アメボウズ

登録日:2010/12/04 Sat 00:44:40
更新日:2024/02/07 Wed 22:53:24
所要時間:約 4 分で読めます






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ド ン!!



ペチャッ

ん" も" お" お" ぉ ぉ お" ん !!

ド ン!!

ん" っ ん”ん“っ”

ぬ“ ぅ" ぅ" ん !!



※バッグラウンド再生推奨 水中の城

ゲーム『ピクミン2』に登場する大型原生生物…と呼べるかどうかも定かではない何か。
「まどいの水源」の地下洞窟、「水中の城」に現れる粘体の巨人。

トラウマゲーとして名高いピクミン2において、ダマグモキャノンクイーンチャッピー等と並んで恐れられるみんなのトラウマ。

概要

和名:ヤマトアメビト
?科

洞窟「水中の城」は薄暗く、これまた不気味なBGMも相俟って非常に不安になる場所。
得体の知れない不安と戦いながら洞窟探索を続けていると、各フロアで5分経過した瞬間に突然アメボウズが現れる。多くのプレイヤーは地下2階あたりで出会う事になるだろう。


なんとコイツ、巨大な石のローラーでオリマー達を追いかけ回し、ピクミンどころか他の原生生物までも轢き殺す血も涙もない生物。
間欠炎や電極等の仕掛けも、コイツに轢かれると一撃で粉砕。
なお壁や埋まったピクミン、そしてポンガシグサなどは潰されない。

通常攻撃についてはローラーには当たり判定がなく、粘体の方には投げても弾かれてしまう、ドルフィン初号機によるとこの次元に存在が固定していないため。
対抗するには紫ピクミンの力が必要になるが、この洞窟は入り口が水中にあり、青ピクミンしか連れてこれない*1為、実質無敵。
この状態でアメボウズに対してプレイヤーができることはただひたすら逃げる事
倒すことも出来ず、追われる恐怖をたっぷり味わうことになる。

アメボウズだけでも怖いのに、洞窟内には大量のバクダン岩や、運搬を邪魔するショイグモ、ピクミンを即死させる電気・そして常時出続ける毒等が配置され、一度で洞窟コンプリートするのは至難の業。
ちょっとでも気を抜けば大勢のピクミンがアメボウズの下敷きになる。

幸いフロアに点在する土管の中や、周囲が段差になっている高台にはやって来ないので、危なかったらそこに避難するのも1つの手。
他にも直線の道の両端はアメボウズは通らないのでアメボウズが近くにいて避難ができない時はどちらかの壁際に沿ってピクミンを整列させればギリギリ避けられる。
またゲキニガスプレーも効くので上記の避け方が難しい時に使うのも悪くない。
この様に焦りさえしなければ、逃げる事自体は決して難しくはないのだ。

また出現場所はランダムなので、運が良ければ狭い枠にハマってしまい動けなくなっていると言ったこともあれば、逆にプレイヤーのすぐ近くに落ちてきて大混乱になることもある
ローラーが落ちてくるときにも当たり判定があり、運悪く隊列の真ん中にローラーが降ってきたときには…

ちなみにアメボウズが原生生物や仕掛けを壊すのを利用してアメボウズを誘導して敵を殺させ、お宝や次の穴までのルートを確保するという事も可能。
恐ろしい敵も使いよう(?)によっては心強い味方になるのだ。


そんなアメボウズの恐怖も地下4階までの話。
幾多の試練をくぐり抜け、最下層の地下5階に辿り着けば、いよいよアメボウズへの反撃の時が来る。

最下層には紫ポンガシグサが固定で2つある為、紫ピクミンを誕生させることができるのだ。
紫ピクミンをアメボウズに投げると、あまりの衝撃にアメボウズの体が実体化し攻撃が有効になる。
なお紫ピクミンでしか倒せないと思われがちだが、正確には実体化に紫ピクミンが必要なのであって実体化している間はどのピクミンでもダメージを与えられる。

ダメージを与えていくと、やがてローラーが破壊され、アメボウズは攻撃手段を失う。
あとは逃げ惑うアメボウズを、殺されたピクミンの怒りを込めてフルボッコにしてしまおう。

また、チャレンジモードの「どっすん迷路」では2匹降ってくる。
しかしこちらは最初から紫ピクミンがいるので水中の城よりは楽。
むしろ紫ピクミンの「どっすん」で降ってくるマロガエルとかエレキムシとかが脅威。

続編では

ピクミン3』では登場せず、代わりに似た生物の「アメニュウドウ」が登場している。
身体が粘体で出来ている人型の生物、生物学的に近似種であること、それ以上に謎に満ちた行動をとる、と共通点が多い。


そして『2』からゆうに19年後、最新作『ピクミン4』でも再登場してしまった。発売前から、紫ピクミンの能力解説に使われている映像で、アメボウズ戦を彷彿とさせるフィールドが見えていたことから、登場が怪しむ声もあった。
ストーリーモード本編では洞窟「深海の城」のボス。名前もさることながら、航海日誌の思いっきり見覚えのあるローラーの画像と記述に嫌な予感がしたプレイヤーは多いと思われる。なお、4の発売日当日に公式ポータルの生物図鑑にもアメボウズが掲載されたため、ここでネタバレを踏んだ人もいるかもしれない

余談

因みにアメボウズはあまりに謎が多い為学者の間で意見が分かれている。
極度の緊張と恐怖が引き起こした幻覚なのでは、とする主張まであり、当事者のオリマーすら「白昼夢だったのでは」と振り返る始末。
ルーイも「調理された話を聞いたことが無い」と語っている。
ただし、海外版のルーイメモではしっかり食べられている。
食べた感想(症状)としては、集団ヒステリーが起こり、足の痙攣や内臓の麻痺が発生したそうな。

また、ローラーだけ降って来た時にゲキニガスプレーをかけると固まったローラーを必死に動かそうとするアメボウズが見られる。
図鑑だと見やすいだろう。


「 こ、こいつは…!
  目には見えているのに、
  レーダーには全く反応がありません!?
  この次元に存在が固定していない!?
  これでは、叩いてもムダですよ!!
  と、とにかく今は、ツ、ツツツ、
  追記・修正、追記・修正デス!! 」

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最終更新:2024年02月07日 22:53

*1 他のピクミンを何らかの形で連れてきてもオニヨンorドルフィン初号機に強制送還されてしまう。

*2 ただし倒すのに時間がかかるヤマシンジュ、毒沼を広げて主人公を飲み込んでくるおったまダケといった厄介な原生生物が新たに配置されている