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椎拳崇

登録日:2015/02/16 Mon 20:19:47
更新日:2026/06/17 Wed 00:35:37
所要時間:約 7 分で読めます





「そう『永遠』なんてないんや、何事もあんまり過信せん方がええで」



(シイ) 拳崇(ケンスウ)とはSNKのゲーム、『サイコソルジャー』の主人公の一人。
後に『ゴッド・スレイヤー』と『THE KING OF FIGHTERS'94』からのKOFシリーズに登場している。
名前の読み方は「シイ・ケンスウ」、工学用語の「シークエンス」のもじりである。
本項目ではKOFでの拳崇について主に解説する。




【プロフィール(『KOF』シリーズ)】


  • 格闘スタイル:超能力+中国拳法(心意拳)
  • 出身地:日本
  • 誕生日:9月23日
    • 18歳(『'94』)
    • 19歳(『'95』以降、年齢表記が撤廃されるまで)
  • 身長:172cm
  • 体重:61kg
  • 血液型:B型
  • 趣味:漫画鑑賞(特に庄司陽子の『生徒諸君!』)
  • 好きな食べ物肉まん
  • 大切なもの
    • 早見優のデビューアルバム(『'94』〜『'97』)、
    • デルピエロのサインボール(『XI』)
    • ファンから貰ったぬいぐるみ(それ以外の作品)
  • 嫌いなもの:修行、ピザまん
  • 得意スポーツ:サッカー
  • 担当声優
    • や乃 えいじ(『XIII』までの各種ゲーム等)
    • 要 勇人(『XIV』以降の各種ゲーム等)


【概要】


◆『サイコソルジャー』

関西弁を喋る中国人拳法家の少年。
アテナ同様に太古の予言に記された光の戦士で、魔性の怪物・屍愚魔を滅ぼす使命の元に戦う。
緑色の袖なし拳法着に赤い鉢巻姿が特徴。

性能自体はアテナとまったく一緒なのだが、変身時にはフェニックスでなく龍になる。
設定も、アテナの超能力が先天的なのに対し、ケンスウのは後天的に修行で身に着けた点が異なる。
本作で使用するのは超能力のみで、拳法家という設定は特に活かされてはいない。
アテナとの恋仲も見られず、彼女を「アテナはん」と呼ぶ。


◆『ゴッド・スレイヤー』

四賢者の一人・ケンスウで、賢者アシーネの恋人。
陰のある若者と言う設定で、最初は主人公を信じていなかったが後に認め、術を授ける。
アシーネはアテナがモデルだが、彼女もアテナとはだいぶ設定が異なるため、名前だけ借りたと見るべきかもしれない。


◆『KOF』シリーズ

お調子者な超能力者の拳法家。
麻宮アテナと共に、山奥にある鎮元斎の庵「鎮元大仙」で、来たるべき悪に備えて修業をしている。
後輩である包の兄貴分で、桃子のからかいの対象。
ただし超能力の実力はサイコソルジャーの中でもかなり下の方だと思われる。
中国人同士の李香緋と関西弁同士のロバート・ガルシアとは掛け合いがあるが、基本的に他のキャラとの絡みは少ない。

Gジャンに半ズボンと言う原作とまるで異なる格好をしており、他の作品でも中々マイナーだったため、KOFからの新キャラと思う人が多かった。
肉まんが大好物で常に自家製の物を持ち歩いており、イントロでもよく食べている。
点心のメニューにないため、ピザまんやカレーまんは邪道。


◆「龍の気」について

オロチ八傑集らと戦う京、血に抗う庵にレオナ、任務を行っていく怒チーム、いつも通りのファイターである餓狼チームや龍虎チーム、お笑い担当の韓国チーム……
しかしレトロゲームから参戦し、悪と戦うと言う設定もあるのにサイコソルジャーチームはアテナばかり目立っていて全体では地味だった。
そんなためか、ネスツ編からテコ入れとして導入されたと思われる。
拳崇の潜在能力とは何なのか、包は一体どんな力を持つのか、そして「龍の気」とは――
と、本筋とは絡まないサブストーリーとして見応えがあるものになった。

