登録日:2024/02/16 Fri 23:57:00
更新日:2026/07/11 Sat 13:30:16
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フタマタクワガタとは、昆虫綱コウチュウ目クワガタムシ科フタマタクワガタ属(ヘクサトゥリウス属)に分類されるクワガタムシの総称である。
概要
主に東南アジアに生息するクワガタムシのグループ。
オスの大アゴの先端が二股に分かれていることから名付けられたとされる。ただしシカクワガタ属や
ミヤマクワガタ属にも先端が二股になっている種類がおり、フタマタクワガタ属に特有の特徴というわけではない。
全体的に大型種が多く、種類によっては体長が110mmを超える個体も存在する。
オオヒラタクワガタに匹敵するほど
気性が荒く、好戦的な性格をしている個体が多い。しかしヒラタクワガタほど
メンタルが強いわけではなく、想定外の攻撃を喰らうと一気に戦意を喪失したり、戦いが長引くと自ら撤退する個体も少なくない。パニックになることも少なくない。
また、交尾の際に
メスを殺してしまうこともあるので、飼育される方はご注意ください。ちなみにオスの大アゴを紐で縛っておくと事故を防げると言われている。
主な種類
マンディブラリスフタマタクワガタ
インドネシアやマレーシアに生息する、世界最大のフタマタクワガタ。
体長は大きいものでは110mmを超え、クワガタムシ全体で見ても
ギラファノコギリクワガタやパラワンオオヒラタクワガタと並び
世界最大級と言われている。
戦闘能力もトップクラスで高く、姿勢を高くして大顎を振り翳し、突進してきた相手を上や斜めから挟んで引き剥がしてしまうという戦法を得意とする。これが非常に強力で、上手く型に持っていければ、あの
パラワンオオヒラタすらも下してしまうことも珍しくない。ただし、これは一歩間違えれば下から胸を挟まれてズルズルと押し切られて負けてしまうということもあるハイリスクハイリターンな攻撃でもある。
また、四つ組みにも強く、この形に持ち込めば大抵の相手は引き剥がせてしまう。クワガタ相撲では爪のかかりの強い猫の爪研ぎなどが使われることが多い為、パラワンなどのオオヒラタに力負けしてしまうこともしばしばだが、かかりの弱い樹皮の上では上述の戦法に並ぶもう一つの必殺技として機能する。
しかし、パワー自体は同程度の大きさのクワガタ達の中では高い方ではないため、「
カブトムシや
アクティオンゾウカブトなどの重心が低く重い相手」に対しても弱い。
全身が真っ黒い個体が多いが、稀に赤色になる個体もおり、この通称
「赤マンディ」はファンの間ではとても人気が高い。
パリーフタマタクワガタ
オスの羽に赤い斑紋があることから「セアカフタマタクワガタ」とも呼ばれるが、後述の「甲虫王者ムシキング」くらいでしかこの名称は使われない。
曲がった大あごでがっちりと相手を上から拘束し投げ落とす戦法を得意としており、うまく決まれば強豪オオヒラタすらも下しうる。ただし、挟みさえすれば必ずしも優勢を取れるわけではなく、挟んだはいいがパワー負けしてあべこべに持ち上げられてしまうという事もしばしばある。
また、圧倒的なリーチを持ちつつも姿勢を低くして攻撃してくるギラファノコギリクワガタは、相性的にかなり苦手な相手で、こちらのリーチ外から一方的に足や胸を挟まれ、成す術なく叩き伏せられてしまうケースが少なくない。ただし、体重を揃えるなどして体格面でよりフェアな条件下に置いた場合は筋力の強いパリーが優位になりやすい。
大きな個体は体長90mmを越え、マンディブラリスほどではないがこいつも大型種の一つである。
マンディブラリスとの間に雑種を作ることもある。
フォルスターフタマタクワガタ
全身がワインレッド色になる美しいフタマタクワガタ。
体長は大きいもので80mmを超える。
フタマタクワガタの例に漏れず攻撃的な性格をしている。しかし後述の
ゲームでは何故か「フタマタクワガタの中ではおとなしい」と書かれていた。
リノケロスフタマタクワガタ
マンディブラリスに次いで2番目に大きくなるフタマタクワガタ。体長は大きいものだと100mmに達する。
「リノケロス」とは
サイを意味しており、大アゴの間にサイの角のような突起があるのが特徴である。
ブケットフタマタクワガタ
インドネシアのジャワ島に生息する中型のフタマタクワガタ。オスの体長は大型個体で85mm程度。
