登録日:2014/11/02 Sun 01:36:30
更新日:2024/12/26 Thu 17:04:52
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『ZOIDS VS.Ⅲ』は2004年9月30日発売のゲームソフト。
ZOIDS VS.シリーズとしては現在のところ最終作となっている。
新たに飛行ゾイドのカテゴリーが登場。
これに伴い
ミサイルの追尾性が向上している。
一方でそれらの武装を一切持たない機体で飛行ゾイドに勝つのはほぼ不可能に近い。
また、一部の機体にはオプションで飛行ユニットが登場し、これを使う事で一時的に飛行が可能。
新アクションとしてスライディングターンが追加され、方向転換がしやすくなった。正面方向に行うとブレーキになる。
当時放送中のアニメ『
ゾイドフューザーズ』の新規キャラクター、ゾイドも多数登場している。そのため、新規のキャラクターや背景のデザインもフューザーズに近い。
『Ⅱ』のセーブデータがあるとショップにザバットAIが追加される。
ゾイドバトルモードとストーリーモードにクリアランクが追加された。
難易度設定も追加されたが、EASYとNORMALであまり違いは無い。
レイズタイガーがキーゾイドであり、最初からこの超強力なゾイドを使用できるため、ストーリーモードは少なくとも初期は一騎当千できる。
今作では隠し機体に加えて隠しパイロットも存在し、その数も今までに比べて遥かに多くなっている。というかモロ
ネタバレなのもチラホラ。
◇隠しキャラクター
ロジャー
ジーン
マービス
バラフ
ツルギ
ファン
アルファ
◇隠しゾイド
コマンドストライカー
エナジーライガーPS
グラビティウルフ
グラビティサイクス
グラビティザウラー
ライガーゼロファルコンRD
凱龍輝スピード
凱龍輝デストロイ
エナジーレイライガー
セイスモサウルスRSS
アルティメットセイスモ
ベルセルクセイスモ
ゾイドバトルモード
基本は変わらずだが、新たにフューザーズルートが追加されている。
VSモード
ラインナップが大幅に変更。飛行ゾイド対策か、多くの機体にミサイル系武装が標準装備されている。
フィストモード
特に変わりは無し。
4人対戦モード
新たに追加されたモード。四人でのバトルが行える。
ただしステージは障害物の多い上に狭く、画面が四分割される為いささか見づらい。
機体や武装も大幅に制限され、HPも低めに設定されている。
おかげでブレード持ちかつ
パイルバンカー持ちのレブラプターや、格闘攻撃の強烈なロードゲイルがエライ事になっている。
ゾイドギャラリー
新たに追加されたモード。登場した機体をいろんなアングルから眺められる。
また、隠しコマンドを入力する事で歩行、走行、咆哮のモーションが見られる。
ストーリーモード
これまでの帝国と共和国の物語では無く、「古代虎伝説」をベースとしたフューザーズの
スピンオフ的なストーリーになっている。
今までに比べて多少ルート分岐が充実し、最終面は二回目以降で選択できるミッションが追加される。
クリアしたランクに応じてゾイドバトルモードのショップに並ぶ機体が増える。
ラスボス以上に
中ボスのデススティンガーやウルトラザウルスのおかげでSランククリアには一苦労する。
オリジナルキャラクター
アロー
主人公。
かつてはチーム「スラッシュウイング」で「紅の疾風」と呼ばれたZiファイターだったが、とある事件により引退している。
アルマからの依頼により自身の過去と向き合う事に。
搭乗機は彼女から預けられたレイズタイガー。
最終決戦後はアルマから受け取った情報を基に弟を捜しに旅に出る。
アルマ
大企業ZOITEC社社長令嬢。
誘拐された父の救出をアローに依頼する。
自分達を最強のZiファイターと名乗るドラールス兄弟に「それって予定ですか?」と悪気なく言ったりする。
スクード
アローのかつてのチームメイトで、親友でもあったがある事件によって彼を憎悪する。
ブラストルタイガーを駆り幾度となくアローの前に立ち塞がる。
条件を満たせば最終決戦時に和解し、二人でラスボスに挑む事になる。
ミーナ
スクードの妹でアローの元恋人。
過去の事件で記憶を失い、兄に忠実に従う。
乗機はデカルトドラゴン。
彼女を倒した際に被ダメージが少なければ記憶を取り戻して味方になる。
また、彼女の説得でスクードとも和解できる。
更に二回目以降に同様の条件を満たす事で彼女も最終決戦に参戦する。
新規ゾイド
バスターフューラー
バーサークフューラーとバスターイーグルのユニゾン。
各種ミサイルにバスターキャノンで火力が更に上がっているが、バーサークフューラーのような理不尽な格闘攻撃は持っていないのが救いだが、補足距離は更に上昇し、テンポも良いので弱体化とも言えない。