……しかし、アッシュ編。
早速『2003』から拳崇・包・鎮元斎は未出場。
『XI』では拳崇が復活し、『XIII』ではチームごと復活するものの、龍の気に関してはXIのEDで軽く触れられた以外全く触れられていない。
実際問題、「龍の気」とはなんなのか、龍は何故それを狙っているのか、なぜ包は超能力を吸い取ったり、「龍の気」について知っているのかと謎が尽きない。
むしろ、『XIII』のEDで龍をネタにすることで「龍の気」自体をなかったことにしたがっているように見えなくもない。

その実、「龍の気」のストーリーを担当していた人がSNK倒産時のゴタゴタで引継ぎをせずにそのまま退社してしまった関係で、それ以上のストーリー展開ができなくなってしまったという事情があったらしい。



【作中での活躍】


  • オロチ編(『KOF'94』〜『KOF'97』)
どれもストーリーは存在するものの、居ても居なくても変わらないような気がする冬の時代が続く。
『'94』と『'96』では修行で得た力を試すため、『'95』では復活したルガールを倒す、『'97』ではアテナがファンの渡部薫を元気付けると言う名目でKOFに参戦している。
そして『'97』では、鎮元斎にすらファンレターが届いているのに、アテナファンから届いた苦情の手紙やカミソリレターに嘆いていた。

  • 『KOF'98』
ストーリーなしのお祭り。
インタビューでは熱心なファンが1人いることが判明し、バレンタインデーにチョコとぬいぐるみを貰った。
アテナにベタボレな事実も堂々と明かしており、
「Q.誰と組みたいか?」「A.そりゃもう、アテナとに決まっとるやろ。アテナがいれば残りは誰とでもええわ。」
「Q.あなたにとってKOFとは?」「A.年に一度、アテナと一緒に旅行ができる!!これや!!」とまで言っていた。
おそらくこの後拳崇に対するカミソリレターは爆増した事であろう、合掌
闘いたくない相手にはアテナ、闘いたい相手にはキャラかぶってるロバートと答えている。
特殊EDは真吾、クリスでティーンチーム。


  • 『KOF'99』
鎮元斎が引き取った、二百年に一度の凶日に生まれた子供、包がチームに参加。
しかし、「サイコボール」を使えるようになった包とは対称的に、拳崇は超能力が使えなくなってしまう。
アテナ共々気が滅入ってしまうが、超能力を取り戻すきっかけを得るために出場した。
そうした事情もあって、本作の拳崇は拳法オンリーキャラとなっているが、永久を持つ最強キャラの一角になってしまった。

エンディングでは何故かメイド服となった薫ちゃんに脱出を助けてもらったあと、アテナに抱きしめられて顔を真っ赤にするか、動けないアテナに瓦礫が崩落して来た所を超能力を発揮して助け、包共々倒れるものの二つが存在する。


  • 『KOF2000』
二つ目のEDが元となったストーリー。
包は倒れてしまい、以来原因不明で数か月間倒れたまま。拳崇もあれから三日間倒れてしまっていた。
鎮元斎は包が拳崇の超能力を吸い取ってしまったと考えた。
アテナを超能力で助けたのは拳崇の潜在能力と、包からフィードバックされた力によるもの。
その膨大なパワーが包に吸収され、まだまだ未熟なために倒れてしまっているらしい。

エンディングでは、発射されたゼロ・キャノンのビームからアテナたちを守るため、包が身を呈してそのパワーを吸収する。
しかし、ただでさえ強過ぎる超能力で飽和状態だった包の身体は、ゼロ・キャノンの力まで強引に吸収したことでパンク寸前に陥ってしまう。
苦しむ包を救う術が分からずアテナたちが狼狽える中、包を抱えた拳崇が何を思ったのかキスにしか見えない行為を行うと、龍のようなサイコパワーが天に昇っていくと同時に拳崇に超能力が戻った。

