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ルガール・バーンシュタイン

登録日:2009/06/29 Mon 02:18:14
更新日:2026/06/26 Fri 18:08:31
所要時間:約 10 分で読めます





「勝利など容易い!」


ルガール・バーンシュタインとは「THE KING OF FIGHTERS」シリーズの登場人物。
シリーズには初代『'94』から登場し、登場作品ではラスボスを務めることが多い。




プロフィール


  • 格闘スタイル:あらゆる格闘技をマスターした総合格闘術
  • 出身地:不明
  • 誕生日:2月10日
  • 年齢:不明*1
  • 身長:197cm
  • 体重
    • 95kg(『'94』)
    • 103kg(『'95』以降)
  • 血液型:不明
  • 趣味
    • 格闘家を銅像にしてコレクションすること(『'94』)
    • 世界征服(ただし、数ある趣味のひとつにすぎない。銅像コレクションは飽きたのでやめた)(『'95』)
    • 復活(『'98』)
    • 世界征服、銅像コレクション(最近またハマってきた)(『XV』)
  • 好きな食べ物:好き嫌いはない
  • 大切なもの:悪の心
  • 嫌いなもの
    • 正義(『'94』)
    • 正義、とりあえず自分の邪魔をする奴(『'95』以降)
  • 得意スポーツ:特にないが、何でもそつなくこなす
  • キャッチコピー
    • 「隻眼の復讐鬼」(『'98』)
    • 「虐殺の交響曲」(『CVS』)
    • 「終わりなき災厄」(『XV』)
  • 担当声優
    • 新居利光(下記を除く『2002UM』までの各種ゲーム等)
    • 銀河万丈(電撃CD文庫版『'94』ドラマCD)
    • 若本規夫(『2002』)
    • 最上嗣生(『KOF ALLSTAR』、『KOF XV』)
    • 手塚ヒロミチ(実写映画版日本語吹き替え)

【概要】


裏社会に生きる闇の武器商人。
戦争の裏側に暗躍する死の商人であると同時に格闘術の達人でもあり、その肉体は鍛え上げられている。
かつて、ハイデルンが率いていた傭兵部隊の精鋭50人を個人の力量のみで全滅させ、彼の右眼と妻子の命をも奪うなど、その実力は計り知れない。

ファンからの愛称は「ルガ様」「社長」など。

なお、苗字の「バーンシュタイン」は、一応実在する名前だが、実は英語ドイツ語が混じった読み方である。
英語に合わせるなら「バーンタイン」、ドイツ語に合わせるなら「ベルンシュタイン」になる。



【人物】


己の強さに絶対的な自信を持ち、悪の心に忠実に生きることを信条とした邪悪の風格を漂わせるイカした中年。
なお、公式設定によれば弟がいるのだが、志の相違により袂を分かっているとのこと。
だがこれまでに弟の存在が仄めかされた作品は存在しない。

「私、脱ぐとすごいんです」を地でいくお方で、『KOF』シリーズにおける上着を脱ぐと戦闘力が倍増するボスの先駆け。
たぶんあれはリミッターか何かだとの噂……だが、『KOF'94』の場合初戦は必殺技を一切放たないのと勝利デモから最初は小手調べや本気出さなくても余裕で勝てるとみているのかもしれない。

目の当たりにしたどんな技でもたちどころに我が物にする才能を持ち、常に新しい力を求めている。
SNKの得意技パク……リスペクト技術の具現化とも言うべき御仁。
相手によって使う必殺技が変わる」という没設定もあったらしく、餓狼二大ボスの代名詞である
「烈風拳」「カイザーウェイブ」を使い、「ダークバリヤー」がまんま麻宮アテナの「サイコリフレクター」なのもその名残。

自他共に認める自爆のプロフェッショナルで、ことあるごとに自爆してはしぶとく復活するどころか、登場する作品ではほとんど自爆している。
そんな彼のせいか、後の作品のラスボスたちもこぞって自爆しだした。



【デザイン】


金髪をサイドに分け、ペンシル型の口髭を蓄えた長身の紳士で、両耳にはリング状のピアスを着けている。
若かりし頃にオロチ四天王であるゲーニッツとの戦いで右目を失っており、時折真っ赤な光を放つ黒い義眼を嵌め込んでいる。

デモなどでは、白いワイシャツに燕尾服風の赤の上下、黒のカマーバンドやタイを身に着けたフォーマルな姿。
首からは司教が着用する「ストラ」のような黒い帯状の布を垂らしているが、黒いストラは葬儀用であるため、これがストラだとすると「死の商人」の装いとしてはかなり皮肉が効いている。
ワイングラス片手にペット(猫ではなく豹だが)を愛でるコテコテの悪役ムーブが良く似合う優雅な外見だが、その姿は彼の商人としての顔に過ぎない。

