アメニュウドウ

登録日:2014/05/05 Mon 12:55:30
更新日:2025/02/16 Sun 17:01:28
所要時間:約 3 分で読めます





※この項目はゲーム『ピクミン3』及び『ピクミン3 デラックス』のネタバレを含みます。













ボドボドボド.......

ヴウゥン!!

アメニュウドウ
和名:セイヨウコガネアメビト ?科



ゲームピクミン3』に登場する大型原生生物。


『哀しき獣の塔』のボスで、本作のラスボス
見た目は金色アメボウズ。何故か前作主人公オリマーに執着しており、ダンジョン内に彼を軟禁。オリマー自身が逃走を図ったり、第三者が彼を救出をしようとしても、執拗に追いかけて彼を捕まえようとする。


塔の上でダウンしていたオリマーのそばにおり、戦うことになるが、この時点ではそこまで強くない。

撃退したのちオリマーを回収するために運ぼうとするとミズモチの様なアメーバ状に姿を変え、オリマーを取り戻そうと執拗に追いかけてくる
体が透き通っている為か一切の攻撃が効かず、プレイヤーは追いつかれないように仕掛けをピクミンで突破しながら塔からの脱出を目指す事になる。
この時点ではアメニュウドウにも攻撃判定はない。

追いつかれてしまうとオリマーを体内に取り込まれてしまうが、同時に体が金色になり反撃できるようになる。
ただし、この状態のアメニュウドウは攻撃判定があり、押しつぶされるとピクミンは死んでしまう。

体力を0にしても中のオリマーを助け出せるだけであり、一定時間後に復活する。更に逃走中に日没が来てしまうと、翌日オリマーは塔の上に戻されてやり直しとなる(突破済みの仕掛けはそのまま)。
また、アメニュウドウにオリマーを塔の外まで運び出されてしまった場合も強制的に日没になり、やり直しとなる。


ちなみに、塔内にはアメニュウドウ以外にもチャッピーブタドックリ等の原生生物が巣食っているのだが
倒しても死骸を運ぶことができず、アメニュウドウのような金色の液体と化して消滅する。
まさか…



塔を脱出するとオリマーを再び取り込み、人型に変化して最終決戦に臨むこととなる。ラスボスだけあってやはり強い。
なお、ここまで来れば日没しても頂上まで戻されることはなくなる。

高速で触手をピクミンに突き刺し、大量に捕食する。隊列を広範囲に広げていたり、アメニュウドウのそばにピクミンをたくさん投げていたりすると、岩ピクミン以外はあっという間にごっそり喰われてしまいかねない。鬼か。

また、「コニュウドウ」という分身体を繰り出す。
コニュウドウは立方体の核を持っており、そこを中心に前作のラスボスのような電撃水晶と様々な種類の攻撃を仕掛けてくる。

これらの攻撃は非常に範囲が広く、またくらうとひるんでしまうため、ピクミンの大量死を招きかねない。
核を攻撃するには、彼らが展開する属性に強いそれぞれのピクミンで戦う他ないのだが、なんとこいつ、1度に複数の属性の攻撃を同時に繰り出してくる。
そのため核を攻撃している最中に別の攻撃にまきこまれて……なんてこともある。鬼か。
救出不能な攻撃は突き刺しと圧死のみなので、その両方に耐性を持つ岩ピクミンのみで戦えば被害を減らしやすい。

本体を攻撃されたりコニュウドウの核を破壊されたりすると体の一部を撒き散らしてしまい、これらを破壊することでダメージを与えることができる。
ダメージを与えると徐々に体が小さくなっていき、上記のようなコニュウドウ同時展開を仕掛けるようになる。挙句の果てには 空中へ浮いてから突き刺してくることも。
……が、更にダメージを与えていけば同時展開も封じられ、ちょこまか歩き回りながら時々突き刺すのみにまで弱体化していく。
この最弱状態でさえも気を抜くとピクミンが殺戮されるため、無犠牲プレイの場合は下手に全軍突撃するのは避けた方がいい。

最終的にはオリマーを解放して逃走する。



エンディングにも登場し、 塔の上で飛び立つロケットに手を振っている。
オリマーに執着していた様子といい、塔内の不気味な擬態生物といい、もしかしてこいつは...
哀しき獣の塔という名前といい、謎が多い。(勿論アメニュウドウのことだろうが…)


その名前や容姿、塔の中での性質が示す通り、前作『ピクミン2』のアメボウズとは生物学的に近似種である模様。また、前述のとおり攻撃手段は『2』のラスボス、ヘラクレスオオヨロヒグモに近いと、前作のトラウマボス2体の性質を受け継いでおりかなりの強敵。
しかしアメボウズやヘラクレスオオヨロヒグモと違い、逃げ回る塔内や戦闘フィールドが開放的であることと、戦闘BGMがやたらかっこいいこともあって、恐怖系のトラウマ度はアメボウズ達よりやや低め。

Nintendo Switch版「ピクミン3 デラックス」にて生物図鑑が復活、当事者オリマーを含む各プレイヤーキャラクターのコメントが新規に追加された。
オリマーのコメントにより、公式にアメボウズとの関連性が明確に示唆され、また同時に哀しき獣の塔の原生生物がアメニュウドウによって作られている可能性が明言された。人型形態の穴は 「心の傷によって空いたもの」 と言われている。
なお、ルーイメモでは 「危険な臭いと味がしたため飲むのを断念した」 と語られている。

同時に3デラックスで追加実装されたサイドストーリー「オリマーの冒険 ふたたび」では登場こそしないものの、哀しき獣の塔の地形を使ったステージが登場する。
が、ここでも倒した原生生物は金色の液状に崩れて消える。そして最後には金色のケダマグモ、ハゲダマグモがラスボスとして立ちはだかる*1ん?
また、このサイドストーリーの目的は大破したドルフィン初号機を修理するための欠落パーツ捜索・回収なのだが、作中でパーツの反応が移動しているという記述がある他、宇宙船のパーツにもかかわらず洞窟である哀しき獣の塔のステージにパーツが集中しており、オリマーが不自然がっている描写がある。
哀しき獣の塔に存在するパーツはクロノスリアクター、リペアTYPEネジ、アナログコンピュータと重要パーツばかり。しかし最後に登場するのはなんと「1」では航行に不要なパーツだったノヴァブラスター。
ということは、もしかするとやっぱり…



我々は今回の追記・修正で、無事一つの項目を
修正する事に成功したが、それにしても
あの冴えない風貌の男は何だったのだろうか?
何故この記事を立てる事だけに拘っていたのか
その理由は謎のままだ、コメント欄での
アドバイスだけではダメなのか?
ひょっとしたら、奴は観覧者達に
求めてしまっていたのかもしれない。
決して向けられる事の無い……賞賛を

作成 チャーリー

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最終更新:2025年02月16日 17:01

*1 このダマグモ2種は本編で戦う個体と違い、足先の面積が広くなった特別仕様のため本編以上に踏み潰される危険が伴う。そして戦闘曲もデラックスで追加された新規BGMであり、普通のボス生物とは一線を画した扱いを受けている。