本作ではイントロでアテナに告白。しかし……
また、アナザーストライカーにはサイコソルジャー版のケンスウが登場。使用するとサイコスペースを放つ。


  • 『KOF2001』
拳崇は「超球弾」、包は「サイコボールアタック」を使えないままだった。
二人の超能力の関係について分からないことが続いていたある日、拳崇は巨大な「超球弾」を放ってしまい、鎮元斎はそれを聞いてKOF参戦を決める。

エンディングでは、相変わらず包と拳崇の超能力の強さがどのように関係しているのか分からずアテナたちが頭を悩ませる中、包自身は拳崇に秘められた「龍の気」が自分の力を吸収して目覚めようとしていることを悟っており、ネスツ最高幹部・ミスティを連れた飛族の長・龍はネスツを見限って「龍の気」を狙う。

拳崇は「超球弾」を使えるようになったが、包はほとんどの技の性能が変わってしまった。
しかし包も永久持ちに。もう二人とも超能力なんていらないんじゃないかな。


  • 『KOF2002』
ストーリーなしのお祭り。チームは拳崇、アテナ、鎮元斎。
本作で追加された「醒眼来龍」を見るに、「龍の気」を操れつつあるようだが……?
『2002UM』では拳崇、アテナ、包のチームで参戦し、包を鎮元斎にすると元祖サイコソルジャーチームのEDになる。


  • 『KOF2003』
未参戦。
更なる悪に対して鎮元斎はK'とマキシマに出場を打診し、拳崇と包は修行を重ねている。
一方アテナは雛子とまりんと共ににわか編成の女子高生チームで参戦していた。


  • 『KOF XI』
天才サイコソルジャーの椎拳崇がニュートラルポーズや服装を一新して復活。
久々にアテナに会いに行くが、新人の桃子にあることないことを吹き込み、薫の悪口も言ったためにアテナに怒られてしまった。
EDでは無茶苦茶な空想をして二人に呆れられているが、龍もまた登場。


  • 『KOF XII』
今作から衣装をサイコソルジャー時代に戻して参戦。
衣装変化に不評な物が多い中、レオナと共に好評な方。上の人の意向(笑)で原点回帰し過ぎて非難を浴びたアテナとはえらい違いである。
しかし、「超球弾」が超必殺技で再び拳法主体のキャラになるなど、性能はよく分からないことになっている。

アテナのストーリーではヘタレ3時間も彼女を見守っていたが、なんだかんだでいい雰囲気になりつつ励ましていた。
本人のストーリーではアテナをデートに誘ったが実家に顔を出すと言われ失敗。
そして一人でぶらぶらしていた所を、アテナと一緒にいるを見てデートしていると勘違いし、尾行した挙句に警察に捕まってしまった。
別にアテナは浮気した訳ではなく、拳崇の誕生日に肉まんを作ってあげようと思い立って買出しに出かけ、材料を買うのを手伝って貰っただけである。


  • 『KOF XIII』
正式に元祖サイコソルジャーチームが復活した今作のストーリーは今までのように重々しくはなく、拳崇が鎮元斎のが~るふれんどについて探るものとなっている。
エンディングでは記者会見の場で、「サイコソルジャーチームを元にした映画を撮るとか言う話もある」と記者は語る。
そのとき、屍愚魔が襲来。サイコレッド(拳崇)、サイコブルー(アテナ)、さいこぴ~んく(桃子)、サイコオレンジ(包)らサイコレンジャーが迎え撃つ。
改造飛賊・龍に対し、いつも通りにメイド服の薫ちゃんと鎮長官らも登場。
……と、拳崇が妄想するEDとなっている。



【ゲーム中の性能(『KOF』シリーズ)】


「超球弾」で飛ばし、「龍顎砕」で落とすオーソドックスな波動昇龍タイプ。
火力に欠けてアテナと違ってテレポートもないが、守りと崩しは強めで、基本的に安定した性能を持っている初心者向けキャラ。
コンボも大体がお手軽でヒット確認もしやすい部類。

超能力がまったく使えない純粋な拳法キャラは『'99』『2000』、『2002UM』の裏。
「超球弾」が使えず牽制が弱くなったが、その分攻めの手段は広がった。
しかし『'99』では性能が色々とぶっ壊れており、超能力がないのに最強という訳の分からない存在に。
そのため『2000』では弱体化され、見る影もなくなってしまった。
『2002UM』では近距離戦に加えて爆発力もあるキャラに仕上がっている。