武闘家として本気を出す際には上着やシャツを脱ぎ捨て、暗緑色のノースリーブのインナーと赤いスラックス、肩から外したサスペンダーを腰の両脇に垂らした姿となる。


  • 『'94』
この作品のみ、タイがクロスタイではなくリボンタイだったりと微妙なデザインの違いがある。


  • 『'95』
オロチの力を手に入れた「オメガ・ルガール」としての登場*2
戦闘前のデモでオロチの力を解放した際に服が弾け飛んで上半身裸となっており、浅黒い肌に銀色の髪、背中に浮かび上がった黒いΩ(オメガ)の模様が特徴。
また、右腕は前腕の途中から先が義手となっている。


  • 『'98('98UM)』
通常の「ルガール・バーンシュタイン」と「オメガ・ルガール」を両方使用することができる珍しい仕様。
新規のドット絵が描き下ろされ、オメガ・ルガールも通常のルガールも『'94』の第二段階をベースとしたデザインで統一されているが、オメガ・ルガールはニュートラルモーションや配色が異なり、浅黒い肌に銀色の髪・紺色のインナー・ダークレッドのスラックスになっている。
復活の賜物なのか、『'95』で義手になっていた右腕は元に戻っており、以降の登場でも生身のまま。


  • 『2002(2002UM)』
名義は「オメガ・ルガール」だが、配色は通常のルガールに近く、金髪にくすんだ白い肌、黒のインナー、赤いスラックスとなっている。
また、キャラクターイラストやCPU戦での登場デモでは赤いコートのような上着を着用しており、登場デモでは上着の背中から天井や床に向けてチューブやコード類が伸びている。


  • 『XV』
「オメガ・ルガール」名義での登場で、配色は『'98('98UM)』のオメガ・ルガールに近いが、肌の色のみ通常のルガールに寄せられている。
また、ボスチャレンジモードでは『2002』の登場デモをベースにした赤いコートを着用した姿で登場する。


  • 『CVS』
『'94』の第一段階をベースとしており、上着を着たまま戦う。
ただし技のエフェクト類からはオロチの力を吸収済みであることが窺え、肌の色もオメガ・ルガールに近く浅黒い。

ボスとして登場する「ゴッド・ルガール」は、『CVS』版オメガ・ルガールとも言える存在。
デザイン的には通常のルガールからオメガ・ルガールへの変化を踏襲しており、オメガ・ルガールのように上半身裸にはなっていないものの、洋服はボロボロになってシャツの襟元が大きく開き、胸元に刻まれた傷はかなり粗い「天」の字にも見える。
肌はより浅黒く、髪は白髪に変化しており、ボイスもエコーが掛かった不気味なもの。そしてゲーニッツに潰された右目までなぜか復活している。
豪鬼を貫いた右手は血に濡れて真っ赤に染まり、ニュートラルポーズでは拳を握る度に血の雫が滴り落ちる。
森気楼版はやけにオレンジがかっており別のゴッドに見えなくもない。



【作中での活躍】


『KOF』シリーズ本編

  • 『'94』
“R”名義の招待状を格闘家たちに送り、「KOF」を開催。
秘書のマチュアに案内させ、大会優勝チームを原子力空母「ブラックノア」に招待する。
自分が今までに倒した格闘家の石像*3を披露したあと、「君たちには私のコレクションになってもらう」と、大会優勝チームの前に立ちふさがった。

第一段階は上着を着た状態で戦い、必殺技や投げなどは行わない。
また、気絶するとペットである黒豹のロデム*4が援護攻撃する。

そして無事に第一段階を倒すと「では私も本気で戦うとしよう!」と宣言して上着を脱ぐデモムービーが入り、第二段階の戦闘に突入。

第二段階との戦闘に勝利すると、プレイヤーに敗れたルガールは最後の悪足掻きとして自らの空母を爆破。
これが自爆伝説の始まりである……。

「海のもくずとなるがいい。さらばだ!!」


  • 『'95』
新たに得たオロチの力と機械化手術によって「オメガ・ルガール」として復活、再びラスボスに。
義手になった右手を常にニギニギしているニュートラルモーションが特徴的。
『'94』の大会で趣味を邪魔された復讐を果たすべく、自分に敗れた柴舟を回収した上で秘書のバイスに洗脳させ手駒としていた。

