スノーフェアリー風(デュエル・マスターズ)

登録日:2015/02/20 Fri 23:51:35
更新日:2024/11/20 Wed 00:34:13
所要時間:約 3 分で読めます







わたしたちスノーフェアリー風は、

雲とともに、風のようにきままに暮らせればそれでいいの。


---雪精 ベルベールㅤㅤㅤ



スノーフェアリー風は、デュエル・マスターズの種族のひとつである。

概要

DMR-16極「超戦ガイネクスト×極」初出の種族(いわゆる先行登場枠)。

スノーフェアリー」の種族カテゴリに属しているマイナーチェンジ種族である。

通常のスノーフェアリーに対して、以下のような違いがある。

まず、普通のスノーフェアリーは、《春風妖精ポップル》《薫風妖精コートニー》《雪渓妖精マルル
霞み妖精ジャスミン》《きぐるみ妖精ユッキー》などを見る限りで判る通り、頭身の低い子が多い。
(《魅了妖精チャミリア》《天真妖精オチャッピィ》のような若干高いクリーチャーもいるが)
それに対して《雪精 ベルベール》は頭身がかなり高い。これがベルベールの特色でありスノーフェアリー風全体の特色でないとしても、
前述のチャミリアやオチャッピィよりも更に高めの頭身であり、スノーフェアリーとしては異色になる。

服装も一般に西洋のフェアリーやニュムペーを思い浮かべるとおり、
今までのアイヌの「コロボックル」をモチーフとした旧来のスノーフェアリーからは外れたデザインルールになっている。
(もっとも「フェアリー」を名乗っていた以上、これまでのデュエマのコロボックルをイメージするスノーフェアリーのほうが異端なのだが)
フェアリーらしく、羽も生えている。

また、進化クリーチャーも一般スノーフェアリーが「怪物に女性の体が生えている」というややショッキングな見た目であったのにたいして、
スノーフェアリー風は普通の女性型である。

既存のマイナーチェンジ種族であるリキッド・ピープル閃ヒューマノイド爆
デザインルールも以前の元種族と異なるとはいえ、それでも発展種族としてイメージしやすかったが、
スノーフェアリー風はもはや別種族と言っていい違いが見られるのである。むしろアウトレイジの元スノーフェアリーたちのほうが既存に近い。

そして、なによりの差異は「普通のスノーフェアリーがドラゴン・サーガにおいてデュエル・マスターズレースに協力的であった」のに対して、
スノーフェアリー風は「デュエル・マスターズレースに興味がない」ということである。
そのため、どうやってドラゴンとドラゴンに関わる種族以外、苦しい生活を強いられるDS世界で生き抜いてきたのかも謎である。

なお設定上男性のスノーフェアリー風もいるが、《雪精 ジャーベル》を見る限りかなりビーストフォークに近い見た目をしている。エリカッチュと種族交換したほうがいいんじゃないかな。

革命期においては、革命軍の主要種族として登場することが判明している。
なおハラグロXの3人はスノーフェアリー風にジョブチェンジしたようだ。

クリーチャー紹介

雪精 ベルベール 自然文明 (8)
クリーチャー:スノーフェアリー風 5000
マナ武装3:自分のマナゾーンに自然のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーを召喚するコストは5少なくなる。
8マナのくせにP5000かと思ってしまうが、実際にはその能力から3コストで5000というサイズ。
そのため真木老師からは「見た目ちっちゃいのに、ふとっ」と言われてしまった。女の子なのに…

真木老師も変な電波を受信しているとおり、どう見ても《ヒラメキ・プログラム》のコンボにお使いくださいというスペック。
ベルベール自身が8マナなので《偽りの名 スネーク》などにはつながらない。よかった…と思うじゃろ?
9マナといえば《ボルシャック・クロス・NEX》や《偽りの王 ヴィルヘルム》というクリーチャーが存在する。
つまり3tベルベール→4tヒラメキでヴィルヘルムを呼び出せてしまうのである。
なんのために《ミステリー・キューブ》を規制したと思って…

なお見た目と名前からして《ベル・ザ・エレメンタル》と同一人物だろうが、実際のゲームでは共演することはないと思われる。
一応相性はいいっちゃいいのだが、よりよい選択肢がたくさんある。

ベル・ザ・エレメンタル 自然文明 (4)
進化クリーチャー:スノーフェアリー風 6000
進化-自分の自然のクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を自分のマナゾーンに置いてもよい。
W・ブレイカー
小型の《スーパー大番長「四つ牙」》といえるスペック。
《一撃奪取 ケラサス》や《シビレアシダケ》からつながり、そのまま5コストに持ち込めるため、
1t目に《スナイプ・モスキート》や《冒険妖精ポレゴン》を出せばそいつらを種にして、
4t目でケラサスと合わせて《龍覇 サソリス》を投げたりできたり。
特にサソリスは、マナゾーンにコイツが居る状態でサソリスを召喚し、《邪帝斧 ボアロアックス》を投げることでマナゾーンからサソリスの上に飛び出せる。
そのまま殴ることにより、更にマナゾーンのコスト5以下のクリーチャーを出しつつ、減るマナを自身の能力で賄えるので非常に強力。
無論、そこまでうまくいかなくてもなかなか順当な強さは持ち合わせている。

なにより、種族指定ではない進化クリーチャーであるため、既存の自然文明デッキにすんなり入ってしまう。
すごく高貴で美しいクリーチャーなのだが、なにからでも進化してなんでも受け入れるとか…いけないいけない、これ子供向けTCGでした。
既存のスノーフェアリー進化に比べて落ち着いた能力であり、今までの豪快かつテクニカルなクリーチャーと比べるとやはり異色。

雪精 ホルデガンス 自然文明 (3)
クリーチャー:スノーフェアリー風/革命軍 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
青銅互換の一体。とうとう青銅の役目であった多色まで潰されてしまっており、多色でビーストフォークを活かせることが少ないため、
だいぶ青銅にとっては苦しいカードである。
ラララ・ライフに対応し、余計な手間がなくてもマナチャージできるスノーフェアリーは強いと言わざるを得ない。

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最終更新:2024年11月20日 00:34