パリーフタマタクワガタを真っ黒にしたような見た目をしている。大アゴの先端が蟹の鋏のように見えることから、「カニガタフタマタクワガタ」と呼ばれることも。
ちなみにムシキングには登場しない。
セアカフタマタクワガタ
初期の2003年春から参戦している。強さ160で
必殺技はチョキ。
性格は2003年秋第1弾までは無し(実質バランスタイプ)、2003年秋第2弾からはアタックタイプとなった。
肩書きは「アジアの凶器」。
超必殺わざは「ローリングクラッチホールド」。ちなみに2005夏限定までの
ミヤマクワガタもこれを超必殺技として使用する。
なおカード化はされなかったが、DSソフト『スーパーコレクション』で改造コードを使用すれば究極必殺技
「スーパーローリングクラッチホールド」を使用することも可能。
アダー完結編で
没データなしで究極必殺わざが使えるようになった。
2004セカンドプラスまで排出され、2005ファーストで一旦マシンからの排出を停止。その後、約2年半後の5周年コレクションカード第1弾で復活した。
新甲虫王者ムシキングではSRとして登場した後に、最終弾の超神化4弾前期にてSSRに覚醒を果たした。
超必殺わざ。
飛び上がって相手の背をアゴで挟んだ直後、体を入れ替え、下から締め上げたあと放り投げる。
究極必殺わざ。
相手に飛びついて挟んだ直後、何度も回転しながら締め付け、着地すると同時に渾身の力で締め上げる。
新甲虫王者ムシキングにおける覚醒必殺わざ。
相手に飛びついて挟んだ直後、力強く地面に叩きつけてとどめの一撃を加える。この際にかなり強烈な金属音が鳴る上にフラッシュアウトする程の強烈な閃光に包まれて技を受けた相手の顛末が伏せられるなど、本シリーズの技の中でも屈指の殺傷力を誇る技と思われる。
マンディブラリスフタマタクワガタ
2004ファースト拡張パックから参戦。
強さ200、必殺技はチョキ。
性格は強さと必殺技が同じ
ギラファノコギリクワガタとの差別化を図るためにバランスタイプとなっているが、実際にはギラファ以上に凶暴な性格をしている。
肩書きは「偉大なる大アゴ」。
2005セカンドおよび3億枚突破記念デザインではアダーコレクションが排出されていた。強さ160以上で初のアダーコレクションである。
3億枚突破記念までの超必殺わざ。アダーコレクションはこちらが超必殺わざの個体だけ。
横から挟んで持ち上げ、二回首を振って放り投げたあと、回転しながら掴んで引きずり抑え込む。
ブルマイスター
ツヤクワガタも超必殺わざとして使用する。
5周年記念カードからの超必殺わざ。ただし、超必殺わざ変更後のカードだけ出るのはアダー完結編まで待つ事になった。
正面から挟んで持ち上げたあと、そのままの体位で何度も力任せに挟み付ける。
新甲虫王者ムシキングにおいても2016セカンド・超神化2弾(赤目)収録時に採用されている。
新甲虫王者ムシキング激闘2弾収録時の必殺わざ。怒りに任せて何度か挟み込んだ後に飛び上がってから地面に叩きつけてとどめの一撃を加える。
2016セカンド版とは異なりこちらのマンディブラリスはお助け相性・ステータスバランスともに扱いやすくまとまっているおかげもあり、各地の公式大会では過去作からのファンの多さも相まって使用者も多く見られた。
フォルスターフタマタクワガタ
フォレストグリーンから参戦。
強さ140、必殺技はチョキ。性格はディフェンスタイプ。
肩書きは「ワインレッドファンタジスタ」。
タッグマッチではセアカフタマタクワガタとの相性が◎になる唯一のムシであった。
新甲虫王者ムシキングでは超神化1弾における公式サイトの解説が「見た目の通り、気が荒くて凶暴」とかなり簡素かつ以前までと真逆なものとなっている。
超必殺わざ。
回転しながら相手の攻撃をかわし、そのまま背後に回り込んで締め落とす。
リノケロスフタマタクワガタ
新甲虫王者ムシキングに登場。
小柄なジャワ島亜種の個体が抜擢されているのもあってレアリティはR(旧作での強さ120〜140相当) と、かなり控えめに調整されている。
必殺技はチョキ。性格はアタックタイプ。肩書きは「サイの名を持つクワガタ」。
必殺わざ。
地面を蹴り上げて力を溜めてからサイの如く突進し、相手を壁に叩きつけ跳ね返ってきた相手を挟み込む。
追記、修正お願いします。
- 虫系の記事が充実していくな -- 名無しさん (2024-02-17 12:54:12)
- パリーの戦法追記。 -- 名無しさん (2024-04-17 00:56:06)
最終更新:2026年07月11日 13:30