ラスボスとなるオメガ・ルガール戦は中ボスである柴舟戦から体力とゲージを引き継いだ完全な連戦となるため、柴舟戦で手こずったプレイヤーを更なる絶望へと陥れることに。
本作だと復讐のために非常に冷徹な性格をしており、他の作品と比較すると言動に狂気が強い。
勝利ポーズで自らの胸板を機械の手で引き裂き(自傷行為)、「グォォー!」と吠える様子はもはや尋常ではない。

最後はオロチの力に取り込まれ、自滅する形で死亡した。実は2作目にして早くも自爆はしていない。

「ば、ばかな……この私がこんな事で……」

「フフフフ……まあいい。この世界が必要とする限り、私は必ず蘇る……」
「……さらばだ……!」

正史ではここでルガールは死亡しており、以降登場するのはお祭り作品のみに。
「一族以外には扱えない」とか言ってたけど、まさしく「お前が言うな」である。


  • 『'98』
お祭りバトルとして、前述のように通常のルガールとボス仕様のオメガ・ルガールが両方使用可能。
オメガ・ルガールは海底のH・R・ギーガーチックな基地でプレイヤーを待ち構える。
ステージの左にはゲーニッツっぽい首なし死体がある。
また、マチュアとバイスが庵の元にいるため、新たにヒメーネとアヤと言う秘書が登場。
エンディングではやっぱり自爆した。
出場者インタビューでは純粋な悪役にしては珍しく真面目に且つ結構ノリノリで答えている。*5

因縁のハイデルンとは掛け合いがある。

「所詮貴様は流れ星……堕ちる運命にあったのだ!」
「フフフ……ほざくか!」



  • 『2000』
クーラのマニアックストライカーとして登場。「ジェノサイドカッター」を放つ。
正史では死んでいるオロチ八傑集が消滅して去る中、何故かルガールのみは笑いながら去っていくので「まだ生きてんじゃねえか、ルガールだし……」と言われたり言われなかったり。


  • 『2002』
「さあ見るがよい……我が力……!」

ネスツの科学力は世界一ィィィィッ!!と言わんばかりに、お祭り作品だからとしぶとく復活。
今作ではラスボスとしてオメガ・ルガールのみ参戦。声が若本規夫になっている。
対決前のデモでは自らの飛空艇を自爆させ、勝利するとオロチの力に飲み込まれて消滅する。
ちなみにアーケードでは飛空艇が落下した跡地のような場所で戦うが、家庭用では飛空艇内のステージが新たに用意された。


  • 『2003』
息子のアーデルハイドと娘のローズが登場。
アーデルハイドには天性の格闘センスが、ローズには傲慢な性格が色濃く受け継がれたようだ。
長男に女性名を付けた事については、「女の子が欲しかったので第一子にと用意していた名前を、生まれてきた彼にそのまま付けた」からと、意外な理由が明かされている。


  • 『NEO WAVE』
家庭用限定キャラとしてオメガ・ルガールが登場。
性能はプレイヤー版2002の使い回し。CVも若本規夫氏。
ラスボスの座も若ギースに奪われているのであまり目立たない。


  • 『'98UM』
無印版同様にオロチの力に飲み込まれなかった通常のルガールと、ラスボスのオメガ・ルガールが参戦。
通常、オメガ共々、クラウザーとカイザーウェイブを打ち合う特殊イントロが追加された。
ちなみに今作のオメガ・ルガールはカイザーウェイブは無いがクラウザーとの掛け合いではしっかりカイザーウェイブを打つ。
今作では因縁のゲーニッツも復活したが例の首無しゲーニッツはそのままである。ちなみにゲーニッツと遭遇すると義眼からエネルギーを放出させる特殊イントロがある。
通常ルガールはガーキャン攻撃がしゃがんだ相手にも当たるようになったり、デッドエンドスクリーマーの発生が速くなったりなどと強化された。
また今作では通常のルガールともCPU戦で戦えるようになり、3戦目終了までに超必殺技でのK.O.回数が6回以上かつ一人もK.O.されないという条件を満たすと4戦目で登場することがあるが、同条件で暴走庵と覚醒レオナも登場するので運頼み。
オメガ・ルガールはゲーニッツやオロチと並ぶラスボスの一人になった。5戦目終了までに超必殺技でのK.O.回数が2回以下だとオメガ・ルガールが最終ボスとなる。無印と比べて防御力が300%になり(つまりほとんどの攻撃が3分の1以下しか減らない)かなりタフになったので、撃破難易度は大幅に上がっている。どのラスボスを倒しても特にエンディングは変わらないため、クリアしたいだけなら彼を選ばない方が楽(3人の中ではゲーニッツが割合パターンにハメやすい)。
但しオメガの登場デモとエンディングデモは削除されてしまった。