必殺技の荷電粒子砲は拡散型であり、シリーズのシステム上、メガザウラーのもの以外はダメージを与えづらい通常型の荷電粒子砲よりは使いやすい。
ライガーゼロファルコン
ライガーゼロとジェットファルコンが融合した機体。メインのビーム砲はバーサークフューラーと同じであり、アニメのような粒子砲型ではない。飛行するとアニメとは異なりバスタークローを翼のように展開するため、飛行していると獲得には使えない。Eシールドなアニメに準拠した回転球体型。
隠し機体のRD機はともかく、ノーマル機はストーリーモードをSランククリアしないと解放されないので苦労する。
凱龍輝
バーサークフューラー素体をベースにした対セイスモサウルス用機体。なぜか格闘攻撃の〆は口からのビーム砲。フューラーほどの格闘性能はなく少し使いづらいがなかなかバランスが良い。他のゾイド同様、集光パネルやB-CASを活かすことはできない。必殺技の荷電粒子砲を空中からも放てる。
デストロイとスピードで切り替えられるのもグッド。
ザバット
新たに追加された飛行ゾイドの一機。
装甲とHPは貧弱だが、ホーミングボムの誘導性と火力が凄まじい。
上から覆いかぶさるようにボムを直接叩き込む姿は正に死神。
レイズタイガー
古代虎の一体であり、ストーリーモードの主人公機。キットとの印象がかなり異なる。
レーザーネストの火力が巨大ゾイド組を除けばぶっちぎりに高く、それ以外の性能も高水準。必殺技はシャイニングインパクトでありエクスプロードバイトではないが、獲得攻撃の〆の噛みつきが衝撃波を発する。集光パネルはおろか、アニメ同様尻尾の銃も無視されている…。
ストーリーモードでは他にも様々なゾイドが支給されるが、この機体が強力すぎて一部ミッションを除けばこれだけで余裕でやっていける。
ストーリーモードをAランク以上でクリアする事でアロー仕様の紅のレイズタイガーがショップに追加される。
ブラストルタイガー
古代虎の一機。
全身にこれでもかと言わんばかりの火器を詰め込み、そのくせパンツァーのように遅いわけでもなく格闘もそれなりにこなせる。突っ込まれていた後ろ脚の衝撃砲は使えない。オプションで、ブロックスを合体させた小型ブレードも持つ。
そしてワイツタイガーの不遇の歴史はここから始まった…。バトルストーリーでは勝利したはずのデカルトドラゴンに襲撃されてコアを奪われたらしく、名前すら登場しなかった。ちなみに、こちらではワイツウルフとザビンガに分岐しない可能性もなくもない。
デカルトドラゴン
デスレイザーとパラブレードがユニゾンしたドラゴン型ゾイド。合体元のゾイド達はオープニング以外は登場しない。
格闘攻撃が多少使いにくいが火力は高い。翼のブレード機能は使えない。
走り方がワニとかトカゲっぽい。
メガザウラー
キメラテクノロジーを応用されたデスザウラーの改造機。
新陳代謝として荷電粒子砲を撃ち続けなければならないという設定どおり通常の荷電粒子砲とは別に、ノーチャージかつ歩きながら無限に撃てるというとんでもない荷電粒子砲を装備している。幸いNPCはこれをほとんど撃ってこないが。
ストーリーモードSランククリアでVSモードに追加され、上記の武装が本領を発揮する。
普通の機体なら一撃で蒸発、巨大ゾイドですら一分ともたないまさにチート。アニメの荷電粒子砲を一番再現できている。
追記・修正はシュナイダーやイェーガーでサラマンダーを叩き落としてからお願いします
- >シュナイダーやイェーガーでサラマンダーを叩き落として 無茶言うなw -- 名無しさん (2014-11-02 04:15:56)
- 対戦でメガザウラー無双が楽しかった。何回もやる途中で友達もどんどん強くなって最後は負けたけど -- 名無しさん (2014-11-02 08:16:53)
- ストーリーモードの治安局三人と狭いところで戦うステージはリアルにコントローラー投げ捨てたぐらい負けてたなぁ。あのステージは本当に鬼畜だわ -- (2014-11-02 19:04:26)
- ストームソーダーですれ違いざまに格闘+爆撃するのがスリリングで楽しかった。Ⅲ追加機体の中でも最も手に馴染んでる -- 名無しさん (2016-01-22 22:06:38)
- 何でワイツタイガー出なかったんだろうね?ストーリーの展開上仕方ないと言えばそうなんだけど… -- 名無しさん (2016-01-22 22:16:21)
- レイズタイガー前提の難易度過ぎて他のゾイド使えないクソゲー -- 名無しさん (2022-07-26 10:24:39)
最終更新:2024年12月26日 17:04