◆技解説

■通常技


操作 立ち(近) 立ち(遠) 垂直J 前方J 後方J
弱P(A) 龍爪 下方龍爪 『'95』以前:龍跪膝
『'96』  :爪落撃
『'95』以前:龍跪膝
『'96』  :龍切撃
弱K(B) 蹋腿 前掃腿 龍尾脚 飛腿
強P(C) 後旋拳 『'95』以前:後旋拳
『'96』  :投石双腕
下方圏掌 龍撃襠
強K(D) 『'95』以前:前蹋
『'96』  :崩槍脚
『'94』  :後旋腿
『'95』以降:擺脚
下方後旋腿 『'95』以前:大龍尾脚
『'96』  :旋風飛腿
後旋飛腿
攻撃避け 龍旋避 -
『'94』:避け攻撃
『'95』:カウンター攻撃
掃踢
ふっ飛ばし攻撃 打開 - 『'94』  :後旋飛腿
『'95』以降:脚封翼蹴(キャプつばげり)
ダッシュ 前極走 -
バックステップ 後極走 -

通常技の技名が攻略本等に記載されていたのは『'96』まで。
特に『'96』についてはゲーメストムックなどの主要な攻略本には載っておらず、『ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 公式ガイドブック for SATURN』という家庭用移植版対応の攻略本にしか載っていない。


必殺技

  • 超球弾(ちょうきゅうだん)
「超球弾や!」
「速いで!」

普通の飛び道具。アテナのサイコボールアタックと大体同じだが、姿勢が低くなる点などは異なる。
発生は遅めなものの、ガードされた場合の隙は少ない。ギリギリまで引きつければ対空になるなど、クセの強めなKOFの飛び道具では頼れる性能。
通常必殺技として使えないのは『'99』『2000』『XII』。


  • 龍顎砕(りゅうがくさい)
「龍顎砕や!」
「どやっ!」

逆立ちしながら両脚を広げ、回転しながら上昇して蹴り上げる対空技。
攻撃判定も強く、出掛かりに無敵判定があるため基本的に頼れる。


  • 龍連牙(りゅうれんが)
「よっ! はっ! うりゃあっ!」
「こいつはどやっ!」

小さく跳ねながら肘、膝、後ろ回し蹴りの三段攻撃を放つ。
『'96』からは今までの龍連牙と同じ「龍連牙・地龍(ちりゅう)と、斜め上に上昇する「龍連牙・天龍(てんりゅう)に分かれた。


  • 龍爪撃(りゅうそうげき)
「よっ、うりゃあっ!」
「龍爪撃や!」

空中必殺技。斜め下に掌底を突き出し、そのまま急降下する。
通常は急降下の際に手先に青いサイコパワーを帯びており、爪痕のような軌跡が現れるが、超能力を使えない作品ではサイコパワーのエフェクトが削除されシンプルな掌底になっている。
アテナの「フェニックスアロー」に比べると微妙な面が多いが、軌道を変えられるのは地味に便利。


  • 龍連打(りゅうれんだ)
「ようないようないっ!」

前進しながら振り下ろしパンチを何発も放つ技。
『'97』では打撃投げで、ボタン連打で性能が変わる。
『'98』でも打撃投げのままだがボタン連打は強のみ。シメに腕を振り上げることで相手を撃ち上げることもできる。
『'99』では普通の打撃技になったが後隙がないため、「龍連打」→強パンチ→「龍連打」が凶悪な永久ガードさせるコンボになった。
その後も性能がコロコロ変わり、『XI』ではコマンド投げに戻っているが『XII』では消滅。


  • 穿弓腿(せんきゅうたい)
「穿弓腿や!」
「もろたっ!」

超能力が使えない作品などで使用。片手で身体を支えて真上を蹴り上げる。
対空技として使うことができたり、超必殺技にも繋げられるが『'99』だと空中ヒットから画面端限定で永久になる。
上記の「龍連打」からこの技での永久に繋げることも可能。