  • 『2002UM』
「我が力……その目に焼き付けるがいい!」

新井さんがCVを新録。ノーコンティニューかつ取られたラウンドが3つ以下でラスボス*6を倒すと現れるスペシャルマッチのボスとして登場。今回は無印家庭用の飛空艇内ステージで戦うことに。
全体的に能力が調整されたが、特に防御力が超強化。ダメージ60%カットのため強パンチ当ててもまったく減らない。
超必殺技全てになんでも判定が付いたうえCPUが強化されたので、ジェノサイドカッターから運送されたり、空対空から運送されたり、隙を見せると生MAX発動からMAXディストラクション・オメガで9割くらったりする。

再びハイデルンと掛け合いあり。

「数えきれない命を奪った男だからこそ……命の尊さを教えてやろう!」
「貴様の命もその中に加えてやろう!」

またゲーニッツにも特殊台詞あり。

「さあ、神に祈りなさい!」(汎用台詞)
「く……言いたいことはそれだけかあ!」

勝つとやっぱり自爆するが、スペシャルマッチのオメガ・ルガールを倒さなければ自爆デモやチームの特典イラストが見られず、負けてしまうとコンテニュー不可でスタッフロールに突入してしまう。


  • 『XV』

「絶望を見せてやろう!」

2022年3月22日にオメガ・ルガールのDLC参戦が発表。彼もXIVからの声優大幅交代の波に呑まれ、KOF ALL STARと同様に最上嗣生氏が担当になった。そのため『XIV』から本作に引き続き登場する山崎竜二も最上氏が担当する。
バースに取り込まれていた魂の一つであったが、そのバースが倒されたことで再度復活したという。
今作では烈風拳にバニシングラッシュという珍しい組み合わせの他、お馴染みのギガンティック・プレッシャーに加え、まさかまさかの目からビームの超必殺技を披露。
更にボス仕様・専用超必殺技持ちのオメガ・ルガールと戦う『BOSS CHALLENGE』という新モードに2002の拘束具のようなオメガアーマーを装着してプレイヤーに立ち塞がる。
因みにPVでは襲いかかってくるキャラクター達をジェノサイドカッターでテンポよく屠るシーンが配信され、そのインパクトからか『ジェノサイドカッター』がトレンド入りした
なお後から参戦した仇敵であるゲーニッツ共々特殊チームEDは一切ない。公式HPにある特別インタビューも無い所も一緒


◆外部作品、クロスオーバー作品など

  • 『CAPCOM vs. SNK MILLIONAIRE FIGHTING 2000』
SNK枠のキャラとして参戦。設定レシオは3。
ボイスも新録、立ち絵も堂々とした姿となっている。
ガイルと対戦すると例の銅像を出してくるがソニックブームで破壊される。
ボス枠は通常でバイソンベガかギース2連戦、隠しボスは豪鬼のみ。
そのため恐らく唯一最後までボスではなく通常キャラとして参戦した作品。


SNK側の隠しボスの一人として参戦。
ボイスは『CVS』の時と同じ。前作は通常キャラだったが今作でようやくボスキャラ枠になった。
ルガールとは決勝戦終了後にいくつかの条件を満たすと隠しボスとして登場する。
倒しても豪鬼との死合いまでの余興にすぎず、豪鬼がやってきて死合いが始まりバッドエンド。豪鬼ルートでも待ってる側と待たせている側が入れ替わるだけなので結末は同じ。

更にいくつかの厳しい条件を満たしていると豪鬼と一騎打ちをするイベントが発生。
ルガールが勝利すると豪鬼の体を手刀で刺し貫いて「殺意の波動」を吸収、体内の暗黒パワーと無理矢理融合させて真・隠しボスの「ゴッド・ルガール」へと変貌する。

「さあ、かかってきたまえ!!」

登場シーンで豪鬼を放り投げたり、「阿修羅閃空」とか「瞬獄殺」も習得する始末。
自身は神の力を手に入れたと上機嫌のようだが、元々「暗黒パワー」と「殺意の波動」は水と油の関係レベルで相性最悪なため、極めて不安定な状態でいつ人格崩壊してもおかしくない。
プレイヤーに倒されたエンディングでは足掻くものの「殺意の波動」を制御出来ずに飲み込まれ、顔が豪鬼の形相になりどこかへと立ち去って行った。
その後プレイヤー使用時のエンディングではルガール本人が「殺意の波動」から魂を乗っ取り返すという更なるオチを迎えることに。
ちなみに豪鬼がルガールを倒すとルガールから無理矢理暗黒パワーを注がれ、「神人豪鬼*7」が生まれる。
真のエンディングを見るには神人豪鬼かゴッド・ルガールを倒す必要があるのだが、ボス補正による火力も防御も超反応も凄まじいので簡単に見れるものではない。


