ホンダ・ジョージ

登録日:2011/11/11(金) 12:37:46
更新日:2020/09/12 Sat 08:28:29
所要時間:約 6 分で読めます




ホンダ・ジョージは、アニメSTAR DRIVER 輝きのタクトの登場人物。

CV:高木俊

主人公ツナシ・タクトと同じ学生寮で暮らす二年の先輩である緑髪の大柄な男。
ボクシング部の主将であるためガタイがいい。

同じ寮のバイク好きの逆立ち髪のゴウダ・テツヤ、寮長のピンク髪ツインテールのシナダ・ベニオとは幼なじみで仲が良い。


●作中での活躍
【第一話】
第一話序盤から登場。
寮で行われた新入生歓迎パーティでタクトに声をかけ、ボクシング部に勧誘する。

そして、ベニオが新入生の皆に注意事項として“裏の鉱山跡は危険だから入るな”と告げるのだが、



その直後に、鉱山跡の中を進む変な仮面をつけたピンク髪ツインテの人物を視聴者は目撃する。

そして、突如「綺羅星!」と叫んで変なポーズを取る謎の女性!

それに対し、彼女に向かいあう逆立ち髪の男と緑髪で大柄な男も、「綺羅星!」と変なポーズで返した!

オープニングが流れはじめる

どう見ても正体がバレバレな人物達が変な仮面と変な衣装を身につけ、おまけに変な挨拶をぶちかます…
この壮絶な第一話のアバンに、ある視聴者は唖然とし、ある視聴者は早々に腹筋をやられたという。


そう、ホンダ先輩には裏の顔があったのだ。
南十字島のサイバディを完全復活させようとする秘密結社「綺羅星十字団」の団員だったのだ。
第五隊「フィラメント」の一員、「レイジングブル」が裏の名前。
テツヤ、ベニオも、「スピードキッド」、「スカーレットキス」と名乗り同隊に所属している。

ヘッドが気多の巫女の封印を解いた後、レイジングブルとスピードキッドは独断で皆水の巫女のワコを拉致する。
たまたま見かけたタクトに妨害されるが、鍛えたボクシングの腕でタクトを昏倒させて同じく拉致する。

勢いが止まらないホンダ先輩は、綺羅星十字団初のスタードライバーに立候補、サイバディ・「アレフィスト」を電気柩で動かし、皆水の封印を破ろうとするのだった!



だが、そこにまたもタクトが乱入する。

タクトの胸に本物のシルシが輝いた事に驚愕したホンダ先輩は、

「貴様! “銀河美少年”かあああああああ!!」と叫ぶ!

読者的に意味不明かつちょいダサい単語を、大真面目な顔と口調で絶叫したことにより、視聴者は大きなインパクトを受けた。

しかも直後にタクトがタウバーンに乗り込み、「颯爽登場、銀河美少年!」とノリノリで叫びながら魔法少女ちっくに謎衣装へと変身した事も大きなインパクトを与えた。

その後、タウバーンと戦闘を開始するホンダ先輩。

タウバーンに突進するも、アレフィストの肩の角の片方を折られ、攻撃を受け止められたところを

裏拳一発

で倒されてしまう。
(この前後のシーンのタウバーンの華麗に舞う動きは視聴者からの評価が高い)


そして、ホンダ先輩はスタードライバーの資格を剥奪されてしまった…

アレフィストには防御力が最高という設定があるらしいが、あっさり負けてしまった…


だが、アレフィストは第二フェーズ、タウバーンは第三フェーズだったため、負けても仕方ない…かも。

まだ第一話なため、そのうち彼がリベンジ戦をしそう、などと視聴者は予想した。


作中の設定がほぼ明かされなかったり銀河美少年という謎単語が出たりなど勢いで突き進んだぶっとんだ第一話のインパクトにより、「今期バカアニメナンバーワンに決定」と言われたりしたが、それなりの数の視聴者の心をつかんだ。