  • 箭疾歩(せんしっぽ)
「はっ!」

超能力を使えなかった『'99』と『2000』(及び『2002UM』の裏版)、『XI』で使用する技。
八極拳や形意拳で「震脚」と呼ばれる地面を強く踏み付ける動作から、前に跳ねつつ拳を突き出して突進する。

『XI』では「震脚」の動作を挟まず直接突進する技に変更された。


  • 龍鱗靠(りゅうりんこう)
「うりゃあっ!」

『2002UM』の裏拳崇のみ使用する技。
肩からぶつかるような姿勢で突進し、低い姿勢から勢いを加えて裏拳を放つ技。
強版は突進時の肩にも攻撃判定が発生し、ショルダータックルから裏拳を放つ二段攻撃となる。


  • 龍倒打(りゅうとうだ)
「よっ!」

『XII』と『XIII』で使用する技で、大きく踏み込みつつ拳を突き出す。


  • 鱗徹掌(りんてつしょう)
「はっ!」

『XII』と『XIII』で使用する技で、低い姿勢から「勾手*1」の形に構えた拳を斜め上に突き出す。

『XIII』では「龍倒打」からの派生専用技となっており、「龍倒打」を放ったあと身体を捻りながら逆の拳を突き出す流れになる。


  • 疾空斬龍脚(しっくうざんりゅうきゃく)
「どないやっ!」

短い距離を突進してから小さくジャンプし蹴りを放つ技。
ヒットすると相手の身体を蹴り飛ばし、反動で若干後ろに下がりつつ着地する。

EX版では、突進を省略して直接飛び掛かる。
「龍倒打」から「鱗徹掌」を経由した場合の派生技としても使用可能で、その場合はEX版に近い動作となる。


  • 龍撲鼓(りゅうぼくこ)
「おぉぉぉぉぉ……!」

『XII』と『XIII』で使用する技で、足を大きく開いた「腰割り」の構えでパンチを連打する技。
ボタン連打によってヒット数を増やすことができ、3段階目に到達すると拳を打ち下ろして相手を吹き飛ばすフィニッシュ技が追加される。
ただし、連打し過ぎて4段階目になると息切れして動けなくなるモーションが発生し隙だらけになるため、連打し過ぎないように注意が必要。


超必殺技

  • 神龍天舞脚(しんりゅうてんぶきゃく)神龍凄煌裂脚(しんりゅうせいおうれっきゃく)
「どないやっ! うりゃあっ!」
「ギッタンギッタンにしたるっ! うりゃ! トドメやぁっ!」

「龍連牙・天龍」と似た三段攻撃から「龍顎砕」を放つ。
『'96』から追加された「神龍凄煌裂脚」は「龍連牙・地龍」からの「龍顎砕」。
コマンド入力時に弱キックボタンを押すと「神龍天舞脚」で、強キックボタンなら「神龍凄煌裂脚」になる。


  • 仙気発剄(せんきはっけい)
「いただきやっ!」
「いただきやっ! ……もう、アカーン!」

中国拳法の「発勁」を打ち込む打撃投げ。
最後の文字が「勁」ではなく「剄」になっているが、これはよくある誤記というか表記揺れである。
『'98』までのMAX版では、威力を制御できずに衝撃波で自分も後ろに吹っ飛んでしまう。

名前の割にサイコパワーを使った技らしく、『99』『2000』では使えなかった。


  • 肉まん(肉まんを食う)
「肉まんやぁ!」

『'97』と『'98』で使える、肉まんを食べる超必殺技。……超必殺技?
体力が少々回復するが、硬直が長いため使い道がないネタ技で、しかも「超球弾」とコマンドが似ているので暴発する可能性もある。
しかし使用中は相手がガード不能になるため、超球弾をガード不能にすることができる。

「……ンガングッ! ピザまんやん……!」

MAX版だと、食べたのがピザまんだったこどに気付いて慌て、なんとか飲み込んだもののショックで回復した体力が再び減ってほとんど元に戻ってしまうという完全な魅せ技と化す。