  • 『KOF SKY STAGE』
中ボスおよび隠しボスとして登場。
マガキさんもびっくりな無理ゲー弾幕を放ち、いきなり近づいてきてジェノサイドカッターを放ってくる事も。



【ゲーム上の性能


CPUとしての登場は大概ラスボス
基礎性能からSNK特有の鬼AIを所持しているためとにかく恐ろしい相手。

プレイヤー操作だと、作品によって「どのルガールが使用可能かどうか・必殺技はどれが使えるのか・超必殺技はどれが使えるのか」がそれぞれ異なるため一概には書きにくい。


◆各作品での扱い(一部抜粋)

  • 『'94』
第二段階(脱いだあと)のインパクトに埋もれがちだが、第一段階の時点で既にラスボス補正が入っており、生半可な覚悟で挑むと痛い目を見る。
「ジェノサイドカッター」がシリーズ最凶の猛威を振るった年であり、軽々と即死級のダメージを叩き出す。
おまけに第二段階のルガールは気絶しない。

  • 『'95』
隠しキャラとして使用可能だが、流石に『'94』の第二段階ほどではないもののボス版の性能のまま使えるため、対戦バランスを崩壊させていた。
特に「ダークバリヤー」がヤバく、対策ができていない相手はキャンセルから出されたり、近距離でおもむろに連打するだけで苦しめられる。
明確な弱点は誰も援護をしてくれないことくらい。
まぁ、この頃は主人公も大概だったというか、『'95』を知るプレイヤーなら満場一致で京が最強と答えるレベルによりぶっちぎっていったけど……。
このせいで結論メンバーが京、オメガ・ルガール、庵となり、『'95』の対戦会ではこの3人を嫌になるほど見ることになったとか。
もし気絶しても誰も援護攻撃しないで見殺しにするチームとしても有名である。もっとも彼らのキャラパワーからしたら大した影響はないのだが*8

  • 『'98』
全体的に性能が丸く、下から数えた方が早い強さ。
しかし、国内最大規模の全国大会「Duel」にて、いちく氏がルガールを使用。
地区予選から本戦決勝まで無敗のまま優勝するという快挙を成し遂げた。
トーナメントの組み合わせに助けられた訳ではなく、むしろほぼ全ての優勝候補と当たり、それを全てねじ伏せている。
優勝から翌年には強豪・韓国との国際戦でも勝ち星を上げる、ルガールのイメージ通りの強さを見せた。
『'98UM』ではデッドエンドスクリーマーの大幅強化でキャラランクがアップしている。

  • 『2002』
全体的に火力が底上げされており、「ジェノサイドカッター」一発で4割、「ディストラクション・オメガ」で7割程消し飛ぶ。

  • 『CVS2』
全体的に対空に優れるが、地上戦は通常技が物足りない。
烈風拳をや牽制に使いつつ飛び込み、ダークバリヤーでの起き攻め。更にギガンテックプレッシャーを絡めた破壊力抜群のコンボを持つ。
全体的にロマン寄りな性能だがテクニカルで破壊力抜群な独特の性能を持つ。

ボス仕様のゴッド・ルガールは、ガードが緩めで「豪波動拳」を釣りやすい神人豪鬼に比べてガードが固く、「ジェノサイドカッター」の対空や「ゴッドレーン」での逃げが厄介で、神人豪鬼より苦戦するのは間違いない。



【技解説】



◆通常技


操作 立ち(近) 立ち(遠) 垂直J 前方J 後方J
弱P(A) 『'94』:ルガールチョップ
『'95』:ルガールフック
ルガールチョップ 『'94』:ピースキック
『'95』:ビースパンチ
イーグルクロー
弱K(B) 『'94』:ルガールソバット
『'95』:ローニードル
ルガールソバット 『'94』:ピースキック
『'95』:ビースキック
イーグルビーク
強P(C) 『'94』:ゲルクラッシャー
『'95』:リボルバークラッシュ
ゲルクラッシャー 『'94』:ガトリングキック
『'95』:メタルクラッシュ
『'94』:イーグルクロー
『'95』:ジャガークロー
強K(D) スピニオンキック 『'94』:スピニオンキック
『'95』:オメガクラッシュ
ガトリングキック ローリングクラッシュ
攻撃避け 『'94』:イーグルスルー
『'95』:イーグルスロー
-
『'94』:避け攻撃
『'95』:カウンター攻撃
ブラッシュ・アタック
ふっ飛ばし攻撃 ディストラクション・ヒット - デッドリーフォール
ダッシュ 前ダッシュ -
バックステップ バックステップ -

