チリクワガタ

登録日:2014/05/19(月) 22:50:??
更新日:2018/05/09 Wed 09:14:55
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チリクワガタとは、クワガタムシの一種である。学名はChiasognathus granti。

◆概要

名前通り、チリ、アルゼンチンといった南アメリカ大陸に生息するクワガタムシ。
コガシラクワガタ、グラントチリクワガタとも呼ばれる。
ちなみに、「グラント」の学名綴りは、あのグラントシロカブトと同様。


南アメリカ大陸最大のクワガタムシ。
最大の特徴は「クワガタではない何か」としか言いようのない程、日本のクワガタからかけ離れた奇妙な容姿。

とにかく体とは不釣り合いなまでに長い大アゴと足を持つクワガタで、その見た目通り、大アゴの力は非常に弱く、
生物学者であるダーウィンに「過剰適応」の例とされていることは有名。
その代わり、大アゴから生えるもう1対のアゴは非常に力が強く、挟まれれば出血は免れない。

本種も十分に風変わりな種であるが、南米のクワガタは殆どがこのようなクワガタ離れをした外見の種ばかりでありである。
特にフェイスタメルシワバネクワガタという種は外見に加え全身に生える毛、単眼らしき目があったりと、クワガタというよりは蜘蛛に似る。


◆戦いにおけるチリクワガタ
チリクワガタの生息地には大型カブトムシが生息していないため、
事実上、ライバルはほぼ同族のみ。

故に他の甲虫と争う必要が無くなくなったためか、見た目通り軟弱で温厚なクワガタムシである。



と思ったら大間違い



その実態は非常に凶暴で、オス同士はおろかメス同士でさえ激しく争う超危険なファイター
好戦的な甲虫として有名なあのコーカサスオオカブトやパリーフタマタクワガタといった虫でさえ、
戦いの前に威嚇をしたり様子を伺ったりする仕草を見せるが、本種にはそんな間さえ無い。
そうして隙を見せれば、一瞬で放り投げられてしまうのだから

長い足は決して見かけ倒しではなく、長い故に踏ん張る力が非常に強い。
ギラファノコギリクワガタなどもそうだが、クワガタには挟んで力強く持ち上げるよりも、
足で踏ん張り、投げたり押し出したりする方が得意なクワガタも多い。チリクワガタもその一種。


しかしそんなファイターの寿命は短く、僅か1ヶ月。日本の暑い環境には適応できないため、
飼育下では管理を徹底しないと1週間くらいで死んでしまう。

まさに「太く短く」という言葉がよく似合うクワガタムシ。本人、もとい本虫は細いが。


◆ムシキングにおけるチリクワガタ
2003年秋の第2弾で初登場。本作での名義はコガシラクワガタ。肩書きは「足長甲虫」
体長は長くとも、華奢故に最低値の強さ100であるエラフスホソアカクワガタとは違い、強さ140と中々の強さ。

外見はもちろん、特記すべきは超必殺技である「デビルスリーパー」。
内容は簡潔に説明すれば、大あごで相手をたたきつけた後、すかさず挟み込んで締め上げ、相手の首をへし折る技。まさに悪魔。
恐ろしい外見同様、技まで恐ろしく、ムシキングをプレイしていた多くのちびっ子に強いインパクトを残した…と思われる。

◆アダー完結編
第一弾EXノーマル
ダゲキ37 ハサミ84 ナゲ39 体力160 防御56

第一弾ハイパーレア
ダゲキ41 ハサミ115 ナゲ43 体力167 防御66

体力は衰えずむしろ上昇し、防御力も並程度。
ハサミ技は旧カードの大型甲虫200クラス並の実力を持っており随分と出世した。
必殺技のデビルスリーパーは本人曰く「それは地獄への扉」のようだ。


新甲虫王者ムシキングでは、2015年セカンドより参戦。階級はR。

必殺技は前作同様「デビルスリーパー」…なのだが、内容は敵を空中に跳ね飛ばし、相手諸共高速回転をして攻撃した後にへし折り、投げ捨てるというもの。
…ほぼ「ダイシャリン」と同じモーションになってしまった上に鳴き声も全く別のものに変更されていたりと、残念な扱いをされてしまっている。



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