるなら絶対に知るべき事。 と言うのも以下の制約がある為。
  • 先発パピヨンのスタミナ切れがこの辺りで来る
  • 5回以後は毎回投手が変わりかなり打ちづらい
  • 長引くほど、味方のエラーが発生しやすい(特に永瀬・服部兄弟やオールGキャラを起用した場合)
  • 捕手担当の高木の炎上
  • 一球一球に集中しづらくなる
などなど勝率が著しく下がる。
4回までにコールド勝ち出来なかったら、好成績どころか生還まで危うくなる。

+ 付録3:タワー戦だけ練習したい人向け

おまけ

記録狙いではなく単にタワー戦を練習したいだけなら主人公の能力を犠牲にリセット前提で 繰り返し練習する事をおすすめ する。*10
以下の面子でも勝てるようになったなら、能力が上がった主人公や猪狩兄弟を追加した通常プレイでかなり安定する。

  • 確定加入:主人公・矢部・パピヨン
  • 加入必須:永瀬・太田・高木
  • 野手追加(推奨):森里・古谷・ミッキー
  • 投手追加(推奨):あおい・大成(出来たらジュウロー・阿畑)

現状

シリーズの中でもかなり扱いにくいと言われている。時にセントラルタワーの設定で。出せなくは無いが、現実プロ野球や他作品でのコラボを考えると現状 ハイリスクローリターンと言わざるを得ない。
人気高いパピヨンはやたらに出てるが、他は…
  • 11全日本編に出たミッキー
  • パワフェスで出番が来た永瀬・DJB-78
くらい。残りは10超決定版サクセスオールスターズを最後に一切出てない。*11神高に至っては13で「なんかの陰謀を企んだが詳しくは不明。息子の離反により計画は有耶無耶に」な事に。*12
まあレジェンドリーグとかも踏まえてパワプロシリーズではよくある事だが

一方で『2016』以降のパワフェスでは伝説最強戦のオマージュとして「プロ野球レジェンズ」が隠しチームとして立ちはだかるのが『2022』まで恒例だった*13、『2024』では歴代サクセス出典チームの中に「ドラフ島連合」としてパワプロクン=主人公と矢部くん以外は過半数のメンバーが収録されたものが存在するなど、決してなかったことにはなっていない。
特に前者は「正規に本人たちから承諾を取って集めた不自然な人もいるけど*14」としつつもBGMは伝説最強戦と同じものになっており、実質はリメイクイベントと呼べるだろう。
前から『アプリ』で流れてただろって?細かいことはいいんだよ


セントラルタワーをクリアして、
「お前達みたいなwiki籠りがいる限り、アニヲタwikiもまだまだ捨てたもんじゃないさ。」
と言われる追記・修正をお願いします。

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  • 第一世代(パワプロ)
最終更新:2025年02月13日 16:53

*1 勿論「短気」発動=一度ピンチにならないとダメ。つまり結構なスタミナ消費がある為連投はキツい。

*2 余談だが本作初能力「ポーカーフェイス:ピンチや疲れが来ても見た目に反映されない。当然能力ダウンはする」のせいで気づかず炎上されたプレイヤーも多数いた

*3 パワーアップしてもDになるだけであり、投手のトウジローのように野手能力が下がる兄弟もいる。

*4 プロ入りする仲間は猪狩守・阿畑・あおいのみ。

*5 攻略本にも書いてあった。

*6 打順も落合が4番になり、小鶴以降の打順は開幕版からひとつずれている。ただし、落合は岡田に代わっての登場の為、ポジションはメインの三塁手ではなく二塁手での出場。

*7 曲名「最後の試合」、作曲は佐藤直之。BEMANI界隈では猫叉Masterの中の人である。

*8 先発パピヨンのスタミナは、30(F能力値)×2+120(先発補正)+60(絶好調補正)+20=計260。四回くらいまでしか持たない。ちなみに猪狩先発は440。

*9 某RTA大会で三回も高木がパスボールをし、驚愕の13-14という無茶苦茶な結果になった事も。

*10 強制リセットすると、主人公能力激減以外に服部兄弟が出なくなるペナルティもある。タワー戦以降でリセットしよう。

*11 逆に10超決定版では、格安な割に悪くない能力でなかなか使えると評判。具体的には二遊最高クラスに投手能力がおまけにあるパピヨンは勿論、工藤・太田・森里あたりも。高木と大成?数えるくらいしかいない数百万だからお察しください。

*12 2020のパワフェスではパピヨンと息子の神高龍で個別イベントがある為完全に封印した訳では無い模様。二人は2013でも登場していた。

*13 『2024』はそもそもモードの基礎ルールが変更になったためによる

*14 高齢のON砲、大怪我したはずの前田智徳や赤星憲広など。逆にあるキャラが自チームにいると「パワプロ側の事情を知っていると意味が分かる特殊コンボイベント」が発生する田中将大のように本人なのが示されるメンバーもいる