通常技の技名が攻略本等に記載されていたのは『'96』まで。


必殺技

■ルガールの必殺技

  • 烈風拳
ギースからコピーした技。片手を振り地を這う衝撃波を出す。
隙が少なく牽制、起き攻めも可能。ただし、年々隙が大きくなってきている。
『2002』では発生早くて隙が少ないかなりの高性能だが、カイザーウェイブがヤバすぎるので空気。


  • カイザーウェイブ
クラウザーからコピーした技。
腕を大きく広げ、大きな衝撃波を撃ち出す。作品によってはタメも可能。
本家は超必殺技だが、こちらは通常の必殺技としてバンバン使ってくる。初期の作品では烈風拳と共に連射する戦法が猛威を振るった。
『2002(2002UM)』の本技は歴代最強の狂った性能を持ち、

〇1段階 発生が早い上に超弾速。「カイザーウェイブ!」の「カ」の時点で画面端の相手にヒットする。
〇2段階 少し溜めると白い球体になる。弾速はやや遅いが追撃可能で反射不可。
〇3段階 更に溜めると後述のグラヴィティスマッシュの弾になる。超弾速でガード不可で追撃可能。

おまけに溜めている最中はルガールの背中から変な機械がせり出すのだが、実はこの部分に凄まじい攻撃判定が発生しているので、ジャンプや緊急回避で後ろに回り込んだら即死級のダメージを食らったりする。


  • ジェノサイドカッター
「ジェノサイッ……カッタ!」

垂直に飛び上がりながら片足を下から上方向へと大きく弧を描く変形気味の飛び回し蹴りを放ち、蹴りの軌道に合わせて発生する真空の刃で切り裂くルガールの代名詞的な技。
サマーソルトキックとは異なり、蹴り足以外は不動なのがポイント。
『'94』では無敵時間がメチャ長く、ゲージMAX状態で食らうと、体力の7~9割をごっそり持っていかれる恐怖のトラウマ量産機。
『'95』では無敵時間が短くなり、流石に前作より威力も落ちたものの、それでもゲージMAXでフルヒットすれば4割~6割程度は行くのでやっぱり怖い。パワーMAXのルガールの飛び込みをくらったら地上強攻撃キャンセルからのこれでお手軽即死コンボになる。
『'98』では攻撃判定が弱く無敵時間が殆どなくなったため対空に使えなかったが、『'98UM』では相応に強化された。


  • ダークバリヤー
飛び道具を反射するバリアを張る。麻宮アテナのサイコリフレクターに酷似。
『'95』は攻撃判定が追加されたのだが、これがとにかく高性能。
出がやたら早く、ガードされても隙が全く無い。その上持続がクッソ長く、終わり際に反撃することすら難しい有様。判定も強く、ほとんどの技とかち合ってもまず勝てる。
上空から爆撃されると弱いのが唯一の弱点。
『'98』では大幅に弱体化し、普通の跳ね返し技として使うのが無難。
『2002(UM)』ではガードさせると自分ノックバックなし+こちらが有利なため、相手画面端でガーキャンされるまで無限ループが可能。
『XV』のEX版は膝崩れダウンを奪えるのでコンボパーツとして優秀。


  • ゴッドプレス
前方に滑る様に突進し、相手の首を掴みながら画面端に叩きつける技。ガード可能。
『'94 RE-BOUT』では超必殺技扱い、『'95』でも柴舟をこの技で倒したとみられる。
ヒットさせると大幅有利だがガードされると反確なので相手の隙や連続技に使いたい。
『CVS2』では何度も叩きつけるオリコンで重宝する。


  • ダークスマッシュ
『CVS』シリーズのルガールが使用。
エネルギーを纏って突進する技。空中可。


■オメガ・ルガールの必殺技

  • グラビティスマッシュ
烈風拳とカイザーウェイブの代わりに『'98』オメガ・ルガールが使用。
全身にほとんどの飛び道具を防ぐバリアを張り、その後球体に圧縮して放つ。空中でも使用可能。
バリアを張っている間はほぼ無敵だが、足元がお留守なのでスライディング技などには無防備。
『CVS』シリーズでは突進技となり、空中でも使用可能。