我らがホンダ先輩のおかげである


【第二話以降】
綺羅星十字団初のタクトによる撃破者になってしまったホンダ先輩。
「このまま終われるか…!」
悔しさをバネに、寮の自室にこもり、トレーニングの日々を過ごす。
そのためか、第七話でテツヤと共にベニオのサポートをした以外は殆ど登場していない。

そんな努力家の彼に、一つの転機が訪れる。


【第十二話】
人妻女子高生ことワタナベ・カナコにバイト勧誘され、テツヤのバイクの背に乗りサンダーガール号にやってきたホンダ先輩。

そのバイトとはなんと、ボクシングのスパーリング相手だった。

カナコがまさかのボクサーだった事に驚く視聴者に対し、

「せっかくのご指名で何のバイトかと思ったら…」

と、ホンダ先輩はやる気がなかったりした。

「美容体操なら、他にもいろいろあるんじゃないの」

「全くね」との相槌と共に、シモーヌがゴングを叩く。

その瞬間、ホンダ先輩はあろうことか目を閉じ、フッ…と笑った!
さすがボクシング部主将のホンダ先輩、余裕綽々っす!





その次の瞬間、目を開けたホンダ先輩の顔面にカナコの左ストレートが炸裂した。

先輩「ああっ…」

のけぞるホンダ先輩に容赦なく叩きこまれる右ストレート。
我らがホンダ先輩は吹っ飛んでK.O.されてしまった……



先輩が視聴者から完全にネタキャラとして扱われるよーになった瞬間である。

カナコ「驚いたわね。わたくしのストレートを浴びて一発で倒れないなんて。
たかが学生ボクシングと侮っていたけれど、この男、意外に強いのかしら?」

一応、カナコのフォロー(?)はあったが、やつれたスライムのよーにマットに倒れてる先輩が映ってたり……(シモーヌは目を点にして硬直していたりする)


ボクシングでアマチュア最強クラスであるカナコが強すぎるのであり、ホンダ先輩が弱い訳ではない(明らかに油断してたが)のだが、この事件により視聴者から噛ませ犬と認識されちゃったホンダ先輩は“サンドバッグ先輩”という不名誉すぎる呼称で呼ばれることに…
先輩かわいそう…


よっぽどショックだったのか、サンドバッ……砂袋先輩は部屋にこもり前にもましてトレーニングにいそしむ。

第十二話が夏休み前のことで、第十八話の夏休み終わりの寮の焼き肉パーティにも参加しなかったことから、夏休み中ずっとトレーニングしていたのだろうか、砂袋先輩マジ努力家。


【第二十三話】
かなり久しぶりに登場。
しかも落ち込むタクトを気遣う優しさを見せる。

その砂袋先輩の姿に一部の視聴者は歓喜した。

ついでに、マネージャーの娘に告られていたことも判明した。


【最終話】
ザメクの操るサイバディ群に囲まれ大苦戦するタクトの窮地を救ったのは、他ならぬホンダ・ジョージであった。

「バッファロークラッシュ!」の叫びと共に、アレフィストで突進、タウバーンにトドメをさそうとしていたレシュバルを破壊した。

皆がタクトの味方をするというこの激熱シーンで、ベニオやカナコやミドリなど幹部勢に先んじて、先陣をきったのである。

さすが砂袋先輩!


そして他の6人と共に七色の軌跡を描いてヘッドに立ち向かうが、巨大な王の柱で撃破されてしまった。まあ相手が悪過ぎた。
しかし彼らの行動がなければタクトは倒れていたかもしれない……ありがとうサンドバッグ先輩。



ちなみに、ホンダと言う苗字の表記は「犇田」であると思われる(サイバディ、及びシルシから)

2011年秋に行われた公式のサイバディ人気投票において、砂袋先輩のサイバディ・アレフィストが第十位に入る大健闘をした。





追記修正はカナコにボクシングで勝利してからお願いします。

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最終更新:2020年09月12日 08:28