バグズ手術/M.O.手術(テラフォーマーズ)

登録日:2014/11/22 (土) 23:11:28
更新日:2020/05/20 Wed 20:20:20
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普通の人間で駄目なら、スパイダーマンを連れて行くしかあるまい。


バグズ手術とは?

テラフォーマーの免疫寛容臓移植術」および「骨肉細胞における昆虫のDNA配列とのハイブリッド手術」の総称。

西暦2577年から西暦2599年にかけてU-NASAが火星での長期活動及びテラフォーマーとの戦闘用に開発した人間に昆虫の能力を移植する手術である。

この手術は人間の遺伝子に昆虫の遺伝子を組み込むもので、手術を受けた者は自身に専用の薬物を注射することで身体構造が変化(変態)する。
そして変態後は自身に組み込まれた昆虫(手術ベース)の能力を使うことが出来る様になる。

例えば、

バグズ手術を受けた者は共通の能力として、強化アミロースの甲皮の発現、開放血管系の併用が可能となる。
これらの能力によって人間離れした耐久力、低酸素環境下で楽々と活動できる身体能力を発揮できる。

大雀蜂を手術ベースにした者は触角と大雀蜂の腹部のような両腕を備え、大雀蜂の毒針を使えるようになる。

ネムリユスリカを手術ベースとした者は高熱、低温、放射線、毒物に対して強力な耐性を持ち、
乾眠(クリプトビオシス。ミイラ状になって眠りにつく習性。)すら可能になる。

更に変態用の薬物を過剰投与する事でより高度な変態を行い、能力を強化する事も出来る。

つまりバグズ手術とは、
平たく言えば昆虫限定で仮面ライダーやスパイダーマンのような超人を作り出す夢のような技術なのだ!

さあ君も今すぐ最寄のU-NASA支局でバグズ手術を受けよう!!











まあ手術後の生存率は平均たったの36%で、手術ベースによっては生存率は1%を切るんだけどね☆

元来、人間に昆虫のような全く異なる生物の遺伝子を組み込んだ場合、普通は免疫の拒絶反応でお陀仏である。

しかし西暦2577年にバグズ1号が壮絶な死闘の末に地球に送った進化したゴキブリ(テラフォーマー)の生首を元に作られたクローンから発見された免疫寛容臓/モザイクオーガンが全てを変えた。
免疫寛容臓には免疫の拒絶反応を抑える効果がある。
これを人間に移植することで初めてバグズ手術は可能となり、人間はテラフォーマーと生身で戦うことが可能となった。

しかしそれでもいくつかの欠点が存在する。

欠点①

昆虫しか手術ベースに出来ない。
しかしこれについては、バグズ手術の発展系「M.O.手術」で克服されている。
尚、冒頭の台詞を言ってる時点では、節足動物である蜘蛛はバグズのベースに出来ない。

欠点②

個人個人で手術ベースとの相性が存在し、誰もが強力な昆虫を手術ベースに出来るわけではない。

欠点③

昆虫の能力を発現するために薬物によって細胞のバランスを崩し、人間の細胞を壊して新たに昆虫の細胞を発現させるというプロセスを辿る。
つまり人間が一生に出来る細胞分裂の回数を消費する=寿命が縮んでしまう。
(体組織を作り直すという手順を踏むため、多少の怪我ならその場で治癒するというメリットもある。)

欠点④

バグズ手術を受けた人間が変態中に肝臓や腎臓を損傷すると変態を促す薬物を分解出来ず、免疫による拒絶反応でショック死してしまう。
しかも身体が昆虫に変わっていく。

欠点⑤

バグズ手術を受けた人間は、いわば「背中から人間の耳が生えたネズミ」のような状態で、
細胞レベルで昆虫と人間の遺伝子を共存している訳ではない。
(この問題は後に本多晃博士が解決している。)

欠点⑥

生まれながらに免疫寛容臓を持ち、 テラフォーマー体実験に躊躇のない テラフォーマーの技術発展は早く、
テラフォーマーにバグズ手術を受けた人間の身体の一部でも奪われた場合、テラフォーマーがバグズ手術の能力を得てしまう

欠点⑦

免疫寛容臓自体がめちゃくちゃ貴重な為に容易にバグズ手術を行うことが出来ない。
(恐らくは免疫寛容臓をテラフォーマーのクローンから生産している為と思われる。)

その後

バグズ手術は西暦2599年に火星に送られたバグズ2号の乗組員13名に施されたが、
生還したのはたったの2名だった。

バグズ2号の乗組員11名の手術に使われた手術ベースにはアレクサンドル・グスタフ・ニュートン博士自らが厳選した強力な身体を持つ昆虫が使われていた。
(残り2名には本多博士がニュートン博士に無断で予定とは違うベースを使用していた。)

それでもなおテラフォーマーに対しては有効な力とはなり得なかった。

そして時は流れて西暦2620年。

バグズ手術関連の分野では3つの革命が起きていた。




これらの技術革新は各国のM.O.手術研究を加速させ、国、民間企業、マフィアなどの影の勢力が将来的に発生するであろう利権や他分野へ対応するためになりふり構わぬ暗闘を繰り広げる結果を招いてしまった。
中でも中国は非常に強引な手段に出ており、戦争を起こしかねないような様々な裏工作を実行している。

そして更に時代は進み、アネックス1号乗組員帰還後にまたもや革命が起きた。


その他






関連項目


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