  • バニシングラッシュ
『'98』『XV』のオメガ・ルガールが使用。
超高速で突進し、すれ違いざまに連打を放つ。
見えない速度で高威力、ゲージも溜まりまくるというチート技。
嬉野秋彦氏のKOF'98小説版パロディ編ではどこぞの病人の武器飛ばし技に例えられた。
UMでは強版が追撃可能になったので即死コンボも可能に。
『XV』の通常版は単発の突進技に変更されているが、EX版は'98UMに似た性能となっている。

  • ダークジェノサイド*9
オメガ・ルガールやゴッドルガールが使用するジェノサイドカッター。弧を描いた脚とは逆の脚で更に蹴り上げる。
『2002(UM)』の強版は更に上昇して両足で追撃を喰らわす。『XV』は弱でジェノサイドカッター、強でダークジェノサイド、EX版で『2002(UM)』の強仕様になった。
ボス版なので超高性能だが、3段目が座高の低いキャラには空振ってしまうので注意。

  • ビース・デストラクション/ビース・ディストラクション
『2002』のオメガ・ルガールが使用。
技名は後者の表記が『2002』でのもの、前者は『2002UM』で「デストラクション・オメガ」の表記が元に戻ると同時に変更されたものである。
高速で接近して隙の少ない連続蹴りを浴びせる。弱は追撃可、UMだと強はワイヤーダメージ技。

  • バイオレントレイ
『XV』で実装。
目から光弾を放つ。軌道は高めだが隙は小さいので牽制や壁際のコンボに。


■ゴッドルガールの必殺技

  • ゴッドレーン
殺意の波動により習得したゴッドルガール版阿修羅閃空。
ボス仕様なので通常版阿修羅閃空より断然高速で移動距離も長く、そして隙は驚異の1フレーム。
特にCPUゴッドルガールはこれでおもむろに背後に回り込んで裏から超必をぶっ放してくるので要警戒。


◆超必殺技

■ルガールの超必殺技

  • ギガンティックプレッシャー/ギガンテックプレッシャー
『'95』から登場した、ルガールの代表的な超必殺技。
前者の技名は『2002』でのみ使用された表記である。

「ゴッドプレス」と同じように敵を掴み、壁に叩きつけてドクロ型の気柱を立ち登らせる。MAX版がある作品では画面を往復する。
一部ではマチュアの「ヘブンズゲイト」をコピーしたとも言われている。

通称「運送」で、他作品でも同様の性能の移動打撃投げ技をこう呼ぶとか呼ばないとか。
初出の『'95』では出が遅いのとそもそもこの技に頼らなくともベースの火力が半端なかったので死に技だったが、作が進むと出の遅さが改善されるなど使い所が生まれてきている。

  • デッドエンドスクリーマー
『'98』『'98UM』の通常ルガールのみが使用するレア技。
高く飛び上がって相手の肩に乗り、重さに耐え切れず崩れ落ちた相手を踏み潰し、相手の上で高笑いしながら高速回転した後マッスルポーズをキメる、という素敵な技。
当初は地味な演出だったためこうなってしまったらしい。
MAX版では、相手の肩に飛び乗った直後に足で相手の首を挟んで捻り折るような動作が加わる。
移動投げなのでジャンプ・しゃがみ中の相手にはヒットしないうえ、発生が遅いため飛び道具を超先読みしなければ当たらなかった。
『'98UM』では発生・ジャンプ速度がめちゃくちゃ早くなったので実用性が向上した。

  • ジェノサイドヘブン
「これで……トドメだ!」

『CVS』シリーズのみで使用。
鋭い連蹴りからジェノサイドカッターを放つ技。
リーチは短いが、発生が極めて早くなんでも判定がついている。


■オメガ・ルガールの超必殺技

  • ルガールエクスキュージョン
相手を手刀で突き刺し、暗黒パワーを注ぎこんでダメージを与える。
無印では使い所がなかったが、UMでは突進中完全無敵になったので飛び道具を見てからブッ刺すことも可能に。
『CVS』のEXルガールとゴッドルガールは通常必殺技として使用し、掴んだ相手を爆発させる。追撃可。
なお、ゴッドルガール版は移動投げ。ボス使用なだけに突進速度がクソ速く、近距離立ち中キック→キャンセル弱ルガールエクスキュージョンの連係が無敵技以外では潰されないという素敵仕様。

  • ディストラクション・オメガ/デストラクション・オメガ
「逃がさん!」
「下らん…!」

相手を掴んだ後、高笑いしながら乱舞をお見舞いする。
前者の技名は『2002』でのみ使用された表記である。
通常版はパンチ技からジェノサイドカッター、MAX版は脚技からダークジェノサイドでフィニッシュ。