  • 肉まん RESPECT
「ピザまんやん……」
「美味ぁ……!」
「はぁぁぁっ!」

『2002』などで使用可能。
巨大な肉まんを食べ、ピザまんだと落胆して微量しか回復しない、あんまんだと小躍りして少量回復、滅多に出ない肉まんを食べると気合いの声と共に全回復。
しかもガード不能にすることができないため、バクチ技とは言え打ち所がまるでない。
制作側も性能のあまりの悪さが分かっていたのか、『XI』と『XIII』では挑発に肉まんを使う。


  • 超龍連拳(ちょうりゅうれんけん)
「これで、決まりやっ!」

超能力を使えなかった『'99』と『2000』(及び『2002UM』の裏版)のみ使用する技。
ロックしないタイプの乱舞技で、「龍連打」に遠距離立ち強パンチ(C)のモーションを織り交ぜた連続攻撃を叩き込み、最後は「龍連打」のフィニッシュの動作で跳び上がる。
他の技の強さが異常だったり(『'99』)ストライカーを絡めた連続技の方が汎用性が高かったり(『2000』)で、いまいち影が薄め。


  • 神龍(しんりゅう)超球弾(ちょうきゅうだん)
「神龍・超球弾やっ!」
「ごぉっつい、超球弾やっ!」

特大の「超球弾」を放つ飛び道具。


  • 神龍凄煌掌(しんりゅうせいおうだ)
「もろたっ! おぉぉぉぉぉ……! どないやっ!」

「龍撲鼓」の強化版で、両手での掌底からヒット数を増加させた「龍撲鼓」を放つ。
当初は打撃判定の技だったが、家庭用以降は1フレーム発生のコマンド投げに変更された。


  • 醒眼来龍(せいがんらいりゅう)
「超球弾や! ……はぁぁぁっ!」
「今や! ……はぁぁぁっ!」

『2002』のMAX2、『2002UM』では表拳崇のMAX2で、『XI』でもリーダー超必殺技として使用する。
「龍の気」を解放し、自身を強化する技。

『2002』だと、高速の「超球弾」を飛ばし、画面外から帰って来る小さな弾に当たると体が光って攻撃力が大幅にアップ。ラウンド中効果は続く。
「超球弾」自体はガードや相殺によって消えるが、小さな弾は必ず帰って来る。
しかしその弾をガード、超球弾で相殺、弾が戻ってくるまでに攻撃を受けるなどで小さな弾は消えてしまう。

『XI』では地面を這う飛び道具を放ち、相手にヒットすると画面外から青白い龍の形をした気が現れて拳崇に吸収され、攻撃力が一定時間アップ。
性能自体は高いが、リーダーになってまで使うものでもない。


  • 絶招歩法(ぜっしょうほほう) 臥龍砕(がりゅうさい)
「いただきやっ! ……はっ!」

『2002UM』の裏拳崇のMAX2。
「箭疾歩」の動作で突進し、ヒットすると逆の手で掌底を打ち込み、「発勁」による衝撃波を発して吹き飛ばす。


  • 醒眼(せいがん)仙氣発勁(せんきはっけい)
「おぉぉぉっ……! 決まりやぁっ!」

『XIII』におけるNEO MAX超必殺技。
前述の「仙気発剄」とは最後の漢字が異なり、より正しい表記になっている。
目の前に巨大な気の弾を出し、何十回もヒットさせる。
性能が高く、対空や割り込み、ケズリKOなど使用できる場所は多い。


  • 絶招(ぜっしょう)千輪掌破(ちりんしょうは)
「ほな行くで! まだまだやるでぇ!? ……これで、仕舞いやっ!」

『XIV』におけるCLIMAX超必殺技。
真横へ突進するような跳び蹴りで始動し、ヒットすると相手の頭上から浴びせるような回転蹴りを連続で叩き込み、足払いで相手を浮かせたあとに両手の掌底で「発勁」を打ち込んで吹き飛ばす。



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最終更新:2026年06月17日 00:35

*1 中国武術で使われる手の形で、手首を軽く曲げて何かを摘まむように構えるもの。