  • デスペレイトレイ
『XV』で実装。
目からビームを放って下から薙ぎ払う。
EX版は2連射する。

  • カイザーフェニックス
「塵に還るがいい!」
「カイザー……フェニックス!」
「跡形もなく散れい!」

MAX2超必殺技。
ランダムな数・ランダムなタメのカイザーウェイブを連発すると言うクラウザーさん涙目の技。
性質の異なる弾が飛んでくるため、遠距離ではほぼ確実に食らってしまう。
ただし、やられ判定の都合で連続して命中したりはしない。
しかしUMではなんでも判定が付いてしまったので全弾直撃する事態に。
名前の元ネタは大魔王バーンの同名の必殺技からだろう。

  • ドレッドフェイタルウェーブ
「塵に還るがいい!」

CLIMAX超必殺技。
目の前に重力球を放ち、ヒットした相手にジェノサイドカッターを決めたあとに地面に殴りつけ、凄まじいエネルギーを放って焼き尽くす。

「味わえ、我が力を!!」

  • デッドマウントプレス
「殺してやろう…!」

ボスチャレンジ仕様の専用MAX超必殺技。
ゆっくり歩く移動投げだが、ゼロ距離は回避不能、移動中は常時ガードポイントと飛び道具跳ね返し判定なので、普通のやり方では潰せない(ドレッドフェイタルウェーブ含めた一部の超必殺技を除く)。が、ルガールの背後に大ジャンプ出来ればすぐに中断される。


■ゴッドルガールの超必殺技

  • ラストジャッジメント
「面白い……死ねい!」}

ゴッドルガール版瞬獄殺。KOしたときの背景文字は「天」だが、色は赤。
神人豪鬼と違って性能面での強化は無い。
決めポーズはデッドエンドスクリーマーのマッスルポーズになっている。

  • G・エンド
「君の死に場所はここだ!」

Lv3専用。
手刀で突き刺した相手を掲げ、高笑いながら暗黒パワーを放出する。
強烈な威力とブロッキング不可という性質を持ち、大きく踏み込むので見た目よりリーチも長い。
が、攻撃判定が小さくてコマンドが長いので扱い辛い。



【本編以外での活躍】


◆ドラマCD
出番があるのは電撃CD文庫版のみだが、床に落ちていた髪の毛が気に入らないので使用人に烈風拳を食らわせたり自分で言ったオヤジギャグに一人で大受けしたりと、なぜか時折トンチキな行動を取るギャグキャラクター的扱いになっていた。


◆小説版
嬉野秋彦氏の小説版ではコメディ編のみの出番で、概ねオチ担当。
『2000』のコメディ編では物語の最後に京たちが乱闘していたファミレスに窓を割って突如出現し、当然のように爆破スイッチを取り出してファミレスごと自爆するという暴挙に出た。
なんでファミレスに自爆装置があるんだってツッコミは当然受けている。



【余談】


オロチの力を得ているため、「血に洗われて眠る星」という二つ名も持っているとよく勘違いされている。
実際にこの二つ名は二次創作であり、公式には存在しない。
更に言うとオロチ八傑衆の中でも二つ名を持つのはゲーニッツ、クリスシェルミーのオロチ四天王のみであり、他の4人(マチュア、バイス、山崎、ガイデル)は二つ名を持たない。
時折、彼らの二つ名を見かける事もあるが、それらもルガールと同じように二次創作である。

ただしSNK公式ギャルゲーである『Days of Memories』ではマチュアはこの二つ名を使用されており公式に逆輸入されている。



追記は悲鳴に変わり、修正は恐怖へと変わる。
貴様らの絶望に満ちた編集が、今から楽しみで仕方がないわ!!

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最終更新:2026年06月26日 18:08

*1 ただし「ゲーニッツが18歳の頃、当時25歳のルガールの右目を奪った」という設定が存在するため、逆算すると47歳から48歳と思われる。

*2 正確にはこの作品のみ中点なしの「オメガルガール」という表記になっている。

*3 この中にどう見てもガイルやザンギエフが混じっている

*4 元ネタはバビル二世。

*5 他の出場者の場合、レオナとビリーはほとんどインタビューになっていないし、山崎に至ってはインタビュアーを半殺しにしている。

*6 クリザリッド、クローンゼロ、オリジナルゼロ、イグニスのいずれか一人、ダメージ30%カット持ち

*7 神の下に人が来て一文字になる表記

*8 京、庵は互いを援護攻撃しない、ルガールは誰も助けないし、誰からも助けられないためこのようなことになる。

*9 『98(UM)』のみ。以降の作品では「ジェノサイドカッター」名義